KOMACHIねーさんの


香港に住んで早十ン年、広東語を使った生活が普通になりました。そのノウハウをここで一挙公開したいと思います。ただし、私は自己流で言葉を覚えたので、広東語学校できちんと勉強した方からみたら、間違いだらけかもしれません。でも、一応通じてるみたいです。

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2005年6月11日        サバイバルその2 数の数え方

外国人向けの広東語講座ではまず数の数え方を教わります。香港で生活するのにやはり数は不可欠。で、今回は「らしく聞こえる」数の数え方です。

まずは前回の発音の仕方で数を発音するとどうなるか。

0「レn」 1「ヤt」 2「イー」 3「サm」 4「セイ」 5「m」
  A     @     A     @     A     D

6「ロk」 7「チャt」 8「パt」 9「ガウ」 10「サp」
  A     @     A     D      A

あ、4をDの声調で発音すると「死ね!」っていう意味になってしまうので気をつけてくださいね!5の発音は唇を閉じたまま下から上へ口の中で声を響かせます。

11「サpヤt」 12「サpイー」…… 20「イーサp」
   A @      A A        A A

さて、ここからです。21はもちろん「イーサpヤt」でも正解なのですが、香港の人たちは普通こういう風にはいいません。「ヤーヤt」と読むのです!

つまり、
21「ヤーヤt」 22「ヤーイー」 23「ヤーサm」…という具合です。
    A @      A A      A @

よく街角で「涼茶」といわれる苦いお茶が売られていますが、その種類のひとつが「廿四味(ヤーセイメイ)」と呼ばれています。本当に24種類の材料が使われているのかは不明ですが、とても複雑な苦さ(…)で、お肌に良いといわれています。

同様に30以降も、
31「サーヤt」 32「サーイー」 33「サーサm」…
    C @      C A      C @

Cの声調は上から下へ思い切りよく下げてください。

41「セヤヤt」 42「セヤイー」 43「セヤサm」…
    C @      C A      C @

51「mマヤt」 52「mマイー」 53「mマサm」…
   DA@     DAA      DA@

61「ロkヤヤt」 62「ロkヤイー」 63「ロkヤサm」…
    AA @      AA A      AA @

71「チャーヤt」 72「チャーイー」 73「チャーサm」…
    C  @      C  A       C  @

81「パーサpヤt」 82「パーサpイー」 83「パーサpサm」…
    A A @      A A A      A A @

91「ガウヤヤt」 92「ガウヤイー」 93「ガウヤサm」…
    D A @      D A A      D A @

という具合です。これらは話し言葉、特にお金を数えるときによく使われています。
100以上になると、どうでしょうか?

100「ヤpパt」 101「ヤpパレンヤt」 102「ヤpパレンイー」…
     @ A       @A A @       @A A A

100プラス一桁数字は、前に0「レン」をつけてから後の数字を発音します。

110「パーヤt」 120「パーイー」 130「パーサm」…
     A @       A A       A @

広東語の本に書いてある読み方とはだいぶ違うのでは?でも実際にはこんな感じなんです。


<特別付録> タクシーに乗るとき役立つ行き先「バスケ編」

前回 Western Parkはやったので、その他の体育館を言ってみましょう。

Ap Lei Chau Indoor Sports Centre 「ngアp レイ チャウ サt ノイ ワn ドn チェゥng
鴨月利洲  (以下体育館)       @  A  @  @ A  A A  B
鴨の「ngアp」という発音は出だしのngで鼻から音を出す感覚で言ってみてください。

Wong Chuk Hang 体育館   「ウォng チョk ハng------」
黄竹坑             B   A  @

Smithfield体育館     「シー メイ フェイ ロー------」
士美非路           A  A  @  B

Shek Tong Tsui      「シェk トng チョイ------」
石塘咀            A  B  A


2005年1月31            サバイバルその1 発音と声調について

広東語は日本人には発音が難しいとよく言われます。原因はカタカナ読みにできない発音が多いためだと思われます。後は6つとか7つとかもあると言われている声調(音の高低)です。

広東語をきちんとやろうとするとまずこの発音をしっかりやらないと通じません。声調も正しくないと、とんでもない間違えをすることが多々あります。

ただ、我々は外国人だし、広東語専門家になるわけでもないし、「だいたい」あってればいいんです。香港にいる中国人でもいろんな地域から来ているので、彼らの会話を聞いてみると「〜〜でよろしく」「あ、〜〜だね、OK」てな具合にお互い言ったことを反復しているんです。中国人同士でさえそうなんだから、我々日本人が多少間違ってもOKOK

カタカナ発音でもOK、ちょっとだけコツをのみこめばグッと「それらしく」なります。

それは語尾の止め方。広東語では語尾をt p m n ng kなどの文字で止める発音が多いんです。これらはカタカナ発音ができません。止めるだけで声を出しちゃいけないんです。

t  たちつてとを言うときのように舌を上の歯茎につけたまま、声はださない。

p  ぱぴぷぺぽを言うときのように唇を閉じ、声はださない。

m まみむめもを言うときのように唇を閉じ、声はださない。

n  なにぬねのを言うときのように舌を上の歯茎につけたまま、声はださない。

ng がきぐげごを言う前に少し間をおいて、鼻から息を抜くとこれになる。

k  かきくけこを言うときのように舌をのどの奥につけたまま、声はださない。

『日本人』の広東語はよく「ヤップンヤン」とカタカナ書きされていますが、それを「ヤッtプnヤn」と言い直すと、とっても「らしく」聞こえます。

『何』を意味する広東語はよく「マッイエア?」と書かれていますが、これも同様、「マッtイエア?」と言ったほうが「らしい」です。

ミニバスで降りたいとき「ヤオロッ」と教わりませんでしたか?「ヤオロk」と言った方が「らしい」です。

声調は6つも7つも要りません。私もそんなに区別できません。一番高いのと(@)、中ぐらいのと(A)、思いっきり低いのと(B)、上から下へさがるのと(C)、下から上へ上がるのと(D)5つでじゅうぶんだと思います。Aの区別が難しければこれも省略して大丈夫。

さあ、これらを駆使して、毎週一番良く使うタクシーの行き先を言ってみましょう。

そう、Western Parkの体育館です!

漢字だと

西区公園室内運動場

さて、どう読むのでしょうか?

「サイ コイ ng n t ノイ n ng チェゥng」です。

   @  @  @  A @ A  A  A     B

これでアマチュアリーグへの参加はOK