初めてのヨットレース8月31日  

(ハウステンポス、第10回記念レース)

                           

8月15日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

波浪注意報発令中、ウネリ4〜5m 北寄りの風 曇り

 

1.ハミングバード (江口、古賀、朝田、田中、あかり) 

2.福徳 (世戸、梶山、安藤)

3.ヴィクトリー クレスト(永尾、西村、小林、クララ(スロベニア人)

 

3隻は31日のレースに参加する為、早めにヨットを唐津港よりハウステンボスヘ廻航する事にした。

途中、平戸に1泊して 2日掛かりの廻航である

唐津港を AM:9:00出港した。 七つ釜の岬を回ると天気予報の通り

波が高い、波戸岬を過ぎると益々ウネリが高く怖い位である

風は真後ろから吹いて来る、風速12〜13mは有りそうだ、スピードを上げる為ジブセールを張ることにした、但し目標よりやや40度程西を

目指しクオーターリング、ランで進んだ

ヨットは大きくヒールしてスピードを上げダイナミックに進んでいく

1時間程進んでいる内にハミングバード号や福徳号に随分遅れを取っている事に気付いた。

そこで小林さんが風は真後ろだから観音開きにしょうと言ってスピンポールを

取り出しジブセールにセットした。正にメーンセールと観音開きになり12m前後の風を真後ろから受け 飛ぶようにヨットは進んで行った

5mは有るウネリに乗り谷間に滑り落ちるスピードは10ノット以上出ている。風を受け、高波を滑り落ちる様子は サーフインをしている様だ。

よし、これで随分遅れを取り戻したに違いない。    

西村さん宅に居候している スロベニア人嬢25歳のクララは初めてのヨットセーリングであったので酔うのではないかと心配していたが

大荒れの中のスリリングを楽しんでいたので安心した。

こうして平戸瀬戸を進み田平港へハミングバード号に30分程遅れて入港した。

この港には使われていない浮き桟橋がありヨットマンにとっては有り難い港である。(観音開きの操縦法を教えて頂いた小林さん有難う)

3隻のヨットは、舫いロープを確かめ 民宿で風呂に入り、海の幸を頂き航海の出来事を肴に酒を酌み交わし、楽しいひと時を過ごした。(北浦旅館)

8月16日 

朝食を済ませ早々に田平港を出港した

西海橋の針尾瀬戸の潮流は激しく、10馬力以下のエンジンしか装備していないヨットは厳しい瀬戸である、我々は潮止まりから上潮を

目指しての出港とした。

今日の天気は 昨日と全く違い 波1m、風2m 曇り である

北九十九島を眺めながら南九十九島を経て針尾瀬戸を目指した

朝凪の中の島々は霞に包まれ 水墨画を見ている様で とても綺麗だ

東洋独特の景色を見たとばかりにクララはビユーテイフル、ワンダフルと何度も感嘆の言葉を呟いていた。

3隻のヨットは予定通り針尾瀬戸を連れ潮で通過した ヨットは 時折渦に引かれ不安定と成るが一気に通過し無事ハウステンボスに到着した。

ポンツーンに接岸して ハウステンボスのテラスでビア、パーテイーと成った

ハウステンボスのロケーションは最高で 航海の疲れは吹き飛んでしまった。

皆様疲れ様でした。次回8月30日ヨットレースの前夜祭でお会い致しましょう。

8月30日

レースの前夜祭が開催された

参加艇、ロングコース、62艇  ショートコース、90艇  合計152艇

参加者 1、000人 の パーテイーとなり外国人チームも加わって大変賑やかに盛り上がった。明日はレースだ、酒は程々にと思うが、

ついつい雰囲気でお酒が勧でしまう。前夜祭もヨットレースの楽しみである。

3隻の皆はコテージの1室で 江口婦人が差し入れてくれた おご馳走を囲み2次会を夜半まで楽しんだ。(奥さんおご馳走様でした)

 

8月31日

待ちに待った始めてのヨットレースの日である

先ず、怪我をしない様、デッキシューズ、手袋、帽子等基本通りの服装で身を引き締めた。

今日のコースと風向きからすると、帰りはスピンを張って帰る事になるのでスピンをセットした

初めて出場する私を心配して、江口さんがスタート前の儀装を手伝ってくれた

 

ヴィクトリー クレストはシヨートコースに挑戦する (参加艇 90艇) 

キャプテン永尾 スキッパー松尾 クルー 江頭、小林、西村  合計5名 

スタートは10:30ジャストである。

我々は 9:30分にポンツーンを離れスタートラインを確かめに出港した。

黄色いブイが確認できた、又、本船の位置も確認できた。

今日の条件からするとスターボートタックでスタートした方が良いと意見が一致しスタートの合図を待った。

予備信号    スタート5分前。

準備信号    スタート4分前。

1分前信号   スタート1分前。

スタート信号。           

 

夫々、旗の揚、降と音響1声が有る。

スタート前10分位よりエンジンを切りメーンセールを上げ、間もなく

ジブセ−ルも上げて スタートの合図を緊張しながら待った。

皆考える事が同じであるようだ、スターボートタックである本船側に90艇が

犇めいている、ブイ側が大きく空いているので、急遽ボートタックでスタートする事にした。

スタート信号が発せられた。

スタートラインに突っ込むように滑り出した、最高のスタートを切る事が出来たと思った。

しかし 既に数隻のヨットは遥か前方に居る??おかしい??

ゼネラルリコールが発せられた。スタートのやり直しである。

ラウンド、アン、エンドでのやり直しと規則になって居るが、90艇のざわめきで合図の汽笛が聞こえない。

皆がルールを守って再スタートしているかは、分らない、ともあれ 他のヨットについて行くしかない。

なんとか 中間の位置を確保している様だ。

風は向かい風である、何度もタックをしながら目標に向かって進んでいく。

左側より他のヨットが突っ込むように近付いて来る。危ない、このままでは衝突してしまう。

皆で叫んだ、スタボー、スタボーと。 その合図に気付いたヨットは方向を替え衝突を避けた。

また 逆に我々が避けなければならない事もある。

折角スピードが上がっていてもタック又はジャイブをして避けなければならない。

大変時間を無駄にする。そんな状況を作らないよう他の船の状況を把握する必要がある。

快調に進んでいるところへ、バシャバシャと波の音を立てながら後方風上側より追い上げてくる船が居る。

いやな存在だ。暫らく10m位の距離で進んでいたが風上すぐ横に来てしまった。風を奪われているのか

ヨットの様子がおかしくなった様に思える。スピードが落ち、たちまち追い抜かれてしまった。 悔しい。

間もなく折り返し地点のブイが見えるはずだ? 皆で探したが一向に見えない

皆が進む方向へ進むしかない、そう思っている内に1時間早くスタートしたロングコースのヨットが

スピンを揚げて帰って来ている。折り返し地点のブイとロングコースの中間点は共通のブイだ。

カラフルなスピンを揚げたヨット方向にブイはあるに違いない。

スピンを揚げたヨットを目指し進むことにした。

そこへハミングバード号がロングコース艇に混じってスピンを張り帰って来ている。

なんと速い船か、我々は少し慌てた。

やっと、折り返しのブイを確認し1度で回れるよう体制を整えた。待ちに待った折り返し地点である。

少し余裕を持って安全にブイを回った。後はスピンを揚げ一直線に帰るだけである。

スピン担当は小林さんである。セットしてあったスピンはたちまち大空に舞い上がりとても綺麗だ。

風を効率よく受ける為の微調整にクルーは忙しい。風は4〜5mである。

小林さんがスピン、とメーセールの中間にあるジブファーラーのセールをハーフで上げた。

3枚のセールを上げたヨットはスピードを上げ、前方のヨットを追い越し始めた。

前方にヨットの集団が居る。次はあの集団を抜こう。

しかし集団に近付いたが、それからなかなか追い抜けない。そうしている内にフイニッシュラインが目に入った。

ゴールである。 

本船より汽笛1と拍手を頂いた。こうして ハウステンボスヨットレースは終了した。

我々のヴィクトリー クレストは90艇中 39位であった。

スキッパーを勤めた松尾さん、スピン張った小林さん、サポートして頂いた

西村さん、江頭さん お疲れ様でした。素晴らしいヨットレースに参加出来

20年を越える古いヨットで39位に入られた事に心から感謝いたします。

また、ハミングの皆様、福徳の皆様大変お世話になりました。江口さん、夫人

前夜祭の差し入れをはじめ大変お世話に成った事、皆を引き連れ2週間のお世話をした古賀さんに御礼申し上げます。

ハミングバードはさすがに速い、ビクトリーより30分も速くゴールし5位の入賞である。

ヴイクトリークレスト号と ハミングバード号は 直ちに跡片付けをして1泊2日、唐津港へ帰路廻航の旅に出発した。(永尾、江口、西村、江頭)

(古賀、朝田、屋形、婦人、田中、安藤)

帰りにゴミをスクリューに3回も巻き込んだがガッターが良い仕事をしてくれ逆回転で簡単に取り外すことが出来た。

こうして無事唐津港に到着した。

皆様お疲れ様でした。

レースは大変エキサイテイングで楽しいスポーツだなーと痛感している。

また機会が有ったら出場したいものだ、皆様お誘いください。 

 

 

 

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