第四講
「オレがこの会社で一番働いているんだ、オレがいなければこの会社は困るんだ、なんて人間思いこんじゃあいけないんだよ。思いこんだら空しくなるもの。」
昭和56年、ようやくレギュラーの座をつかみ
シーズン当初から活躍していた落合は打率部で
10位中の5位につけていた。
しかし、いざ優勝のかかった試合で代打を送られて
この発言をするに至った。
天才・落合博満の挫折か、それとも悟りきっていたのか
は分からないが、落合のネガティブな発言は珍しい。
やはり、天才といえども、自信とプライドというものは
ある程度の結果を残して初めて生まれるものなのかも知れない。
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