以前、草野球で何度も審判をやるはめになったのですが
判定って本当に難しいものでした。
草野球の審判は
たいていは自分たちの攻撃の時に打順の遠い者がやります。
だからバッターボックスには自分のチームの人間が入っています。
そこに際どい変化球などが来ると
『判定が難しいから打っちゃってくれー』と思うのですが、
そういう時は、大抵バッターは見送り、球はキャッチャーミットへ。
ズバーン!
「……どっちやろ」(なぜか関西弁)

そんな時には、一瞬にしていろんなことが錯綜します。
『今、負けてるし、ボールでいいかな。いやストライクっぽいっちゃーぽいよな』
『でもピッチャー優しそうだしボールでいいか、よしボールだ』
「ストライク!!」(やっぱりひいきはいかんよな)

と、もう審判だけはやりたくありません。

だからというわけではないですが
私は、ビデオ判定肯定派です。ただしいろいろな条件下で、ですが。

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ジャンパイア 過去ログ
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審判の巨人有利の判定は幾度となく見てきました。
(ネットの中などではジャンパイアと言われています)
ひとつの誤審はその試合に限らず、それ以降の試合にも大きく影響します。
「本当なら勝っていたのに」という思いが残ると
あとを引いてしまい、おさまらない気持ちが集中力を削ぐことにもなります。
それは野球に限ったことではないでしょう。
焦りにもつながるし、悪い流れができてしまいます。

逆に負ける試合を拾った場合は、その分気持ちに余裕が生まれ
その後の展開が途端に楽になり、
1勝が何勝もの価値を持つことになります。

このジャンパイアですが、
本当に意図的に巨人が有利になるようにジャッジしているのでしょうか。

審判と言っても人間です。ミスもします。
私も草野球で審判やりましたから、ミスするのはわかります。
草野球=遊びですから、ミスジャッジをしても「まあいいか」で済みますが
プロはヘタをするとその選手生命を断つことにもなりかねません。
その正確さが問われます。

審判は「絶対に」中立でなければなりません。
もし、ビデオで見たら判定は逆だったなんてことが続けば
選手やファンとの信頼関係が崩れるだけじゃなく、
審判本人が続けられなくなるでしょうから
どちらかに肩入れしようという思いは起こらないはずです。

しかし、この惨憺たる結果(巨人有利の誤審の山)は何を意味しているのでしょう。
まず、1999年。
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■99年6月1日 対中日戦(名古屋ドーム)
 (中日の)渡辺の足に自打球が当たりフェアゾーンに転がる。
 ファールのはずがインプレーにされて、キャッチャーゴロ、ゲッツー。
 1点差で巨人が勝つ。審判は橘高。
 その事件後に巨人の調子が上がっていった。

■99年7月22日 対中日戦 東京ドーム
 (中日の)井上一樹が地上スレスレでキャッチしたのに、
 ワンバウンドしたと判定。ヒットに。
 ビデオはノーバウンドキャッチだとわかるものだったが、
 肉眼でもわかりました。(テレビのリアルタイム映像)
 田中塁審はセリーグ審判部長。
 その直後、中日の怒りの7得点で巨人は惨敗。

■99年7月18日 対阪神戦 甲子園
もちろん今年のワーストゲームはあの、メイの事件!
あれだけはまじでゆるせん! テレビ投げてもたからな!
俺は巨人をひいきする審判団にマジできれている。

 1対0巨人リードの6回表、2アウト2塁。
 高橋由伸選手の一塁ゴロを、一塁手がさばき、
 カバーに入ったメイ投手へ送球。
 完全にアウトのタイミングであったが、
 ベースを踏んでないと杉永政信一塁塁審はセーフの判定。
 痛恨の1点を許す。

 この判定に激怒したメイ投手が杉永塁審の胸を突き退場となった。
 VTRを見ると誰が見ても踏んでいるのは明らかであった。
 結果3対2で巨人のイカサマ勝利。
 メイはこの事件から出場停止になり、不満から監督の批判をするなど
 荒れ狂って退団。ここからが信じられない話で、
 その元凶である巨人が阪神在籍時の約3倍(かな?)の
 年俸2億円をあのメイに提示して、ぶん取った。

■99年7月30日 広島対巨人。4回裏1対1で
 広島・前田選手が放った一打は
 右中間のフェンス最上部に当たり、大きく跳ね上げてスタンドイン。
 上本一塁塁審は本塁打と判定したが、
 長嶋監督の猛抗議によって四審判が協議の結果、
 判定は覆ってエンタイトル二塁打と訂正された。
 判定がくつがえるのは極めてマレで、
 「長嶋が抗議すると判定が変わる」イカサマを見ることができました。
 実際は、確かにホームランではありませんでした。
 ビデオで見て誤審とわかれば判定が覆るのなら、これまでの判断は何だったのか。
 判定が簡単に覆ったのは驚きでした。結果は4対2で広島の逆転勝ち。

■99年8月29日
 広島対巨人。5対4巨人1点リードの4回ウラ、広島の攻撃。
 同点に追い付き一死一三塁。
 一塁ランナーが盗塁。セカンドへ送球の際、
 サードランナーがホームへ突っ込みきわどくアウト。
 ビデオでみるとラクラクセーフ。結局5対6で巨人のイカサマ勝利。

■99年9月26日(多分)(1999/12/14の書き込み)
 東京ドームのヤクルト戦で一回裏の先頭打者仁志の
 レフトポールぎりぎりのファールをベテラン審判・谷博がホームランと嘘をついた。
 僕はレフトポール側本当にぎりぎりで観戦していたので
 あきらかにファールと分かっただけに本当に怒りを感じ
 偶然持っていた画用紙に「讀賣ファン谷辞めろ」
 と書いて必至の抗議をしたが途中でドームの八百長警備員に止められた。
 試合後はあの優しい若松監督が「審判はどうして嘘をつくんだ?」
 と悔しさをマスコミにぶつけていた。

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あまりに多いので2000年は細かいのをちょっとずつ。
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●2000/04/08 二岡へのインローのストレートで9回は終わっていたはずなのに(怒)
●2000/04/13 新庄の併殺打もスローで見れば完全なセーフ。
●2000/04/26 木塚は審判にやられましたね。ど真ん中平気でボールなんて言うし…。
       見てて横浜が気の毒としか言えなかったです
●2000/06/27 4回表、和田選手の2盗、完全にセーフやんけ!(怒)
       読売6点目の盗塁もアウトでしたな。
●2000/06/28 阪神の捕手の山田も川尻も何回も苦笑いしたり首傾げたり…
●2000/07/12 今日の試合で仁志の2塁打がありましたがあれはファールです。
●2000/07/31 どう考えても8回の関川のヘッドスライディングはセーフだよね。
●2000/07/29 この主審、何とかしてくれ!!! 地面スレスレの球がストライクかよ!?(怒)
●2000/08/01 6回裏、ローズ選手の3塁ゴロ、どー見ても1塁セーフなんですけど…(呆)
●2000/08/04 飯田のファーストゴロ、絶対セーフだろ、コラ!

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あとで紹介しますが、まだまだどっさりあります。
巨人不利の判定もあるでしょうが、こんなには絶対にない。

かなりひどいジャッジが集中して巨人戦に多いのは確かです。
以前書きましたが、巨人戦は審判の世界では「グレードが一番高い試合」で
うまいと言われるベテランでなければ勤まらないことになっています。
少なくとも、誰もが納得の行くジャッジができるとされている人たちなのです。
それがこれでは「何かあるんじゃないか」と思われても仕方ないでしょう。

大リーグの試合を最近はよく目にしますが、
あちらの誤審は日本よりひどく感じます。
どこから見ても遠く外れたボールがストライクとコールされていたり
完全にセーフなのにアウトだったりしています。
しかし、めったなことでは抗議をしません。
審判は絶対の存在として、威厳があることもそうですが
どうも野球に対する考え方が日本とは全然違うみたいなのです。

インコースは危険球としてストライクをとらないようです。
アウトコースは多分間違いなくボールの球をストライクとコールしています。
これはファーボールで出塁するなんてことを考えないで
とっとと打って、見る人たちを喜ばせてくれ、というニュアンスがあるようなのです。
ファーボール狙いは「せこい」という感覚でしょうか。
とにかく打って点を取るのが野球ということでしょう。

つまり大リーグは、
厳密なジャッジの中でちまちました野球はしたくない
「打たないのなら、全部ストライクだ、文句あるか」
「でも危険な球は許さんもんね」
というものが感じられます。
それから、プレーが華麗であればアウトにしているように思います。
「もうこんないいプレーされたらアウトにしなきゃならんだろー」
みたいな感じです。
とっても不正確なのです。

それは基礎にフェアプレイの精神があるから成立していると思うのです。
ひいきということがそもそも観念にないのでしょう。
「スポーツはフェアでなければならない」
そのための環境をMLBも一生懸命作っている、
金持ち球団と貧乏球団の溝も埋める努力をしています。
その土台があるから審判も地に足をつけていられる。
同じ判断のもとで試合をしているのだから
不正確でも納得して見られるし、面白いのだと思います。
こういう環境だから、あちらでは「ビデオ判定は不必要」の意見が強いのでしょう。

こんな話があります。
際どい判定が球場の大画面で映されると、誤審であることがわかり
監督が抗議したところ、
「ならビデオに任せたらいい、審判は必要ないだろう」と、
審判団が全員引き上げてしまったらしいのです。
観客も概ね「ジャッジは審判に任せるべき」という雰囲気だったそうです。

日本は土台からして全然違っています。
どこから見ても巨人だけがおかしな存在として目立っています。
これだけあらゆる面で「ひいき」されているチームはないでしょう。
特にマスコミの扱いと楽な日程、ドラフトなどのルール作りは
飛び抜けて巨人に優しい。
巨人ファンだけがロバのようにのんびりと何の心配もなく試合が見れるのです。
巨人がビジターのゲームでも、話題は巨人のことばかり。
他球団のファンのことは考えようともしない。
巨人さえ勝っていればいい、ウラを返せば、フェアでない方がいいわけです。
「ことなかれ主義」かも知れません。
多数が巨人ファンなんだから、巨人に勝たせときゃいいだろうという。
日本固有の現象なのかも知れませんね。なさけな…。

セ・リーグの場合は、やはり巨人有利の判定が多いとはっきり言わざるを得ません。
審判は、第三者の目による公平な見方が必要ですが
普段からマスコミがちやほやして、常にテレビの放送があり
国民みんなが応援しているような錯覚を与えています。
審判の中には「巨人ファン」がいるようですし、
審判をやるにあたって、巨人戦に憧れる理由がしっかり存在しています。

巨人というチームのあり方、歴史からわかるように
プロ野球界には、公平な環境が作れていないところに一番の問題があります。
実際に「グレード」という差別化がされていますし
巨人寄りのジャッジになってしまっても
「マスコミ」はそれを問題としないので、
無意識のうちに巨人有利なら安心という判断材料となっている可能性があります。
だから、誤審問題は単に審判の技術だけの問題ではなく
プロ野球のあり方そのものを見直さないといけないのです。

これを変えないで、大リーグ並みに審判に威厳をと言っても無理な話です。
審判は絶対であるというルールを守り、一切抗議しないのが理想でしょうが
日本の環境でははっきり言って難しい。
現状では、ビデオ判定でもしてもらわないとフェアになりません。

わざと誤審をしているというのではなく、
環境がそうさせているということです。
日本野球機構は読売の御用聞き組織と化していますので
客観視できないところに問題があります。
環境を再構築させる手立てが失われているというのは
非常に絶望的です。

しつこいようですが、誤審に関するログをさらに並べてみます。
特に試合を左右するのは、
観客にはほとんどわからないストライク・ボールの判定です。
これはさすがにビデオ判定は難しいと思います。
でも、縫い目の差とか、ボール半個の差はわからないにしても
同じ角度からのカメラ映像ですから、比較することはできるわけです。
中にははっきりわかるものもありますし、解説者が指摘する場合もあります。
以下の去年の過去ログの内容は、飽くまで「印象」であって、
全部思い込みなのでしょうか。そうではないはずです。
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●2000/04/22 
読売のバッターのストライクゾーンが異常に狭かった。
それと広島のバッターのハーフスイングは殆どストライク取られてました。

●2000/04/29
どこでも、誤審はありますが、巨人は多すぎですね。
典型的なのは、ストライクコースの関係の誤審や
ホームランをファールなどの誤審ですね。

●2000/05/13
一回の表、湯舟が仁志に投じた第4球、ど真ん中なのに、あれがボール?
案の定、湯舟は気落ち次の球をホームランされた。

●2000/05/28
チョ・ソンミン選手の投げた曲がらないスライダーのあの判定……。
ストライクはひどすぎますよね。
明かにボール2〜3個はずれてますよ。
明かにボールですよ。
解説者の江川氏も「ラッキーでしたね……」とコメントを残し…。

●2000/06/07
福原が自信を持って投げた外角へ完璧なストライクボールを投げたのに
「巨人より党幹部球審、橘高」はワンテンポおいてのボールコール!
そして次の江藤の時には素人が見ても間違うはずのないド真ん中の
ストレートのボールをこれまたボールの判定!どういうことや!!こら!
ABCフレッシュアップナイターの解説者中西清起もブチ切れて
「明らかにストライク!こういうのがいけないんですよ!」
そして横から福本豊が「あれはストライク!何回やられてるか!」
と今までのうっぷんをはらすような爆弾発言まで飛び交う始末!
家に帰ってビデオで見たが明らかにど真ん中のストライクであった!

●2000/06/15
石井琢への岡島のカーブ、完全にボールだよ!!
勢いやノリだけで、ジャッジすんなっつーの!

●2000/06/15
昨日の小宮山もそうでしたが、
G戦で相手チームの主力投手の立ち上がりが妙に悪いと思われませんか? 
我がヤクルトの一久もたいがいそうです。
そうです。ストライクゾーンがやけに狭いのです。
それに反して、上原や高橋尚の時はやけに広いのです。
そうそう、最近の岡島のゾーンもめちゃめちゃ広い。

●2000/06/15
いつもそんなに崩れない投手が、なぜか巨人戦になると四球を連発し
(なぜか巨人戦だけ人が変わったように四球が多くなる)、
ランナーをためて苦しくなったところで長打を食らう
(コーナーを丁寧に投げ分ける投手がよく犠牲になるパターン)。
巨人戦ではもうウンザリするほど見慣れた光景ですね。

CSなんかで見ているとわかりますが、他球団同士の試合ではではそんなに
めったに見られない光景が巨人戦だけにあまりにも偏りすぎていますね。

●2000/06/27
特に2回のマルティネスへの1-2からのボールはヒドかった。
谷繁があきれてました。
そしてその後、1-3になり投げる球がなくなってのHRですからね。

●2000/06/28
主審の谷、毎度毎度のことながら対戦相手の先発の調子を崩す
巨人専用ストライクゾーンを駆使してのチャンスメークご苦労さん。
一体どこに投げればストライクが取れるの?
タイムリーを呼びこむど真ん中か?いい加減にしろ!

●2000/07/03
金本のはありゃーボールだろう・・・・・
実況が「金本見逃し三振!!手が出ませーん!」
は球審に手が出なかったの間違いであったと思いたい。

●2000/07/03
たしかヤクルト時代のノムさんが、スコアラーに同じ場所に投げた球を、
巨人の投手とヤクルトの投手で比較して、
審判がストライクとる率を調べさせたらスゴイ事になってた、
なんて事が ありましたよね。

●2000/07/18
心配は、やはりジャンパイアですな。
メイのインコースは、ほとんどストライク。薮のはボール。

●2000/07/30
ゴメスへの当たりそうな内角高め、神野へのワンバンしそうな低目はストライク。
中山が投げた清水への低めいっぱいはボール。
こんなんやってられん。せっかくいい流れだったのに。

●2000/07/31
試合中継を見ていたらおかしいとおもったのでその場で確認したかったのですが、
普段はリプレイあるのに巨人の都合の悪いことはリプレイされないですね。

●2000/08/08
なんか審判の判定が讀賣戦では際どいところをことごとくボールにされ、
投げるところが限られてしまい、讀賣のバッターに痛打されてる。
なんか意図的なものを感じてなりません。
これでは小宮山の持ち味が完璧なまでに封じられてしまいます。

●2000/08/06
実は四日の試合の球審は悪名高い上本で、友達の巨人ファンも、
「えー、あれがボールかよ!」と叫ぶシーンが数度。
左バッターへの外の厳しいシュートを中盤から取らなくなり始めた。

●2000/08/25
巨人に負けたのではなく、主審に負けた。
巨人はストライクで広島はボールっていうの多かった。
プロの審判なら平等にしてほしいよ。(今日はひどかった)

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たくさんの不平不満があることを示すために
少し多めにログをのせました。

しかし本当ならこんなこと抜きで野球を観戦したいものです。
大事な場面で、明らかな巨人有利の誤審をやられては、
黙ってもいられないのはむしろ普通のことです。

逆の意見もひとつ載せておきます。
巨人びいきは絶対ないという落合博満氏の話です。
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●2000/05/24
昨日、落合博満氏の講演会に行ってまいりました。
そこで出た興味深い話を紹介したいと思います。
(どれもマスコミの前では思っていても口に出しにくいと、言うことでした。)

中日の暴行事件について。
>審判に暴力を振るったのであれば、永久追放でもおかしくない。
 ただし、今の審判には選手を挑発したり、中には選手より先に手を出す審判もいる。
  
巨人有利の判定について。
>マスコミで取り上げられる機会が多いのでそう思われがちだが、それだけは絶対に無い。
むしろ巨人でプレーしていた時は巨人に不利な判定が多かったようだ。 
 ↑
チョット信じられないけど、目の前で言われると「そうなのか?」と思ってしまった。

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落合氏は、巨人有利の判定は絶対にない、と言い切っています。
それによく言われることですが、プロのスピードをジャッジするには
いちいち考えるヒマはなく、一方にだけ有利にするのは無理だというのです。

だとすれば、問題は何もないことになります。
同じ審判のもとでの試合ですから、両チームに公平です。
ハイ、おしまい。

でも (^_^;)
現実問題として、
目の前で起こっていることは、落合氏の言っていることとは違っています。
試合を決定付けるような大きな巨人不利の誤審は非常に少ないです。
今は、ビデオによってリプレイをすぐに見ることができ、
素人にも判断できる状況にあります。
「今のおかしいんじゃない?」
というジャッジはあまりにも多く、巻き戻してみればやっぱり
巨人有利に判定してしまっているような誤審が多いです。
偶然ということでしょうか。

スピードが速過ぎて審判はあれこれ考えるヒマなどないとも言われますが
審判には「いって、こい」の理屈があることを
あのデーブ大久保さんがテレビで言ってました。どうなんでしょう。
「いって、こい」とは
「さっき間違えてストライクって言っちゃったから、その分どこかで埋め合わせる」
というような話です。もうこれは誰でも知っているくらい当り前のことのようです。
ちゃんと一瞬にしてあれこれ考えていますね。
私の草野球での錯綜とどっこいどっこいじゃないですか。

ちょっと探したらいい例がありました。
 去年の日本シリーズ、ダイエー対巨人、第4戦。
 秋山の盗塁アウトは完全な誤審でした。
 その直後のバッター井口への球は、
 今までストライクを取っていたコースだったのに
 誤審の埋め合わせでボールにしていた、というもの。

多分こんなのは山ほどあります。

先日の札幌ドームでの巨人対中日の第2戦では
相変わらずの巨人寄りのジャッジがなされていました。
これがジャンパイアだという典型的な誤審でした。
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■2001/6/28 nikkansports.com
星野監督判定に抗議、顔真っ赤
<巨人5−9中日>
延長11回の熱戦を制しても、星野監督は顔を真っ赤にしてまくし立てた。
「総力戦にしたのはアンパイアやろ。
うちは正味9点取ったのに、向こうは何点もらっとるんや。
審判のことは言いたくないが、今日は言わせてもらう」。
この試合では4回の守りで判定に抗議した。
1死一、三塁で松井の打球が野口の左ヒジを直撃し、
こぼれた球を山崎武が二塁へ送球し「セーフ」と判定されたときだった。
ドーム出口でも巨人のバスを指さし
「あんなチームは、審判の加護がなければBクラスや」
と怒りは収まっていなかった。

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星野監督はさらに「(巨人戦の誤審が)あまりにも多すぎるんや」
と言っています。

落合氏同様、野球人が言っていることです。
野村監督の「9人対13人」発言もありました。
広島・三村前監督も「今日のヒーローはYGの帽子をかぶった審判だ」
など現場の不満は昔から変わっていません。

特に中日戦での誤審は昔から強烈なものが多く、
「審判は中日が嫌いなのか」と思えるほどです。
嫌いなのでしょう。
そして長嶋監督が大好きなのでしょう。

さて、この審判問題はどうしたらいいのかを考えてみます。
先ほども書きましたが
日本野球機構は読売の御用聞き組織と化していますので
環境を再構築させるのは絶望的です。
その点を無視して書きます。

まずその環境をガラリと変える必要があります。
最初に、全国放送に関する影響が一番大きいので
特定球団だけを「憧れ」の対象にするような放送の偏りを押さえる。
この不公平が根っこにあるからダメなんです。
見る側にもおかしなフィルターがかかってしまいます。

審判の報酬について
「特定球団」の試合に特別手当てを出してはいけないルールを決める。
「球団」にグレードを設けない。絶対ジャッジに影響しますからね。
設けるなら「日本シリーズ」や「国際試合」に設定し、これには特別に手当てを出す。

それから審判の給与体系をオープンにするべきです。
というか、収入について情報開示するべきでしょう。
「審判」というくらいですから、その公平さ、中立であることを示さねばなりません。

万一、読売からお金が出ていたらどうでしょう。そういう「噂」はあるのです。
それでは巨人寄りのジャッジになってもおかしくありませんね。
こんな憶測をされるような貧弱な体制が悪いのです。
また、審判が買収される可能性をなくするという意味で、ルールを設ける。
特定球団や関係者からの贈り物は受け取らない、とか
特定球団や関係者からの個人的なつき合いを制限するなど
そのルールも公開するべきです。(あるのかも知れない)
巨人から審判への贈り物や食事への誘いといった「噂」もありますから、
その可能性をなくするためにも必要でしょう。
(これらの「噂」はやはりプロ野球の不公平な環境が原因だと思います)
罰則もきついものでなければなりません。

そのかわりに審判の地位を向上させる必要があります。
プロフェッショナルである以上、その技術力に対し
それだけ報酬も高いのは当り前なのですから、
おそらくその意味では審判への報酬が安すぎると思います。
老後の保障などにも気を配って、もっといい待遇を用意するべきです。
これには機構は「しぶちん」で審判の報酬を上げる動きがないことは
以前書きました。

 審判を雇うのにケチるプロ野球組織って、
 本当に野球界のこと考えているのでしょうか。

 機構が率先して、労働条件を整えてあげるのが筋でしょう。
 それは自分達のためでもあります。
 審判の問題のひとつに、人数が少ない、というのがあります。
 将来が不安な職業に人が集まるはずがない。
 労働条件を良くして、人数が増えてくれば競争が激化し、
 さらに技術レベルも上がるだろうし
 事実上人件費がないという理由で導入された審判4人制も、
 6人に復活させて悪いことはひとつもない。

これらのことは、本当にきちんとした組織が
プロ野球を発展させるためにどうするかということを掲げてやらないとできないと思います。
それが仕事の人がたくさんいるのですから、頑張ってほしいものです。
いかにして「公平な環境」を作るか、がテーマだと思います。

それからビデオ判定について、いろいろと思うことがありますので
次回、考えてみたいと思います。