No.77 涸沢 2165m 2005/10/1〜2

 5月の浜松のスキーチームのお疲れさん会に押しかけたら、うっちーさんが「涸沢に行きたい」と言ったので、涸沢に行ってみた。
 うっちーさんは、かなり潔い投資して登山道具をそろえてくれ、その男っぷりに感動したのは私達だけで、お天道様には届かず、お天気はイマイチ。多分雨降るだろうなあなんて思いつつ出発した。
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 <1日目>
 車はうっちー号が出動して、しかもぜーんぶ運転してくれたので、とても楽だった。うっちー号はエスティマなので、後は広々。いつも運転交代するために、寝ておく習慣になっている私は、あっという間に睡魔に襲われ、呼び出しがないのをいいことにずーと寝てしまった。すいません(反省)
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 朝の上高地は晴れ間も出ていて、もしかしたらもしかするかも!と淡い期待を抱きながら出発。バスはがらがらで、上高地もがらがら。例年のように「テン場が無くなる〜」という恐怖を覚えるほど人がうじゃうじゃというわけじゃない。あれー空いてる?
 いつもは激混みのカッパ橋で1人だけの写真を撮り、朝食を取って出発。ほとんど平らな林道歩きだから、のんびりおしゃべりしながら歩く。
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 うっちーさんはなぜか「屏風」が好きらしい。雲が晴れて屏風が見えるとすごく喜んでる。屏風が舞台の小説があったような。。。それを読んだのかな?
 屏風
 横尾をすぎるぐらいまでは晴れそうだった空も、徐々に黒い雲が押し寄せてきて、本谷橋からの登りは、霧雨が降り始める。ここからの登り3時間は結構急できつい。
 さっきまでのおしゃべりがウソのように寡黙になって、せっせと登る。あと30分くらいか?というところで、涸沢ヒュッテの旗が見え始め、景色も紅葉が進んでくる。
 涸沢の入り口に到着すると、目の前に涸沢カールがどどーんと見える。感動だね。雨っぽくて、雲が下のほうまで来ていたので、山の上のほうまでは見えない。でも、圧倒する大きさなのだ。
 とりあえずテントを張らないとと思って、第一候補にザックを置いて一休み。テントを張る場所を探しに登る。涸沢ヒュッテを涸沢小屋を結ぶメインストリートの少し下にいい場所を見つけたので、そこに移動してテントを張る。
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 テントの次はおでんなのだ。コッヘルを持って、涸沢ヒュッテにおでんを買いに行く。ハラペコ3人分のおでんを買ったら結構な量になり、涸沢ヒュッテのおじさんは大根を1個サービスしてくれた。ラッキー!
 おでんを食べたついでに、今話題?のイチゴ味魚肉ソーセージを試食。どちらかというと、醤油をつけて食べるような魚肉ソーセージのイメージが崩せず、インチキイチゴの匂いと甘さは、魚肉にマッチしてない。言葉少なめに試食終了。
 夕食まで時間があったけど、外は寒い雨だし、やることなくなってしまって、みんなで昼寝。
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 お待ちかね夕食の時間。雨なので、中で食べることにした。相方がテントのど真ん中で鍋を煮ながら食べたいと主張。しかしいくらテントの天井が高いとはいえ、テントの中は原則火気厳禁だ。しかも床は平らじゃないし、バーナーは、不安定だ。なので、反対したけど、うるさいので実行したら、2分もたたないうちに鍋はひっくり返った。(お湯を沸かしているだけだったので、あちこち濡らしただけで済んだけど)
 結局私の意見が通り、テントの前室で煮て、煮えたのを中でつつくことにした。今度は安心。適当に材料を煮て作ったけど、喜んでもらえてよかった。最近切り餅に切れ目がはいったやつが売っていて、これを煮たら、味が良く染みて美味しかった。
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 いつも日暮れとともに寝てしまっていたのだけど、今回は晩御飯が遅かったので、真っ暗になってから外に出た。テントの中の明かりがぼんやり見えて、あちこちで赤や黄色や青のぼんやりの光が見えてとてもきれいだった。
 
 <2日目>
 夜中にざーざー降りだったし、目が覚めたときも降っていたので、ちょっとブルー。ま、仕方ないか。雨のおかげで、気温が下がらず、風邪は引いてない感じ。
 朝ごはんを食べて、どんどん荷物を片付け、潔く雨の中外に出る。雨がやんだら片付け楽だなあと思ってたけど、仕方ない。涸沢ヒュッテでは朝からおでんを販売。ここで朝食を取るのもいいかも。
 名残惜しい涸沢に別れを告げて下山。涸沢への道は、石が多く、ぬれて滑りやすいから気をつけないと。
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 うっちーさんと相方
 負け惜しみっぽいし、賛同してくれる人は少ないけど、雨にけむる森も、幻想的でとてもきれい。特に山の森は、空気がきれいなせいか、葉っぱも薄汚れてなくて、とてもキレイな色だ。雨天だと光の量が少ないので、この幻想的なキレイな景色も、なかなか写真におさめられない。だから行った人だけのお楽しみ。
 下山中、美しい森を堪能しながら、雨のマイナスイオンたっぷり吸いながら、雨なのにとても気分が元気になりながら降りてく。でも林道に入ると、道が固いので、足が痛くなりかなり泣き入りながら、てくてく上高地へ向けて黙々と歩く。
 途中、うっちーさんがでかいかえるを2匹みつけてくれた。かえる好きな私としては、元気そうでまるまるふとったかえるを見られてちょっとうれしい。
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 うっちーさんは明神湖に行ったことある?と聞く。上高地へは、登山の帰りしか来たことがなく、そのときにはもう足が終わっちゃってるので、行ったことがないと言うと、キレイだからお勧めだと教えてくれた。今度、登山じゃないときに上高地にきたら、行ってみよう。
 
 <その後>
 雨でとても空いていたので、バスにはすぐ乗れた。バスも空いてた。
 帰り道の温泉後、乾燥した毛布を抱っこしてゴロゴロしてたら気持ちよくなってしまって、爆睡してしまった。またもや全部運転してくれたうっちーさんに感謝。

<水場のこと>
 上高地かから横尾くらいまではトイレ・水場ともにたくさん用意されている。バイオトイレで経費がかかるので、気前良く寄付したいところ。
<駐車場のこと>
 沢渡には沢山駐車場があるが、シーズンはとても混む。前日の夜から入るのが良いかも。1日500円、1泊1000円。
 沢渡から上高地まではバスで往復する。(上高地へは一般車は乗り入れ禁止のため)往復料金は大人1800円。
<携帯電話のこと> 
 上高地くらいまでは使えるが涸沢は谷なので使えない。
<ピンバッジのこと> 
 涸沢ヒュッテやその他の山小屋で売っている。
<その他のこと> 
 涸沢ヒュッテはおでん。涸沢小屋はソフトクリーム。

タイムテーブル
<1日目> 
出発 到着 場所 歩行 累積歩行 休憩 累積休憩
5:15 5:40 バス . . . .
5:50 6:10 河童橋 0:10 0:10 0:20 0:20
6:50 6:55 明神 0:40 0:50 0:05 0:25
7:40 7:50 徳沢 0:45 1:35 0:10 0:35
8:40 9:00 横尾 0:50 2:25 0:20 0:55
9:45 9:50 休憩 0:45 3:10 0:05 1:00
10:05 10:25 本谷橋 0:15 3:25 0:20 1:20
10:50 11:00 休憩 0:25 3:50 0:10 1:30
11:25 11:35 休憩 0:25 4:15 0:10 1:40
12:00 12:05 休憩 0:25 4:40 0:05 1:45
12:25 9:40 涸沢 0:50 5:05 . 1:45

<2日目> 
出発 到着 場所 歩行 累積歩行 休憩 累積休憩
. 9:40 涸沢 . . . 1:45
10:05 10:10 休憩 0:25 0:25 0:05 1:50
10:50 11:00 本谷橋 0:40 1:05 0:10 2:00
12:00 12:10 横尾 1:00 2:05 0:10 2:10
13:00 13:35 徳沢 0:50 2:55 0:35 2:45
14:30 14:40 明神 0:55 3:50 0:10 2:55
15:30 . 上高地 0:50 4:40 . .
15:40 16:05 バス . . . .