2000年観戦記38


第38節、新潟1-0山形、甲府2-1湘南、大宮2-1鳥栖、大分3-0仙台、札幌5-0水戸。浦和休み。
大分も札幌も圧勝。昇格を目指すチームのあるべき姿。昇格決定は次節へ。
新潟、水戸、鳥栖の負点が並んだ。5位仙台と2ゲーム差。順位確定はいつ?

【第38節観戦記】

第38節コンサドーレ札幌対水戸ホーリーホック
札幌厚別14:00 kick off(バックスタンド中央で観戦)

水戸に圧勝。ブラジルトリオのそろっていない水戸は甲府並。
大分が勝ったため昇格決定は次節に持ち越す。
森の欠場に対する不安は杞憂だった。中盤のないサッカーなら飛車角落ちでも余裕で勝てる。

スターティングメンバー
・佐藤
・名塚(右)・古川(中)・大森(左)
・ビジュ・野々村・小松崎(右)・アウミール(トップ下)・優津樹(左)
・播戸・エメルソン
ベンチメンバー
・山瀬、黄川田、あと知らない。

森が黄札累積で2試合出場停止。田渕は怪我で欠場。
病気明け優津樹がスタメン復帰。だがまたもや途中交代・・・
森に替わって名塚が右サイド。古川は真ん中。
もう出てこないと思った小松崎が右のウィング。中尾じゃ駄目らしい。
アウミールはやっぱり真ん中(トップ下?)が良い。

今日の厚別は風向きがいつもと違ってメインスタンドからバックに吹いているようだ。
寒冷前線通過中である。曇りで雨が少々降っていて、グラウンドはスリッピー。
後半には雨が降りつつも太陽が出てきて、バックスタンドに座る僕たちの後ろに虹が架かった。

ゆったりペースで始まった前半、前回ホームで見たときと同じように水戸の動きが全然ない。
ブラジル人が3人入って、攻撃的展開がよくなったと聞いていたが、最年長ジョンパウロの姿が見えない。
3人そろわないと上手く攻撃が出来ないとも聞いていたがまさにその通り。
中盤でためを作る選手がいないために速攻も遅攻もままならず打つ手無し。
一応良いシュートも見せるが洋平の守備範囲。ボールを中に入れる回数も少ないのでディフェンダーのミスも大事に至らない。

札幌の得点は前半15分頃。左サイド伊藤優津樹にボールがわたって、簡単に中にセンタリングを上げた。
それがディフェンスラインの後ろ、キーパーの出られない絶妙なコースに飛んで、
ディフェンスラインとともに行動していた播戸が頭に当ててゴール。
グチャグチャやって良い攻めが出来ていなかった札幌だったが、単純な攻めで得点した。
前回もそうだったが、水戸は簡単にゴールを決める事が出来るので助かる。楽な相手だ。

次は25分頃、エメをスペースに走らすスルーパスに反応した水戸のディフェンダーがボールに飛びつこうと足を出したが触れられず、
その後ろを通ったエメがディフェンダーの後ろ足に引っかかって転んだと言うような感じだったが、フリーキックをもらった。
ゴール前中央、ペナルティーアーク少し外側。
ノノとビジュとエメがボールに行ったが、エメが直接蹴り込んでのゴール。
ビジュを右に走らせて壁のディフェンダーをずらした時にズバッと速いボールを蹴り込んだ。
ずれたディフェンダーの腰に当たってコースが変わりキーパー反応できずにボールはゴール左に突き刺さった。

この後は、つまらないボール回しが多く、見応え無し。ボールキープは札幌なのだが・・・
攻めるよりボールキープを優先。残り時間僅かでも攻める気配なし。
で、前半終了。

後半はまったりとした攻めの応酬から、20分手前で伊藤優津樹に替わって山瀬が入る。
そのあと20分過ぎにエメが左から得意の自ら持ち込んで持ち込んでシュート。3点目。
この辺から札幌のやりたい放題が始まる。
播戸がスルーパスを抜け出してキーパーと一対一。冷静にゴール。4−0。
ゴール前パス交換の混戦から山瀬が抜け出してシュート。これは左にはずれる。
右コーナーキックから中央でシュート。こぼれ球を名塚が蹴り込んで5点目。
この後楽勝ムードで試合が進むが、イエローカードをもらったノノに替わって黄川田が入ってきた。
水戸の攻撃をカットしたカウンターで、播戸と黄川田が抜ける。しかし播戸が黄川田にスルーパス失敗。これが二度ほど。
山瀬?唐クロスボールを黄川田がヘディングシュートもゴール上。
エメも自分で持ち込むがシュートはバーの僅か上。
等々。もっと得点シーンが見たかったが、エメも播戸も3点目は入らず。
最後の5分はキープして終わり。

足下がスリッピーで洋平のゴールキックがグラウンダーになったり、
ディフェンダーのパスが相手にわたりそうになったり、なかなか笑わせてくれるプレーも多く、
危険だと思う反面楽しめた。

大量点の試合を見たのは昨年の厚別開幕戦以来ですが、楽しいもんだ。
優勝とかそういうのがかかっていなくても楽しい試合だった。

初めてS席で観戦したが、ゴール裏で見るよりこっちの雰囲気の方が好きだ。
一生懸命応援しなくても良いというところがいい。
だるい太鼓のリズムを聴きながら見るのは最低。ここなら程良く離れていて良い。
ピッチも近いしプレーのよく見える。ただ、遠近感がよくわからない。

ゴール裏も好きだ。ゴール前の臨場感はゴール裏の特権だ。
熱い応援も好きだが。


今日の札幌は楽にプレーしていた。威圧する前に向こうが怯んでいた。
だからもっと好き勝手にフォワードはして良いのだ。
播戸。コイツ、フォワードじゃない。キーパーと一対一で何で先ずループシュートなんだろう・・・
後半はスルーパスを通そうとするし。2本も。それもお任せスルーパス。
パス出したあとゴール前に行こうとしない。得点を取るイメージがヨワヨワ。
幻想が崩れた瞬間だった。
いいよ、もう。転ばされても文句言わないから。一人でもって行けなんて言わないから。
中途半端なミドルシュートを否定しないから。スピードで抜けなんて言わないから。
1.5列目で遊んでな。つまらんプレイヤーめ。
それに比べてエメや黄川田や高木の面白いこと。やるべき事はきちんとやっている。パーフェクトでないにしても。

ビジュは今日は不調。怪我が治っていなくて、精神的にも乗っていないようだ。
みんなが見たいと思っているミドルシュートの場面ではトラップミスというかシュート体制に入っていない。
あそこで打ってくれるとシュートが入らなくても楽しいのに・・・
まだまだエンターティナーではないのう・・・

ぼうずにした小松崎はなかなか頑張っていた。守備は合格点。だが、攻撃参加はいまいち。
ポジションが目立たない。遠慮している。ボールを呼ばない。
ロングボールを要求してもまだ信頼関係がないのか一つも飛んでこなかった。
結構いいタイミングだと思うのだが・・・押しが足りない。
後半なんてやりたい放題なんだからもっとアピールしても良かったんじゃないかと思う。
そんなわけで悪くはなかったが他のやつでも良い。中尾を見てみたい。

古川先生は相変わらずボールの扱いが下手。相手と競ったときは絶対ボールに行かない。
取れるときは取っておかないから相手を抑えきれずにボールを取られたりする。
ボールが回ってきたときのパスコースが読みやすい。しかもトラップ下手。
けり出したボールの行き先はサイドラインかエンドライン。それはそれで安全だけど、攻撃に結びつかない。
選手に出しているのではなくて、場所に出しているように思われる。選手は追いついてもしんどい。
何とかしないと上でやれなさそうだ。ポジション取りとかは良いんだけどね。ボールがらみのミスが多いので心配。

清水の出番は無し。もう、見捨てられたか。出来上がったチームに途中ではいるのは難しいようだ。
自分から合わせるより人にあわせさせた方が楽にチームにとけ込めると思うのだが、次はあるのか?

ついに昇格マジック1。優勝までのカウントダウンは対浦和4、対大分3となった。順調に減っている。
決まるまで淡々とゲームをすればいい感じだ。
そんな感じの試合だった。



【第39節vs湘南戦の見方】

大分対浦和の直接対決があるのでそっちの方が気になる。
コンサが勝って浦和が負ければ優勝も決定してしまうし。
昇格はアウェイだけど、この試合で決まってしまいそうな雰囲気だ。
攻撃は左サイドに偏っている気もするが、湘南はそれに気付いてもどうしようもないだろう。
前半を無得点に抑えれば余裕の勝利。いつも通り守り勝ちで勝点ゲットで昇格を決めよう。
アウェイで優勝まで決めないで札幌に戻ってきてもらいたいので負けても良い。
昇格が今シーズンの目標なら、別に何やってもいい。新人をたくさん使ってみるも良い。
5点リードで黄川田を使うような采配はしなくて良いから、消化試合のつもりでやってもらいたい。
勝てば御の字。負けても良いし。
だってやっぱり札幌で決めて欲しいもの。
でも昇格おめでとうセールを準備している人に悪いか?

もし僕が監督をやるんだったら絶対負けたくないですけど。どんな試合でも。
勝てる布陣で新人は試す。湘南は手強いのでスタメンは変えない。
森が次も出場停止だが、今日のままは大丈夫か?守り方がかぶっている名塚と古川は近くにいるとやられそう。
小松崎はカバーしきりかも。俺的につまらない試合になりそう。

この試合テレビ北海道が生中継してくれるので楽しみに待とう。
うらばんぐみは野球の日本シリーズだ。



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