3月度試合結果
March, 31 At Vancouver
(89)
(83)
そろそろロードの疲れも見えてくるころのニックスだが相手は今だ上昇傾向の表れていないグリズリーズ、次のレイカーズ戦を考えここは比較的楽に勝利しておきたいところだ。
ところが蓋を開けてみるとニックスはミスを連発。1stクウォーターのFG%はなんと26%。20−12といきなり苦しい展開で始まってしまう。前半はスタメンのユーイング、ウォード、LJはなんと無得点。
しかしここは勝負どころのわかっているベテランチームらしく、後半にまき返し残り1分で81−80にまで追いつく。ここからはユーイングの独壇場、一気にチームの6点のうち5点をあげ最後は逃げきった。かなり危ない試合だったがヒューストンが24ポイント、ユーイングが11ポイント、11リバウンドとしっかりと役割を果たして勝利しており少し安心である。
NY Knicks (93) Portland Trail
Braizars (89)
いよいよシーズンも終盤戦、ニックスはブレイザーズ、レイカーズ戦を含む最も過酷なウェストトリップを制するためローズガーデンに乗りこんだ。ニックスはロードに弱い面があり、今期も13勝18敗と負け越してしまっている。この西のロード5連戦の結果で最終順位が大きく変わるこになるだろう。
初戦の相手はなんといきなり優勝候補のブレイザーズ。しかし2ndクウォーターにニックスがユーイング、ヒューストンの得点でたたみかけると一気にリードを奪い、3rdクウォーターには17ポイントのリードにまで広げ勝負は決まったかに見えた。しかしここからスタウダマイヤーの3P、ブライアン・グラントの得点などでニックスを猛追。4thクウォーターの始め、ニックスのリードは68−60とわずか8ポイントに縮まっていた。終盤ユーイング、スプリーのフリースローもしっかり決まり、なんとか逃げきったがやはり優勝候補と言われるだけあってものすごい底力をみせたブレイザーズだった。
「みんなウェストのチームからチャンプが生まれるみたいに言ってるけど」とユーイング。「ウチにだって彼らと同じくらいのチャンスはあると思う」。ヴァンガンディHCは「このロード5連戦がウチのチームがより良いチームになるためのチャンスなんだ」とかなり気合の入っている様子。これで今期のブレイザーズとの対戦成績は2戦2勝となり、プレイオフに向けて大きな自信になったようだ。
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Mar.12, " Big 3 " beated the champ
SA Spars ( 80) NY Knicks ( 93 )
勝負の世界に「たら・れば」はタブーだが、もし去年のファイナルにユーイングが出ていたら…。この晩のニックス対スパーズはそう思わせずにはいられない一戦となった。
ユーイングはここ最近の好調を維持し21ポイント、15リバウンドと大活躍。課題であったダンカンに対するディフェンスも常にダブルチームによってカバーし、15ポイントに抑えた。「彼らは非常にいいプレイをした。しかし我々はそうではなかった。我々はうまくオフェンスを組み立てられなかったし僕自身レイアップをミスしてしまうこともあった」ダンカンは試合後このように述べていた。ポポビッチHCも「彼らは48分間終始アグレッシブにプレイしていた。」とお手上げと言ったようすだった。
ニックスはこの日も「ビッグ3」が活躍、ユーイングは先ほど述べた通りの大活躍だったしスプリーウェルは24ポイント、8リバウンド、7アシスト、ヒューストンは20ポイントと3人そろって20ポイント以上をあげスパーズディフェンスを粉砕した。ユーイングはこの試合でロバート・パリッシュの23334ポイントを抜き、通算得点歴代14位となった。
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Mar.10, Ewing is back !
82
77
やはりニックスのエースは彼しかいない。ロード4連敗中だったニックスを救ったのは残り24、3秒で勝利のジャンパーを決めたユーイングだった。この日彼は19ポイントに加え今期最多の21リバウンドをマーク。完全にインサイドを制圧しフェラデルフィアの得点をたった77点に抑えた。
1stクウォーター、ニックスはウォーレスのダンクなどで21−11とリードしたが2ndクウォーターにシクサーズが反撃。アイバーソンが9ポイント、ガイガーが6ポイントをあげ逆に43−36とリードを奪った。
3rdクウォーター、シクサーズが引き離しにかかり49−39と一時は10ポイントのリードを奪う。しかし今度はニックスがヒューストンの6ポイントやユーイングのジャンパーなどで12−2と猛追し、残り7分に51−51の同点に追いついた。その後は一進一退の攻防が続き、4thクウォーター、残り47秒でアーロン・マッキーの3ポイントが決まり再び同点に。その直後に勝負を決めるユーイングのフェイダウェイジャンパーが決まった。アイバーソンは急いでスコアしようとするが、ダブルチームを受けた後のパスをスプリーウェルにスティールされ万事休す、ニックスの勝利となった。
ニックスはユーイングの19ポイントを筆頭にヒューストン、LJが14ポイント、スプリーウェル、トーマス、ウォーレスが10ポイントづつと6人が二桁ポイントを記録しバランスのいいオフェンスを展開したのが勝因だった。一方シクサーズはアイバーソンが30ポイント、ガイガー12ポイント、アーロン・マッキー14ポイントとがんばったが1歩及ばず。最後のミスも響いて屈してしまった。
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Mar.8, Three great wizards beated Knicks
113 ( OT )
118
「我々はハードにプレイしようと心がけて今日はそれができたよ。」と試合後ロッド・ストリックランドは語った。オーバータイムまでもつれこんだ熱戦は今までの試合ではちぐはぐだった「ビッグ3」の大活躍によりウィザーズがニックスを退け、12月21日以来今シーズン3回目の連勝をマークした。この試合でロッド・ストリックランド、ミッチ・リッチモンド、ジュワン・ハワードの3人は初めてうまく噛み合いチームを勝利へ導いた。3人は合わせて76ポイントをマークし、特にハワードは29ポイントの内6ポイントをオーバータイムの重要な場面で得点し勝負強さを見せつけた。チーム全体としてもFG%は今期最高の61%、フリースローも83%ときっちりと決め付け入るすきを与えなかった。
一方ニックスはユーイング、ヒューストンがそれぞれ23ポイント、スプリーウェルにいたっては33ポイントと爆発したものの、いかんせん肝心のディフェンスが思わしくなく、最後には力尽きてしまった。しかしここ数試合ユーイングは好調でこの試合でも23ポイントの他にチームハイの16リバウンドをマークし、インサイドの要としてチームを引っ張っているのが頼もしい。これからは安定した得点力も課題だが、もちまえの激しいディフェンスの維持も忘れてはならないだろう。
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Mar.8, looked like Teddy bears
111
86
ホークス、ジャズに80点以下に抑えられ2連敗中のニックス。この試合からインジュアリー・リストに入っていたウォードが復帰、ここから仕切りなおしといきたいところだ。
試合は序盤からいきなりニックスペース。速攻を重ね13−0とバンクーバーを大きくリードする。この日は湿りがちだったオフェンスも爆発、1stクウォーター終了時点ではやくもユーイング9ポイント、スプリーウェルが8ポイントをあげハームタイムを迎えるころには53−37と大量リードを奪っていた。その後もニックスの勢いは止まらず3rdクウォーター終了間際には19点のリードを奪いユーイングはこの日の仕事を終えた。
結局ユーイング、ヒューストン、スプリーウェルがそれぞれ20ポイント以上をあげ、25ポイントものリードを残してバンクーバーに圧勝、連敗を2でストップさせた。復帰したウォードは5ポイント、6アシスト、7リバウンドと攻守にわたって活躍しチームの勝利に貢献した。「私は彼のチームプレイに徹する姿勢やアグレッシブでエネルギッシュなプレイが大好きなんだ」とヴァンガンディ。チームの誰もが待ち焦がれていた不動のPGの復活によってニックスは再び上昇気流に乗ったようだ。
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Mar.6, " We are in a funk"
88
79

地元MSGで迎えたジャズとの1戦、この日のジャズのカール・マローンは「選ばれしレジェンド」の名に恥じぬプレイを披露した。ジャバーのスカイフック、ジョージ・ガービンのフィンガーロール、マイケル・ジョーダンのブザービーター、この全てのプレイを彼はこの試合でやってのけたのだ。彼はチーム得点88点の内3分の1にあたる30ポイントを稼ぎ、ニックスを一蹴した。
ジャズは1stクウォーター後半10ポイントのリードを奪った後、勝者の試合運びのお手本をニックスに示しつづけた。ニックスも終盤ラリー・ジョンソンの3ポイントで食い下がったものの、質の高いジャズのようなチームには猛追も及ばず最後はまたもやマローンにドライブイン・レイアップを決められ万事休す。これでニックスは対ジャズ戦5連敗となり苦手意識をさらに深めてしまったようだ。
「我々は最近ゲームに対して怯えきってしまっている、この状態をなんとか打破しなければならない」とHC、ジェフ・ヴァンガンディが述べているようにニックスはここ4試合80点台ににスコアが届いていないのだ。ユーイング、ヒューストン、スプリーウェルの3人は比較的得点を取っているものの他のメンバーのスコアが芳しくない。この試合もフォワード陣の得点力が明確に表れマローンとラッセルが2人で49ポイントを取ったのに対し、ニックスのラリー・ジョンソンとカート・トーマスはあわせてたったの8ポイント。やはり第4の得点源でありチームのデフェンスに大きな役割を果たすマーカス・キャンビーの欠場が痛い。彼が復帰するまでの残り10数試合が今シーズンのニックスの正念場だろう。
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Mar.4, The hawk dominated bellow the rim, too
!
70
83
アトランタ・ホークスがニューヨーク・ニックスを迎えた1戦、この日のヒーローはホークス期待のルーキーPG、ジェイソン・テリーだった。「まるで天国にでもいるかのような気分さ」彼は試合後のインタビューでこのように話し、興奮を抑えきれないといった様子だった。この晩彼は17ポイント、4リバウンド、5アシストの大活躍。17ポイントは彼自身キャリアハイの数字で先輩ガード、ビンボ・コールズも形無しの成績だ。アイザイア・ライダーは先のウィザーズ戦での5ポイント、5ターンオーバーというお粗末なプレイでHCレニー・ウィルケンズの怒りをかいこのゲームでは25分しかプレイタイムを与えられなかった。代わりにスタメン出場したジム・ジャクソンも39分プレイして5ポイントとこれまたレニーを憤慨させるような成績。
しかしこの日のホークスはインサイドでニックスを圧倒。ムトンボ対ユーイングの師弟対決もムトンボは両チーム最多の20リバウンドをもぎ取り、ユーイングを12ポイント、7リバウンドに抑えこんだ。アランヘンダーソンも12ポイント9リバウンドとしっかり自分の仕事をこなし、全体でも50−30とリバウンド数で大きくリードして勝利を手にした。
ニックス自慢のワンツーデュオ、ヒューストン&スプリーはそれぞれ16ポイントと17ポイントでいまいちの結果に終わり、チームFG%も37%に抑えこまれお手上げ状態。特に4thQではたった14点しか取れず惨敗を喫してしまった。この試合チームハイの17ポイントをあげたスプリーだが彼がロードでチームハイの得点をあげるとニックスはなんと1勝8敗!!ロードではぜひアシスト役に徹して欲しいものだ(笑)。
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Mar.2, Knicks shot the buck ! (109-94)
94
109
「前半ウチのプレイヤーはみんなひどいディフェンスだった、しかしクリスがハードなプレイをし、チームにエナジーを与えたんだ」 とHCヴァンガンディがコメントしたようにこのゲームのチャイルズは積極的なプレイとハードなディフェンスでチームを引っ張った。彼は13ポイントに加え、今期最高の10アシストをあげウォードが抜けた穴をしっかりと補いチームを勝利に導いた。スプリーウェルもシーズンハイに並ぶ32ポイント、バックスがこのゲームで「最も抑えなければならないプレイヤー」とマークしていたヒューストンも24ポイントをあげた。
ニックスは前半7点のビハインドでおり返したが3rdクウォーターでチャイルズ&スプリーが爆発。チャイルズは13ポイント全てをこのクウォーターで叩きだし、スプリーも7本のジャンパーと1つのレイアップを決めた。4thクウォーター残り8分になったころ、逆にニックスは95−78と大差を奪って勝負を決めてしまった。
一方バックスの方はレイ・アレンが25ポイント、ティム・トーマスがシーズンハイの26ポイントをあげたが、グレン・ロビンソン、サム・キャセールがそれぞれ8ポイントづつと不発に終わった。
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