「ロッテもタオル回しをやっているんですねえ」
マスコミは去年のオールスター戦の時は散々このウソを流しました。
テレビはもちろん、ラジオでも、新聞にも、ネットにも
タオル応援は巨人応援団のオリジナルであるかのように報じました。
「マスコミは十分な取材をしないで、報道をしてしまったのではないか」
前回も書きましたが、そんなわけはありません。
いつどんなハプニングがおこるかわからない「スポーツ」を伝える記者が
球場に足を運ばないはずはないし、
当時、話題になるほどの応援だったんですから、
その世界でめしを食ってる人間が、気がつかないはずはありません。
万一知らなかったとしても、この2年近くの長きに渡って
すべてのスポーツ報道関係者が知らないでいる方が不自然です。
みんな知っているはずです。
いまだにこの事実を正確に伝えようとしないのが今のマスコミです。
これは小さな話ではありません。
根本は著作権や版権にかかわる重大事項で、
これを守る社会の一隅が崩されてしまいます。
それも連日テレビや新聞に顔を出す「巨人」が関わっているところが大問題です。
いくらファンがやっていることとはいえ、行き過ぎた行為に対しては、
球団として傍観を決め込まないで、応援団と話し合いを持つなど
大人の対応をしないと、増々幼稚な大集団と化してしまいます。
善悪の判断も、犯罪の意味も、道理もわからない危険な集合体になりかけているのです。
(もうなっているのか?)
また、これを容認あるいは黙認するような「評論家」や「スポーツ記者」は
結果的に秩序とか倫理とか、社会の根底で失ってはいけないものを
壊す作業をしているのと同じです。
まるでそれを証明するような凶悪事件が相次いで起こっていますよね。
巨人だけのせいではないが、
少なくとも巨人と言う興業団体は無い方がましな存在であると私は思います。
政治の世界も
中小企業のために集めたお金を使ったり、税金を食い物にしたりとひどいものですが
マスコミはこれを批判できるのに、
巨人の話はタブー視するのは、実はマスコミとして機能していないんじゃないでしょうか。
マスコミの長・読売の力がそうさせるのでしょうか。
放置しておくと次ようなことになるわけです。
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●2000/03/12
読売の応援団のじゃいきちの一人がタオルのことについて
「パクリと言われても巨人の方がファンが多いからロッテを圧倒しよう」
と言ったそうです。本当だとしたら本当に怖いことです。
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世の中に道理が通らなくなってしまいます。
一生懸命調査して、仲間と一緒に考えて創りあげた思い入れの深いものを
気がつくと、「これはオレが創った」と言われ、使われてしまっている。
許してはいけないことだと思いますね。
今回はその「思い入れ」を中心にお伝えできればと思います。
さて、ではなぜロッテなのか。
今から1年半ほど前の1999年の夏あたりから、
千葉ロッテマリーンズ応援団による組織立ったタオルでの応援が始まったようですが
その頃の過去ログから、巨人応援団にパクられた「理由」がはっきり読み取れます。
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●はじめてロッテの応援を生で見ました。
それまではJリーグっぽいとかいう先入観しかなかったのですが、
何かすごく熱いものを感じました!!
近くのオリックスファンらしき小学生はそっちの方が楽しいのか、
途中からロッテの応援していました。
その日はオリックスが勝ちましたが、感想として
「多感な時期にアレを見たら間違いなくロッテファンになってただろう」
というものです。
●マリーンズの応援はむちゃくちゃかっこいい!!
●行くたびにロッテの応援の一体感や新たな独創性に驚かされ、
外野スタンドの応援を見るのも一つの楽しみとなっています。
ロッテを応援する方々が長い時間をかけてつくりあげてきたそのスタイルは、
ロッテ球団の大きな魅力の一つだと私は思います。
●私はサッカーが好きな者です。
…で、今年のある日千葉マリンの試合を何気なく見ていたら、
マリーンズの応援にびっくりしました。
凄まじく統率が取れていて、なおかつヴァリエーションが豊富。
Jリーグチームの鹿島アントラーズの応援を思い出させるくらい素晴らしかった。
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つまり、カッコよかったわけです。これがパクりの動機でしょう。
きっとすごくカッコいい応援がテレビに映ることを夢見ていたのでしょう。
それは叶いましたね。ものすごく醜いものになってしまいましたが…。
次に、その手本となったロッテの応援を考える上で、どうしても外せない出来事があります。
1998年6月から7月にかけての18連敗です。
これは日本ワースト記録です。
簡単に18連敗と書いてしまいますが、選手もファンも本当に苦しかったと思います。★注
しかしファンは離れませんでした。次の話はなかなかいい話ですよ。
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●やっぱりその違いは応援している人の心の違いだと思います。
ロッテが18連敗した時、外野席で応援しているファンは
減るどころかどんどん増えていきましたよね。
試合後のマリンスタジアムでファンが集まって
延々と「俺達の誇り千葉マリーンズ〜♪」と歌った時、
当時の近藤監督はそれを聞いて涙したと聞きました。
連敗ストップした時、選手達は全員ベンチから出て
レフトスタンドに向かって、手を振ってました。
ここで出来たファンと選手との熱いつながりが大きいと思います。
ロッテの応援団には「どんな時も俺達がついてるぜ!!」という
言葉だけではない気持ちがあり、
それが応援に現れてるのではないでしょうか??
●横断幕の言葉・チャンステーマはマリーンズのオリジナルです。
横断幕に有る「俺達がついてるぜ」は、
マリーンズファンが18連敗中に
涙を流しながらみんなで唄った「俺達の誇り」の歌詞です。
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この出来事を忘れないで読み進んでください。
さあ、では巨人の応援団のパクりの全貌を見てみましょう。
まずその種類から。
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●しかしものの見事ですな。
・白タオル回し
・スタメン発表時の「オイ!」
・ドラムコールの応援
・GoGo二お〜岡!(GoGo大塚明!)
・マルちゃん体操(大塚明体操)
・チャンスのテーマ&ややチャンスのテーマ(ヒッパレーは除く)
・「俺達がついてるぜ」「we love Giants」などの横断幕
・ラッキー7のTake me out to the ball game(大友某の替え歌)
・ジャイアンツナイト(マリーンズナイト)
・牽制ブーイング
・最近ロッテをマネてメガホン反対運動が起こっている
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ざっと10種類ほどですが、これが全部ではありません。倍くらいありそうです。
(これ以上は蛇足でしょうから、あえて書きません)
私は細かい事はわかりませんが、一通り関連の掲示板を見たところでは
あきれかえるほどアレンジが無いようですから、
ロッテの応援団が怒るのは当然のことだと思うし、
これを「巨人のオリジナル」と言い切ってしまう神経が信じられません。
「まったく同じ横断幕」で、巨人を応援するっていうのは、
パクリというよりは恥さらしです。
旗の振り方までマネしているという情報もあります。
普通プライドや羞恥心が邪魔をするはずなんですが、
「巨人様が頭を下げるなんてできるか」という心の現れなんでしょうか?
普段からちやほやと特別扱いされる環境から生まれる「慢心」なのか?
ロッテが18連敗にあえいでいた時、どんな思いで応援をしていたかなんて
考えもしなかったんでしょう。
ひとつひとつのマネっ子行為に球団への愛情が感じられません。
巨人が18連敗でもしようものなら、とっとと見捨ててしまうような
薄っぺらなものを感じます。
本当に応援団なのか?
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●あのチャンステーマを讀賣が使ったそうですね。
その話を聞いたときは、ただただ唖然としてしまいました。
何だか、中小企業で作ったすばらしい商品の技術を大企業が盗んで、
自社で開発したかのように見せるのと同じですね。
我々が、普段どんな気持ちでこのチャンステーマを歌っているのか、
あちらさんにはわからないのでしょうね。
タオル回しまでは我慢できましたが、
我々の誇り高きチャンステーマをパクったことは、絶対に許せない!
球界の盟主といわれてきたチームの応援なんて、所詮そんなものか!
はっきりいって、節操がなさすぎるよ!
子供の頃、こんなチームを応援していたことが、
すごく恥ずかしくなってしまいました。
●これらの応援には、すごく思い入れがあるんです、我々にとっては。
それをあっさりと持って行かれちゃうっていうのはすごく悲しいです。
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マネというのは決して悪ではありません。
基本的には、物事はみんなマネをして覚えていくわけですし、
新しいものをつくり出すには、すでにあるものを研究する必要があります。
やってはいけないのは、無断で流用し発表することです。
社会のルールです。日本に限りません。
もっといけないのは「自分が考えた」とウソをつくことです。みんな犯罪行為です。
ただ何にでも許容範囲はあると思います。
巨人応援団の行為は、どの角度からみても許されるものではありません。
・相手の許諾を得ていないこと
・相手が「やめて欲しい」と言っていること
・何のアレンジもないこと
・自分がオリジナルとウソを言っていること
どう見ても社会のルールを無視しています。
巨人応援団は
常識のない応援はやめた方がよろしいかと思います。
今は良くても、後々に「こんなひどいことをしていた」と
応援の歴史に傷が入ります。もう入っていますが、
少しでも早く自分たちのオリジナルを創作するべきです。
どんどん傷口がひろがり、人々の信用を落とすことになります。
また、「巨人」ですから、他のスポーツファンから見れば
「プロ野球って、腐ってるよね」と
巨人とプロ野球をひとくくりにされますから、
プロ野球11球団のファンのためにも、
また本当に野球の好きな巨人ファンのためにも
現在の、ロッテからパクった応援をやめていただきたい。
続けたいなら
ロッテ応援団から了承をもらい、
可能な限りマスコミで真実を流してもらうことが必要です。
なぜならマスコミにウソの情報を提供し、垂れ流した責任があるからです。
取り返しがつかないことをやっているという認識が必要です。
ロッテファンの中には今でも苦痛を味わっている人がいるのですよ。
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●タオル回し、チャンステーマ、横断幕、ジャイアンツナイト…。
でも一番許せないのは、巨人の応援団が何も説明しないことです。
おかげで巨人の公式HPには
「ロッテは巨人のかっこいい応援をパクるな」などとよく書かれていました。
そこで何人かのロッテファンが必死に違うと説明して
何とかなくなりかけていたのに…。
そんな時に某テレビ、新聞が誤報を流し、
さらにはチャンステーマの曲まで真似される。 もうやってられません。
●巨人戦は全試合地上波で放送され、
ロッテ戦はほとんど放映されないのが現状なうえ、
一部テレビ番組や新聞でも誤って報じられているので
勘違いする人が多いのは仕方ないんですが、
「ロッテが最初」という事実をみとめようとしない態度に腹が立つのです。
●まだマリンの外野だってそんなににぎやかでなかった頃から、
培われてきたロッテらしさを、
巨人がこのたった数ヶ月間に、自分達のオリジナルだと、
全国のプロ野球ファンの前で自慢げに振舞う姿が私は本当に腹立たしくて…。
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多くの巨人ファンは自分で考える力を失っているのではないでしょうか。
巨人は球界の盟主とか、常に勝たねばならないとか、
理屈を抜きにその言葉を信じています。
テレビで言うことを鵜呑みにする傾向があると思います。
「巨人戦ばかりテレビで入るのは巨人が注目されているから」
と本気で思っていたりするわけです。
とてもワクからはみだした発想ができるとは思えません。
オリジナルの応援を考えるより、カッコいいものを持ってくるのは、
そういう素地があるからでしょう。
もうひとつ、これもひどいなぁと思ったものがあります。
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●僕は趣味で韓国語を勉強していて、
また韓国の音楽もよくCDを買ったりして聞いていて、
中でも高耀太(コヨーテ=韓国の若者に人気のバンド)が大好きなんですけど、
まさか巨人がコヨーテを吹いていたとは思ってもみませんでした。
マリーンズの方なら、「あ〜、韓国ロッテから仕入れた応援だな」って感じと、
いろんな方々に韓国の音楽を聞いてほしいという願いが僕にはあって
凄く賛成していたのですが、
韓国ロッテとは全くと言って良い程関係がないのに
この応援を巨人がやったというのは物凄く腹が立ちました。
あの応援はロッテがやるからこそみんな賛成しているのであって
巨人がやるのはどうも変ですよね。
●ん〜。何度も思うがフツーの神経じゃやんないんじゃないのかな。
露骨な他球団と同じ応援というのは。応援団のモラルに欠くんじゃないの。
つ〜か、ふつーはやんね〜だろ。
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本当にただ借りてきたものを使っているだけですね。
厳密には盗んできたものですけどね。
それもマジックで名前まで書いてあるようなものを。
こういうことをしているから、こんな言葉を浴びることになるのです。
もっと自分の頭を使うべし。
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●巨人はかつて選手応援歌など12球団1のトランペット演奏を誇っていたと思うが、
あの応援にもっと誇りを持っていいんじゃないの。
●よその真似して、それでいいんですか?
オリジナリティのあるものを作ろう、という気は全然ないんですか?
●自分ら独自の応援を作ったらどうなんですか?
仮にも球界の盟主っていうのならね。
●読売ファンの方も自分のチームを愛してるなら、
マネじゃなくて「読売式」っていうのを
早急に創造していかなくちゃいけないんじゃないの?
タオルも、ダンマクも全部マネです。
「誇り」を真似されるのは絶対に気分悪い。
●はじめは白タオルだけかと思っていましたが,
あれもこれも…と,まぁ,なんと多いことか。 正直改めて驚いております。
巨人ファンとしては,もっと独自のアレンジをしないと,
手段としてはあまりに稚拙で,
オリジナルの応援を考えた方に失礼だと思っています。
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そういうわけで、今年の野球観戦は巨人応援団にも注目です。
(注目なんかしたくはないが)
犯罪まがいのこの行為がどこまで野放しにされるのか、
そして誰が真実を伝えてくれるのか、くれないのか
しっかりと見てやりましょう。
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以下、この応援のパクり問題について
数多くの声が寄せられている掲示板です。
さらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。巨人ファンによる書き込みもあります。
http://member.nifty.ne.jp/Massu/dagasiya3.htm
それから
一連の話と具体的な応援についての記述があり
とてもわかりやすく、好感の持てるホームページがありましたので紹介しておきます。
http://www1.neweb.ne.jp/wa/dormeur/sports/clm_ch.html
ここは千葉ロッテマリーンズの一ファンが作ったもので、
ロッテ応援団の公式見解ではありません。
☆
★注 どうしても書きたかったのでおまけ。
そう言えばとってもドラマチックだったのです。
1998年7月7日
日本ワーストタイ記録となったロッテ16連敗後の一戦、対オリックス。
9回裏2アウト2ストライクまで2点をリード。
エースの黒木の気迫が8回までわずか2安打に押さえ、
絶対負けられないこの試合を投げ抜くと思われたが、
その139球目、オリックス・プリアムがレフトへ劇的な2ランホームランで同点。
ロッテは延長戦の末破れ、不名誉な記録を塗りかえた。
黒木は立ち上がれなかった。野手、コーチがマウンドへ集まる。
9回同点のまま、涙で目を赤くして、抱えられるようにマウンドを降りた。
マリーンズサポーターは精一杯の黒木コールを、球場全体からは暖かい拍手が送られた。
レフトスタンドには「マリーンズよ、俺達がついてるぜ」の横断幕。
ファンじゃなくても感情移入してしまいます。
さらにこの試合を決めたのは、オリックス・広永の代打満塁サヨナラホームラン。
この1試合で1冊の本が書けるほど感動的で、残酷なドラマでした。
いろいろ調べましたら、この連敗中には本当に感動的な話がたくさんありました。
この応援をパクっちゃいけませんよ。極悪です。