初めてのラグビー


 ここでは初心者を対象にラグビーのれこれについて解説したいと思います。
 しかし、その内容はあくまで僕の解釈、うろ覚えの知識、偏見、思い込みに満ちています。さらには対象を思いっきり初心者に絞りますので、簡単に理解するために「ホンマはちゃうんやけどな」ということも書いてます。ま、そんな程度です。

ポジション


 各ポジションの役割、性格について簡単に説明します。

プロップ (PR)テクニシャン1番(ルーズヘッド)・重鎮3番(タイトヘッド)「支柱」その名が示すとおり、スクラムの最前線でトイメンとぶつかり最重圧をうける。ラグビーの試合の流れにはスクラムの優劣が大きく関わる。そのスクラムの優劣はプロップ・フッカーの「フロントロー」にかかっている。気は優しくて力持ち。旦那にするには最適。地味ながら実はMr.rugger manなのである。個人的にはラグビーにおいて最も重要なポジション。

フッカー (HO)職人2番「かぎ針」スクラムハーフによってスクラムに投入されたボールを足で掻くことによってボールゲームとしてのラグビーは始まる。スクラムの入るタイミング、高低、押す方向を決定する舵取り。ヤンボールを掻いてマイにした日には英雄。小器用さが求められる。ラインアウトのスローワーを兼任することが多い。

ロック (LO)野獣4番・5番「鍵」セカンドローの二人が両プロップを強力にプッシュする。スクラムのパワーの部分を担当。ブレイク後は密集の中でボールを奪い合う。グランドで一番強い男達。ちなみに僕は大八木に憧れてラグビーを始めた。長身であることが多く、ラインアウトでジャンパーを兼任することが多い。けど、リフティングするようになってからはそうでもないんかな?

フランカー (FL)殺し屋6番・7番。スクラムの両サイドに「ちょこん」とくっついているだけではない。強いスクラムではやっぱりフランカーの押しも重要。しかし彼らの本職はタックル。狂ったように密集サイドから飛び出し、ボールキャリアーに襲いかかる。機動力抜群でボールのそばには彼らあり。エイトと併せてバックローと呼ばれる。

ナンバーエイト (#8)ナンバーエイト8番。十人十色のプレースタイルを持つ。オプション的なポジションで、「これ」といった仕事はカバーディフェンス位。あとは好き勝手。個人的には最もかっこいいポジション。

スクラムハーフ (SH)「ハーフ」と呼ばれることが多い。9番。スクラムの最後尾からパスを出してる人。彼が密集から出すパスによってバックス展開が始まる。九人目のフォワードであったり、華麗なるパスマシーンであったり、このポジションもその人の性格が出る。と思う。比較的小さな人が多く、ちょこまかと密集のそばを動きまくり、フォワードに指示を出しまくり。スタンドオフと併せてハーフ団と僕は呼んでいる。

スタンドオフ (SO)「スタンド」と呼ばれることが多い。10番。ハーフからの球を展開するのか、キックで地域を稼ぐのか、試合の展開を決定する司令塔。泥臭いラグビー部の中で唯一さわやかさんがいたら、大抵彼はスタンド。たまにフォワードに巻き込まれて痛い目に遭うこともある。遊び人が多い。 センスを重要視されるテクニシャン。

センター (CTB)「勝負師」12番・13番。スタンドの決定した作戦の実行部隊。バックスラインの出来、不出来は彼らの個人能力に頼ることが多い。ゲインラインを切るか切られるか?アタックにおいてもディフェンスにおいても、バックスの中では最も格闘家的要素を求められる。クラッシャーであったり、ステップマンであったり。

ウイング (WTB)「フィニッシャー」11番・14番。最速ランナーはみんながつないできたボールをトライするのが役目。とにかく速い。ウイングに抜かれたらもう追いかける気がしない。彼らにパスがわたると期待度が大きいだけにノックオンでもしようものなら「お前(スクラム)組め」と思わずつぶやいてしまう。キックディフェンスからのカウンターは心躍る。

フルバック (FB)「最後尾」15番。ウイングと併せてバックスリーと呼ばれる。バックスラインの後ろの広いところで「ぽつん」と立っているのが彼。こっそりバックスラインに入って敵を慌てさせる。ディフェンスで最後尾を守り、振り向いたときに彼がいないと味方を慌てさせる。「カンペイ」は世界に誇る日本のフルバックサイン。


ラグビー用語


 普段僕らがグランドで発している言葉を中心に、解説したいと思います。必ずしもジャパンスタンダードではありません。「ワシらはこうゆうとった。」という方もおいででしょう。こらえてね。「あんた、あの時ゆうとった、あれ、どーゆー意味?」とかいうのもメールくれたら載せます。



余るラグビーは陣取り合戦であると共に、数(人数)のゲーム。バックスラインで人数が上回ることを「余る」と称する。

合わせ「合わせる」などと使う。「コンビ」は同義語。おそらく、コンビネーションのことでしょうな。FWとBKの。セットプレーから展開、フォローを一連の流れとする全体練習。密集からボールがでるのが遅れると「合わせ位で遅らすな」と怒られ、早くにボールを出すと、「ま、合わせやからな」(実戦ではそんなにはよでん)と、冷ややかにいわれる。合わせでサインプレーが決まらないと「なんやっとンじゃ」と毒突く。FWとBKの仲が悪くなる確率の最も高い練習。

インプレー試合続行中。かってにセルフジャッジをして試合を中断してはいけない。

インゴール自陣ではゴールラインのこっち側。敵陣ではゴールラインのあっち側。トライされたあとはここでやかんの水を飲みながらキャプテンの檄を聞き流す。

牛鬼クラブ愛媛県宇和島を拠点とする南予唯一のラグビーチーム。

エリス少年彼がボールを持って走り出したがためにラグビーはこの世に生を受けたらしい。だからFOOTBALLなんだってば。

オーバーザトップラックなどでボールの上に倒れ込むことによりボールが出なくなる行為。これを見つけたらその人を踏んでもいいことになっている。

オフサイドラグビーのオフサイドはちょっとわかりにくい。とりあえずはボールのある位置がオフサイド。さらにはボールが密集の中にあれば、その密集の最後尾の足の位置がオフサイドラインを形成する。他にもあるかもしれんけど、僕はそれくらいしか知らん。

オウンゴールラグビーではなかなか無いと思う。

オープン広い方。

かく足で地面を掻くこと。前進のための原動力。タックルしたら足を掻く。ラックに入ったら足で掻く。「球掻け」と言われたら地面にあるボールを足で後方に送ること。「三番掻け」と言われたら、地面に横たわっている三番を掻くこと。

かむ「噛む」のか「咬む」のか、僕は知らない。ボールに絡むこと。密集に持ち込んだボールに絡まれると「かまれた!」と、叫んで自らの危機を味方に知らせる。逆に敵ボールにちょっとでも絡んだら「かんだ!!」と叫んで味方に安心感を与えること。もし、ちょっとしかかめなくて(取れそうにないな)と思ったときには「絶対出ぇへん!!」などと付け加えてレフェリーに早めにパイルアップにしてもらう努力も必要。

カンタベリーラガーマンにとってはルイヴィトン。このマークがついてると少々高くても「しょうがないな」と思ってしまう。彼らの悪い癖として、このブランドのウエアを着ている人を見ると「ラグビー関係者だろうか」と、下手に勘ぐることがある。

キックFWがやると怒られることの方が多い。キックオフはドロップキックで始まる。トライ後のコンバージョンは三点。ドロップゴールは2点。陣地を稼ぐためのキックが伸びないと辛い。ノータッチになると泣きながらカウンターに備える。

くるり「ループ」と同義語。パスを出したらすぐにフォローして自らもう一度パスをもらう。

コンバージョントライ後のキック。ゴールキック。味方のコンバージョンがはずれると「オッケー」「余裕、余裕」などと強がり、敵のコンバージョンが外れると「オッケー」「余裕、余裕」などと、喜ぶ。ゴールラインからキッカーに対して走っていくのは果たしてプレッシャーになっているのだろうか?

さすラグビーボールは前に投げてはいけない。前進をはかるためには、ぎりぎり真横に投げたいところ。が、予定以上にボールが後ろに反れて、ラインより後ろに投げてしまったときには「ごめん、さした」と謝る。

死ぬラガーマンは怪我が多い。練習や試合中にたてなくなった選手は「死んだ」と形容される。何とも響きが悪い。「ちょっとだるいな」と思って、死んだ振りをしていても、やかんの水をかけられると立つ義務が生じる。

シンビン十分間退場。いけないことをしたらこれを食らう。例えば何もないところで人を踏むとか。じゃあ、何かあるところならばどうなのか?さぁ。

スクラムラグビーと言えばスクラム。中には試合中ボールに一度も触ることなくスクラムだけ組んでいる人もいるほど、それは素敵な花園。両チームのFW総勢十六名により形成される肉団子はベトベトしてしかも臭い。

セット「セットプレー」のこと。スクラムとかラインアウトとか。

タックル攻撃的ディフェンス。ボールキャリアーの首から下に組み付く。ラグビーと言えばタックル。

タッチフットタックルの代わりに両手でタッチするボールゲーム。楽しい。

楕円球まっすぐ転がらない。羊の膀胱でできていたからこんな形。落としやすいのにノックオンは反則。

縦・横縦は(主に)FWがつっこむこと。横はBK展開すること。

ダンボール恐らく正しくは「ダウンボール」地面にボールをおくこと。タックルされてからのダンボールを如何に正確におくことはとても大切。

チャージ相手がキックしようとするボールに飛び込み、体を張ってボールを止める行為。ラグビーで唯一前にボールを落としても許される行為。自分がチャージされそうになると、相手の顔をねらうこと。

トイメン自分と相対するポジションの相手。一番なら三番。11番だと14番。最も負けたくない相手。「トイトイでつけ」と言われると「相手ラインに対してマンツーでディフェンスしなさい。」の意。

トライインゴールにタッチダウンすること。ラガーマンにとってとても嬉しい行為。でも「トライできたのは全員が頑張った結果。決して私一人のものではござんせん。」と、謙虚に喜ぶのが美徳とされているらしいが、派手に喜んでもいいと思う。何の苦労も無く最後の最後にちょろっとパスをもらってトライするのは「ごっつぁんトライ」古には、そもそもトライ自体には得点はなく、コンバージョンによって得点していたらしい。つまりコンバージョンの「トライ」権を得るための行為だったんやと。

ドリフト峠に行くわけではない。ディフェンスの形態。ラインで余られたときに、トイメンを詰めてさらにその外の人間に対して内側からプレッシャーをかける。瞬間的に「ドリフト!」と叫んで飛び出すと、内側ががら空きになって痛い目に遭うことが多い。

飛ばしすぐ隣の人間を「飛ばし」て更に外の人間にパスすること。強者は「二人飛ばし」「3人飛ばし」を見せる。

寝込んだあとのワンプレー個人的には最も大事な技術の一つ。タックルされて倒されたときに間髪入れないボディーコントロールにより味方に優しいダンボールをすること。

ノーサイド試合中は敵味方だけど試合が終わったからには敵味方無く酒を酌み交わそうという非常に良い思想。実際に心の底からそうであるかどうかは、この際問題にならない。

ノックオンノッコン。球を前に落とすこと。万死に値する行為にも関わらず、連発される。フロントの連中は味方であろうと敵であろうとノッコンを恨めしげに見つめる。

ぱくり「リップ」と同義語。「ぱくり」ってなんや?「盗む」のことか?ラグビーでは立っている味方のボールを確保するためにもぎ取る行為。

ブラインド狭い方。

マイボール味方が支配しているボール。また、「わし、この球取りますけぇ。」などというときには「マイボー」とか「マイ」とか叫んでから挑むと、味方にじゃまされずにすむ。

魔法の水へこんだやかんから出てくる衛生上の責任は誰も取ってくれない水。この水は骨折もたちどころに完治させる。

めくる「オーバー」「スイープ」と、微妙に違うのだが同義語的に使われる。ラックに後方から走り込み、相手をボール上から押しのける?行為。

モール立っているプレーヤーが両チームで3人以上で密着しながらボールを奪い合う行為、みたいなことがルールブックには書いているのではないだろうか?最近ではドライブ(モールを押すこと)が停まっても、五秒以内ならまた押せるらしい。

ヤンボール相手が支配しているボール。「ヤン」って、いったい何語や?密集の中で「マイボー、マイボー、マイボー・・・・ヤンボー!!」などと叫ばれると非常に慌てる。

ラインアウトボールがタッチラインを切ったら、両チームのFWが仲良く整列したところへ、スローワーがボールを放り込む。一昔前までは高さとタイミングを駆使した見所の一つであったが、サポーティング(リフティング?)が定着してからはまるっきりの出来レース。取れんけりゃ恥ずかしいくらい。ちなみにサポートしてもらってのジャンプは非常に気持ちよい。

ラック地面にあるボールの上で両チーム2名以上が密着してボールを奪い合う行為。みたいなことがルールブックには書いているのでは無いのだろうか?ちなみにラックの中でボールを手で取ろうとするとすぐさま「ハンド!!」「手ぇ使うな!!」などと相手チームにお説教されちゃいます。

ランパス一般人には最もラグビーらしい光景。ラガーマンには最も勘弁願いたい練習。

ワンフォーオール・オールフォーワン色んな所でよく使われていますね。



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