八針


スキーでの事故
 あれは忘れもしない、19歳の冬。
 朝からスキーに行く約束をしているにも関わらず、迎えが来ない。寝坊だ。
 10時に迎えに着てもらい、白馬五竜とおみスキー場に向かう。12時前に到着。
 時間がもったいないのでどんどん滑る。  二時に食事休憩。食事後すぐにまた滑る。今では考えられない行動だ。
 午後4時過ぎ、そろそろアイスバーンになり始める。
 当然転ぶ。コントロール不能になってきたのでわざと転んだ。
 30mぐらい転んだまま滑った。
 気が付くと血が出ていた。ウェアーが破れた事がショックであった。
 下まで滑り降りるが、血が垂れているがわかる。それでも本人は、チョッと切れただけだと思っていた。
 あまりの出血でタオルを買おうと思ったが、こんなことでタオルを一枚無駄にするのが嫌で買わない。
 車に戻りテッィシュで止血。
 友人の一言で焦る事になる。「おい、傷口の写真とろうぜ!!!」
 「わかった。いくよー。」傷口の手をどけた瞬間に俺と友人の2人は動きが一瞬止まった。
 それもそのはず、おしりとふとものの区切りぐらいのところが”魚の腹を切ったみたいにパックリしているではないか。
 救急施設に行き、止血をしてもらい、車で30分の大町病院で縫ってもらった。
 そこでも、友人は写真を医師に頼み撮ってもらう。今でも俺はその写真を持っている。
 医師も結構適当だった。来るなり「せっかくお寿司頼んだのに、冷えちゃうよー。」なんて事を言っていた。
 しかも「何針縫うのですか?」と聞いたら、「多分8針だけどもっと縫う?」だって。
 まぁ、そんなこんなでしばらく大変でした。一番大変なのは和式のトイレでウンコするとき。だって、曲げられないんだもん。

履歴書へ

私のホームページへ