またテレビの話でアレですが
ここ数年、医療ミスでの死者が少なからず出ていて
再三ニュースなどで取り上げられてきました。
結構騒がれているのに、この医療ミスの数が増加傾向にあります。
この原因は何か。という内容でした。
まず、なぜミスが続出するかということですが
医療機関の経営が苦しく、借金づけになっているのが現状だそうで、
これを解消するために「命」よりも「利益」を優先してしまったことに
その原因があるようです。
例えば、検査をするときに、まったく関係のない検査を盛り込むのです。
患者から少しでも多くお金を頂くために、
「万全を期す」として、その病気とは関係のない
いらぬ血液検査や、尿検査、心電図、胃カメラなど、余計に負担をかけるわけです。
余計な作業が増える分、ミスが起こる確率が高くなります。
ここに原因があるというものでした。
そしてヤバいのは、厚生省医道審議会というのがありまして、
これが医療ミスをした医療関係者に対して「大甘」の裁定を下すのです。
何度もミスを繰り返す医者や、何人もの命を奪ってしまった医者などに対して
その資格をはく奪するようなことをせず、3カ月とか6カ月の医療行為の禁止とか
まるで、どこかの野球チームのような甘い罰則で済んでしまっているのです。
その厚生省医道審議会のメンバーが、
10人中8人が医療現場に関わったことのある人間だといいます。
自分で自分を裁くようなものですから、どうしても裁定が甘くなる。
チェック機関が身内で固められているということです。
しかしこの審議会を再編させることは容易ではないようです。
政府自民党への巨額の献金をしている医師会の存在があるからです。
この審議会を完全な第三者機関にしてしまったら、困るのは医師会です。
あまりに多くの波風が立つことが予測されますので、
医師会が了解するはずがありません。
自民党が「医師会のカネ」を断ち切って、命の尊さの方を選択できるでしょうか。
大事なのは、監視的・統括的な機関は「第三者」を中心に構成しなければ
効力がない、意味がないということです。
特に医療というものは「命」がかかっていますから、
利益だとか利権だとかを第一に考えてはいけないのです。
にもかかわらずこれが日本の実態なのです。
また、情報が公開されないという問題もあります。
アメリカなどは、処分を受けた医師は、インターネットで実名公開されたりするので
病院を利用する際に、その内部の事がよりわかるようになっているといいます。
日本の場合、医療ミスを繰り返している医師が担当していてもわかりません。
大袈裟なタイトルになってしまいました。
上の内容を読まれたら、大体想像はつくでしょうが
野球界も一緒だなって思いました。
構造的な改革(読売色の排除)が必要ということで。
あまり内容的に膨らませられないものなので、号外扱いで送らせていただきます。
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ここ数年、逆指名やFAなどで巨人にばかり有力選手が集まる現象が起きています。
不公平だと騒がれているのに、巨人のオーナーはこれを「企業努力」だとして正当化し、
考え直すどころか、自由競争枠などというカネのある球団に有利なルールを作るなど
まったく公平感のないやり方を貫いています。
この原因は何か。
巨人を何が何でも優勝させなければならないのが野球界だそうで、
これを実現するために「根本的な問題」よりも「巨人の優勝」を
優先してしまったことにその原因があるようです。
例えば、選手を獲得するときに、巨額のウラ金を使うだけじゃなく、
借金の肩代わりをしたり、親類の就職を斡旋したり、家や車を与えたりするのです。
手段を選ばないやり方を平気でやっている。
優秀な選手が他球団に行ってしまうと巨人の優勝する確率が下がると思い込んでいるので
他球団が手を出せないくらいまで条件をつり上げ獲得します。
もともと巨人に入団する意志のなかった選手までもが寝返るように入団します。
とりあえず巨人の優勝の確率が高くなります。(優勝すれば読売新聞が売れます)
そしてヤバいのは、日本野球機構というのがありまして、
これが巨人に対して「大甘」の裁定を下すのです。
何度も不正を繰り返す読売巨人軍に対して、そのやり方を非難すらしません。
人身事故などに関しては10日余りの謹慎で済ませるなど
甘い罰則で済んでしまっているのです。
その日本野球機構のメンバーに、
読売に関わった人間がかなりいると言うのです。
この不況のさなか、巨人軍オーナーの友達の会長さんなどは
月々200万円もの報酬があるといいます。
「もし巨人のやり方に反対したら、いい思いができなくなる」ことを考えると、
どうしても巨人に甘くなるというものです。
チェック機関が身内で固められているといっていいでしょう。
この日本野球機構を再編させることは容易ではないようです。
もし完全な第三者機関にしてしまったら、困るのは巨人です。
放映権は分配され、利益を赤字球団にまわされたり
発言権も弱まり、不正にも相当の罰則を課されますし、
大変公平な制度を作られたりすることが予測されます。
優秀な選手の獲得が困難になり
巨人がなかなか優勝できなくなるので、再編を了解するはずがありません。
日本野球機構の読売関係者が「癒着と利権」を断ち切って、
球界の発展の方を選択できるでしょうか。
大事なのは、監視的・統括的な機関は「第三者」を中心に構成しなければ
効力がない、意味がないということです。
特にプロ野球というものは各チームにファンがいるのですから、
一球団の優勝だけを考えてはいけないのです。
にもかかわらずこれが日本の実態なのです。
また、情報が公開されないという問題もあります。
アメリカなどは、選手の年俸も球団の経営状況も公開されるそうです。
不正に対しては永久追放など厳しい処分がされます。
日本の場合、不正交渉があっても
目をつぶってくれる日本野球機構がありますので
巨人はやりたい放題のことができるのです。
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厚生省医道審議会と日本野球機構が、よく似てると思ったので
これだけですが、とても大事なことに思えたので書きました。
結果的にこれまでに書いてきたことの
「おさらい」のようなものになってますが…。
第三者機関、これは例えば、ボクシングやサッカーの国際試合の審判が
対戦国以外の国の審判が選ばれるのに共通したものだと思います。
スポーツにはひいきがあってはならないし、
政治には不正があってはならないのです。
外務省の機密費問題はチェック機関がないことで起きたものです。
巨額の税金がマンションや競走馬の購入など、
個人的なことにさんざん使われていました。
モラルがないところを野放しにすると、必ず問題が起きるものなのですね。
モラルの欠如は「上」がやれば「下」に伝播していくものです。
みんな模範的であれなんてバカなことは言いませんが
公的なものに携わる、影響力の強い者には
少しは考えて行動しろと言いたいです。
巨人に関しては、全試合テレビで中継されるのですから
少なくともラフプレーはやらないよう長嶋が指導するべきでしょう。
救いのないヤジなどは論外です。
元木選手のようなスパイクを向けた危険な走塁を、
闘志溢れるプレーなどという解説も最悪です。
マスコミも「巨人の身内」で固められていますが、
勇気を持って当たり前のことを言ってほしいと思います。
また、元木選手のような「地方自治条例」にひっかかるような事件などは
早急に事実関係を確認し、やったならやった、やってないならやってないと
きちんと報道にのせるべきです。
巨人が「犯罪防止」のためのボランティアなどをやるというなら
そのへんを正してからにしないと、ただの偽善者と呼ばれても仕方ありません。
そして正々堂々と戦うために、フェアな環境づくりをするべきです。
巨人がモラルを破壊し、犯罪を誘発していると言われないためにも。
野球界にはつくづく第三者機関の必要性を感じます。
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えー、ここに出てくる「医道審議会」について、
「そんなに甘い裁定ばかりではない」とのメールをいただきました。
話の流れとして捕らえていただければ、
私の言う「プロ野球には第三者機関が必要である」という主張には
影響するものではないと考えてはいます。
さて、それによると
医道審議会は、
事件や不正を起こした医師・歯科医師の行政処分を審議します。
刑事罰とは違うものです。
審議内容は原則非公開で処分の明確な基準はわかりません。
一部公開された議事録では
1・偽装交通事故による保険金詐欺事件で、うその診断書を作成し
200万円を謝礼として受け取った医師→免許停止3年
2・殺人および死体遺棄→免許取り消し
3・監禁罪→免許取り消し
4・診療報酬の不正請求2億7900万円→免許停止2年
5・病院の職員を水増し申告して診療報酬の不正請求8億3000万円→免許取り消し
6・準強制わいせつ罪→免許取り消し
7・勤務している病院の物品納入に際して200万円の賄賂を受け取る→免許停止6ヶ月
8・虚偽の死亡診断書を作成→免許停止1ヶ月
9・製薬会社から2億5600万円の賄賂を受け取る→免許停止3年
10・覚せい剤取締法違反→免許停止1年6ヶ月
11・薬品の誤用により患者が死亡(業務上過失致死)→免許停止3ヶ月
複数の事件で、医師免許の取り消しが見られます。
つまり野球界なんかよりはずっと厳しい処分をしているのではないかとの指摘です。
詳しいことはわからないのですが
脱税などの「違法行為」に対しては、刑事罰である罰金や懲役を科せられ、
免許などの資格の取り消しの判断は医道審議会がやるのだとすると、
犯罪が成立すれば厳しい対応をせざるを得ないのではないかと思います。
だからこの部分では厳しいのでしょう。
しかしここで問題なのは「医療ミス」をした医療関係者への裁定です。
上記の2.8.11の3つ以外は「医療ミス」とは関係がなさそうです。
2は「殺人」となっていますから、多分、医療ミスではないと思います。
8も「ウソの死亡診断書」ということなら、医療ミスとは違う問題でしょう。
11は医療ミスのようです。これが免許停止3カ月となっています。
私の見たテレビ番組によれば、
何人もの女性から悪くもない子宮を摘出した事件などがありましたが、
その医師がまだのうのうと医療行為をしているとか
ほかにも医療ミスで訴えられた医師が、医師免許をはく奪された例がほとんどなく
医療行為の再開と、繰り返しミスを犯すという医師が10人も20人もいるということで
「医道審議会」が甘いから、こんなものは解体しろという流れだったと思います。
「医療ミス」は刑事罰を受けない場合があるのだと思います。
テレビ番組はこちらの、ミスをした医療関係者に対する、
医道審議会の査定の甘さへの苦言なのではないでしょうか。
ただ、本当に許されないミスとは違って、やむを得ないミスもあるのだと思います。
その判断は難しいものだと想像できます。
まあ、いずれにせよ、プロ野球の読売に甘い査定ほどではないような気がします。
なんとかならんのでしょうか。プロ野球。
※メールをくださった方には悪意はありません。
いろいろ指摘していただけるのはありがたいことです。m(_ _)m