謹賀新リーフス

(03-12-31)
 快進撃のメープルリーフス。リーグを首位で年末を迎えるのは'63年シーズン以来40年ぶりの快挙。12月の成績はわずか1敗(レギュラータイム)のみで、22ポイントをあげた。(26ポイント中)

 好調の鍵は開幕当初には「問題あり」と言われていた(含筆者)ディフェンス陣が、11月下旬からソリッドなプレーをし始めたから。期待薄であったオフェンス面でもデトロイト、コロラド、セントルイスなどの「ビックネーム」ディフェンスを誇るチームに匹敵するほどの活躍。

 11月20日のエドモントンでの敗戦後、いま一つ覇気の無いチームに、キャプテンは緊急ミーティングを招集。ロッカールームで行われた「密会」は、監督のパットクインはおろか、選手以外は完全シャットアウト。その甲斐あってか、直後からチームは16試合連続ポイント獲得を含む、18戦で1敗(レギュラータイム)という好調さ。

 サンディン自身も絶好調で、ゴール数、アシスト数でもチームをリード。キャリア決勝ゴール数も64個に伸ばし、'00年シーズンからではリーグナンバー1の成績。ハート・トロフィー賞(MVP)も狙えるのでは?の質問には「今までの自分のキャリアの中で、そんなもの(MVP)を狙える位置に居たことなんてないよ。」とコメント。ドーミは「責められるときはいつもマッツやパット(監督)せいにされ、チームが好調の時は賞賛されるべき彼らは、褒めてもらえないんだ。」とコメント。

 モギルニーを怪我で欠くも、サンディン、ロバーツ、ノーラン、ニューエンダイクのベテランが本来の調子でプレー出来ているのが嬉しい。特にロバーツとサンディンのコンビ、それに若手とノーランで組んだラインがとてもよく機能している。ニューエンダイクの加入でフェイスオフ勝率がさらにアップ。もともと上手いサンディンを助け、現在勝率はリーグ第2位。

 ディフェンスはマッケイブが絶好調で、それまでの活躍は満点評価と言っていい。そしてその上をいくのが、新参リーフスのケン・クリー。頭の良いディフェンスプレーに加え、予想外のオフェンスでも頑張っている。現在は20ポイントをあげていてチームディフェンス陣でトップで、自身のキャリアハイをすでに達成している。

 問題は「怪我」に尽きる。現在はモギルニー(2月復帰予定)だけだが、ロバーツ、ノーラン、ニューエンダイク、レンバーグ、アントロポフあたりがどこまで健康でいられるかだ。若手の安定にも不安がある。最近はかなりチームに馴染み、良いプレーを連発するポニカロフスキーだが、それがどれだけ信頼できるものかはまだ分からない。好調な出足だったスタジャンも、最近はディフェンス面で課題が残る。個人的に一番評価してるのがディフェンスマンのピラーシなのだが、言ってみれば一年をフルで戦うのは今シーズンが初めて。どこまでやれるかは未知数だ。

 まだシーズンも半分にさしかかっただけだが、出来ればこのまま好調を維持して、カンファレンスの4位以内で終わらせたい。やはりプレイオフでのホームアドヴァンテージは大きいし、一回戦を苦手なニュージャージーやフィラデルフィアとやらなくて済むからだ。新年のキーワードは「健康」。です。

 


 一言:明けましておめでとうございます。リーフスファンの方々、今年も良い一年でありますように・・・ってそろそろ優勝せんかい!って季節ですね。 「ミーティングでモチベーションがアップの秘密」なんて言ってたけど、暴露されたあの「密会」内容は、マッケイブが「クインは不治の病なんだろ・・・頑張ろうぜ!」と言えば、ドーミが「アホかお前。どっからそんな事が出ててきたんだよ?!」っていう、ただの井戸端会議だったような・・・まぁ、そんなものなのかな。きっかけって・・・