長嶋茂雄に関するログは大量にあります。
内容も濃く、とてもこの1回だけでは書き切れませんので、
数回に分けようと思います。
長嶋ファンも読者にいると思いますが、
気を悪くせずいろいろと考えて欲しいと思います。
マスコミが言えない部分に切り込んでいこうと思います。

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長嶋茂雄 危険な兆候
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昔からこのプロ野球の世界は、ウラの金品のやり取りが盛んで
どの球団も現在に至るまで、目を付けた選手には家や土地、車、カネをつかませ
選手を獲得してきた経緯があります。

わかりやすいのは、元近鉄の主力・金村義明氏の暴露話です。
20年ほど前、高校2年くらいの時に阪急との不正交渉で「こづかい」をもらい
ウラ契約として8000万円、高級住宅街の土地200坪、
大学出の年俸を約束されていた中、
近鉄のスカウトがそれをすべて上回る条件提示によって、
近鉄行きを決めたという話があります。
「親孝行のため、1銭でも多くのお金が欲しかった」(本人談)

このこと自体とても認めるわけにはいかないのですが、
こういうウラ取り引きがずっと続いているのがプロ野球スカウトの実情です。
とくに逆指名導入からはひどいものがあるようです。

すでになされてしまった過去は変えることができません。
今後は不正を防ぐ制度ができることを願いつつ、話を先へ進めます。

今、「ミスタープロ野球」とか「ミスター」と呼ばれている人物がいます。
その名を長嶋茂雄といいます。
彼はこのウラ取り引き(不正交渉)の実情をよく知っているのですが、
やめる方向には向かわず、むしろ、好き放題やって平然としています。
自分が野球界に与える影響の大きさを認識していない。
こんな金に飽かせたプロ野球を作り上げてきた
「ミスター」の功罪が問われることもありません。
長嶋批判は読売批判とイコールなため、
マスコミは、巨人戦の放映権がらみで批判もできないのでしょう。

長嶋ヒーロー物語は、そんな弱腰なマスコミにまかせて
彼らが報道できない面(こっちが本質)を見ていきましょう。

では入団の経緯から見てみます。長嶋の巨人入団は1958年。
長嶋茂雄は杉浦忠投手とともに立教大学の黄金時代を築きます。
当時の通算8本塁打は六大学最多記録です。期待の大型新人だったのです。

立教大学の先輩にあたる大沢啓ニが南海(今のダイエー)へプロ入りしていたことで、
南海から2人へプロ入りの誘いがありました。
これらのことを踏まえて、ログをどうぞ。
いきなりきつい話ですが、しっかり確認して読んでください。
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●2000/03/08
>大沢は人を引きつける資質があった。鶴岡南海監督はそれを見込んで
橋渡し役を命じ、二人(杉浦と長嶋)から入団の確約を得ていた。
大沢は長嶋に1年半、杉浦に1年間あまり、南海から出た月額2万円の
「栄養費」を手渡した。(昭和32年当時、大卒の初任給は約1万円)
(中略)だが長嶋は巨人入りした。(中略)激怒する大沢を鶴岡が止めた。
(大沢氏)「彼にもやむをえない事情があったのだろう。でも、
信じられなかった。南海の東京遠征を待ちかねるように、
オレのところへカネを取りにきていたのに・・・・・・」
(浜田昭八著「監督たちの戦い ベンチ裏の人間学」(日本経済新聞社)の
4.「大沢啓二」より抜粋。 )

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長嶋は大学時代、南海から現在に換算して毎月40万円ほどのお金を、
それも自分から受け取りにいっていたわけです。
お小遣いをもらうのは一種の慣習のような、当り前のことだったのかも知れません。
慣習ということであれば、そのまま南海へ入団するのが筋でしょう。
長嶋は南海への入団を決めていただけでなく、
杉浦投手を一緒に南海へ行こうと自ら誘っていたといいます。

ところが、入団直前になって巨人の多額の札束攻勢等により、南海入りを蹴りました。
大沢も杉浦もびっくりしたと思います。
(両球団ともに、ウラ取り引き・買収行為そのものには問題がありますが)
まさか長嶋が、さんざんお世話になっておいて
最後の最後で寝返るとは夢にも思わなかったでしょう。
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●2000/06/27
普通の人間ならそういう義理があるのに
入団を蹴るという非常識な真似はしないですよ。

●2000/06/27
その時、大沢親分も激怒し、
「しかし、あのヤローは巨人のユニホームが似合いそうだぜ」
といったとか…。

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これが長嶋茂雄のプロ第一歩です。

このエピソードこそ、長嶋の本質をあらわしています。思想がないのだと思います。
単に条件面“だけ”の選択としか思えません。
これまで積み上げてきたものを簡単にとり崩し、義理や友情も関係なく
約束も「忘れていた」ように破ってしまう。
きちんとした考えのもとに南海拒否の理由を説明すれば
大沢氏が激怒するようなことはなかったでしょう。

この話をどうすれば肯定できるか、自分なりに考えてみました。

「スター性のある選手は読売ヘ行って、テレビで国民を魅了するのがその天命である。
“全国放送”という大舞台に立てるのだから、
たかが毎月40万円程度の栄養費でそのチャンスを逃すことはない。
その程度の義理で縛られるのは国益の損失。
それにもともと正規の取り引きではないのだから、条件の良い方に行くのが当然で、
実際に長嶋は国民に夢と希望を与えてきたのだ」と、
正当化してみました。でもかなり無理がありますね。

逆に批判するならこうなります。
「不正な金を長期に渡って受け取る行為、さらにより大きな買収に応じ
いとも簡単に裏切ってしまう行為は、人間として最低。
スターとしての、ましてやミスタープロ野球を名のる資格はない。
こういう人間をスター扱いすることは、今後のプロ野球のあり方にも障害となるし
倫理の崩壊につながる」

しかし、ほとんどの人はこの事実を知らなかったでしょうから、
この後者に近い見方はできなかったはずです。

ここまでが長嶋茂雄の人間としてのベースの部分です。
つまり、無思想であるということ。

長嶋人気について考える時、その要因のひとつとして
「テレビの普及時期」であったことを忘れてはいけません。
非常に大きな影響を与えています。
1953年に街頭テレビが登場します。放送時間とともに黒山の人だかりができ
百貨店の床が抜ける事件や、都電が止まってしまうなど、相当な混乱状態であったようです。
テレビに熱狂的だったわけです。
1959年の「皇太子ご成婚」がきっかけで各家庭へのテレビの普及が急速に伸びるのですが、
長嶋のプロ入りは、その直前の1958年ですから
国民はかなり強烈な印象と共に、ブラウン管に映る長嶋を見ることになります。
しかも巨人戦のみが放送されるため、野球イコール巨人の図式しか成り立たない時代です。
(今も似たり寄ったりですが)
そしてもちろん100%巨人寄りの応援解説は巨人ファンを量産しました。
中でも、王・長嶋の活躍はファンを魅了したのです。
王は、台湾出身ということもあり、日本人が感情移入しやすい長嶋が
ヒーローとして仕立てやすかったわけです。

天皇の展覧試合でホームランを打ったとか、チャンスに強いとか、
オーバーアクションでプレーを魅せてくれたとか
確かに、天性のものはあったと思います。
そこにマスコミが強烈に宣伝することで、あの長嶋が生まれたのです。
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●1999/12/21
昭和30年代前半、国民的スポーツとして飛躍をのぞむプロ野球界(セリーグ)が
もっとも欲してしたのは、ヒーローの出現だった。
白羽の矢が当たったのが長嶋で、それ以来、審判団やマスコミは強力に長嶋を支援する。
マスコミはいうまでもないが、審判団はひどかった。
完全なストライクを「ボール」、完全なスウィングを「ハーフスウィング」、
そりゃひどいもんだった。
こんなバックアップのおかげで活躍できた長嶋は一躍人気者になった。

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マスコミは、長嶋茂雄に関してはおっちょこちょいな部分は報道しても
イメージが悪くなることはほとんど言いません。
野球とは関係のない芸能人のゴタゴタについてのコメントを取ったり
“いい人”“憎めない人”を強調した演出をします。
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●1999/10/04
結局は、すべてマスコミが作り上げたイメージじゃないでしょうか。
シゲオ氏の場合は、「明るい」「前向き」という面に目が向いているだけでしょう。

●カリスマの危険  1999/12/21
長嶋はたしかに天皇扱い,神格化されていると思います。
マスコミ界では長嶋批判はタブーになっているのでしょうか。
長嶋の悪口を書くのはニッカンゲンダイのようないわば「裏方」のマスコミだけで,
たとえば朝日,毎日のような全国紙は表だって長嶋を批判しませんね。
テレビも同様でしょう。

今年(1999年)のペナントレースの終盤に,
来年も長嶋が監督を続投することが決まったとき,
朝日の「天声人語」に
「巨人が嫌いという人は多いが,長嶋が嫌いという人は少ない」
という主旨のことが書かれていました。
おいおい,本当かよ,と思いました。
なぜか「表」のマスコミはこういう書き方,言い方をしますね。
そういうふうに書かないといけないみたいな,一種の思想統制を感じてしまいます。

それに,FAで巨人に移籍する選手は口をそろえて
「長嶋監督の口説き文句に落とされた」みたいなことを言いますが,
麻原○○や高橋○○や福永○○の信者とほとんど同じじゃないですか? 
大半の人は,麻原たちの信者について「なんであんなのを信じるの?」と思っているのに,
長嶋の場合はそうは思わないみたいですね。不思議だなあ…。
いわゆる「カリスマ性」なのでしょうが,カリスマは危険だって思わないのかなあ。

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巨人ファン、長嶋ファンが多かったのはある意味必然だと思います。
メディアは読売の道具です。どんなこともできました。
「長嶋がどんなに凄い選手か」という番組も作れたでしょうし
解説も実況も長嶋を中心に進行することもできました。
新聞はいつでもスポーツのトップ記事に持って来れたわけです。
「マスコミ企業」が電波を利用して「サブリミナル効果」同様の結果を得たのです。

マスコミ企業がやってはいけないことだと思いますが、平気でやってきたわけです。
記録より記憶に残る男とわざわざ説明してくれてもいます。

これが長嶋茂雄のプロ野球人としてのベースです。
つまり「マスコミ企業」が仕立てたヒーローであること。

今、長嶋という存在に、非常に危険な面が現れはじめたと感じています。
長嶋ファンも、一度きちんと見直すべき時期に入ったと思うのです。

それは長嶋茂雄という存在が、特別になりすぎている、ということです。
この人物が、本当に素晴らしい人ならあまり問題はないんです。
しかし、この人、あまりにも問題が多い。
マスコミが長嶋の悪い部分をオブラートに包み、長嶋さん長嶋さんと持ち上げ
批判すべき時に何もしなかった。ファンも甘んじていた。
これが何をもたらしてしまったか。

長嶋がやることは
道徳や倫理やといった心の問題を簡単に乗り越えてしまうようになったのです。
普通なら、今の巨人のやり方は「ひどい」の一語に尽きるはずです。
とても普通の感覚ではできないことを、長嶋はやっている。
そして、批判を受けないのです。
長嶋なら何をやっても許される雰囲気作りをマスコミが作り出してしまったのです。

長嶋の存在は「読売」としては非常に好都合です。
まさに「読売の思うように」世の中を動かせるのですから。

もうヒーローであった時期は終わっているのです。
現時点では、長嶋はヒーローでも何でもない。
逆に金を武器に暗躍する悪役のようです。(金銭感覚も非常識)

ネットでは巨人ファンでさえ長嶋への批判が数多くあるというのに
肝心のマスコミは触れることもできない状態です。
多分、放映権問題がからみ、下手なことを言うとナベツネの怒りに触れて
ゴールデンタイムの番組や視聴率に影響が出るからでしょう。

特別な存在をこれ以上続けてはまずいのではないか、
と思う出来事がつい先日、起こりました。
いくらなんでもこれはないだろうと怒りさえ覚える出来事です。
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●2001/03/14
日本を本気で壊そうとしているとしか思えませんね。

●これって冗談だよね? これってギャグだよね?
誰がこんなたわ言をマジに受けるのでしょうか?

●総理大臣に長嶋って、おいおいって感じですね〜。
監督でありながら、負けた日には
自分は精一杯やったけど選手が悪いみたいな無責任発言するやつなどが、
総理大臣をやったら、森よりたちの悪い総理大臣が完成するだけだろうに。

●・・・いや、自分も森総理はとっとと去れと思ってる人間ですけど、
長嶋にくらべたらまだ森のほうが数億倍マシだと思いますね。

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あの江本孟紀参院議員が「長嶋を総理大臣に」という
信じられない話を「大まじめ」に提唱したようなのです。

 『明治維新以来の政治革命に必要とされるリーダーの条件は
 「明るく壊せる人」。そんな人は、世間広しといえども
 1人しかいない。長嶋監督だ。』

上記のログと同じような「まともな」感覚の方は多いでしょうが、
肝心のマスコミがこれを叩けないのは、異常な社会と言わざるを得ません。

また、長嶋が総理にふさわしいと思う方がいるとしたら、
まさに洗脳の結果としか思えません。
日本語もちゃんとできないお方に、総理は無理です。
いま本当の意味で総理大臣が求められているというのに
こんな話が出るだけでもおかしいことです。まして、議員である江本からとは…。
自分の票稼ぎなのか、長嶋と言っておけば批判が出ないと思ってのことか
どっちにしても、長嶋がもたらす異常事態と危険性は
どんな形にでもなって現れてくると思います。

例えば、今度の参議院の選挙制度は
「有名人に票が集まる」といわれている「非拘束名簿式 比例代表」制度です。
これは自民党が(まるで巨人と同じように)
今のままの選挙制度では負けるという危機感から変えたルールです。

今までの比例代表は「党名」を書き込むものでしたが
評判の悪い自民党は党名では票がとれない。
だから候補者の名前を書いてもらい、所属の党の票にしようということです。
有名人が票を集めやすいと言われ
自民党は、候補者を物色しているところです。
今後、長嶋も当然考えられる一人です。

票集めの道具として政治利用されてしまうのです。
長嶋は、基本的に無思想です。金を積まれれば立候補もするでしょう。
とても危険です。

結論として、
長嶋報道には常に疑問をもって見てほしいと思います。
それが何の意味もないように思われても、
疑問をもって見る人が増えることの影響は必ずどこかに出るものです。

このままでは、ヘタをすると野球機構のコミッショナーなどの
役職に就いてしまう可能性もあります。
読売側の考えしか口にしない人がなるポストではありません。
長嶋では、反論することも許されない雰囲気ができてしまう。
ナベツネが喜ぶだけです。

長嶋は無思想である。読売の考えしか口にしない。
このことについては長くなってしまうので、また別の回で書きます。