9月28日

今日から1ヶ月のオーストラリア研修です。
たった1回だけ事前説明会がありました。そして、その時初めて一緒に行くグループの顔合わせがありました。
他にイギリス組とアメリカ組があり、私達オーストラリア組は16人でした。

出発1ヶ月前に飛行機の関係で日程の変更があり、私はイギリス組からオーストラリア組に変更したのです。

今さら、青い海は似合わないと思って、イギリスを希望してたのですが、弟のお嫁さんのお産が近づいていたので、生まれる前に帰らなくては行けなくなり、急遽変更となったのです。

それまでの一年間はイギリスに行くつもりだったので、集めた資料もイギリスのものばかりでした。イギリスに行ったら、あそこに行こう、あれもしよう、といろいろ考えていました。
それが全てチャラになってしまって、オーストラリアはどの都市に行くのか、何も知らなかったくらいなのです。

そんなふうな事情でこの旅行は始まったので、頭の中が空っぽ状態で、何も期待してなかったので、自由に楽しめた旅になったのかもしれません。

スーツケースを宅急便で送れば良かったと、つくづく後悔してしまうほど、大きく重い荷物になってしまいました。

上野まで兄に送ってもらい、スカイライナーの発車まで時間つぶしにピザなどを食べてしまったら、荷物は重いし、お腹は苦しいし、やっとの思いでスカイライナーに乗り込みました。

座席に座り、足の前にスーツケースを置いたら、もう身動きできません。これで1時間はキツイなー、と思いながら窓の外を見ていたら、一緒のグループのゆかりちゃんとサイさんが、すぐ前の席に乗って来ました。

この何日かの間、なぜかわからない不安な気持ちで、胃が痛くてしょうがなかったのですが、にぎやかな二人の会話を聞いていたら、なんとかなりそうな気がしてきました。

ところが、出発時間ぎりぎりまで、旅行の世話係の人のミスでパスポートが届かない人がいたのです。
はらはらどきどき待っていて、やっと間に合って、無事出発することができました。なんか先が思いやられますね。

飛行機はANAだったので、日本語のチャンネルがあり、おもしろくて夢中になって見ていたら、まわりの人達はすべて寝むってしまって、不眠症の私は、一人取り残されて眠れなくて、結局きょうも完徹になってしまいました。


ラマダホテルから見た景色です。
9月29日


シドニー空港から国内線を乗り換え、ブリスベン空港に着きました。

迎えのバスに乗り、ブリスベン市内の説明を聞きながら、これから私達の滞在予定地になるサーファーズ・パラダイスまで1時間のドライブでした。

オーストラリアについての知識があまりなかった為、先入観もあまりありませんでした。
ですから、街並や建物、歩いている人々等、見たものがすべて新鮮でした。
この国の第一印象としては、人はすごくアメリカ人に近いような気がします。でも、ほとんど白人です。それも混ざりが少ない白人なのです。
そして、建物はヨーロッパ風なので、カナダに似ている気がしました。

海に沿って走るにつれて、バスの外にサーファーズ・パラダイスの街が見えてきました。
高い建物がたくさん見えます。ちょっとマイアミ・ビーチのホテル街のような光景です。

それらの高い建物は、ほとんどがコンドミニアムで、ホテルは3つだけだそうです。
今日は、その3つのうちの1つ、ラマダホテルに1泊だけ泊まれる日なのです。

部屋割りが始まり、私はマツさんと33階の部屋になりました。33階からの景色は最高でした。
ここは新婚旅行にはオススメですよ。眼下に青い海が広がっていて、素晴らしい眺めです。

各自の部屋に入り、荷物を置いて、さぁー出かけようとしたら、マツさんが他の人と一緒に行動したいと言うので、他の人の部屋に電話をしてみることにしました。
部屋番号がわからないので、近い部屋番号へめちゃくちゃかけて、日本人がでるか試してみました。
でも、何回も何回もはずれたので結局あきらめて、二人で行くことになりました。

私は自分の行きたい所へどんどん歩いて行くタイプなので、ショッピングモールの中をあっちこっちへと行き、買物しまくっていました。
マツさんは一人で歩くのが不安だと、私にピッタリ付いて来て、でも、買物する訳でなくてお店の外で待っているのです。

困ったなと思っていたら、モールの中でサイさんとヨシに会ったので、「それではマツさんをよろしくお願いします」と言って押し付けて、私は逃げてしまいました。我がままでスミマセン!

それからは、モー、大変です。まだ初日だというのに、買いまくって買物袋が山のようになってしまいました。
Tシャツ、サンダル、子供のおもちゃ、タオル、海に敷くゴザ、 サングラス、サンバイザー(これがお土産用なので、何個も買ったのです。12個も買っちゃいました。)
疲れきって、アイスクリームを食べていたら、再びみんなと合流できました。

夜は私達のオーストラリアでの世話係の人が食事に連れて行ってくれるというので、着飾ってお出かけです。

食事は、シーフードレストランで、入った途端すごく魚の匂いがしていて、ちょっと私には苦手な匂いでした。

はじめに出てきたスープもすごく生臭くて、我慢して半分くらい飲んだのですが、限界でした。

次のイカリングはまずまずだったのですが、その後の甲羅のすごい蟹のフライが強烈でした。見た目も強烈だったのですけど、味付けが甘くて甘くて、やはり半分くらいでパスでした。どうもオーストラリアの料理は合わないようです。

お店の人が感じ良かったので、あまり残すと悪いので、蟹の甲羅の下に残りをギューギュー押し込んで隠しました。

そして、きわめつけが最後のガーリックパンで、これがオーストラリアの味覚か、と思うほどの味の濃いもので、どでかいのです。おおきなホットドッグのようでした。
この味のしつこさにまいってしまって、わたしゃオージーにはなれません、と初日で悟ってしまいました。

こんなまずいお料理だったのですが、イギリスからオーストラリアに行先変更になって良かったな、と思うことが、今日1日で何度もありました。

ここ、サーファーズ・パラダイスは、本当に本当に素敵な所です。
私は、やっぱり海が大好き、海にいられるだけでとっても幸せな気分になっちゃいます。来て良かったです。


9月30日


きょうは、1日観光の日で、カランビン野鳥園とシーワールドをまわります。

ツアーのガイドさんは日本人の女性で、こちらに17年前に移住されたそうです。とっても明るくて楽しい人で、バスの中でも笑いが絶えませんでした。

初めにカラビン野鳥園へ行き、インコの餌付けの様子を見学し、園内を遊園地の乗物みたいな電車で一周しました。ここで、コアラやカンガルーに会うことができました。

次にシーワールドへ向かったのですが、途中の道で、ちょうど日曜日だったので、フリーマーケットがやっていました。

みんなの希望で、ここに寄って、しばらく買物する時間を取ってもらい、私は姪っ子ちゃん用にかわいい手作り洋服を買いました。

寄り道が終わって、午後はシーワールド見学です。
ここは、イルカやアシカのショーだけでなく、水上スキーのショーまであり、その他にも遊園地があるので、とっても半日ではまわりきれない広さです。

帰りの集合時間だけガイドさんと決めて、あとは自由行動になりました。

私達は、はじめに水上スキーのショーを見ました。
賑やかな音楽に乗って、フロリダから来た水上スキーチームのショーが始まり、悪い海賊船と正義の味方が戦う様子がちゃんと物語になっているのです。
水しぶきが観客の方にまで飛んできて、なかなか迫力のあるショーでした。

次のイルカのショーまで少し時間が空いていたので、遊園地で何か乗物に乗ることにして、乗り物のある方に行きました。
遊園地はすいていて、どの乗物も待たずに乗れるので、次から次へ乗物に乗ることができて、遊園地好きの私は大満足でした。

イルカのショーもかわいくて、イルカが水から飛びあがり、フーセンにタッチするのですが、すごく高くジャンプするので驚きました。本当にきょうは1日よく遊びました。楽しかったな。

シーワールドの帰りに、きょうから1週間の宿泊場所、パラダイス・タワーというコンドミニアムへ向かいました。
部屋割は一部屋四人です。寝室が2つあり、リビングのソファもベットになります。
同室になったのは、コンピュータ関係の仕事をしている20歳の息子さんのいるワタさん、浜松から参加のモリさん、経理の仕事をしているようには見えない若くて新人類的なカワの三人です。

ジャンケンでどのベットか選ぶのですが、私は一番勝ったので、一人部屋を選ぶことができました。ここはベランダ付でベッドにはBGMも付いてます。最高にラッキーでした。カワとワタさんが同室、モリがリビングになりました。

これから自炊なので、早速、きょうの夕食になるものと朝食のパンを求めて、近所へ探検に出かけました。
パラダイス・タワーは、サーファーズパラダイスのメインストリートに面していて、中心となっているショッピングモールにも近く、海にも、学校へも歩いてすぐなので、とっても便利な場所にあります。

近所にはお店がいっぱいあって、探検するまでもなく、コンドミニアムを出ると、すぐ隣に小さなスーパーがあって、パン、バター、牛乳、野菜類、ハム・ソーセージと、すべてそろってしまいました。

第一目的は達成したので、その後、その辺をプラプラ歩いて、明日から通う学校の方へ歩いて行きました。
5分くらいで学校に着いてしまったので、学校の前を通り過ごしてずっと歩いて行ったら、船着場に出ました。
そこは、私がフリータイムの日に行きたいと思っていた、近くの島への1日クルーズの船が出ている所でした。
海の反対側なので、たぶん大きな川の船着場なんだと思います。

そこで釣りをしている親子がいて、私達に釣りあげた魚を見せてくれました。
ワタさんが「釣りの道具はどこかで借りられるのかな」と言いだしたので、そのおじさんに聞いていたら、その親子と一緒にいた真っ黒な顔をした人が突然日本語で話しはじめたのです。
とっても日本人には見えなかったのですが、サーフィンをやるために広島から一人で来ている若者でした。
昔はサーフィンをやっている子は、ハワイやカリフォルニアが憧れの地だったのですけど、今はオーストラリアがポピュラーなんですね。
少しの時間でしたけど、おもしろい発見のあった探検でした。



コンドミニアムのベランダから
見た海です。
10月1日


きょうから、ボンド大学の分校で英会話のレッスンが始まります。
初めにどのくらいの実力があるか、簡単なテストがありました。
まず、自己紹介文をスピーチのように書き、次にオーストラリアについて知っていることを何でもいいから書いてください、というテストでした。
辞書使用可だったのですけど、オーストラリアについての知識が何もなくて、2,3行しか書けませんでした。

でも、英語力は結局ほとんどの人が基礎コースで、モリだけ上級コースへ行きました。
基礎コースは簡単な基本会話だそうなので、とても勉強になりそうです。

午後は、ダイビングのコースと水上スキーのコースがあったのですが、私は鼻が弱いので、ダイビングはやめて、水上スキーを選びました。
ほとんどの人がダイビングコースで、私とヨシだけが水上スキーを選びました。
早速、今日の午後からレッスンの始まりです。
ヨシはもう何年も水上スキーをやっているそうなので、私はだんだん不安になってきました。

水上スキー学校の受付で「これを読んでください」と注意事項が書かれたファイルブックを渡され、それをざっと読み終わったら、いきなり、「ではこれに着替えてください」とウェットスーツを渡されました。

すぐに実施訓練が始まっちゃうのです。
初めは講義かと思っていたのに、、、きょうは曇っていて、風がすごく強くて寒いんです。
着替えて待っていたのですが、前の人がなかなか終わらなくて、ずいぶん待たされました。待ち時間が長いのは、不安感がどんどんつのりますね。

やっと終わって帰って来たのは、アイルランドから来た旅行者で、とっても元気な若者達でした。
アイルランドなまりのひどい英語と、カタカナそのままの私達の英語での会話でしたけど、なんとなく通じて、意気投合してしまい、今晩ディスコに行こうと話しが決まっちゃいました。

彼らは五人なので、あと三人ガールを揃えなくてはいけません。
そんなことを話していたら、私の番になったのですけど、不安がどっかへ消えてしまっていて、リラックスしてボートに乗り込めました。

でも、レッスンはハードでした。
板を履いたら、いきなり水に飛び込めと言われ、私の飛び込んだそばへボートが寄ってきて、はじめはボートの横の棒につかまって立つ練習です。
それは簡単にできました。
次に横にある短いロープの棒につかまれと言われ、水に立ったまま少しずつ移動し、それに持ち替えたら、そのとたん、そのロープがスルスル伸びて長くなっていくのです。

必死に安定させなくてはと足を踏ん張っていました。
そしたら、それもうまくいきました。でも、うまくいくとどんどん進むので、次はいよいよ本番、長いロープに挑戦です。いきなりですよ。まだ二回水に立っただけなのに、、、

そして、「そこに浮かんでいなさい」と言われ、手に棒を持ったまま、モーターボートの遥か後にポツンと取り残されて、心細い思いで待っていたら、ボートが急に走り出して、いきなりグイっと引っ張られたのです。

ひぇーーー、どうしようと思いながらも、イチ、ニ、サンと練習した通りにタイミングをはかって、足にギューっと力を入れて立ってみたら、なんと1回目で成功してしまいました。
そして、一度も転倒しないまま、滑り続けてしまったのです。

私って才能あるのかしら、なんて思っちゃいましたけど、水上スキーはハード過ぎて、あまり好きにはなれません。
とにかく、転倒しない限り、いつまでも必死に棒につかまっていなくてはいけないのですからね。
やっぱ、同じマリンスポーツなら、ヨットの方が私はずっと好きです。

夜は、残りの三人をワカさんグループに決めて、一緒にディスコに行きました。結局待ち合わせていた昼間のアイルランド人は現れず、スッポカされてしまったようです。

ディスコの中は音楽ガンガンで、誰も踊っていません。
入場料制ではないので、とりあえず飲み物を頼めば、それだけでいいのです。お酒をあまり飲まない人にとっては4ドルだけでいいのですから、安いですよね。

あちこちにビデオモニターが置いてあって、おもしろビデオがずっと流れていました。これがおもしろくて、みんなそっちに夢中で誰も踊らないのです。

私はディスコに行ったら、踊りっぱなしの方なので、座っていてもウズウズしてました。
そしたら、やっと一組踊り始めたので、みんなを誘って踊り始めました。結局一度踊りだしたら、もう休憩なしで最後まで踊り続けてしまいました。

昼間の水上スキーでクタクタなはずなのに、この歳でまったくタフですよね。
明日の朝が怖いな、全身筋肉痛でベッドにかなしばり状態になっていたりして、、、




オーストラリア日記