小川島1泊2日クルージング
9月15日、16日 2002年
今日は敬老の日。私は、お祝いをされる方か する方か 微妙な年頃ですが、連休を利用して、呼子の沖合にある小川島へ、
唐津オーシャンセーリングクラブのメンバーで企画している、1泊2日のセーリングに参加する事にした。
参加艇は、唐津ハーバーより4艇、湊港より6艇 合計10艇 参加した。
(唐津のハーバーより ハミングバード・Victory crest・Zero・破天荒 の4艇が参加した。)
Am10時 出港 今日は波浪注意報が出されていたが、知り尽くしている航路の為、皆さんは何等心配する様子もなく
小川島を目指し航海をスタートした。
Victory crest号には 私、江口さん、梶山さん、諸岡さんの 4名が乗船した。
梶山さんは始めて御一緒したが、ベテランで、セールを張る時等、機敏に的確に良く動く。
アリランレースに何度も出場したらしく、堂々としている。
梶山さんより、レース中に雷に遭遇した話を聞く事が出来た。
海の雷は、稲妻が針山みたいに落ちて来る。高波に落ちた稲妻は海面を伝って、ライフラインを握っている手に
ビリビリと伝わって来る。
怖いがヨットは大きくヒールしているので、手は離せない。何とも言えない恐怖が襲う。
こんなエキサイティングな話を聞かせてくれた。
これだけの経験をしていれば怖いものは無い様な気がする。
もう一度体験したいと言っていた。その話を恐々聞いていた私は、何時の間か恐怖が憧れに変わっていた。
(何時かはそんなセーリングが出来る腕前になりたい)
さて風は、北北東の風 8〜10m 波3m
高島までギリギリに進み、タックしてジプセールを張った。
船は北風を受け大きくヒールしてダイナミックである。
Victory号は、20年を越える船であり素人の私は使いこなせずいるが、優秀なクルーが操縦すると
きちんと走るんだなーと 何時も感心している。
この船と付き合って8ケ月になるが、癖とか走りが分かって来たのか、ラダーの感覚が自然と反応する様になって来た。
そして船は方向を目指し、振れる事無く安定したセーリングが出来るようになってきたように思える。
小川島まで2時間のセーリングである。
方向が定まり、クルーの仕事が一段落すると、ドリンクタイムとなる。
うねりが高い、波は3m位ありそうだ。
船は大きくヒールしながら進み、うねりの谷間を悠然と進んでいく。
セーリングを皆さんは怖がる事無くビールを飲みながら楽しんでいる様だ。
小川島の手前の平瀬に差し掛かった。
平瀬は大きな波しぶきをあげ、映画に見るような風景である。
平瀬の北側は見えない瀬が長く出ているため遠回りをするよう指示が出たので
並んで走っていた他の船にも合図をしながら平瀬を廻り、小川島へ入港した。
小川島には約1時間50分で到着した。
小川島には先着の船もいたが、次から次へと入港し、10艇が勢揃いした。
それは爽快であった。(唐津より4艇、湊より6艇)
13時過ぎ木村さんがパーテイーの食材を運び込んで来たので、
皆で準備をして、副会長の乾杯で早々にパーテイーが始まった。
1艇4人平均としても、40人のパーテイーである。
和やかに 賑やかにヨット談議に花が咲き、楽しい昼食会となった。
食後、日帰りの船は随時ホームポートへ帰って行った。
1泊する船はハミングバードとVictory crest の2艇となり、急に静かになり寂しくなった。
しかし、これからが小川島の魅力を楽しむ時間だ。
1泊するのはハミング5名。Victory crest 3名&木村さん家族3名の計11名。
一段落して皆で町が運営する(めぐりあいらんど)民宿のお風呂へ出掛けた。
途中、鯨の見張り台を見学した。この島では鯨漁が盛んだったそうだ。
現在は密漁を監視する見張り台になっている模様。
めぐりあいらんど民宿は、敬老の日で大変忙しく、外部からのお客への食事の対応が出来ないと
いったん断られたが、残り物でいいから何とか出来ないかと、江口さんがお願いしていた。
皆でお風呂に入った。
お風呂は高台に有り、見渡す景色は島々を浮かべた海が見え、窓を開けると涼しい風が吹き込んで来て最高である。
風呂で疲れを取り一服していると、食事の準備が出来たと連絡が来た。
それは 海の幸満載の夕食会となって驚いた。残り物に福有りとはこの事か?
刺身、てんぷら、ブリらしき煮つけ、具が入ったお握り、等 突然の注文とは思えない豪華版である。
再び驚いたのが代金である。入湯料300円を含め合計 1人1、500円であった。
(おご馳走様でした。)
夕涼みをしながら帰り、ヨットのコックピットでワイン等楽しんだ後、それぞれ自由にヨット内に寝込んでしまった。
木村さん一家は陸上にキャンプテントを張り、キャンピングを楽しんでいた。
この方法も又楽しいアイデアである。
16日 今日は雨が来るとの予報である。
早く帰って唐津でゆっくりしようという事になり、AM:6:00起床, 7:00 出港となった。
南南東の風10m〜14m 波3m 曇りのち雨。
唐津へ向けての方向は全くの向かい風でジブセールは上げられない。
メーンセールをギリギリまで引き、機帆走で帰る事にした。
大きいうねりにしてはヨットへの衝撃は少ない。
昨日と同じく反対側から見る平瀬は益々大きな波を受け、白い波しぶきを吹き上げている。
七つ釜の岬を眺めながら、神集島を通過し唐津湾へ入った。
大きな粒の雨が降って来た。早く帰って来たのは正解であった。
唐津のハーバーヘ着岸し、早々に掃除等をして帰り支度をしたが、木村さんがギャレーで忙しく何かやっている。
それは江口さんが準備していた素麺の味噌汁を作っていた。
外は大雨であったのでキャビンの中で朝食をした。
汗をかきながら熱い吸い物を頂くのも、なかなか美味しいものである。
こうして小川島1泊2日の楽しいセーリングが終了した。
皆さんお疲れさまでした。
手伝って頂いた皆さんに感謝!
機会が有りましたら、またお誘いください。