2001年観戦記02



【1st stage 第2節観戦記】

1st stage 第2節コンサドーレ札幌対柏レイソル
高知県春野総合運動公園陸上競技場 14:00 kick off(テレビ観戦stv)

 雨の高知春野。ピッチコンディションは芝は良いようだが、水がかなり浮いていて最悪。南国高知は寒かった。しかし気温10度。

 テレビは高知放送とSTVが制作。高木が解説だ。何となくうれしい。ちなみにアナは宮永氏。やはりゴール連呼。

スターティングメンバー
・洋平
・森(右)・名塚(中)・大森(左)
・ビジュ・野々村・田渕(右)・アウミール(左)・山瀬(前)
・播戸・ウィル
ベンチメンバー
・陽介、森川、大黒、優津樹、深川。

柏:南、渡辺、洪、薩川、砂川→加藤30、明神、柳、平山、大野→根引45、黄、北島。

 雨でボールが伸びたり止まったり。選手はボールの扱いに難儀していた。スタートはトップ下に山瀬が入っている以外は前節と同じ。札幌はウィル、播戸、山瀬がオフェンシブ、ほかはディフェンシブな形。3バックだが4人5人が下がっている。ただ、全員ボールへの意識が高く、ハイボールやルーズボールには積極的に絡んで試合を優位に運ぶことが多い。レイソルは長く浮いたボールを良く蹴るのでかなり楽に対処できる。ゴール前のピンチは少ない。ミドルシュートもカットできたし、ゴール前になかなかボールを運ばせることはなかった。

 前半は風上に立ったコンサは、立ち上がりこそはペースをつかめなかったが、次第にボールキープ率を上げる。放り込むレイソルに大してコンサはボールを繋いでシュートに持っていく。前半20分頃、ゴール前でワンツーからビジュのシュート。ディフェンダーに阻まれたがそのコーナーキックからボールを奪われたあと、右サイドで山瀬が拾って中央のウィルに絶妙なパス。ウィルが落ち着いてゴール左に流し込んだ。コンサ先制。いい流れがそのままゴールに繋がった。

 ウィルの動きは良く、ディフェンスからのボールをキープできていて、さらに山瀬、播戸がウィルの動きに対応していいスペースに飛び込んでいる。前半35分頃、カウンターから播戸にボール。ディフェンダーと競り、一度転ぶものの立ち上がってボールをコントロール。後ろから走り込んできたウィルにパス。豪快に蹴り込んで2点目。播戸がこういう風に転ばされても、吹っ飛ばされても文句いわずに立ち上がってやってくれると大変うれしい。ウィルも枠を外さないところが何とも頼もしい。

 後半はレイソルがトップ下を外してディフェンダーを入れてきた。ホンミョンボが上がって、ユサンチョルもポジションを上げて点を取りに来た。しかしコンサペース。レイソルは相変わらずボールを放り込んで来るが、精度がないのとコンサのポジション取りが良いためなかなか危険を感じない。コンサのフォアプレッシャーがいい。人数をかけてディフェンスをしている。ことごとくレイソルのプレーを切ることが出来ている。さらにカウンター攻撃が鋭く、シュートまで持っていける。後半35分、アウミールに変わって深川が入る。さらに終了間際、播戸に変わって森川が登場。ロスタイムに柏にフリーキックの混戦から一点返されたが試合終了寸前だったので何事もなし。2プレイ後に試合終了のホイッスル。大金星。

 コンサドーレは一人一人のプレーがちゃんとしていて、役割が上手くできている。あまり個々が目立たないけれども、弱いチームが強いチームに勝つにはこれしかないでしょう。こうしたプレーが出来ていると見ていて楽しい。いい雰囲気で試合が出来た。
 柏は試合開始直後のいい時間帯に攻めきれずそのまま流れを逸してしまったようだ。流れを取り戻す事って大変だな。戦前にはコンサは結構通用するとは思っていたが、最後は相手に流れを渡してしまって、追いつかれて引き分けるだろうと思っていた。しかし、2点のリードは大きかった。さらに1点返された時間がロスタイムに入ったあとだったので事なきを得た。こういう厳しい戦いはずっと続くと思うが、この戦いで勝てたことはすごく大きい。

【1st stage 第3節vsサンフレッチェ広島戦の見方】

 攻撃的サッカーを始めた広島。広島は札幌と同じように去年と選手の入れ替えはないのだが、戦術の大転換が行われている。強豪に当たって2連敗しているもののかなり行けそうだ。攻撃重視のためにかなり守備のバランスが悪いようだが、札幌はそれが上手く突けるかが見物である。好調なウィルと播戸のコンビに、山瀬、アウミール、ビジュらがどう絡めるかが楽しみ。特にビジュの中距離砲が今節見れなかったのが残念だったので次に期待したい。
 札幌は全員が頑張るチームに対してどれだけディフェンスできるのかまだわからない。福岡や神戸との戦いを占う上でよく見てみたい。

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