No.9 白馬岳 1998/07/17〜18

 初めて山小屋で1泊する登山にチャレンジ。こんな有名所の山を登るなんて、大丈夫かなあ?と思ってたのでした。

 登りと下りは別ルートを通りたいので、八方のスキー場の駐車場に車を置き、バスで大雪渓への登山口・猿倉に行く。  
 猿倉からしばらく林道を歩いて白馬尻小屋へ。白馬尻小屋から少し行くと雪渓が現れるので、アイゼンをつける。アイゼンを付けて歩くのはこの時初めて。(付ける練習はしたけどね)あちこちクレパスがあってちょっとコワイ。  


大雪渓の入り口

 雪渓は基本的にまっすぐ上に登っていくものらしい。みんなが歩いた後が階段状になっていてそのとおりに歩くと楽なのだ。所々クレパスを飛び越えながらなので、落ちたらいやだなーとか、縁が割れないよなーとか考えちゃっていやな気分。そして遠くの方では岩が雪の上をずるずる滑る音がして更にいやな気分。
 雪渓を登り始めたころからガスが出てあまり見通しが良くない。日焼けはしないだろうけど、岩が落ちてきてもわからないし、クレパスもわかりにくいからいやな感じ。
 雪渓が終わると、すごく急になる。土のところ有り、岩のところあり、沢も有りで結構大変なのだ。あまりに急で、足がたりない(ショック!)とかで、何度か引っ張り挙げてもらうことがあった。

 ガスのなかに高山植物がたくさんある場所に。ここは「お花畑」といい、時期的に春の花が咲き乱れていた。お花畑なんてメルヘンチックな名前がぴったりの美しい場所だった。
 お花畑も結構急で、ガスで見通しも良くないし、結構まいってた。どこまで歩けば山荘なんだろう?見えない事は不安になるもので、気分的にもかなりぐったり。
 そうしたら、突然村営小屋が現れたので、ちょっと一休み。座っていると、みんなマグカップや水筒を手に歩いて行く所がある。何かな?ちょっと行ってみると、そこには水が沸いていて、水汲み場になってた。早速「北アルプスの天然水」を味見。なんて冷たくて美味しいんだろう?しかも南アルプスの〜とは味が違う。ちょっと生返った気分になったのでした。
 村営山荘からまた少し登って尾根に着いた。あともう少しで今日のお宿「白馬山荘」だと思うんだけど、なかなか白馬山荘が見えない。またまた気分がブルーになってしまったのだけど、そのうちたくさんの人の声がする。もう少しだからと頑張ったら、ガスのなかに白馬山荘を発見。  
 白馬山荘で手続きをして、部屋に入るとすぐにお昼寝。どうせ、ガスで何も見えないんだし、それにとってもくたびれてたので。でも夕食のときに起きたらすっかりガスも無くなって、晴れていた。大急ぎで夕食を頬張って、山頂に行く。山頂までは30分程度、カメラと水だけ持って登っていく。手ぶらはこんなに楽なんだ〜と思いながら山頂へ。  
 山頂からは南アルプス、八ヶ岳、剣などが見えてすごく見晴らしがよかった。しばし堪能。

 白馬山荘で日の入りを見て、就寝することにした。今日はそんなに混雑してないようで、5畳くらいの部屋に、自分達と御夫婦だけだった。
 山荘の食事はボリュームがあって、結構おいしかったと思う。ご飯は高山では低気圧で沸点が低いため、ちょっとべちょべちょになるのは仕方ない以外は、美味しかった。

 朝は暗いうちに起きて、山頂まで行って日の出を見る。  


白馬岳山頂からの朝焼け

 朝ご飯を食べて、弁当をもらって出発。朝ご飯のとき、後ろの席に座った山男達が仏さんご飯のようにてんこ盛りのご飯を食べていた。2日目は朝から天気が良くて、富士山まで見えた。あとで聞いた話だけど、富士山が見えるほど晴れるのは年に何回かしかないらしい。  
 小蓮華山まで縦走。縦走というのはあまり登ったり下ったりしないので結構楽。あっという間に小蓮華山へ。ここまで来ると、鹿島槍が見えてくる。


白馬岳山頂

 小蓮華を過ぎると今度は白馬大池へ。実際に見てみると結構大きい。池までは花畑が続いている。池は冬になると全部水が凍ってしまうからか、魚がいないみたい。それで水がとてもキレイ。この時点でまだお昼には程遠かったのだけど、お腹が空いたので早弁しちゃった。  


小蓮華からの白馬岳

 大池の脇を少し登ると白馬乗鞍岳に到着。頂上はどこが一番高いか分からないほど平らで、ちょっとがっかり。栂池側からはどんどん大量の人が登ってくる。頂上が余りに平らなので「この山楽勝だね〜」なんて思っていたら!平らなのは頂上だけで、下りはすごく急だった。  
 今日から3連休、みんな遊びに来たようで、どんどん登ってくる。白馬大池の小屋では、畳1枚で3人になるかも、なんて話しをしている人もいる。(自分達は6畳で4人だった♪)登り優先なので、登る人が途切れるのを待っていると、いつまでも下れない。すれ違う人の大半は自分達のお父さん、お母さん世代で、中高年登山ブームなのを実感。  
 下りは足にくるね〜登りは一歩ごとにジャンプしないけど、下りは少しジャンプするのが原因?膝が笑いはじめてしまう。
 笑う膝をだましだまし歩いてようやく栂池のロープウェイへ。ロープウェイとゴンドラに乗って下まで下り、バスに乗って白馬駅へ。そして車へ戻った。
 
1日目
出発 到着 場所 歩行 累積歩行 休憩 累積休憩
6:20 6:35 猿倉 . . . .
7:35 7:40 白馬尻小屋 1:00 1:00 0:05 0:05
8:05 8:20 大雪渓前 0:25 1:25 0:15 0:20
9:30 9:45 休憩 1:10 2:35 0:15 0:35
10:00 10:05 大雪渓終わり 0:15 2:50 0:05 0:40
10:40 10:45 休憩 0:35 3:25 0:05 0:45
11:25 12:05 お花畑小屋 0:40 4:05 0:40 1:25
13:05 13:15 村営小屋 1:00 5:05 0:10 1:35
13:40 17:55 白馬山荘 0:25 5:30 . 1:35
18:10 18:25 白馬山頂 0:15 5:45 0:15 1:50
18:55 . 白馬山荘 0:30 6:15 . 1:50

2日目
出発 到着 場所 歩行 累積歩行 休憩 累積休憩
. 5:45 白馬山荘 . . . .
6:05 6:10 白馬山頂 0:20 0:20 0:05 0:05
6:45 6:45 三国境 0:35 0:55 0:00 0:05
7:30 7:45 小蓮華山頂 0:45 1:40 0:15 0:20
9:10 9:55 白馬大池 1:25 3:05 0:45 1:05
10:30 10:35 白馬乗鞍 0:35 3:40 0:05 1:10
11:25 11:25 天狗平 0:50 4:30 0:00 1:10
11:40 11:50 休憩 0:15 4:45 0:10 1:20
12:10 . 栂池 0:20 5:05 . 1:20