'03 ジャパンカップ観戦記
 
今年は翌日に出張が控えていたため晴天にも関らずプジョーの折りたたみバイクは、昨年に続き家で留守番に。
その代わり夜行バスではなく新幹線での移動となった。
前日、秋葉原でウロウロしていたこともあり、宇都宮到着は20時をまわってしまった。ホテルにチェックイン後、イタヤホテルに選手のカードや出走リストを入手すべく出向く。選手カードは、時間が遅いこともありあきらめていたが、サエコ、ジャンデラツールなどをゲット。

来日メンバーも毎度のことながら発表時と大幅に入れ替わってしまい、当初一番のネームバリュのカサグランデの名前が消え、彼のアグレッシブな走りは、幻となった。更に特に残念だったのは前年のジャパンカップ2位で2週間前の世界戦ロードレースで優勝したアスタルロアがキャンセルになったこと。古賀志林道でアルカンシェルの雄姿も幻となった。
しかし、世界戦タイムトライアルで2位になったロジャースやジャパンカップで上位に付け翌年に大活躍する若手選手、昨年のアスタルロア、一昨年のエバンスの例があるので楽しみである。
アスタルロアのアルカンシェル会場に着くといつもと同じく先ずは観覧席のキープ。それからは、スポンサーのブースを見て回る。

キャノンデールは、サエコのレプリカジャージを即売。中でも目を引くのがアスタルロアのサイン入りアルカンシェル。本人は来ずにジャージだけの来日!?

いい香りが漂うサエコは、確か前年まで無料で自社コーヒマシンで作ったエスプレッソをサービスしていた(?)のに有料(\100)に !?

シモーニのマリア・ローザ更にスタンド裏にはシモーニのマリヤ・ローザも展示されていた。

選手の控えとなるテントが並ぶ道路は、今年から一般者は立ち入り禁止になっていた。ここ数年、マナーの低さが気になっていたのでこれは良い処置だと思う。

 

神風ハチマキのパオリーニスタンドに戻り選手の出走サインを見てスタートを待つ。
シーズン途中からコーストからスポンサーが代わったビアンキのジャージを近くで見ることが出来たが、他にないシンプルなデザインで中々グッド。遠目でもビアンキチームであることがすぐ判るし。コーストも当初、黒を基調にしたデザイン、好きだったんですが。

スタートの10時が近づき選手が集まりだす。クイックステップのパオリーニは、"神風"のハチマキ姿で登場。

そして、いよいよ10時、ジャパンカップのレースが始まった。

1周目、案の定、今年も日本人が飛び出した形で選手が戻ってきた。それに1分40秒ほど遅れて集団が続く。選手の後ろには今年、フルモデルチェンジされたスバル・レガシーがスタンド前のコーナーをスムーズに抜けていく。

先頭グループには野寺選手も含まれており、どこまで逃げ切れるか楽しみなところ。
i一旦、スタンドを離れ、萩の道入口に小走りで向かうが、先頭グループ通過には間に合わず後続の集団を見送り古賀志林道に向かう。
追う集団先頭グループは3名になったが、3〜4分ほどの差を付け周回を重ねていく。

登りの中段には今年も槍を持った面々が陣取っており選手だけではなくサポートカーや自転車で登ってくる観客にまで盛んに声援を送っている。そして赤いコスチュームの美女もいたが、途中、サエコのチームカーに拉致されてしまった !?

レースは、このまま逃げが決まり'97年の阿部選手以来の日本人選手の優勝か ? と淡い期待がふくらみかけるが、やはりそうは、いかなかった。8周目の古賀志林道の登りで差は、1分ほどに急迫。追う集団の中でもアタックがかかっているのか、ばらけだしており捕まるのはもはや確実となってしまった。

昨年はゴールに間に合わない失態をしてしまったので早めにスタンドに戻りだす。途中、林道を下り切った辺りで9周目に入った集団とすれ違う。やはり先頭の野寺選手らは既におらず、ヨーロッパのチームがペースを上げていた。
10周目は、補給ポイントの辺りでの観戦になる。うまくいけば、ボトルをゲットと色気を出すが、ライバルも多くそんなには簡単には行かない。
ビアンキの遅れた選手が補給ポイントでクルッと向きを変えリタイアする場面に遭遇。意外とあっさりした感じ。

ゴール!バルベーロ V3最終回は、スタンドでの観戦。ジャンが入る中、先頭グループがすごい勢いで通過していく。この時点で多くのチームはそれぞれ何名か残っているが、ジャンデラツールの選手の姿は見えず全滅のようでヨーロッパチームで唯一、蚊帳の外状態に。
オーロラビジョンで最終回を観戦する。オーロラビジョンや実況では盛んにアタックがかかっているようだが決まらず、どうやらゴール勝負になりそうな気配。
しかし、オーロラビジョンの絵が途絶え、状況が見えない内にグループからランプレのバルベーロ、クイックステップのシンケビッツ、コフィディスのトレンティンの3人が抜け出したようだ。

そして歓声とコースを仕切るボードをバンバン叩く音の中、選手が飛び込んで来る。バルベーロが先頭、そして1車身空けシンケビッツ、更に少し空けトレンティンがゴールに飛び込んだ。
レース後の即売会表彰式は、もうすっかりお馴染みとなったイタリア国歌が森林公園に流れる。

表彰式のあと、選手の控えのテントの方に回ってみると今年も即売会が始まっていた。
ジャージをはじめ、グッズを選手達が即売中。選手もちょっとした小遣い稼ぎ(?)になるし、ファンも選手に近づけ、更にお宝グッズが手に入る可能性もあり良い。
結果としてバルベーロのV3、そしてチームで言えばランプレのV4となった。役者不足の感もしないでもないが、良いレースだった。
でも来年ぐらい、新風が吹いてもいいかな?
とは言え、ジャパンカップもご多分にもれず財政的に結構厳しいと聞く。(その所為で大物が来ない?それにジャパンカップの開催後、スポンサーのひとつであった足利銀行は破綻してしまった。)個人レベルではどうしようもないが、国内で唯一のディビジョン1のトレードチームが参戦するレースが続くことを願わずにはいられない。

おまけ(小言)
1.CRT栃木放送の実況、大変重宝しています。しかし、女性アナウンサーの方、もう少しロードレースを勉強して欲しい。マラソンやないっちゅうの!
2.帰りのバスの連絡の悪さ、便数の少なさには閉口する。行きはさっさと行けるのだが、帰りは昨年もそうだったが、森林公園入り口で30分以上待つはめに。しかも森林公園入口の時点で超満員にも関わらずご丁寧に全停留所に止まろうとする。(乗り降りする人がいなければ通過するが。)東武宇都宮と終着のJR宇都宮だけで良いのでは?
以上、改善、お願いします。
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