| 9th TOUR OF JAPAN 奈良ステージ観戦記 |
今回も絶好の晴天の中、奈良ステージを観戦して来た。昨年で奈良ステージがなくなるような噂もあったが、今年も例年同様にTOJの第2ステージとして東大寺・大仏殿をスタートし、布目ダムの周りを周回するコースで行われた。しかし、茂木と宇都宮ステージがなくなり南信州と富士ステージが新設。更に伊豆ステージが修善寺のサイクルスポーツセンター内だけから伊豆スカイラインもコースに組み入れられ、全て一般公道が組まれたレースとなり、より魅力的になった。毎年、コースを代え、より多くに人にロードレースを知ってもらうことが大事だと思う。
今年の海外からの参加チームは、アジアからが多く、ヨーロッパからは、バルロワールドだけで、しかもイギリス籍と言うので失礼だが、余り魅力に感じていなかった。しかし、来日した選手はイタリア人が4名、コロンビア人、スペイン人が各1名と言う構成。その内の1名がツール・ド・フランスのステージ優勝や'03, '04のヴェルタ・エスパーニャの山岳王と言うすごい戦歴の持ち主・カルデナスである。 そんな理由で俄然、魅力が出てきた今回のTOJ。 それと今回のお楽しみは、今年の初めに買った新しいデジカメ・ニコンD70での撮影である。レスポンスが今まで持っていたコンパクトデジカメとは全く次元が異なる。デジカメの選定に悩んでいる方、是非、お奨めします。 |
先ずは、スタート地点である東大寺を目指す。以前、県庁の隣の駐車場に入れたが、1時間前後の駐車に\1000も取られた(時間に関係なく1回\1000)ため、少し遠くなるが、時間刻みの駐車場を探す。月曜日の朝の通勤・通学時間であり、車が多く、裏通りに入ると離合も困難な細い道もあり駐車場探しに思わぬ時間を取られ、会場に着くと既にセレモニーが始まっていた。いきなりの失敗。既に奈良県警の先導のパトカー(三菱のGTO、しかし、布目ダムには現れず。見せびらかしで終わり?) 海外のチームはオーストラリアナショナルチームを除いて初めてのチームのため、先ずはジャージを確認。全体に白/青系が多い感じ。中でもコニカミノルタは、しっかり全面に同社のシンボルマークが入っていて日本人にとってはわかりやすい。ついでに新製品のα-7 デジタルのキャラバンカーも出して欲しかった !? |
| スタートを見送った後、自転車で来ているファンで脚力に自信がある人は、パレードの後ろをついて走り出す。(いいのかなぁ〜?)
こちらは、柳生経由で布目ダムに向かう。途中、自転車で会場に向かっている人達を抜かす。以前、私も自転車で行ったが、小刻みにアップダウンがあり、中々、大変である。 ダムの手前に着いたところに丁度、後方と思われる集団が通過。今年は例年よりパレード区間のスピードが早かったようである。いっそのこと全部競技区間にして欲しいところ。当然、ダム堰堤下にある駐車場は、コース内にあるため入れないので手前のスペースに車を置き徒歩でダムに向かう。(自転車も通行できます。) 大会本部で大会パンフレットと出走者リストをもらう。TOJは、いつもながら立派なパンフレットを無料配布してもらえるのはありがたい。 グッズの即売ブースでは、例年のグッズに加え、今年はマウスパットやマグカップ等が見られた。その代わり(?)山添村特産の大和茶の即売がなくなってしまったようだ。 レースは、中盤以降、逃げが決まる。バルロワールドのエース・カルデナス、プラザ、コニカミノルタのオーガスティン、アンカーの福島康司、ウィズミラックのマッケンジー、カペックのバザイエフの6名である。それを愛三の別府、西谷と彼らをマークするバルロワールドのロンゴボギーニが追う。更にその後をグリーンジャージのゴスと彼をマークするバルロワールドの選手が続く。 |
バルロワールドの見事な連携プレーと力の差を見せつけられた感じがする。矢張りと言うかクラブチームとの力の差は歴然で周回を重ねるにつれクラブチームの選手の遅れが目立つようになる。最終ステージまで全員が残れるのか不安になる。(結局のところ、DNF<Do
Not Finish>の選手も翌レースに出場しており救済処置が取られた模様。)海外招待チームは、昨年より格上であるのに対し、国内チームは格下、あるいはNippoのように3名のみのエントリーなど力の差は明らか。 |
| 本部前や補給ポイント辺りをウロウロし、写真を撮る。右上の写真は、前からやってみたかった流し撮り。でもシャッタースピードをもっと遅くすべきでした。 場所を駐車場付近に変え観戦を続ける。7周目辺りで愛三の別府らが先頭グループに追いつき9名になる。しかし、これで先頭グループにバルロワールドが3名になったことにもなる。 |
8周目になると後続とは2分近い差に。後続グループの前方は先頭グループに入れなかったオーストラリアチームがグリーンジャージのゴスも加わり隊列を組み引っ張る。その後方にはバルロワールドの3名のアシストがしっかりマーク。抜かりがない。9周目でコニカミノルタのオーガスティンが先頭グループから脱落し8名に。 10周目、状況は余り変わらない。後続グループが通過後、場所をゴール前に移ろうとするが好位置は既に占領済み。 ジャンが入り、いよいよ最終回。先頭は8名のまま通過していく。既に補給が終わったマッサー達がコースの反対側を引き上げていく。 後続グループは、差を1分半ほどに詰めてきているが、時、既に遅し ! 先導のオートバイが猛スピードで駆け上がっていった直後、黄色のジャージの選手が飛び出す。ウィズミラックのマッケンジーだ。差は5mほど開いただろうか?両手を挙げてゴール。そしてゴール後も小さく手を挙げる余裕。2位はバルロワールドのカルデナス。 後続のメイングループも激しいゴール争いを演じゴールに飛び込んで行く。 |
| バルロワールドは、先頭グループに3名を送り込みながら優勝できなかったが、チーム戦力としては、1枚上を見せつけた感じ。 それと昨年の奈良ステージで優勝した別府が終盤に入る頃に追いつき5位に入ったのは立派。 |
大会本部前に戻るとカルデナスがチームメイトと歓談したりリラックスしているのでサインをもらおうとするが、サインをしてもらう紙を持って来ていないので出走リストの裏にしてもらう。今まで名のある選手は早々にバスに引き上げていたが、好天とチーム全体が好成績のせいか長い時間、大会本部までくつろいでいた。その後のステージの結果は、ご存知の通り、カルデナスは、南信州ステージ、伊豆ステージで優勝。富士ステージでも2位で総合優勝、山岳賞、ポイント賞を総なめの大活躍。 |
| 昨年ほど、日本人の活躍が見れなかったのは残念だったが、コースの充実、ヴェルタの山岳王・カルデナスの走りが身近に見れ良い大会だったと思う。 しかし、大会を盛り上げるべきオフィシャルウェブの更新が遅く、せっかくの大物選手が来日しながらプロフィールなどの紹介が一切無かったのが残念。 招へいチームの名前だけを聞いたときの落胆が大きかったこともあり、その辺りの対応の改善を望む。 |
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