スポーツ用品業界の構成

 スポーツ用品業界は、基本的に「メーカー」、「問屋(代理店)」、「販売店」の3段階の構造になっている。しかし、ミズノのように問屋とメーカーを兼ねている会社や、販売店も独自にブランドの総代理店としての権利を持つなど、複雑な面もある。

メーカー

 国内で商品を扱っているメーカーはいくつもあるが、シューズ、ウエアだけでなく、キャンプ・登山、体育器具、スキー・スノーボードなどカテゴリーによって数々のメーカーが存在し、さらに総合的にブランドを扱う大手メーカーがある。

問屋(代理店)

 問屋も大小あるが、独立系とアシックス系、ナイキ系に分けられる。これは独立系はミズノ、ゼットの野球用品扱い問屋とアシックス系がもともと存在し、ナイキがオニツカ(アシックスの前身)販社としての地位から独立したときに、ナイキ商品を扱う問屋がオニツカから「干された」状況が発端である。

販売店

 20年位前はスキー・ゴルフ・レジャー用品で多店舗展開をしているヴィクトリア、アルペンと地域の総合スポーツ用品店がそこそこ共存していたが、現在ではスポーツオーソリティやゼビオなどいわゆる競技モノの品揃えが充実している大型多店舗展開店が勢力を拡大し、小資本の会社は苦戦を強いられている。