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機能的クラス分け制度の理論

車椅子バスケットボールの試合中における基本的な動き、すなわち車椅子駆動・ドリブル・パス・ボールコントロール・シュート・リバウンドなどの際に観察されるプレーヤーの身体反応の評価に基づいており、車椅子座位における体幹のバランス能力と両手でボールを扱うことができる空間の広さに応じて、4つのクラスにプレーヤーを分類する。
この評価法は、脊髄損傷による対麻痺のみならず、切断・脳性麻痺・ポリオ・四肢麻痺・頭部外傷などを持つプレーヤーのクラス分けにおいても適用できる。
多様な障害を示すプレーヤーの増加に伴い、該当するクラスの中で、より上位のクラスの要素を持つであろうクラスの選手には、ハーフポイント(0.5)を加えることとなった。

観察と理論

座位姿勢とバスケットボールを行なうときの動きによって、プレーヤーを大きな二つのカテゴリー(AとB)に分け、それぞれを更に2つのグループに分ける。
A:クラス1・クラス2
B:クラス3・クラス4

カテゴリー 骨盤固定 グループ
できない クラス1.0
体幹の回旋ができず、腹筋・背筋が働かない
クラス2.0
体幹の回旋ができ、上部体幹は安定している。
できる クラス3.0
体幹を前屈し、随意的に直立位に戻すことができる
クラス4.0
クラス3.0の動きに加え、時には股関節の外転を伴って、少なくとも一方へ体幹を側屈できる。
クラス4.5
どんな状況であっても両側への体幹の側屈運動が可能