| 7th TOUR OF JAPAN 奈良ステージ観戦記 |
| 7回めとなるツアー・オブ・ジャパン(TOJ)が2002年5月19日(日)から開催された。 今年はレースのクラスがクラス 5からクラス 4に1ランク下がり、それに伴いディビジョン 1(Div 1)の参戦がなくなった。しかし、今までTOJに来日したチームは、何れもジロ開催中のイタリアのDiv 1チームであり、選手のモチベーションは???の感じがしないでもなかった。今回は、イタリア以外のDiv 2,3のトレードチームの参戦であり、ビッグネームもいないが日本選手も含め、緊迫したレース展開が予想できた。 今回も恒例となった奈良ステージを観戦してきた。尚、コースは、奈良ステージ初回の4th TOJ以降と全く同じ。大会2日めで奈良の東大寺をスタートし約18Km東に位置する布目ダムまでパレード走行後、1周10Kmのダム湖を12周する全長146.20Kmのコース。 |
昨年は東大寺の中門の内でセレモニーがあったため選手に近づくには大仏殿への拝観料が必要であったが、今年は異なり中門の外で。そして簡単なセレモニーの後、9時スタート。近くの幼稚園園児や居合わせた修学旅行の生徒が見送る中、参道を駆け抜けていった。 |
| 昨年は東大寺のスタートを見送り自転車で布目ダムに向かったため布目ダムに着いた頃はレースは中盤に差し掛かり、しかも相当疲れてしまった。そこで今回は県庁前の駐車場に車を置きスタートを見送り車で布目ダムに向かった。しかし、選手と同じコースを追っては布目湖周回コースに入る地点がゴール地点から最も遠い対角線上の地点になるため柳生の方から南下する形で入る。 10時前、周回コースの最北端の外に車を置く頃、丁度、上空にヘリの爆音が聞こえてきた。 集団がコースを下ってきて、コーナーをきれいに周りそして登っていく。 その後にお馴染みのレガシーサポートカー軍団が続く。それらが通過した後、幼稚園の脇を通りダムを目指す。 |
ゴール地点でTOJのプログラムを頂く。いつもながら立派なプログラムが無償で配布しているのは感心。でも有償、と言っても500円程度ならいいと思うけど。場内のアナウンスの声は、聞き憶えのある、そうスカパーのナビゲータでありプロトライアスリータでもある白戸太郎さんが務める。 レースは中盤から日本鋪道の岡崎選手とドイツのコムネットの選手の逃げが決まり会場が沸く。また、今回、ゴール付近にはチアホーンの応援もあり今まで以上に盛り上がっている。 |
観戦場所をゴール付近からその奥にある補給ポイント付近に移動。そこでジュラスイスの選手のボトルをゲット。赤いコカコーラのボトルでなんと01年のツール・ド・フランスのロゴが入っている。当然、ジュラスイスを始めTOJ参戦チームは何れもツールには出場していなのに・・・?岡崎選手らの逃げも吸収され逆に昨年のチャンピョンのムロズのニエツビエツキとフランダースのスケアリンクスが飛び出す。 |
| 最終回に入るが、ムロズのニエツビエツキとフランダースのスケアリンクスの逃げは続く。観戦場所のゴール付近だけかも知れないが、常にスケアリンクスが前を引いておりゴールはニエツビエツキが断然有利か!? しかし、そのままスケアリンクスが両手を挙げゴール!!! ニエツビエツキは既に足が一杯だったのか?それともステージ優勝狙いではなく昨年に続く総合優勝狙いか? その後、1分ほど遅れ3位にホンコンのワン カンポー、そして4位にシマノの鈴木選手と続いた。 |
昨年まで違う点。1. 表彰式 あっさりし過ぎた感じがしないでもない。 何時の間に始まって何時終わったの?って感じ。それとも進行ミス? 引き続き白戸太郎さんのインタビューがあった。 2. 屋外臨時シャワールームの廃止 昨年より気温が低くヨーロッパの選手にとっては走りやすかったと思うが、昨年は設置されていた屋外臨時シャワールームは今回はなかった。1年だけ??? 3. ゴール後の選手 例年、特にDiv1のチームはゴール後、さっさとバスに引き上げていったが、今年はダムの堰堤でだべったり、キズの手当て、マッサージを受けたりしていた。 |
| レース終了後、いつも名阪国道の針インター経由で帰宅していたが、今回は選手がパレード走行したコースを逆走する形で帰ることに。周回コースでクールダウンする選手の姿がある。そのまま奈良まで走る選手もいる。 |
その中でもフランダースチームの2人はレースで走り足りなかったのか、一度、登りで私の車や後続の車、それに250ccクラスのバイク数台が彼らを抜かしたが、下りでそれらの車を次から次へと追い越し、ついに私の車の後ろまできた。しばらくがんばったが、進路を譲ることに。軽く手を上げあいさつを交わし抜き去っていく。眼の前で彼らの走りを見ることに。スカパーなんかのグランツールでダウンヒルで100km/hを出している映像をよく見るが改めて実感した次第。 |
| それにしても一度走っただけのコースなのにほんとにすごいスピードで走り抜けて行く。車中からデジカメで撮影したのが上の写真。変な所で最後にヨーロッパのプロのテクニックとタフさを知った感じ。 奈良ステージは比較的近く、おもしろいのであるが、ここ4年、他のステージも固定されていてマンネリ感が拒めない訳でもない。多くの人にロードレースのおもしろさを知ってもらうためにも来年辺りステージの見直しがあってもいいのでは?と思う。 また、今年、レースのクラス5に落としDiv2以下のチームを呼んだのは正解だったと思う。Div1チームが見れないのは正直残念だが、今の日本選手との実力の差は歴然で、その結果、96年の今中選手以来の6年振りの日本人選手のステージ優勝にもつながったと思う。実力を上げ、その時点でクラスを上げて改めてDiv1チームと戦える体制をと思う。 |
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