【1st stage 第4節観戦記】
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1st stage 第4節コンサドーレ札幌対東京ヴェルディ1969
室蘭入江陸上競技場 14:00 kick off(ゴール裏左)
ナビスコでビジュが赤紙をもらったため2試合出場停止。アウミールが膝をやって全治2週間。ウィルも軸足を痛め、外国人3人の出場が危ぶまれた。しかしウィルはOK、替わりのルーキー今野と和波が活躍して3勝目を上げた。
テレビはNHK。高木が解説。札幌とヴェルディのOBと言う紹介だったが、完全にコンサ寄り。
スターティングメンバー
・洋平
・森(右)・名塚(中)・大森(左)
・今野・野々村・田渕(右)・和波(左)・山瀬(前)
・播戸・ウィル
ベンチメンバー
・陽介、森川、瀬戸、深川、黄川田。
東京V:菊池、山田(右)・中沢(→小倉45)・林・広長(左)、米山・三浦、永井(右)(→武田65)・前園(左)(→西田29)、石塚・飯尾
道内開幕戦は室蘭入江陸上競技場で行われた。天気は快晴。風が少々あり肌寒いが、太陽の光が寒さを和らげてくれた。開幕戦とあってほぼ満員。1万人入るスタジアムに9300人。昨夏の浦和戦と違ってほのぼのとした雰囲気。室蘭の小中学生による太鼓の演技とコンサドールズのダンスのあと選手入場。
タレントでは負けるがチーム力で勝負の一戦。出場停止や怪我でベストメンバーを組めないコンサは新人今野と湘南から移籍の若手和波を使ってきた。控え選手の調子によってゲームが決まると言っていいと思っていたのだが、今日のこの二人の出来はすごくよかった。
今日のコンサは超守備的布陣。前半からウィルまでもが守備に参加。11人でゾーンプレス。相手のボール所持者に対し播戸、山瀬、和波、今野が高い位置からプレッシャーをかけてカット。後ろの大森もどんどん前にいけた。最初から山瀬、今野らが高い位置でカットしてそのまま攻撃に繋げられ、大森も積極的にシュートまでしていたことがコンサの勝ち試合のペース。飯尾の切り込み、三浦のフリーキックなどちょっとした危険もあったが、圧倒的に攻撃しているうちに前半12分中盤で今野のカットからそのままウィルにちょっと長いスルーパス。ウィルは左からゴール右隅にシュートで先制。さらにまた左サイドで和波がボールを奪ったところで大森がサイドラインを駆け上がり、和波がワンツーで奥深くまで入り込む。そこからのセンタリングを播戸が足を伸ばしてゴールゲット。前半20分で2−0。コンサは一人が相手のボールを遅らせ、逃げる方向からもう一人が寄ってプレッシャーをかける。パスされてもそこでまた同じように2人、3人でボールを囲み相手に思うような攻撃をさせなかった。追加点は入らなかったがコンサの攻撃はその後も続いた。
後半は攻められっぱなし。ほとんど向こうサイドにボールがあった。後半が始まって10分くらいの間に相手が立て続けに3枚黄札をもらっている。中沢が下がり小倉が入ってかなり攻撃的になっている。コンサは人数をかけて守備をして、播戸とウィルが前線に残りりめの位置にいる。カウンターでその二人に渡すがなかなかボールがキープできない。と言うかしない。攻め上がってもあっという間にシュートと言うことが多い。相手も上がり目でパス回しもスムーズになってきていて前線からのプレスが効かない。しかしカバーが効いていて決定的な場面にはならない。ミスから危ないシーンが何度かあったが、遠くでよく見えないのと洋平が落ち着いて捌いていたのでそんなに怖くなかった。ヴェルディはいい所でボールを持ちすぎる感じで攻撃に怖さがない。まだ、選手同士の繋がりがしっくりいっていない模様。タレントが多すぎて松木監督も上手く使いこなせないようだ。三浦淳の存在感はなかった。前園もなんだかわからないうちに前半途中で交代。決定力はなかったが小倉、武田はよく攻撃で効いていた。若い飯尾はスピードがよく、ボールも足についていてかなり危険だった。
終盤、深川、黄川田を入れて守備固め。最後にまた点を入れられるかというシーンが何度かあったが、結局こちらサイドでほとんど見せ場のないまま試合終了。2−0でコンサの勝利。
前半に2点先制して、あとは逃げ切ると言うコンサのパターンで試合ができたので余裕があった。相手に攻めさせてカウンターをいう常套手段は技術の高いチーム相手にはかなり危ない試合運びなのだが、チームができていない相手に対しては十分通用する事がわかった。しばらくは勝てそうだ。今のうちに貯金をしておきたい。この試合は岡田監督が考えたとおりの動きを選手がして、思い通りの試合展開に持ち込んだとても気分のいい試合だろう。欲を言えばもっと少人数で同じような守備をしてもっと攻撃をしたいところだが。
本日のMVPは大森。ヴェルディの右サイドの攻撃参加のないことを見て、最初から積極的に攻撃に参加し、大森の前の和波、今野らの活躍を引き出した。左サイドの和波を追い越し、左のボランチに入ったもともとディフェンダーの今野をディフェンスラインに下げ選手を動かして自らの特長を生かした。
【1st stage 第5節vsヴィッセル神戸戦の見方】
開幕2連勝のあと連敗した神戸はすでに勢いはない。対するコンサは広島に負けたがヴェルディに勝って勢いを得た。ボールの繋がりを欠く神戸に攻め手はあるのか?広島より格段に攻撃力の落ちる神戸。カズ、望月などの名前は知っているが、もともといる選手は全く知らない。ビジュはこの神戸戦も出場停止。ミールも怪我が治っていなさそうなので、ヴェルディ戦の面子で戦うことになるのか。思い通りの試合をすれば疲労も少ない。出会い頭が怖い神戸戦ではあるが、勝利を期待したい。
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