退院後のリハビリ

2003年8月1日〜31日


「足の形」
ある日の事。S君が「やるスポーツ間違えたよなぁ。水泳やっていたらなぁ〜。」と言った。アレ?私も最近そんな事を思った。もしかして・・・私が心のなかで思っていると、S君が「俺、北島康介と同じ足の形なんだよ。」 あぁ、やっぱり。世界水泳の特番を見て同じ事を思った。複雑な心境だ。そしてリハ終了後に健常な脚の伸びを測ってみることにした。S君の測定値はプラス13度。この測定値だと脚が一直線に見えず、膝の部分が引っ込んで見える。その後、私の測定を見ていたS君は「その脚おかしいよ。」と言ったが、なんの事は無い、同じ13度であった。そういえば、私の知り合いの方も我々と同じような脚でACLを切っている。我々以外に誰かいる?そうだ体が柔らかいsawaraちゃんはそうに違いないと思い、彼女の立ち姿を見ると我々と同じような膝が入り込んだ形の脚であった。
それを見ていたI先生が「こういう脚の形の人は切る可能性が普通の人より高いよね。」と言っていた。
さらに先生の診察の時にも反り脚のことを聞いてみたが、やはりこの形の脚は怪我が多いとおっしゃっていた。



「X脚」

私は「X脚」らしい。リハを始めてからリハの先生にそう言われた。
形をみればわかると思うが、もともとの膝が内側に入った形になっている。これはホントに良くない。ACLを切る状況として、「ニーイン・トーアウト」(膝が内側を向いて、つま先が外側を向いている)がある。自然な状態でもニーインな私はACLを切るにふさわしい膝の形ってことか。
 自分がX脚であるということが判明してから、人の脚の形をよく見るようになった。(見るのは女子の脚のみ)最近の若い女の子はやせている人が多く、脚の形がわかりやすい。結構X脚の人を見受ける。そういう人を見ると「あぁ、ニーインしている。気の毒な。」 と胸を痛めるのだが、そんなニーインしている女子達はバリバリ運動するようなタイプには見えない。心配する必要はないかもしれない。
ちなみに、現在私は靴底に足底板を入れられ、内側に体重がかからないように強制されている。慣れると快適だったり。
それにしても、膝の伸ていプラス13度といい、X脚といい、膝によくない事ばかりだ。





「衝動」

7月にリハにやってきたニューフェイスS君は以前アメフトをやっていた。体が大きくキャラがO君とかぶる。同じアメフト出身だから仕方ない。sawaraちゃんが「いつか間違える。」といっていたが、そうかもしれない。O君、S君二人とも怪我したとは思えないくらい立派な体つきだ。
ある日S君が現役時代の話をしてくれた。試合中に指の骨折等の怪我をしても最中には気づかず、終了後に「なんか痛い。」と思うと指が腫れているという事があり、そんな時はアメフトをやめたくなったと語った。しかしシーズンオフに、道で体格のいい人を見ると「あたってみたい。」という衝動に駆られるのだといった。
あまりに印象的な話だったので、sawaraちゃんにこの話をした。すると、なんと彼女は「わかる!私も高い所にあるモノを見ると蹴りたい衝動に駆られるから。」
sawaraちゃん電車のつり革とか蹴ってみたくなるのだろうか?
私にもあるかなぁと考えたが、わたしには残念ながら共感するものが無かった。





「痛みから快感へ・・・?」

レッグカールに淡い期待を抱きつつ、この1ヶ月続けていた。この間に痛みは快感へと移行したのか?
結果から言えば、そんなに甘くは無かった。確かに持ち上げられる付加は2kg程上がった。しかし、痛み→快感への移行を身をもって感じる瞬間は1度も無かった。「重い!痛い!」状態から「すっと錘が上がる、楽チン。」へ気づいたら移行していたのだ。痛みと心地よさがあいまった甘美な感じを期待していたのだが、まるっきり感じられなかった。もうちょっと頑張ろうと思う。





「新しいメニュー」

1.ランニング100% 

ついに恐れていた100%ダッシュが始まった。今まで80%の時だって100%で走っていた。今後の私はどうしたらイイのだろう?
いつもランニングを共にしているO君に事実を話し、「今後、100%をどうはしるか?」と相談したら、「120%で走ればいい。」と一言いわれた。

2.各種スポーツ動作(ストップターン、カッティング、両足前方ジャンプ、)

RealOnePlayerを既にインストールされブロードバンド環境もあり、その上興味のある方はご覧ください。
                      
「側方ジャンプ」の様子はこちらで
「ストップターン」の様子はこちらで


ここにきて、「何をやらせても微妙だ。」とか「何をやらせてもコミカルだ。」いうコメントを耳にした。そんな。リハビリ医師だけならまだしも、一般人である患者にまでなんでそんな事言われるんだ?そんなこと言ったヤツの「各種スポーツ動作」を見たいものだが、私はそれを見る前に卒業してしまうので叶わない。さらに、私は今更ながら自分のバドミントン人生に疑問を持たざる負えなくなった。

3.後方ランニング・・・後ろを向いてのランニング、後形にならないように注意された。

4.風呂正座

はじめは湯船の中でも正座が出来なかった。体重をかけて膝を曲げられなかった。徐々に出来るようになったが、足が疲れた日は風呂正座が出来ない。





「1ヶ月1回の診察」

今月の診察が始まった。まず先生からの質問。「ランニング100%出ているけど、100%出せている?」うぅぅ、それくるの・・・。まずい。いまいち自信がない。自信のなさを隠し切れず「気持ちは100%です!!」なんて答えてしまった。なんだそりゃ?
先生は聞き逃さなかったようで、「左右の脚のバランスは一緒なのか?」とさらに聞いてきた。隠しても仕方ない。「違いますね。左足の蹴りが弱いです。」と正直に言った。すると先生は「そうすると、90%だな」まずい・・・。いや?そうでもない?



その後診察台で、膝を動かしての診察。「風呂正座は出来ている?」と質問され、「前回の診察の日より1週間後くらいに出来るようになりました。でも、膝が疲れている日には正座が出来ないです。」正直に答えた。これもまずいかな?
すると先生は、「それでいいんだよ。すぐに正座ができてしまうのも良くないんだ。それだけ靭帯に遊びがあるという事だから。遊びがあるってことは靭帯が伸びている事だから。」フムフム、なるほど!
さらに「筋トレだけして筋力を上げることは簡単だ。筋力を上げつつ、再建した靭帯をのばさないように気をつけながら柔軟性を得るという2つの要素を獲得するのがリハビリの目的だから。」
リハの先生もリハ開始当初同じことをおっしゃっていた。ここのリハで「意識しながら運動する癖」を身につけられてきた気がする。



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