2000年 劇空間プロ野球


日本シリーズ結果


日付ホーム結果 ビジター開始時間 球場TV局
10月21日(土)巨人3−5ダイエー 18:00東京ドーム日本テレビ
10月22日(日)巨人3−8ダイエー 18:00東京ドーム日本テレビ
10月23日(月)ダイエー3−9巨人 18:30福岡ドームフジテレビ系
10月24日(火)練習日
10月25日(水)練習日
10月26日(木)ダイエー1−2巨人 18:30福岡ドーム日本テレビ系
10月27日(金)ダイエー0−6巨人 18:30福岡ドームTBS系
10月28日(土)巨人9−3ダイエー 18:00東京ドーム日本テレビ
10月29日(日)巨人×ダイエー 18:00優勝決定の為シリーズ終了


最高殊勲選手松井秀樹外野手(巨人)
優秀選手仁志敏久内野手(巨人)
優秀選手村田真一捕手(巨人)
優秀選手高橋尚成投手(巨人)
敢闘選手城島健司捕手(ダイエー)

10月21日 工藤で●…。重量打線は…松井の一発のみ。
第1戦 東京ドーム 3時間15分
TEAM
ダイエー
巨 人

吉田1試合1勝0敗0S
ペドラザ1試合0勝0敗1S
槙原1試合0勝1敗0S
 
本塁打
松井1号(巨)、城島1号(ダ)、松中1号(ダ)、
ニエベス1号(ダ)


 どうも新聞・TVなどマスコミの前評判では巨人有利のムードが漂っていたんだけど、ここ何年かの日本シリーズは前評判のいい方がなんか負けてる気がするんだよね。ダイエーだって前年の覇者なんだし「そんなに甘くは無いのでは?」と思っていたら、その心配が的中してしまいました。
 まず出だしでつまずいちゃったもの。シーズン中と同様TVの放送開始は19:00からだろうと思い込んでいたのが間違いのもと。ちゃんと試合開始からやっていたようで、チャンネルを入れたときはすでに3−1で巨人リード。まぁリードしてたからホッとしたんだけど…。
 今日のポイントは6回追加点のチャンスに打順は工藤っていうところだったかな。工藤に代打を出してもう1点を取りに行くべきか、それとも得点のチャンスを捨ててでも工藤続投で2点差を守るべきか…。5回・6回が良かっただけに中継ぎ陣よりも工藤を信頼したという事だろう。結果的にはそれが仇になった感じだが、しょうがないだろうなぁ。松中の一球が悔やまれる結果となってしまったが、思わず「オイ!ここで打つなら、オリンピックでもっと打てよ!」とつぶやいてしまった。木村は無難に8回1イニングを押さえるも、槙原がねぇ…。ニエベスなんかに打たれちゃだめだよなぁ。これで今シリーズ槙原は使いにくくなったね。彼にストッパーはもう無理なんじゃないだろうか…。そもそも先発に未練があり内心は、抑えをやりたくないんだから、守護神にするのは諦めた方がいいと思う。
折角、松井のホームランで先制という絶好の立ち上がりだったのに、その後が尻すぼみだもの。ダイエー自慢の中継ぎ陣にまんまとやられた感じだね…。



10月22日 悪夢…本拠地で2連敗!
第2戦 東京ドーム 3時間34分
TEAM
ダイエー
巨 人

渡辺正2試合1勝0敗0S
  
メイ1試合0勝1敗0S
 
本塁打
城島2号(ダ)


 今日はゲーム開始、YAWARAちゃんの始球式からちゃんと見たよ。
 解説陣はメイはいいという評価だったけど、俺はそうは思わなかった。いい時のメイはもっと三振を取るもの。ファールで粘られるって事は、球威がイマイチって事だもんなぁ。  でもって、今日も3点を先制。無死満塁で二岡、ダブルプレーの間に1点。それで終わっちゃイヤなムードだったんだけど、村田のタイムリーでそれを吹き飛ばした…と思った。 続く3回には2死から松井・清原の連続2ベースで1点追加。流れは来ていた…と思った。
今日のポイントはやっぱり5回の守備態形だろう。先頭打者の秋山。打ち取ってたんだけどな。内野安打&メイの一塁暴投で、無死2塁のピンチに。ここで巨人は1点は諦める通常の守備態形を取った。ところが1アウトを取った後、一転してホームで殺そうというい前進守備に変えてしまった。ゲスト解説に来ていた古田が「何ででしょう」と疑問を述べていたがその通りであった。通常の守備態形であれば取れていたであろうセカンドへのハーフライナーが外野に抜けてしまい大量点となってしまった。一点をケチったが為に、大火傷してしまった感じだ。その後、城島のセンターオーバーも、なぜ松井が前進守備だったのかが解せない。勢いづいたダイエー打線は木村では抑えられなかった。木村も打者2人続けて初球の入り方が単調だった気がする。終わった事はしょうがないけどねぇ…。はぁー。
今日、唯一の救いは桑田かもしれないな。今日は本来の姿に戻っていたよ。まぁ1回好投したくらいじゃ、完璧な信用は取り戻せてないと思うけど、今日のような内容であれば、十分戦力になるであろう。彼も気持ちの高ぶりで投げる方だから、大舞台では大仕事をやってくれるかも…と期待させる内容だった。
 2戦終わって、清水・由伸・江藤が心配だなぁ。由伸はシーズン当初の打てない焦りが見えている気がする。結構いい当たりはしてるんだけど…。清水は一旦引っ込めて元木をスタメン起用した方がいいかもしれない。江藤は…なんとか打ってくれる事を祈ろう…。
さあ、いよいよ敵地福岡ドームだ。マルちゃんのスタメン登場で、真の重量打線の姿が見えるだろうか?とにかく3連敗だけは、やめてくれー!



10月23日 上原踏ん張って連敗ストップ!
第3戦 福岡ドーム 3時間10分
TEAM
巨 人
ダイエー

上原1試合1勝0敗0S
  
ラジオ1試合0勝1敗0S
 
本塁打
高橋由1号(巨)、松井2号(巨)、城島3号(ダ)


 やっと巨人打線が爆発しました。でもホームラン2発ですから、まだまだだね。あと2発くらい打ってくれれば良かったのに。ダイエー投手陣は巨人打線に対して警戒はしてるけど恐いとは思ってないと思うんだよね。城島のインタビューなんか聞くと「恐いですよ」とは言ってるけど、実際に打たれたわけじゃないからね。セの他球団の投手陣のようなプレッシャーを受けて苦労しながら投げている感じがまだ無いもの。だから本当にどっからでもホームランが出るんだという事を、実感として分らせないとね。ダイエー投手陣の投球パターンがさ、強気なんだよ。大胆に責めてくるって言うかさ。
 今日のポイントは第1に福岡ドームだね。松井は福岡ドームに行くと必ずと言っていいくらい打つんだよな、特大の一発を。それとDH。今年の巨人に対してはDH制度はぜったいプラスでしょう?出したくて出したくたまらないマルチネスをスタメンで起用できるんだから。(でも江藤が引っ込んじゃったけど…)
 試合の中では、2回の仁志のファインプレーだよね。珍しく上手くさばいたよあれは。捕球自体は普通のファインプレーだけど、1塁間に合わずと見て送球を止め、さらに落ち着いてホームへの返球がナイス判断だった。あそこで一気に逆転されてたらやなムードになってたろうね。
 まあ一番心配してた、由伸に一発が出たのも大きかったね。松井も2発目を打ったし、清原も一発こそ出てないけど出塁率が凄いんじゃない?あと心配の江藤も代打で出てきて開き直ったようなヒットを打ってたし。残るは清水か?あっマルチネスも結局ノーヒットか…。元木もまだだったかな。まぁ打線の方はこれから爆発してくれるでしょう。
 上原は汗ビッショリになりながらよく投げたよ。だけど相変わらずストレートに去年の威力がないね。フォークに頼りっきりだもんな。このシリーズは仕方ないとしても、今年のオフにはきっちり調整してストレートの球威を取り戻してほしいね。岡島のテスト登板もできたし、これからだね。まずは2勝2敗のタイに戻そう!



10月26日 斎藤雅樹、貫禄のピッチング!2勝2敗のタイに
第4戦 東京ドーム 3時間6分
TEAM
巨 人
ダイエー

斎藤雅1試合1勝0敗0S
岡島2試合0勝0敗1S
田之上3試合0勝1敗0S
 
本塁打
ニエベス2号(ダ)、江藤1号(巨)


 心臓に悪いというか、ハラハラドキドキというかでも斎藤雅樹のナイスピッチングでついに2勝2敗の五分に戻しました。斎藤雅樹ファンの私としては、最高の試合でしたね。完投してりゃもっと良かったかけど…(完封してればもっともっと良かったけど…)。
 先制タイムリーは清原。一瞬同点に追いつかれるものの、ここまで不振だった江藤の一発で突き放しました。最後は岡島のロングリリーフで締めて完璧な勝利だった。ビールが美味いぜ!
 この1点差勝利の意味は大きいでしょう。今シリーズずーっと続いてた序盤巨人が一旦はリードしてもダイエー中継ぎ陣ががんばり、そして追いついてくる。解説陣が言うところの、いわゆるダイエーペースですか?あれが崩れたわけだからね。確かにここまでは3点までのリードじゃ、なんだかだんだん勝ってるハズの巨人が追い詰められていく感じが確かにあったけど、これで違ってくるでしょう。あくまでの先制した方が有利に試合を運べるという当たり前の展開に持ち込めそう。
 本日より三越で応援セールを開始すると言う事で、行ってきました。今回はあったよ清原グッス。Tシャツを1枚購入です。さすがにそれを着てTV見るまではやんなかったけど…。先制タイムリーを打ってくれて良かったよ。江藤にも一発が出たし、あと主力で一発が無いのは清原とマルチネスか…。一発は欲しいけど、ヒットは出てるし四球なんかも入れるとかなりの出塁率だし、ヘタに大振りするより今のままがいいような…でも一発が欲しいな…。難しい…
 試合には勝ったけど、今日も打てなかったな…ダイエー中継ぎ陣。特に渡辺正とかいうピッチャーだね。あれを攻略しないと。確かにストレートに威力があって、良いシンカーがあるんだけど…。何とか失投でもいいから、一発打てないかな?
 今日も仁志のファインプレーがあったね。流れを止める大事なポイントでした。今シリーズ彼の守備での貢献ポイントは高いよ。中継で見てたらホントはセーフかもと思ったけど、スローで見るとアウトかもしれない…。それよりその後のダイエーのエンドランを村田真がウエストしてセカンドへ送球、結局盗塁阻止があったけど(エンドランを読んでのウエストは素晴らしかったが)アレはセーフだった…かな?。秋山が怒るのも仕方ないでしょう。でも王監督は立派だったね。ほとんど何も言わず、選手・コーチを戻したもの。あの引き際は見事だった(秋山が2〜3度審判の胸を小突いたからかもしれないが…)。だけど巨人にも不利な判定はあった。斎藤は7回2アウトから、3ベースを打たれて交代したわけだけど、3ベース打たれる前の球はストライクだったと思う。本来なら三振に仕留めて終わってたはず…。まぁ、審判の下した判定は絶対という事で仕方ない事だけど、今日の試合は審判の判定に疑問が残るシーンが多かったような…。後味の悪いシリーズにはして欲しくないな…。
 2勝2敗になった事でやや巨人有利と言いますが、今日負けたらあっと言う間にダイエーが王手で、不利な状況にに変っちゃいますからね。今日が大事でしょう。なんとしても勝って逆王手をかけてほしいね。



10月27日 あっぱれ高橋尚!ルーキー初登板初完封で王手!
第5戦 福岡ドーム 2時間40分
TEAM
巨 人
ダイエー

高橋尚1試合1勝0敗0S
  
若田部2試合0勝1敗0S
 
本塁打
高橋由2号(巨)、江藤2号(巨)、村田真1号(巨)


 シーズン後半、2桁勝利に王手をかけながら勝利の女神に見放され続けた高橋尚が、その鬱憤をシリーズで晴らしました。いやーもうあっぱれ!の一言。去年の工藤の日本シリーズ記録に迫る12奪三振も凄かったけど、無四球って言うのも凄いね。
 これで3勝2敗で王手となったわけだけど、この勝利はダイエーに対してもインパクトがあったでしょう。まさか高橋尚に完封されるなんて思ってなかったろうしね。
 序盤中々点が取れずTVのアナウンサー、解説陣などは1・2戦のダイエーペースを危惧していましたが、そうは感じませんでした。理由は高橋尚が良かった事、そして点の取り方だね。2回に高橋由がソロで1点、少し間が空いて5回に江藤がソロで2点目。2ラン・3ランで大量点は派手だが、ソロがポツンポツンと出る。これが重量打線の恐いとこでもあるんだよ。たまにソロを打たれるだけだから一見投球は悪くないような感じに見える。でも気がついたら点差が広がっている。王さんも若田部を7回まで引っ張っちゃったもんね。精々5回でダイエーご自慢の中継ぎリレーをやってればわからなかった…かも?ダイエーもこの試合で重量打線の本当の恐さを少しは解ったんじゃないかな?ランナー無しからでも点がすぐ入っちゃうっていう。感じ取った雰囲気通り7回に村田真の一発で決まっちゃったね。8回の由伸の2点タイムリーはもうオマケって感じ。  気がかりは、全部ホームチームが負けている点だけ。残り2戦は東京ドームだからね…。関係ないとは思うけど、こういうジンクスみたいなものはなんか気になる。だから1試合でも長く日本シリーズを見たい気はするが、明日決めて欲しいね。



10月28日 長嶋巨人、6年ぶり日本一!!
第6戦 東京ドーム 3時間16分
TEAM
巨 人 ×
ダイエー

メイ2試合1勝1敗
  
永井2試合0勝1敗
 
本塁打
松井3号(巨)、城島4号(ダ)


 やりました。日本一です。あのオーナーもオレンジのタオルを振り回しはしゃいでおりました。良かったです。ホント良かった…。
 このシリーズ初めてダイエーに先制されました。三振を積み重ねるメイに対し、解説陣の中で江川さんだけがあまり調子が良くないと言っていました。さすがです。最初は良さそうに見えたメイも4回頃からアップアップ状態でした。今日は打線の援護に助けられたようです。3回に仁志のタイムリーで同点、清原のタイムリーで逆転。追加の松井の2ランと点を取られた途端4点を奪う猛攻。4回にダイエーが1点を追加し2点差の反撃ムードを漂わせると、5回にそれを断ち切るような重爆開始で一気に5点を取り決まっちゃったね。
 敗れたとは言え終盤王監督は笑顔を見せ、日本シリーズを楽しんでいるようでした。(もちろん内心は悔しかったでしょうが…)篠原だっけ?球が速いピッチャー…。マルチネスとの対決では逃げずにストレートで真っ向勝負すれ…みたいな…。巨人が9点取って試合を決定付けたせいもあるでしょうが、なんか日本シリーズらしからぬ、爽やかな感じがありましたね。
 最後は岡島がビッシっと三振で締めました。これで来期から抑えのエースは彼で決まりでしょう。槙原も桑田も先発候補に戻してやってください、監督。彼らも意地がありますから、きっと斎藤雅樹のように復活しますよ。
 MVPは松井でした。これは文句ないでしょう。3発打ってるしね。最後はダイエーの生命線と言える中継陣のエース、渡辺正から打ったんですから。
 影のMVPとして仁志、村田真が上げられていました。まったくその通りだと思います。第3戦の仁志のプレーがシリーズの流れを大きく変えたことは確かでしょう。ただやっぱり守備だけではMVPは取れないって事ですかね…。打つほうも好調だったけど決定打は無かったからね。村田はリードの内容も良かったし、打つ方でも大活躍だったんだけどね。松井があんなに打ってなかったら、この2人のどちらかがMVPだったんじゃないかな。決定打が無かったと言えば清原もそうだけど、このシリーズでは全試合ヒットを打ち、チャンスメーカーとして3番の仕事をきっちりやったと思います。出遅れたけど、由伸・江藤もホームラン2発と大活躍でした。
 これで2000年のプロ野球も終わってしまいました。もう今年1年が終わったような寂しさです。日米野球はあるけど、あれはイベントだもんなぁ。
 来年もON対決…見たいです。




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