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審判 ジャンパイアの存在
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ジャンパイア。これは巨人に有利に判定する審判のことをいいます。
巨人戦での誤審はテレビなどの中継があるから目立つのではありません。
過去に例のないような「信じられない誤審」「大甘の裁定」が多いから目立つのであり
素人でもわかるような誤審が多いから問題なのです。
そのほとんどが巨人有利の判定だから、意図的であろうがなかろうが
このような言われ方をするようになったのだと思います。

多くの人が「おかしいぞ」という目で見ている、その結果出てきた言葉です。
ドームランと共通するものがあります。

こんなことを言われている審判団や日本野球機構は、きちんと対応できているでしょうか。
審判の問題は、確かに非常に難しいのですが、いまひとつ納得のいく回答がないのです。
ひとつひとつの具体例は後にやるとして、まずは大枠から考えていこうと思います。

審判のおかれている環境についていろいろ調べてみました。
ひとつ思ったのは、日本野球機構の方々にはたくさんの知識があるはずなのに
しかもそれが仕事であるはずなのに、問題解決の意思をあまり感じないのです。
誰か(ナベツネ)の判断を仰がないと決定できないのかも知れません。

そもそも審判がとんでもない誤審をする原因は何か、を考えるべきところが
審判はとんでもない誤審などしていないから問題ない、と
考えることすらしていないように見えます。
あるいは「ひいきは不可能」として終わらせてしまっています。
(絶対に不可能とは言い切れませんよね)
人間だから仕方がないという言い方もあります。

本当に何にもやりようがないのでしょうか。
こんな声があります。
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●そもそも審判のシステムそのものが問題やないかなあ? と思います。(中略)
つまりはこのシステム自体が巨人を中心に回っており、
審判にとっては巨人戦の球審を担当することがステータスであり、憧れであるのです。
これは私の勝手な憶測ですが、最終的な目標に到達する為には、
やはり上層部に気に入られたいというのが人間の常だと思いますが、
巨人を中心にされているシステムである以上、
審判の意識も(或いは無意識のうちに)巨人側に立っているのではないでしょうか。

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これは何を意味しているのでしょうか。
まず、審判のことについての前知識と問題点です。
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●資格
日本で審判になるには、両リーグが実施する審判員試験を受験して合格することが必要。
受験資格は年齢22歳まで・身長175センチ以上・視力は裸眼で1.0以上が必要で、
野球経験がありルールの基本的知識を持ち、肥満体でない人。

試験合格後、セリーグの審判はアメリカの審判学校に留学してライセンスを取る。
約2週間の技術練習を経て、各球団のキャンプ地に行って
雰囲気やゲームに慣れる実地訓練をする。
シーズンに入ると、新米審判はまず2軍の試合を数年担当する。

《ここからが問題なのです》

年功序列で1軍に昇格すると、線審(今はない)・塁審・球審の順に出世する。
球審に指名される程出世した審判は、まず巨人の絡まないカードを担当する。
そこで数年間キャリアを積んだ者は巨人戦の球審を務める。
巨人戦の球審を務めるレベルに達した者は、対広島戦・対横浜戦などを
経験した後、対中日戦を担当し、頂点の対阪神戦に至る。
対中日戦は好勝負が多く、審判の間では隠れ伝統の一戦とも呼ばれている。
そのため対阪神戦の次にグレードが高い。

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巨人戦が頂点というわけです。
本来「うまい」審判は優勝を争っている試合につくべきだと思いますが
単にテレビ中継の多い巨人戦をグレードの高いものとして「うまい」審判を派遣します。
仮に最下位であってもです。
優勝争いもしていないチーム同士の対決となってもテレビで流れるのは巨人戦であり
その試合に「うまい」審判が投入されているわけです。
「頂点の対阪神戦」という表現からもわかりますが、どう見ても基準は「人気」です。
客商売ですから一理あるとしても、
判定をするということに対して、直接関係のあることではありません。
正確な判断を要するのは、どの試合も同じことで
審判に関しては、人気やテレビ中継を最重点におくのは間違いでしょう。

つまりこの「審判の目標が巨人戦の主審」である、ここに大きな間違いがあります。
本当なら、「その年の優勝のカギを握る大事な試合」や「日本シリーズ」が
審判にとってグレードの高い仕事であるべきです。
12球団公平であるべき審判団が、目標が巨人戦という言い方はないでしょう。

では、この「グレード」の意味について考えてみましょう。

巨人はテレビに映る、ということで
「みっともないジャッジを見せられない」という理屈があるのかも知れません。

しかしどうでしょうか、
ファールがホームランになったりフェアになったり、わざと怒らせて退場にしたり、
打席をはずした選手にボールをぶつけようとした投手には見ないふり。
ノーバウンドキャッチもワンバウンドの判断をしたりと
どこがグレードの高いジャッジなんだろうか、とも思いますね。
逆に、非常にみっともない判定が巨人戦に限って山のようにあります。

「グレード」がからむことで、審判の心のどこかに、
巨人の心証を悪くしたくないという気持ちが働くのではないかと思うのです。
理屈の上では、巨人戦の審判は日本の最高レベルの審判であるのです。
それがあれほどにミスをしている。偶然ではないでしょう。原因は必ずあります。
審判がわざと間違えるはずがないんです。(ちょっとあやしいですが)
無意識的に働いている心理的なものが大きいとしか考えられません。

だから私は、審判の「技術」の問題ではないような気もしています。
1●プロである限り生活がかかっているのであり、いい加減な判定は命取りになります。
特にテレビでやったら、何度もスローを見せられます。
審判だって職人なのですから、常日頃、技術を磨く努力はしていますし
プライドも持ってやっているのです。巨人寄りだと言われたら気分も悪いでしょう。
ひいきなく、真剣にやっているはずです。

2●一方、巨人に不利な誤審は命取りになります。
プロである限り生活がかかっているのであり、
力のある組織を敵に回すと職を失うかも知れません。
(特に歴史的に見て巨人であることが問題)

1も2も両方同時に成立します。これを解消すればどうでしょうか。
機構がしくみそのものを変えれば良いのです。

グレードの高い試合から「特定球団」をはずせばいいだけです。
審判が特定球団に思い入れを強くしてはいけないことくらいみんなわかると思います。
審判の目標は「巨人戦」ではなく、「優勝を争う試合」にすることです。
これに伴って、審判の収入に変化は出るのでしょうか。
これが出るとしたら大問題ではないでしょうか。ここが最大のポイントと考えます。
「グレードの高い」試合の報酬が高いということは…。

「優勝を争う試合」や「日本シリーズ」の報酬が高いのなら問題はないんです。
対戦する両チームが対象なのですから。

しかし
「巨人の試合」の報酬が高いとなると、ジャッジに影響が確実に出るということになります。
審判は個人事業主です。稼げる時に稼がないと老後のメドが立ちません。
もし報酬に差があるとしたら、巨人には頭が上がらないことになります。
絶対に頭を下げてはいけない「審判」がです。
あからさまに巨人がスポンサーとなってしまいますね。

審判は公平でなければ成り立ちません。
いくら巨人が野球界を引張る形になっているとはいえ
それとこれとは完全にわけて考えるべきセクションです。

一般的に「ワイロ」が犯罪であるのは、お金を受け取ることによって
まともな判断ができなくなるからです。
特に政治家は「企業」からお金を受け取ることで、
国民の利益より企業の利益を優先させてしまう過ちを犯すわけです。

テレビ番組も同じで、仮にたばこの企業がドラマのスポンサーについてしまうと
主人公がタバコの吸い過ぎで肺ガンで死んでしまうというような設定はできなくなります。
むしろ、タバコをおいしそうにふかすシーンを入れたりするものです。
構造的には同じです。
正しい判断ができなくなるのです。

仮に巨人戦の報酬が高いということになれば、誤審も出やすくなるでしょう。
正しい判断ができなくなると思います。

つまり金銭がからんでいるのか。
それで給与体系について少し調べてみました。
結論から言いましょう。
わからない。わかりませんでした。

審判はどこから給料をもらっているのか。
お金の出どころはどこか。
普通に考えれば、プロ野球の観戦料や放映権料が、その報酬に反映されているはずです。
だからといって、審判がうまいから客が入るというのはおかしな話ですので
集客率などが査定基準にはならないでしょう。
個々の球団から直接報酬をもらうとすれば、公平さが失われますので
機構が統括して支払う形態を取っていると考えられます。
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プロ野球の審判は「個人事業主」であり、毎年各「連盟」と年間契約している。
期間は2月から11月。公式戦とそれに準ずる試合(オープン戦など)が対象で、
年俸を12か月で割って貰っている。
審判員関係の予算は毎年、コミッショナー事務局が総額を決め、
給与はリーグを通じて審判員にわたる。

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「連盟」というのは「セ・リーグ」と「パ・リーグ」のことかと思います。
「コミッショナー事務局」というのは多分、日本野球機構のことです。
審判に関する予算はどこから捻出するか。
これは多分、各球団が出し合った運営費からの割り当てでしょう。(推測が多い)
これだけなら球団を特定したものではないので、問題なさそうです。

が、審判には年2回のボーナス(功労金)と呼ばれるものがあるそうです。
しかしこの中味も詳しくはわかりませんでした。
簡単に言えば、公式戦を1試合担当するごとに一定額の手当が貰え、
オープン戦やオールスター戦・日本シリーズを務めればそれなりの手当がつくようです。

疑いの目で調べてきましたが、
巨人戦の審判への報酬が高く設定されているという事実は見つけられませんでした。
(読者の方で、事実関係を知っている方がいましたら教えて欲しいと思っています。)

表面的な情報から引き出すのは無理かも知れません。
第一、審判は公平が建て前ですから、差があっては絶対にいけないのです。
「巨人戦での審判への報酬は高い」という事実はない可能性もあります。

しかし「シロ」というわけにはいきません。
グレードの意味が曖昧になったままですので。
ワイロ性という点では保留にし、さらに調べたいと思います。
(少しは情報を掴んでいます)

●審判の労働条件について

審判は実は被害者ではないだろうかと思っています。
ちょっと審判の労働条件を見てみます。

まず、審判の待遇は思ったより悪い、ということです。
プロ野球一軍選手が、スポーツバブルの中で「ひとゴネ1000万円」というように
1000万円の単位で考えられ、何億というウラ金が動くのに対して
機構は審判に対して「財政難」を理由に、
ほとんど予算を増やしていないのが現状です。

普通、一軍に常時出ている審判は年俸が1000万円前後らしいですが、
この金額に対して、機構は突然「まともな感覚」を持ち出します。
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■支払う側の声

村田繁パ事務局長は
「30歳代でも本俸だけで1カ月に80万円くらいあるんだよ。
高いか安いかは価値観によるけど…」。
セの渋沢良一事務局長も
「恵まれているのではないか」と話す。給与が下がることはめったにないという。
「税金の面でもサラリーマンよりいい。同じ1000万円を10年もらったら、
審判員の方が1000万円くらい、多いはずだ」との声もある。 

これに対して、
■もらう側の声

年俸は1軍のそれなりの審判で1000万円以上になる。減棒はない。
但し、退職金制度はなく、故障した場合の休業保障もない。
年金は55歳以降に月十数万円のプロ野球年金だけであるため、
多くの審判は老後の不安を抱えている。
また、高齢ではできなくなるため、生涯賃金が少ないのが実際。

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「まともな感覚」というのは年収1000万円は安くはないというところです。
しかし、プロ野球選手とのギャップが大き過ぎませんか。
(選手の1000万円は激安のように言われる)
審判も現役は長くはないのです。
だいたい会長やコミッショナーの月200万円とかいう給料が高過ぎないですか?

審判の仕事は、選手と同様、技術が落ちれば採用されない職人の世界です。
本当にギリギリの部分で、判定を下さねばならず、
誤審をすれば非難が集まり、試合がスムーズに進行すればそれは当り前。
ある意味、選手より過酷かもしれず、プレッシャーも大きいはずです。
何より、審判がいないと試合ができません。

審判労組はあるものの、個人事業主の集まりであり、強いとは言えない。
技術職なので、賃金は基本的に組合員同士の競争で査定され、優劣が決まる。
賃金の一律アップを要求するのも難しい。
全員に厚い保障をするわけにはいかないということのようです。
それにしても、最高額が低いと感じますが…。
審判を雇うのにケチるプロ野球組織って、本当に野球界のこと考えているのでしょうか。

こういうところを機構が率先して、労働条件を整えてあげるのが筋でしょう。
それは自分達のためでもあります。
審判の問題のひとつに、人数が少ない、というのがあります。
将来が不安な職業に人が集まるはずがない。
労働条件を良くして、人数が増えてくれば競争が激化し、
さらに技術レベルも上がるだろうし
事実上人件費がないという理由で導入された審判4人制も、
6人に復活させて悪いことはひとつもない。

各球団も、選手一人に何億も払えるのなら、それ相当の金額を機構に納めて
選手だけでなく、プロ野球界の環境を整備したらいいんじゃないでしょうか。
審判の待遇は、その一番手でしょう。
機構は、ウラ金が億単位で流れている現状を見て見ないふりをしてるのも情けないですが
審判を育てるシステムをどうしたら作れるか真剣に考えるべきでしょう。

単純な考えですが、例えばの話、1球団で1億円を捻出できれば十分で
悪く言えば、高額選手の年俸を按分で削りとる方法で
良く言えば、球界のためにみんなが少しずつお金を出し合って審判団を保護する
ということもできそうなものですが、方法はいろいろあるでしょう。

金持ち球団は自分の事ばっかりじゃなく、審判や記録員のことにも気を配り
きちんと「必要なもの」として今以上の保障体制を作れるように
「提案」できないものなんでしょうか。特に自称盟主というなら…。
こういうところにこそ自慢の「圧力」をかけたらいいのにと思います。

巨人はヘタをすると「オレが全部出す」と言いかねませんが
審判問題でそれをやられると、公平さが失われますのでやらないでほしいですね。
似合わないですが「みんなでやろうぜ」と言ってほしいものです。
んー
まさかウラで札束握らせたりとか、やってないでしょうねぇ。

★★★

今や、巨人を特別視すること自体が、野球界を歪めさせていると言えます。
審判のジャッジは単に技術的なことという考えから一度離れて、
まず偏った考えが出なくなるような環境を作ることに力を入れるべきです。
巨人というのは12球団の1チームでしかないのです。
このへんの意識のあり方が、審判団は徹底し切れていないのだと思います。
審判団より機構に問題がありますが
まあ、何と言っても「ナベツネ」の顔色伺いをしないことが大前提ですから
はたしてできるのか疑問ではあります。

昨年、象徴的な出来事がありました。
最もケチをつけにくいストライク・ボールの判定に不服で
長嶋監督が主審に猛烈に抗議をしたことがありました。
非常に珍しい光景でしたので、記事ネタにもなっていました。
この時、長嶋は主審に対して「覚えてろよ」という脅しをかけたという話があります。

巨人戦でできなくしてやるぞと言っているようなものです。
実際、長嶋のチクりはそのくらいの力はあるでしょう。
ヤクルト・若松監督が言うのとでは意味が違いますよね。(^◇^)
長嶋からこんなことを言われたら審判もビビるでしょう。生活直撃なのですから。

長嶋の場合、そこまで考える力はないでしょうが
現システムの問題点がわずかに顔を見せた瞬間でありました。
巨人の怒りは、降格や失業に直結している、目に見えない恐怖と言い換えることができます。
それが誤審につながっていると思います。

昔からの流れで見ても、審判に巨人の圧力があったことが確認できます。
こんな話があります。
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●2000/05/26
週刊プレイボーイにて。確か江夏さんが阪神にいた時に
試合終了後ロッカールームに引き返したら怒号がするらしいん です。
聞いてみると審判室の前で読売の選手が怒鳴っていて、
なんで有利な判定をしないんだとか言ってたらしいです。
しかも!! 読売に有利な判定をしなくて職を失った人を何人も見たらしいっす。
記憶があやふやですが、こんなことがかいてありました。
これじゃあ正々堂々もへったくれもないです。

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これは読売が9連覇をしていたころの話ですね。
この話から、あからさまに巨人の人間が審判に「ひいきをしろ」と
圧力をかけていたことがわかります。
王ボール・長嶋ボールに象徴されるように、誰の目にもわかるようなひいきがあっても、
巨人の人気が異常に高かったため問題にならなかったのでしょう。

実際に王ボール・長嶋ボール、
長嶋の「全開ハーフスイング」がスイングをとられないのを私はこの目で見ていますし、
江夏氏の実名記事ということで、信憑性はあると思います。
ガセとして片付ける理由がありません。
週刊プレイボーイや江夏氏が読売に告発されたという話も聞きません。
こんな情報はこのままそっと流れて欲しいと願っていることでしょう。

今も昔も、おそらく審判にとって「巨人戦」が特別であり続けていて
昔から、巨人戦の巨人有利の判定は多かったのです。

しつこいようですが、巨人を特別視しないシステムを作ることが、
信じられないような誤審を防ぐ第一歩だと思います。

ドームラン疑惑と並んで審判問題は、このイカサマ巨人ニュースの「柱」として
今後もどんどん取り上げるつもりです。
今回は比較的審判に好意的・同情的に書きましたが、
「これでいいのか審判」という事件がなんぼでもあるんです。
それは過ぎ去った古い話ではなく、時間が経つほどヤバさが浮き彫りになってくるもので
いつ、どんなタイミングでも、新鮮な驚きをもって出せる話題と思っています。
ファンの怒りの声には凄まじいものがあり、問題の大きさを感じることができると思います。

また、ビデオ判定や4人制など、考えるべきことも多く、
しかもいろんな意見があり、収拾がつかない状況でもあります。
いろんなログを参考に、自分の考えを提示していこうと思います。