2007/1
入場してもコースに入ろうとせず固まる、ゲート入りで固まる、ゲート内でも固まってスタートが悪い等々。競馬場だけのことではなく、調教でもそんな調子で、40分も固まっていたことがあったらしい。 関係者一同は、無事に馬場に入った、ゲートに入った、ゲートを出たと言っていちいち安堵する。また、主戦の池添騎手はインタビューのたびに「普段は大人しくて可愛いんですけど・・・」と必死にかばっている。ご苦労なことだ。 2005年の秋の天皇賞は記念すべき天覧競馬。スイープトウショウは牝馬ながら4番人気。今日だけは何とか行儀よくしてほしいと祈る関係者の願いもむなしく、スイープトウショウは馬場に入った途端、両陛下が見守る前で池添騎手を振り落として固まった。乗り直して動かそうとしてもびくともしない。結局押しても引いてもどうにもならず、池添騎手は下馬。スイープトウショウは厩務員さんに引かれて何とかスタート地点まで行き、池添騎手は仕方なく自分で走っていく始末だった。関係者は真っ青になっていたに違いない。 結局、勝ったのは同じ牝馬でもあまり人気がなかった松永騎手騎乗のヘヴンリーロマンス。ウイニングランをして両陛下の前で松永騎手が一礼する間、美しい立ち姿で大人しくしていたヘヴンリーロマンスを見て、JRAのお偉方は「あぁ、これがスイープトウショウじゃなくててよかった。」と思ったことだろう。 2006年、骨折で春シーズンを棒に振ったものの、秋に無事戦線復帰したスイープトウショウだが、なんだか最近大人しい。「あぁ、スイープトウショウがすんなりゲートに入りましたぁぁ!」とアナウンスされてしまうほど。大人しければ大人しいで逆に心配である。どうなるスイープトウショウ? |