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COLUMN センカス便り
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2001年12月11日 映画の話 今日は「SPY KIDS」なる映画を見てきました。まだ公開前の試写会ってやつです。何だか知らないけど、あたしゃ〜よく当たるんです、この試写会ってやつに。別に懸賞フリークでもないんだけど、たまに何かについてる応募はがきを送ったりして。で、今年はすでに6回目。しかも7回くらいしか応募してないし。・・・ッテ、こう言うのって誰も応募しないのかな?と今思ったりした。(笑) 日本は映画が高いからこの試写会はかな〜り助かる。6回って言ったら1万円くらいでしょ。(いやマジで高いな(再確認)) しかしなんでこんなに高いんだろう。もう戦後の「唯一の娯楽」じゃないでしょうに。しかし未だに完全なる売り手市場。多分、買い手が「高い!もう見ない!」って怒らないのが原因だろうな。日本は今、ハリウッド映画の4分の1のシェアを持ってるッテ話を聞いた事があります。これって凄いことだよね。遠い国のその売上が、その国の映画の興行成績の4分の1を受け持ってるってのは。だから日本はハリウッドにとって最高の「お客様」なのだ。だ・か・ら、すんごいスーパースターがわざわざ映画の宣伝に送られて来るのですね。納得。 でもそんなにアメリカ映画、いわゆる「ハリウッド映画」の媚びることもないと思うんだけど。ッテ言うのは、日本に来るハリウッド映画って、何故かすでに「すごくいい映画!」っていう感じで公開されてるような。なんて言ったらいいかな〜、数が少ない分選択の幅がないッテ言うのかな。勿論、宣伝する側は「いいよ!」って言うんだけどさ。たとえばアメリカやカナダでは次から次へと映画をやってて、善し悪しの判断が完全に「客」によってなされてるように感じた。でも日本でのハリウッド映画はすでに「売れる」もしくは「売れなければいけない」事が決まってて、もの凄い宣伝や、有名人を使って「最高の映画です!」なんて言わせたり。だから海の向こうじゃ、すごい俳優が出演していても外す映画はたくさんあるのだが、逆に日本では「大外し」はほぼ絶対にない。ある程度は絶対に売れるし。 随分前に「コヨーテ・アグリー」という映画がやってまして。確かピーコさんが宣伝をやっていて「最高です!」とあの独特の口調で言ってたのを覚えてます。この映画、自分はカナダで見ましてですね、正直つまらなかったです。「クソ映画」の部類に入るくらい。いや、別に自分のセンスが正しいとか良いとか、そういう事を言いたい訳じゃないんだけど・・・テレビじゃ日曜のバラエティ番組とかですごい宣伝したり、そのお陰か興行成績もかなりよかったみたいで。いやただ「それってホンッッットに、心の底から面白いと思ったのかなぁ」と思いましてね。別にどんな映画を面白いと思おうがそりゃ自由なんだけどさ。個人的には1800円もだして観る映画じゃないな、と思いまして。古くはトムクルーズの「デイズ・オブ・サンダー」なんてのも「いい映画」的なことになってたしね。(当時は) すごい宣伝にトム・クルーズじゃね。だって稀にみるクソ映画だったのに。 そう、ここで値段が問題になってくるのです。私が住んでいたところ(カナダ)では、映画はたったの$5。(約400円)火曜日と日曜日のお昼は半額。そう$2.50。まあ物価や地価を考えれば、日本でこの値段にするのは今のところ不可能でしょう。そりゃしょうがない。でももうちょっと安くなるんじゃ、安くするべきじゃないかな〜と思いまして。というのは、カナダにいたときには、よく「It's ok」(良くも悪くもない)みたいな映画を沢山観たからです。「まあ大したもんじゃないけど、$2.50にしては良かったね。」みたいなことです。映画の中には安い予算で、みえみえのストーリーのものも沢山ある。でもそれが日曜の午後のひとときを過ごすにはちょうどよかったり。コーヒーショップで「つまらない映画でさ〜」「いや俺は好きだよ」なんて会話のネタにする映画もあり。それぞれの趣味は違う訳で、それを簡単に選ぶことが出来るのです。「じゃ今度はそっちをみようよ。」くらいのすごく気楽な娯楽として。それがもし1800円もした日にゃ〜もう大変。気楽な娯楽ではなく絶対に外せないイベント化する。(ちょっと大袈裟か?(笑)) コーヒー代分くらいを我慢しても、もう絶対に面白くなくてはいけないのです。 多分日本には、すでによく吟味された映画が入ってきてるのでしょう。だから1800円払っても損(大損)はしにくいのかもしれない。または1800円という値段は大衆にとって大した値段じゃないのかもしれません。・・・いや、みんな口をそろえて言うぞ。「高すぎる!」って。(笑) 逆にもし1800円も出したら、うかつに「つまらん。なんてクソ映画だ!」なんて言えないし、言いたくない。・・・そうだ!(今ひらめいた!(笑)) レンタルビデオみたいな感覚です!あれって適当に借りてきて、すごくフェアなスタンスで観ているような気がする。だから「思ったよりいいB級映画だったよ。」なんて事も言える。でも1800円も出したら、だらっとしたB級映画なんて観たくもないでしょ? 私は個人的に安いコメディなんかが大好きなんです。サタデーナイトライブ(TV番組)系のアホなアメリカンコメディアンでお気に入りで、アダムサンドラ-とかロン・シュナイダー、デイビット・スペイスなどに、古くからはスティーブ・マーティン、チェビー・チェイス、ダン・アクロイド。カナダ出身のジョン・キャンディ、マイク・マイヤーなど。だからカナダに居たときはこの手の人の映画を、よく観に行ったものです。しっかしこれが安いのなんのって。カナダ(アメリカ)でも、だれ〜もこの手の映画を$5以上だして観ようとは思わないはず。実際、私も思わない。精々$3だな。それに作り手側もそんな事思ってもないはず。「やす〜いコメディを安価でご提供です。面白かった?」くらいでしょうに。多分、コヨーテ・アグリーも(ここまでチープじゃないが)この辺のニュアンスだったのだと思う。それならそれでOKなのだ。まさに「It's ok」 そう、だからこんなスタンスでこの手の映画を楽しみたい者にとっては、1800円はちょっときついのだ。 だからもうちょっと安くして(1000円くらい?とりあえず)、もっと身近な娯楽にしてほしいな。ポップコーンとドリンクは高くてもOKだからさ。(笑) もしそれで好きな映画に当たったら、何回も観るし。(実際タイタニックを3回も4回も観た人が沢山いたらしいね) だからもうちょっと沢山の映画を入れて、で安くしてよ。もしハリウッドが「そんな安い値段じゃ分けられませんな〜」とか言ったら、「じゃ〜結構。観ません。」くらいの強気でさ。だいたい映画のセンスは日本人の方が遥かに良いしね。(アメリカ人に比べて) 勿論、ただの偏見ですけど。 日本はフランスやイタリア、インドに東欧の映画まで入ってくる、世界でも稀な映画大国。だから「アルパチーノとデニーロを使えば、何でもカッコイイと思ってるのか!」とか「もうメグ・ライアンとトム・ハンクスにはうんざり」くらいは言ってもいいぞ。 (ッテ言うか、最近のハリウッド映画の質の低さといったら・・・ま、これは完全な趣味の問題なんだけどさ。) そうそうだから映画大国に住む私達は、もうちょっと強気の姿勢を見せるべきです。与えられてる情況から、選んでやる立場になるべきだ!こんなに物価が安くなった今、やっぱりこの映画の高さは異常です。(ッテ言うか、前より高くなってるよね!?)日本の配給会社や映画館関係もたくさんマージンをとってるのでしょう。しか〜しそんな状況を変えられるのは、そうやはり私達、消費者なのですから。立ち上がれ!全国の映画ファン達よ!いや、「映画ファン」なんて範囲を狭くしているのも、この値段の高さがいけないのだ。もっと安くして、全ての国民に映画の娯楽を!! あ、SPY KIDS?面白かったよ!とっても。ちょっとお子様だけど、テンポがあって一つ一つ短く済ませてるところがGOOD。アントニオ・バンデラスもベタなことを真剣にやっていて、かなり可笑しかったし。話も独自性があったし、面白いアイディアに相変わらずの特殊映像には単純に楽しめたね。・・・え?1800円出して観るかって?じょーーーーーーーーだん!!!800円ならいいよ。
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