2001年観戦記19



【1st stage 第19節観戦記】

1st stage 第19節コンサドーレ札幌対アビスパ福岡
札幌厚別公園陸上競技場 15:30 kick off(アウェイ側ゴール裏にて観戦)

 土壇場で同点!にされる・・・。そして堪えきれず延長負け。

 テレビはHBC。もんきちのチャンネル。元コンサの川合が解説。こいつ嫌い。



スターティングメンバー
・洋平
・森川(右)・古川(中)・大森(左)
・森下・ビジュ・田渕(右)・アダウト(左)・山瀬(前)
・播戸・ウィル
ベンチメンバー
・陽介、今野、和波、優津樹、曽田。

福岡:塚本、内藤・小島・前田、バデア・野田・中払・平島・盧、呂比須・ビアージョ
控え:小島、服部、三浦、篠田、藤崎。

 イヤンな負け方。2点先行して、1点取られて、追加点入れて、それでも追いつかれて延長負け。
 いや〜、でも、今日は勝てたよね。でも、ディフェンダーの枚数が足りない。高さが足りないので、ロペスとかにやられまくり。サイドから上げられて頭でやられてる。競れてないし。後半になって先にばてたのは年齢の高い福岡ではなく札幌の方だった。天気はうす曇り。そう暑くなかったが、昨日の雨の影響で湿度は高かった。厚別はいつも強風なのだが、この日はほとんど風はない。ホームからアウェイ方向に微風。

 札幌は野々村の回復が遅くなって今日も欠場。名塚は持病が悪化してこれまた休み。さらには森までが膝を痛めて全治数週間と、主力メンバー3人がお休み。攻撃陣が好調なものの悪い守備陣からさらに人が抜けてチーム状態はかなり悪い。しかし、アウミールを解雇して雇った新外国人アダウトがスタメン出場。明るい材料がないわけでもない。一方の福岡は補強したベテラン3人内藤、ノジュンユン、ロペスをスタメンで起用。前節柏にこてんぱんにやられたが、前々節はいい形を作って4得点していた。もともとのメンバーを含めてかなり年齢が高い。


 試合は札幌が押し気味。福岡は前に出てこず、引いて速攻を狙っていた。前半20分頃、福岡決定機があったが洋平のセーブ。札幌は前半26分ウィルが播戸とワンツーで中央突破してシュートで先制。大森、アダウトなどを使ってさらに攻撃。播戸がキーパーと1対1になるが外したり、福岡も放り込んで攻撃。そのままロスタイムに突入する。ロスタイムはほとんどないと思われたがかなり長く取られていた。早く終わらないかと思っていたらウィルが突っ込んだこぼれ玉を山瀬が押し込んで2点目。そのまま終わるかと思えば福岡がワンプレーやって前半終了。

 後半は福岡が押し気味。ボールをキープして前に放り込むか、中盤からのシュート。札幌は田渕が倒されてウィルのフリーキックを古川がボレーであわせたがヒットせず。惜しい。久々の出場の古川。決められるとよかったのに。チームも調子づくし。しかしその後はやっぱり福岡のペース。決定機はないがボールのキープする時間が長い。そのうちゴール前でフリーキックを与え出す。ゴールの枠に当たったりちょっと外側だったりで肝を冷やす。さらにゴール付近にセンタリングが何本も。プレスもかからず、だんだん高さで競れなくなってきた。後半18分バデアの強烈なミドルシュートで1点返される。ボールはほとんど福岡が支配。攻めが組み立てられない。速い攻撃しか無く休む時間がない。アダウトは球離れは悪いが、キープは出来る。1対2でも結構キープできるのでそこにもっと預けられないかと思ったが、後半25分頃アダウトが和波と交代。福岡さらに攻撃するも枠の外。後半28分札幌の速攻から山瀬のスルーパスを受けようとする播戸が倒されてPKゲット。ウィルがワンステップの助走からいつも通り右隅に蹴り込んで3−1。直後、田渕に変わって今野が入る。このあと札幌がカウンターで何度か攻め込む。しかし、このころから守備の足がぱったり止まる。カウンターで播戸がゴールゲットかと思ったがオフサイド。そのカウンターでコーナーキックを取られて、後半36分ショートコーナーをビアージョがヘッドでゴール。3−2。札幌はボールがキープできず、福岡の攻撃にさらされる。ゴール前へのボールが次々。ロスタイムついにロペスに頭で決められる。同点。コンサの選手がっくり。最後に札幌も攻め込むが後半終了。

 延長は後半のペースそのまま。入れられるのは時間の問題と思われたが、延長前半6分またもやロペスに頭で決められ試合終了。コンサ4連敗。


 札幌の選手がばてていたよ。後半36分の福岡のコーナーキックの時に森川が足つっていたのに回復する前にやられてたし、直接あげないでショートコーナーになったのに詰めることができなかった訳で、丁度森川の所を狙われてやられた。さらに、ロスタイムでも前に出れずにやられた。動けたのは交代で入った和波と今野だけ。交代枠はまだあったからディフェンダーを替えたかった。しかし、でももう交代する選手はいなかった。だけど、森川か、古川と言うか森川の所に誰か入れたかった。動ける人間を入れたかった。延長に入って特にそう思ったが交代はなし。同点にされたときみんなぶっ倒れていたし、後半終了してみんな精気がなかった。攻撃陣も含めて交代枠を全部使う必要があったのに。何も手を打たず負けを待った延長戦。ちょっとつらかったなあ。

 福岡は左サイドから攻めずに右から来た。後半はそれが効いたのか森下、森川が相当疲れていた。田渕はよく分からないが交代。試合に出ている田渕はペース配分できていると思うのだが、今までスタメンで出ていなかった森下、森川は終盤かなり疲れていた。今野が田渕に変わって入ってきたあと、森下が田渕のあとに入って、森川が左に回ったのか?セットプレーのマークの関係からか左にいたが、相手に体を合わせられないし全然跳べていなかった。寄せられない、マークにつけない、跳べないとなればいくら相手は福岡といえどもやられるのは当然だ。いや、これほどまでほとんどの選手が疲れているのが判ったのは初めてだ。
 ビデオで見返してみるとそんなに疲れているような感じはしなかったが、実際はかなり出足が悪かったのだ。前日の雨でピッチが重かったのもあるし、相手の攻撃時間がかなり多かった。さらにコンサの攻撃はカウンター主体で後ろでボールを回すところなんて一度もなかったような気がする。これでは足が止まるのも判るような気がする。

 新外国人アダウトは使えそうだ。キープは出来そうだ。球離れは遅く1対1で勝負したがっていた。テンポががまだ南米という感じだった。これから日本のスピードに慣れることが出来るかな?後半はなかなかボールが回ってこなかったのでボールを持ったプレーが見られなかった。よく見てみるとアダウトはディフェンスラインに吸収されていることが多かった。しかも時々ディフェンスラインより下にいたこともあった。マークの受け渡しが悪いのか、コンサのディフェンス自体が全体的に押し込まれていたからか。前に出て勝負できる、ディフェンスをあまりやらなくても済むか、体力が持つかがこの次の彼の見所だ。
 今日のコンサのディフェンス陣はサブメンでしかも背が低いから高さで勝負されると弱いという布陣だったが、福岡は前半はあまり動いてこなかった。ロペスがポストプレーでもすればいいと思っていたのだが、ほとんど単発の攻撃を繰り返すばかりで結局2点取られて前半を終了。しかしこれがいい方に転がって、早めに放り込んで攻めるという選択肢を取るに至った。高さで競らされるコンサは下がり目に位置し、福岡はより押し込みやすくなった。ボール支配率も上がりコンサ守備陣に疲労を与えた。数打ちゃ当たるとはその通り。シュートはだんだんゴールに近づき、ロスタイムに追いついた。戦術的に優れているとは言えない福岡の攻撃スタイルは偶然札幌の弱点を攻めることとなった。札幌はその弱点は承知していたのだが、監督の言うとおりに選手は動けず自滅。やはり選手の質が悪いと言うことか。しかもサブメン。所詮J2レベル。じゃなくて降格戦線レベルと言った方がいいか。福岡もだが。

 今日はアウェイ側のゴールにボールが6回入った。延長でそのゴールに攻めることが出来なかったのはなぜ?コイントスに負けたから?弱り目にたたり目。自ら選択したのであれば問題だな。アウェイ側は風下のゴール。いつもと違ってほとんど感じられない風だったが。地の利が感じられなかった。さらに審判はホーム側はオフサイドを取るしアウェイ側は取らないと言う状態だったので、アウェイ側に攻める方が断然有利だった。

 審判は上手くなかった。流せるところを流せていない。もっと合図をしっかりすべきだろう。選手が見た瞬間には既に大きな合図をしていなくてはいけない。見ていたことをアピールしなくてはいけない。ファールを取るにしても取らないにしても。わかりやすさを求めたいものだ。結構ホームコートアドバンテージはあったと思うが、いまいち。あと、審判のオフサイドの基準がよく分からない。何とかならないものか。とにかく審判のレベルは低い。上手く味方にせにゃならんな。

 播戸の抗議は見苦しい。コロコロ転ぶのは見苦しい。
 播戸はよく肘打ちを食らっているようだが、彼の背では致し方有るまい。ディフェンダーの肩のレベルに顔があるのだから。それをいちいち抗議するなよ。そして、体の使い方を間違っている。体をぶつけるのに力を使っているようだけど、もっと抜く瞬間に力を使った方が良いと思うぞ。ちっこいくせに何で抜けないのかねえ。捕まってるかねえ。何で倒れるかねえ。やり方完全に間違っていると思うぞ。小さいんだからわざわざディフェンダーのそばにいなくてもいいはずなのに。でな、前半に右に大きくボールを出しておいて自分は直進してぶつかっていたけど、相手にイエローカードが出たけど、どう見てもボールと体の方向が全く違っていたぞ。あんなの播戸のファールじゃ。何であそこで相手を抜こうとしないのかね。何でファールをもらいに行くかね。ファールなんて審判が吹かないとファールじゃないのだから、まるっきり他力本願のプレーなんだよね。見ていて腹が立つ。見ていてつまらないよ。ウィルが決めたあとに訪れた播戸のキーパーとの1対1のチャンスは期待通り(?)外してくれるし。1点目のウィルの得点はちょっと絡んだけど、パス交換しすぎ。狭いんだからもっとシンプルにやらなくてはいけないところなのに2つパスが多い。結果オーライじゃいかんよ。ともかくシュートが枠にいかないのはよしてくれ。妙に狙ったシュートはよしてくれ。出し抜いて思い切り撃てよ。それなら許す。外しても許す。そのあと詰める気があるのならな。ほかは気が滅入る。

 負けが続くとサポーターというか観客がぶーぶー言い出すだろうな。何せコンサの勝利しか見に来ていないんだからな。そういう奴らはコンサの試合を見に来ているわけではなくただ「勝利」のみを見に来ているのだから。つまらないだろうな。僕にとっては面白い試合だった。負けたのは残念だけど。選手の質、監督の質はお構いなしで勝利を義務づけるとは酷い奴らだ。能力以上のことを命令されても出来るわけがないのだ。まあ、文句でも言って楽しんでおくれ。その点僕も同レベルか・・・。

 しかし今のコンサは運がない。古川のシュートも入らなかったし、播戸のゴールも認められらなったし。アダウトも使えることが判ったけど、ゴールとかの派手なことは出来なかった。ウィルのゴールも日常になってしまって威圧感がない。せっかく負けが続いているんだからちょっと派手なことしようよ。「ラッキーボーイ」の出現を願うというのがこういうときの常だけど、やっぱりここはムードで勝つしかないんじゃないかな。守備のレギュラー陣の復帰は無理そうなんだから。と言うわけで次の試合の見方に続く。



【2st stage 第20節vs清水エスパルス戦の見方】

 清水には手も足も出ないと言う感じもするが、この試合、ちょっと変わったことをして楽しもうではないか。どうせ黙っていればやられるのだから、なんかしようよ。野々村が復帰できればディフェンスはこの4試合よりはよくなるだろう。まとめ役がいないとリズムが作れないからね。なあ、そろそろ曽田をスタメンで使ってみないか?播戸を外してみないか?ウィルや曽田のディフェンスに難があるのは判っているけど、それでもちょっと見てみたいのだ。播戸が怪我しないと曽田のスタメンはあり得ないのか?いやあ、ちょっとてこ入れしてみようよ。



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