小さい頃、悪いことをしたらバチが当たると言われました。
科学的根拠はまったくないのですが、本当にバチが当たったらイヤなので
泥棒とか、人を叩いたりとかできませんでした。
大人になってからは「やったことは自分に返る」と思うようになりました。
他人の行動も、『そんなことしてたら、自分に跳ね返ってくるぞ』なんて思ったり
いいことをすれば、いいことで返ってきたりするものだと思うようにしました。
根拠はありません。
優秀な選手はみんな欲しい読売は、制度を都合良く変更し、
FAもドラフトもカネまみれにすることで
相手のエースやスラッガーを次々に引き抜き、
相対的には戦力の差がつき過ぎて、「いじめ野球」と化した日本の野球。
さらに「まだ足りない」という態度の長嶋茂雄。
「全部勝つ」とか「20連覇する」とかむちゃくちゃなナベツネ。
長嶋茂雄は4番コレクターなどと言われてますが、
「長嶋さんだからいいんだ」「当たり前のことをしているだけだ」と
それを支持するマスコミ。
後押しするファン。
でも本当に嬉しいのだろうか?
最近、パ・リーグをよく見るのですが、
西武のカブレラやマクレーン、近鉄の中村など、ホームランが目立つ選手を見ると
『どうせまた巨人が持ってくのかな』と思い、すごく嫌な思いで見てしまいます。
長嶋が「欲しい」と言ったらおしまいなのです。
読売は「うん」と言うまでカネを積む。誰もとがめない。
全試合テレビ中継される。引退後も元巨人の肩書きは、解説者やタレント業につきやすい。
活躍できれば少々の犯罪はもみ消してくれる。
読売に目をつけられたら、選手は行ってしまうのがこれまでの傾向です。
巨人以外のファンのことはどうでもいいのだろうか?
ところが、やはり世の中というのはうまくできているものです。
優秀な選手がメジャーへと向かいはじめたのです。
そして、あの松井がひょっとするとメジャーに挑戦するかも知れない。
いや、それどころか巨人には優秀な選手がたくさんいるのですから
みんな引っこ抜かれる可能性すら出てきたわけです。
自分たちがよその主力を引っこ抜いたように、です。
あ、メジャーの場合、強引に「引っこ抜く」のではなく、
選手自ら出ていくところが、読売式の引っこ抜きと違うところですね。
本当に、自分の意志で決定する、ということでは精神的なつっかえも取れるというもんです。
メジャーへ行くということは、日本での実績はあくまで参考であり
自分の力が通用するかどうかはわからないわけですから
本当に勇気のいる選択だと思うのです。
メジャーの場合、確かに成功すれば破格ですが、
「お金」だけではないというところでしょう。
老後の保障という点でも日本はとてもかないません。野球年金の話です。
メジャー在籍わずか1年の柏田ですら、55歳で月5万円の「年金」が支給されるらしく、
5年以上在籍で月50万円ほどの年金を受けられるといいます。
なぜこんなことができるかといえば、球界のあり方そのものに関係してきます。
象徴的なのは、
メジャーでは、黒字球団が赤字球団に収入を分配するシステムが確立していたり
また、 巨人のような球団を生み出さないために
マスコミが球団を持つことを禁止していたりします。
つまり「球界全体で発展する」ための仕組みがあるのです。
日本のように読売だけ突出して利益をあげ
突出した利益は、自社(読売新聞社)の利益の薄いところに回す
というようなことは、メジャーでは許されません。
ナベツネが「企業努力」を強調するのは、ここを崩されたくないからでしょう。
「貧乏球団は淘汰されてしまえ」という暴言も
結局は自分の上げた利益は誰にもやらんぞという、
とても大企業の社長と思えないような小さい器だからこそ出てくる言葉なのです。
※スポーツライターの玉木正之氏のコラムが衝撃的でしたので
末尾にホームページのURLを加えておきます。
機構や組合がしっかりしなければ、悲しいかな、基盤のしっかりしたアメリカには
所詮太刀打ちなどできないということです。
選手たちはメジャーに対し、野球はもちろん、その環境にも魅力を感じているはずです。
日本の野球の現状は、巨人が勝ち続けることで、
野球ファンがどんどん離れていくと思います。
どんなスポーツも「一強」では普通は面白くない。
マスコミはそれでも決して巨人による弊害とは言いません。
日本テレビの氏家社長などは他局の放送の仕方が悪いから
視聴率が落ちたなどと言っているくらいですから
日本のマスコミもレベルが知れるというものです。
といいつつも、マスコミは視聴率至上主義ですから、
一生懸命に大リーグの試合を流してくれます。
これもまたこっけいな風景です。
ジレンマ、でしょう。
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●2001/04/09
最近巨人戦の視聴率が低迷しているようですね。
やはりイチローや新庄のメジャーでの活躍の方に、ファンの目が向いているんでしょう。
スポーツ紙の見出しもここの所メジャーでの日本人選手の活躍記事ばかりですし…
ナベツネは今ごろどんなふうに思っているのでしょうか?
しょうがないですよね、これもあなたの好きな「市場原理」ですから。
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4年ほど前のこと。
前オリックス球団代表の井箟重慶(いのうしげよし)氏が日本野球機構の国際委員長だった時
メジャーから「日本で公式戦をやりたい」と要請があったそうです。
その時井箟氏は「日本をフランチャイズにする我々の権利への侵害だ」と
突っぱねたという話があります。
アメリカとしては、莫大な放映権が新たに発生するわけですから、
日本の野球マーケットを是非とも配下に収めたがっていたのです。
その後、メジャー側は読売を攻略すべく、あのナベツネに
「日本で公式戦をやりたい」と話を持ちかけます。
ナベツネはこう答えたといいます。
「メジャー公式戦は日本のためになる」
つまり容認したわけです。
もちろん読売にとって、決して悪くない条件であっただろうことは想像がつきます。
ナベツネは損な話には乗らないでしょうからね。
目先の、ですが。
去年は、メジャー対巨人戦はもちろん、
日本で初めてカブス対メッツの開幕戦を東京ドームで開催するなど
自らメジャー人気に肩入れしてきたわけです。
お礼に欲しい選手をもらえるとでも思ったのでしょうか。(^◇^)
ソーサも欲しい、ピアザも欲しい、マグワイヤも欲しい、と。
しかし、結果的には日本人選手のメジャー志向と、怒濤の流出ということになりそうです。
去年あるライターが
近い将来、日本の野手が大リーグでプレーする日がきっと来るはずだ。
そうなれば本当の意味でベースボールにおける日米差はなくなると思う。
と書いていました。
日本選手のメジャー流出は、長い目で見れば
日本の野球のレベルアップにつながるという見方です。私もそう思います。
メジャーから学ぶものは、単に野球の技術には終わらないでしょう。
結果的にナベツネ本人が切り開いた、メジャーの日本進出(開幕戦開催)は
皮肉にも日本球界にとって、改革元年ともいうべき事件かもしれません。
それは特別扱いの巨人を否定することでもあります。
やはり「新世紀」は始まったと言えるのでしょう。
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読売の言う「メジャー問題」は、表向きは
選手の流出による日本野球の人気の低下、ですが
これまで
野茂、長谷川、伊良部、吉井、イチロー、新庄そして巨人も木田、柏田と
巨人の戦力の障害にならない時は何も言いませんでした。
スター選手が抜けた球団の人気が落ちようが、
巨人さえ勝てばプロ野球の人気が上がると勘違いしているからでしょう。
だから「松井」がFAの対象になる来年に備え、
読売は56億円という契約金でつなぎ止めようとしました。
そう、つまりメジャー問題は、巨人にとって自軍の戦力ダウンが問題なのです。
他球団はどうでもいい。
吉井のFAの時、巨人は9億円という額を提示したのですが
吉井はグラつきながらも自分の夢の方を優先しました。
巨人はメジャーに横取りされたという点で、ちょっとイヤだったでしょう。
長嶋茂雄が、イチローのメジャーへの挑戦に球界一反対していたのは
自分が取りたかったからに他ありません。
しかし、
他のセ・リーグに入団されなかったことで良しとしたはずです。
手段を選ばず、巨人が勝てばそれでいいのですから。
今後は、優れた日本人選手が次々とメジャーに挑戦すると思います。
巨人の主力選手も例外ではないでしょう。
貧乏球団が、主力を巨人にもぎとられてきたように
今度は巨人が、選手を失う番がやってきたのだと思います。
やったことは自分に跳ね返る…。
「松井のメジャー挑戦」を何が何でも防ぎたいケチくさい読売が、
自らがもたらしたメジャー人気を、今度はどう封印するのかが見物です。
それが「鎖国」政策になるか、メジャーの傘下に入るかわかりませんが
いくつかの球団は息の根を止められるかも知れません。
少なくとも、野球の底辺を広げるようなことは読売にはできないでしょう。
戦略がないというのは恐ろしいものです。
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●2001/04/09
もしも松井がメジャーへ移籍するという話が出て来ると、
「松井は球界の至宝だから巨人に残るべきだ」とか、
「松井のメジャー移籍を世論の声をまとめて阻止しょう」とか、
訳のわからん事をヌカすでしょうな。
●2001/04/23
松井のメジャー流出を防ぐための巨人の防衛策の話です。
二宮清純氏はこう推測しています。
“巨人の打つ手としてまず考えられるのが自らの主導で導入したFAの一時的凍結です。
日本の球界の空洞化を防ぐといった名目で例えば5年間凍結する。
これができないのであれば、松井を出すことは認めても、徹底的に実利は求める。
肖像権は確保し、放出の代償としてポスティングシステムで巨額の利益を得るとか。
いずれにしてもこの問題は既に水面下で真剣に議論されているのは確かでしょう。”
FAの一時的凍結???ふざけるのもいいかげんにしてほしい!
ここまでのメチャクチャを許していいのでしょうか。
●2001/04/23
二宮氏によると日本の球界の空洞化を防ぐといった、
大儀名分をかさに他球団にも理解を求め、
連携してのFA一時凍結をめざすというような事も言っていました。
他球団もコミッショナーもいいなりになっちゃいそうで…
そこで毅然とした態度で臨めるかどうかが、
今後の球界の存亡に関わってくるのではないでしょうか。
●2001/04/24
ゼニの力で勝負されたら、メジャーにはかなわないぞ!
こうなったら、巨人は解散!
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いったい読売はどんな姑息な手を使ってくるかわかりませんが
読売のただっ子のようなルール作りは
世界に恥をさらすことになるでしょうね。
今後、石井一久や松井稼頭央、中村紀洋などの選手の行方が注目されていますが
「どうせ読売が取ってしまう」くらいなら、メジャーで頑張れと思います。
しかし、読売によって「FAの一時凍結」などが実現すると
選手の意志での移籍自体が不可能になります。
ということは巨人が獲得することもできにくくなるので、
それを解消するために「国内は良し」という前提条件もあり得ます。
そして
巨人は平気な顔でまた買収にかかるでしょう。
メジャーへはお金よりは夢を追う形で吉井のように逃げられてしまうので
取り急ぎ日本人選手が移籍できないような手を打ち
まずは松井をメジャーに出さないようにするのです。
国内なら夢もないでしょう。読売ほどカネもないでしょう。
わざわざ環境の悪い国内球団には、松井は移籍しないような気がします。
さて、どこまでやりますか?
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●2001/04/20
やはり野球に限らず21世紀のテーマは間違いなく「日本vs世界」なのです。
だから今メジャー行きを望んでいる選手達はどんどんアメリカに殴り込んで行ってほしい。
そうした選手がアメリカで活躍する事によって、
日本球界のお偉方も今現在の日本野球の在り方を真剣に考えざるを得なくなるだろう。
つまり選手のメジャーへの流出をマイナス一辺倒に考えるのではなく、
そこからどうやって日本球界をまた魅力ある場所に戻していくかを考えるべきだと
自分は思うのですが。
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力のある選手にはメジャー入りしてもらって、
世界を相手に戦う日本選手の姿を見ている方がずっと夢があり楽しい。
日本の野球は、いい選手がこぞって巨人に買収されてしまったことで
面白みがなくなりました。
どう考えても勝てるわけないと思うような対決ばかり。
人気が、視聴率が、落ちるのは当たり前でしょう。
愚痴っぽくなりますが、
日本がメジャーに対抗できるチームを作るという夢が
今の卑怯な巨人だなんて悲し過ぎます。
日本の野球界が細って何が最強チームでしょう。
犯罪者を囲ったチームを応援なんかできないし
自分だけ楽な日程を組むなど、スポーツとして成り立っていない。
もっと多彩なチームができるだけ公平な環境でしのぎを削って、
全体でレベルアップして初めてメジャーに対抗できるはずです。
いろんなチームが優勝のチャンスがあり、ハラハラドキドキする。
巨人ファンはこのことを理解できるのでしょうか。
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イチローの7年連続首位打者という大変な記録は、
大リーグ入りしたことでやっと額面通りの評価をされ始めたような気がします。
日本では、巨人の2割打者・元木ほどにも目立たなかったのが実情です。
マスコミのパ・リーグに対するやる気のない報道姿勢が大きいと思います。
8年連続という記録を投げうってのメジャー挑戦、それを残念に思った人は少ないでしょう。
イチローがオリックスの選手だったことを知らない巨人ファンも多いのではないでしょうか。
笑い事じゃなく。
はるか昔、私が巨人ファンだったころ、王選手のホームランが楽しみで
さらにその「記録」と言うか「数字」に意味を感じていました。
マスコミがあおるからです。
だから巨人ファンのなかには、松井が大リーグへ行くと
「ホームラン記録が作れなくなる」
ことを気にする人も多いのではないでしょうか。
それともメジャーの1本は2本分とする、なんて言いはじめたりして。
(巨人で慣れてしまった松井には、メジャーでは30本も無理ではないかと思います。
楽な日程、前後の打者がみな4番級で全イニング集中力を持続する相手投手が失投しやすい、
審判疑惑、実は狭い東京ドームなど、ホームランの出やすい条件が揃っている。
また、大リーグで使われているボールはひとまわり大きく飛びにくいといいます)
1996年9月17日、コロラド州デンバーの野球場で、野茂が強打者揃いのロッキーズを相手に
しかもボールの飛びやすい高地(標高1600m)で、ノーヒットノーランを達成したように
厳しい環境のもとで達成した記録には、記録以上の感動があるものです。
読売の過保護によって「松井」という優れた素材が実は台無しになっているのではないか、
と思ったりもします。
マスコミがうざいので、メジャーには行かなくてもいいですが。
スポーツライターの玉木正之氏の衝撃的なコラムはこちらです。
さすがにプロは違います。必読です。
http://www.ninomiyasports.com/tamaki.html