7月26日

朝起きたら、隣のベッドに全裸の金髪の女の子が寝ていたので驚きました。

きのうは夜遅くて消灯後だったので、手さぐりでベットに登ったので気がつかなかったのです。
外人さんは本当に裸で寝るのですね。びっくりです。

この部屋は二段ベッドが5つあって、10人部屋です。
部屋を出ると隣にシャワー室と洗面所があり、トイレは別になっていました。
みんな共同ですが、7ドルは安いです。

一階は女子用で二階が男子用です。
女子の階の外の扉は夜になると外から鍵をかけてしまうので安全です。

二階に事務所とロビーに台所があります。この台所でインスタントラーメンを作っていたら、まわりで食事を作っている人達は変な顔をしてました。まずそうに見えたのかな?

食事を済ませてから、きょうはサンディエゴ・ズーへ行くことにしました。
動物園までは、迷いながらもバスを乗り継いで、なんとかたどり着くことができました。

ここの動物園は、ジャングルのように木が生い茂っていて、砂漠に住む大トカゲや大蛇がいたり、日本では見られない珍しい動物がいろいろいました。

日本の動物園より広いのですが、なぜか動物と人間の距離が近いのです。象なんか塀をまたいで出て来そうな感じです。

園内には、シャトルバスが通っていて、坂の上に行くエスカレーターがあったり、本当にまいごになりそうな広さです。

猿の種類も多くて、見たこともない猿がいろいろいたのですが、どのオリの中をのぞいてもお尻をこっちに向けて寝ているので、猿のお尻を見比べながら歩いているようでした。

カイブツは鳥が大好きなので、大きな鳥かごの中に人間が入って見学する場所では夢中になって鳥を探してました。

動物園なんてつまらないと思ってたのですが、意外とおもしろくて来て良かったです。

帰りは、なんとか迷わずユースホステルまで戻ってこれました。
でも、こちらのバス停は場所名が書いてないので、まわりの景色を見ながら降りる場所に備えなければならなくて、ユースの近くの目印のTakoの看板が見えた時はあわてて、バスのひもをビンビン引っ張ってしまいました。
ひと停留所先に行ったら、大変な距離になってしまうのです。


7月27日

きょうは、4年前のアメリカ旅行の時に来てすごく気に入ったサーファーの集まる海岸に行くことにしました。

そこはニューポートビーチという海岸で、ユースホステルからバスで10分くらいの所でした。4年前ははるばるロスから来たので、あまりに近い場所だったので驚きました。

きょうはお天気が良くて、青空がきれいだったので、真っ直ぐ海に突き出しているピアの先端まで歩いてみました。
先端にベンチが置いてあったので、そこに座ってしばらく海を眺めていました。

私の持ってきた小さなラジオから素敵な音楽が流れてきて、風が心地よく、いつまでもこのまま海を眺めてボーっとしていたくなりました。

でも、そろそろ海岸沿いのお店が開く時間なので、お店に向かうことにしました。

そしたら、ピアの途中に大きなペリカンがいて、魚をあげてる人がいて、大きいので驚いて、そこに立ち止まったら、今度は海の中に泳いでいるアシカを発見してしまいました。
なんて自然がいっぱいな場所なんでしょう。感激してしまいました。

まだ海岸には人が少なく、サーファーが何人かいるくらいでした。
海岸沿いのお店も半分はサーフショップで、ここは有名なサーフポイントなのです。

お土産用と自分用のTシャツを何枚か買って、ひと通りお店も見終わりました。

大好きな海にお別れするのは、寂しかったのですが、今日は移動日なので、少し時間が早いのですけど、ユースホステルに戻ることにしました。
これから夜行の飛行機でオクラホマシティへ向かうのです。

サンディエゴから一度ロスへ行き、ロスで乗り換えてオクラホマへ行きます。
ところが、ロスまでは順調だったのですが、オクラホマ行がエンジントラブルで飛行機を乗り換える事になりました。
やっと機内で落ち着いて眠る体制に入っていたのに、眠くてしょうがありません。


7月28日

夜行便で朝早くオクラホマシティに着きました。

この町は、どこか行きたい目的があって選んだ訳ではなく、中部に向かうのに一気に飛んでしまうより途中でどこか知っている町があったら寄ろうということになり、他に知っている地名がなかったのです。

何も名所観光地がないせいか、あまり東洋人が来ることもないようです。空港に着いて、すぐにジロジロ見られるようになりました。

とにかくホテルを探さなくてはと次々へ電話をかけたのですが、どこも満室で空き部屋がありません。
そこでまたインフォメーションの人に頼んでみたら、始めはここはホテルを紹介する場所ではありませんとあっさり言われてしまって、教えてもらえませんでした。

それでも何度も頼んでいたら、だんだん同情してくれて、いろいろ探してデェイズ・インというモーテルに予約をしてくれました。
このモーテルは空港までの送迎バスもあって、本当に助かりました。

1泊15ドルでTV、クーラー付きのきれいな部屋です。すっかり私達は気にいってしまいました。車で移動する人達の為のモーターインホテルがモーテルと呼ばれているのです。

このデェイズ・インというのはチェーン店なので、これから先に行く予定であるセントルイスとオーランドのデェイズ・インに予約をしておくことにしました。これでしばらく宿探しで苦労することがなくなり、ホッとしました。

ここは本当に何もない町です。とにかくダウンタウンに行ってみることにして、一番にぎやかな通りを歩いてみましたけど、お店の様子や売っている物とか見ると、やはりここは田舎でした。

空港からモーテルに行く途中で、運転手さんが「俺はマイアミに行くのが夢なんだ、マイアミは暖かくていい所なんだよ」と話していたのを思いだしてしまいました。
ここに生まれた時から住んでいたら、何も楽しみがなくて、どこか都会に行きたいと、あこがれてしまうのだろうな。

途中でマクドナルドがあったので夕食を仕入れて帰ってきました。
でも、すぐに食べてしまうとあっという間に夕食が終わってしまうので、7時まで待って大事に大事にハンバーグを食べました。
そうしないと夜中におなかが空いてしまうのです。いつも飢えていて悲しいです。
家にいる時はこんなに卑しくなかったのに、今は何か食べる事ばかり考えてしまいます。貧乏旅行の辛いところですね。


7月29日

きょうは、お昼の飛行機でセントルイスに向かいました。

空港できのうお世話になったインフォメーションの女性にお礼を言って、日本の絵はがきをあげたら、とても喜んでくれました。

セントルイスにはお昼過ぎに着き、きのう予約したデェイズ・インに行ったまでは良かったのですが、モーテルという所は、車で来るような場所なのでダウンタウンから遠い郊外に建っているのです。

その為、町に出る交通手段がなく、一度空港まで行き、そこからリムジンに乗る方法しかないのだそうです。
リムジンは片道5ドル50セントもします。結局、ここに2泊するので、きょうダウンタウンに行くのは、やめることにしました。

ホテルにプールが付いていたので、泳ぐことにしました。でも、まだ寒くてすぐに部屋に戻ってしまいました。

そしてまたTVを見ることにしました。きのうオクラホマで「チャールズ皇太子のロイヤルウェディング」を中継していたABC放送を探したのですが、わからなくて「刑事コジャック」がやってたのでそれを見て、その後「スタスキー&ハッチ」、「ハッピーデェィズ」と懐かしい番組を続けて見てしまいました。


  
7月30日

きょうはエアポートに出てからリムジンでダウンタウンに行きました。

それから、セントルイスのシンボル、ゲートウェイアーチへ向かいました。
観光ガイドにこのアーチの中に登れると書いてあったのですが、そばで見ると扉もないし、どうやって入れるのかわかりませんでした。そしたら、人が地下道にどんどん入っていくのです。
私達もその後に続いて入って行ったら、そこがエレベータの発着所になっていました。
このエレベータは5人乗りで少しずつ登るのですが、遊園地の乗り物みたくて楽しかったです。

上はすごく眺めが良くて、セントルイスの町並みやミシシッピー川に浮かぶ船などが良く見えました。ミシシッピー川は水の色が黒っぽくて、きれいな川には見えませんが、川幅は広く、大きな船がたくさん行き来しています。

その後、ダウンタウンで一番大きなデパートに入ってみたのですが、西海岸のデパートに比べたら、規模としては小さなものでした。

でも、ここは私達の使っているTWA航空の拠点となっている都市なので、この辺では大きな都市の方なのだと思います。

ここからシカゴは地理的には近いので、シカゴ郊外に駐在しているいとこの所へ電話してみることにしました。

「ハロー」と言おうと身構えていたら、いきなり「もしもし」と電話にでるので、笑ってしまいました。電話をとても喜んでくれて、シカゴに来たらぜひ寄りなさいと言ってくれました。
バトルクリークはもう夏が終わってしまうそうです。カナダに近いのですものね。


7月31日

きょうは、セントルイスからフロリダのオーランドへ向かいます。

やはり、フロリダは暑さが違います。オーランドの空港に着いてタラップを降りた途端、ムッとする熱気に驚いてしまいました。半端でなく暑いです。

この空港は本当に小さな小さな空港で、今まで行った空港とは比べものになりません。何もないのです。
モーテルまでの送迎バスもないので、途方にくれていたら、女の人が近づいて来てくれたので、デェイズ・インモーテルに行きたいのだけど、どうしたらいいのか聞いたら、リムジンを教えてくれました。

モーテルに向かう途中、ディズニーワールドの横を通って行ったのですが、車でどこまでもどこまでも走っても、まだまだディズニーワールドの敷地は続いているのです。
あまりの広さに驚いてしまいました。とてもニ、三日では全部はまわれそうもありません。

きょうは半端な時間に着いたので、また部屋でTVを見てしまいました。なんか毎日TVばかり見ているような気がします。

ここのTVは古い番組を再放送していて、懐かしいものばかりでした。きっとフロリダは老人が多いからなのかな。白黒のドラマのスーパーマン、かわいい魔女ジニー、マンガで石器時代のもの(昔見たのだけど題名がわからない)など、子供の頃に見たものばかりでした。



8月1日

きょうはディズニーワールドの中のマジックキングダムに行きました。
マジックキングダムというのは、ロスにあるディズニーランドとほとんど同じ遊園地です。

ディズニーランドの中が「アドベンチャー」「ファンタジー」「ウエスタン」「トゥモロー」と分かれているように、このディズニーワールドの中も「マジックキングダム」「リバーカントリー」「ディスカバリーアイランド」といくつかに分かれているのです。規模が違いますね。

でも、まだまだ出来あがっている状態ではなく、現在も工事中の部分がいっぱいあります。どんどんいろんな地域ができてくるのでしょうね。

モーテルまで無料シャトルバスが来ているので、それに乗って行き、帰りもそれに乗って帰ればいいので、とっても楽です。
1日券で夜のパレードや花火の時間までいることにしました。

しかし、西海岸とは暑さが違います。日陰に入ってもちっとも涼しくならないのです。
あまり混んでいないので、乗り物に乗るのに並ぶ必要はありませんし、夜まで時間がたっぷりあったので、ほとんどの乗り物に乗ることができて大満足です。

光のパレードが夜の9時からありました。
ここのパレードは道を走るエレクトリックパレードだけではなく、このマジックキングダムのまわりを囲んでいる水の上を、光のいっぱい付いた船が走り、パレードに加わるのです。壮大で本当にきれいでした。

パレードの後、キッコーマンのレストランがあったので、そこでテリヤキバーガーを食べ、ティキパンチを飲んでいたら、花火の上がる音がしたので、あわてて外に出て花火を見ました。音楽に合わせて花火が上がるのです。

灯りのついたシンデレラ城の横に花火が上がって、昔テレビで見た光景とそっくりで感激してしまいました。

初めて乗ったスペースマウンテン、夜のパレード、花火、そしてピンクでおいしいティキパンチ、、大満足の1日でした。

帰りのシャトルバスの運転手さんがとっても優しくて、順番にホテルをまわってお客さんをおろしていったら、私達が一番最後になってしまったのです。
そしたら、私達が子供に見えたみたいで、時間が遅いから、私達が部屋に入るまでここから見ているからと言って、部屋に入るまでバスの中から見守っていてくれたのです。
なんか優しくてまたまた感激しちゃいました。本当にいい人でした。


    
8月2日

きょうはディズニーワールドの中のリバーカントリーという所へ行きました。

リバーカントリーは、人口の海のような所で、ロープにつたって吊り橋を渡ったり、綱にぶらさがってターザンのように飛んだり、長いボブスレーのような滑り台、タイヤに乗っての急流下り等、いろいろな遊び場所がありました。

なかでもタイヤに乗っての川下りは最高におもしろかったです。
大きなタイヤにおしりを入れて、プカプカ流されて行くのですが、流れの速い所や遅い所があって、遅い所になるとみんながつっかえてしまうのです。

それで、お互い足で他の人のタイヤを蹴って動かしてあげるのですけど、大人も子供も夢中になってキャーキャー騒ぎながら楽しんでました。
アメリカ人は大人になっても子供みたいな所が残っていて、とてもうらやましい気がしました。年をとっても遊び心は忘れたくないですね。

午後からはディスカバリーアイランドという鳥がいっぱいいる島に渡し船に乗って行きました。

ここは何もないジャングルのような島でしたけど、自然がいっぱいで、まわりの景色が素晴らしくて、うっとりと眺めてしまいました。フラミンゴのきれいなピンクオレンジのような色が忘れられません。


8月3日

きょうは、11時にモーテルをチェックアウトして、オーランドのバスターミナルへ行きました。
ここからマイアミ行のバスに乗るのですが、バスターミナルに着いたのは14時頃でマイアミ行は23時25分発でした。

今までは無駄のない計画で順調にここまできたのですが、ここへきて失敗してしまいました。
交通の便が悪い為、近くにいろいろ見たい場所があるのに、どこにも行けずに、このバスターミナルで10時間も時間をつぶさなければならないのです。すごく残念です。

カイブツは、待合室の硬い椅子に座ったままグーグー寝てしまいました。
私はまわりに黒人の人がどんどん増えてきたのが気になって、とても寝る気にはなれませんでした。神経質だと損ですね。


  
8月4日

初めての夜行バスで怖いかと思っていたのですが、家族連れが多くてそんな怖い感じはありませんでした。

朝の4時半頃にはマイアミのターミナルに着きました。ここから6時40分発のキーウエスト行のバスに乗り換えです。

ここで偶然「地球の歩き方」を読んでいる日本人の男の子に会いました。
思わず話しかけて、マイアミではどこのホテルに泊まっているのか聞いてみました。「地球の歩き方」に載っているホテルで安全できれいなホテルだというので、私達もマイアミに戻ってきたら、そのホテルに泊まる事にしました。こういう情報交換はとっても助かります。

キーウエスト行のバスは乗客が少なく、大きなバスがガラガラです。
あこがれのキーウエストに来たのだから、どこまでも続くまっすぐの橋を写真に写したかったのですが、なんとスコールにあってしまいました。

すごい雨で前もよく見えないのに、こちらのバスの運転手さんは慣れているのか、ちっともスピードを遅くしません。もし、スリップしたら、大西洋かメキシコ湾に落ちてしまいますよ。

キーウエストへ行く道路は1つの橋ではなくて、いくつかの島が点々としている所をいくつもの橋で結んだような形になってました。だから、時々は陸地も通るので、変な感じです。
だんだんキーウエストに近づくにつれて、まわりの風景も変わってきました。

いかにもリゾート地っぽくなってきて、白い家が小さな入り江に建っていて、家の前にはクルーザーを付ける為のハシケになっているのです。
そんな別荘が各入り江ごとにあるのです。まったくうらやましいけど、ここまで来るのは大変だな、と余計な心配してしまいました。

キーウエストのバスディーボで雨やどりをしながら、ホテル選びです。
一緒のバスに乗っていた日本人の男の子達は私達の選んだホテルと違うホテルを選んで雨の中、飛び出して行きました。

私達はキチネット付のホテルにこだわったのです。部屋が少し傾いているホテルでしたけど、久しぶりにインスタントラーメンが食べれて幸せでした。

本当に何日ぶりだろう。毎日毎日、朝昼晩の3食ハンバーガーで、いいかげんうんざりしていたので、日本から持ってきた天ぷらそばのおいしかったこと!
これ持ってきて良かったとしみじみ思ってしまいました。

キーウエストは最高に美しいサンセットが見れるという場所のはずだったですが、雨が降ってしまって本当に残念です。
そのサンセットを見たくて、はるばる来たのにな。きっとここへはもう二度と来れないと思います。ついてないです。

メインストリートも雨のせいか人通りが少なく、悪天候の為、リーフクルーズにも乗れず散々でしたけど、最南端の場所へ行って、ずぶ濡れになりながら、写真だけ撮ってきました。なんか悲しいですね。



8月5日

きのうは雨で、バスから外の景色がほとんど見れなかったのですが、きょうはとっても良い天気だったので、キーウエストがどういう島か、やっとわかりました。
海は珊瑚礁が映って、色が何重にも変わって見えます。そして、緑の島が点々とあって、海岸沿いには個性的な別荘が建っていて、あちらこちらに船着場があって、各自の家の前にはボートが2〜3隻おいてあるのです。

雨のせいで予定の場所に行くことができなかったけど、ここまで来られて良かったと思います。

両側が海で、どこまでも真っ直ぐな橋の上を、ものすごいスピードで4時間も走った先の島なのです。
海の上をずっと走っているような気分になって、とにかく最高でした。

マイアミに午後2時頃に着き、予定していたホテルに向かいました。
部屋はすぐにとれたので、まだ時間も早いし、有名なマイアミビーチのホテル街を見に行こうと思ったら、マイアミとマイアミビーチとは別な場所だそうです。マイアミビーチ行のバスに乗っていくしかないのですが、あまり頻繁に出ていなくて、結局時間が合わず、あきらめることになりました。

とりあえず、ダウンタウンを歩いてみたのですが、プエルトリコ系の人が多くて、なんか怖い雰囲気でした。

メインストリートをしばらくブラブラして、お土産屋さんをのぞいてまわりました。
でも、ちょっといいなと思う品物はみな日本製なのです。こんな遠い場所にメイドインジャパンのお土産が多いので驚きました。

帰りがけに貨物港から、遠くビスケイン湾を隔てて、マイアミビーチのホテル街を見ることができました。
いつか、おばあさんになってからでもいいから、あの中のホテルに泊まってみたいな、寒い冬に。それがアメリカ人の夢だから。




アメリカ日記