京都八幡木津自転車道線


ながれ橋

ウェブページ、 ながれ橋〜嵐山間自転車専用道ガイドを見て、木津川、桂川沿いの自転車専用道を走りたいと思っていた。 京都に来る用事があるついでに、折り畳み自転車を持ち込んだ。 京都駅前で準備をすると、天気予報通り、暖かい日だ。 ホテルに荷物の一部を預けて、出発する。

木津川の泉大橋までは、 JR 奈良線で輪行するか迷うが、自走することにする。 今回、地図で見て初めて、京都と奈良の距離を実感した。 国道24号線を南下する。交通量が多く、 走りやすいとはいえない。分岐で県道69号に入り、 宇治を通過、 途中で昼食をとる。県道70号に入ると、交通量も減るが、 疲れてきた。泉大橋まで行くのはやめて、 玉川から木津川に出て、自転車道を走ることにする。

玉水橋を渡って、木津川左岸に出ると、自転車道の看板がある。 嵐山・渡月橋まで、35.8km の表示がある。 舗装は真新しく、泉大橋側は行き止まりだった。 一部区間はまだ建設中なのだろうか?

走り始めると、風が強い。 風向きは変化しているが、向かい風気味のことが多い。 とはいえ、ほとんど無人の川沿いの自転車道を走るのは気持ちよい。 段々と散歩の人や、自転車が増えてくる。 TREK のロードレーサーの人に抜かれて、追撃しようとするが、 向かい風で思うように進まない。ロードの人は向かい風でも、 どんどん進んでいく。凄いなあと感心したが、気をとられているうちに、 ながれ橋を通り過ぎて、 木津川大橋まで来てしまった。ながれ橋まで戻ることにする。

ながれ橋 (上津屋橋)は、日本で一番長い、木造の橋だという。 自動車で来ている観光客も含めて、多くの人が渡っていた。 川はブルトーザーが工事中で、景観は今ひとつだが、 木造の橋は壮観だった。自転車、 バイクは降りて渡るようにという看板があった。 原付が通過すると、橋はかなりの振動で、 歩行者には恐怖感を与えると思う。 小さい子供が高所恐怖で前に進めない様子が微笑ましかった。

走っていると、やたらカラスが多いのが気になる。路上、看板の上、 周囲の畑などにたくさんいる。何か理由があるのだろうか。 御幸橋(ごこうばし)で木津川を渡ったところで、 どっちに行っていいかわからなくなり、 プリントアウトして持参してきた ながれ橋〜嵐山間自転車専用道ガイドを取り出して、淀川も渡らなければいけないことがわかる。 自転車道の静粛から、 自動車の騒音と排気ガスの悪臭の現実に戻ってしまう。 淀川を渡ると嵐山まで 19.6km の道標がある。

淀川を渡ると、追い風気味になり、快調に走れる。 風は強く、横風になると、よろけてしまう。 信号のない交通量の多い道を横切る箇所に来る。 せめて横断歩道くらいつけてほしい。しばらくすると、 渡れるタイミングがきた。 2台の自転車が併走しているのが見える。追いついてみると、 MTB にサイクルジャージ、タイツの2人組だ。 2人で話しながらのペースなので、後について走る。 1台は KLEIN の Attitude racer (美しい!)、もう1台は確認できなかった。 途中で2台は土手上の道に、私は自転車道に分かれる。 いつの間にか追い抜いていたようで、暑いので上着を脱いでいると、 通り過ぎていった。 次に追いついたときには、KLEIN は離脱して1台だけになっていた。

歩行者が多くなってきたと思ったら、 自転車道の終点、嵐山 (桂川の渡月橋) に着いた。 嵐山公園で一休みしていると、 「嵐山って何の名所?」という疑問が湧いた。 来たことはないし、調べてもいない。人や店も多い。 取りあえず渡月橋を渡ると、人力車に乗った観光客がいる。 東海自然歩道の看板があるので行こうとするが、階段でめげてしまう。 内装変速とリアキャリアの荷物で自転車はとても重いのだ。 ベンチで休んで、地図を確認する。 ツーリングマップルによると「桜と紅葉の名所」とある。 日陰は肌寒くなってきたので、帰ることにする。 丸太町通りを東に向かう。 途中不注意で立ちゴケしてしまい、左ひざを打つが、 幸いにも後に残るダメージはないようだ。 京都市街は、歩道や裏道を走行しながら、ホテルにたどり着いた。

自転車道は、迷いやすそうな箇所には、道に矢印があり、 わかりやすかった。景色がよいところばかりとは限らないが、 路面の状況はよく、走りやすい。 ながれ橋と嵐山間のコースについては、 ながれ橋〜嵐山間自転車専用道ガイドに詳しい情報がある。 見ると、きっと走りに行きたくなるだろう。

(2002年2月)

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