クラウン検定 スキー場;大泉清里スキー場 2003/3/16

検定二日目の規定種目テスト。
泣いても笑ってもあと5本で終わる。

朝は予定通り6時に起床。片付けをしっかり行い、ゲレンデへと向かう。



昨日同様に朝一番でリフトへ。
早速コブ斜面へ行って見ると、スクールの人たちがコブの谷間を
埋めてくれていた。
でも、10時までには皆練習してしっかり掘れてしまうことは想像がつく。
昨日と同様に何本か滑って、小回りを中心にCコースも滑る。
たまに、体の移動が上に伸びてしまうことがあるので、気をつけなければならない。

休憩をかねて、予定通り10時に集合。
検定員の発表などを行い。早速検定が開始される。

種目順は以下の様になった。
1.総合滑降 ゼッケン1番から(一般の人を規制して行う)
2.大回り ゼッケン4番から
3.整地小回り ゼッケン6番から
4.不整地小回り ゼッケン9番から
5.制限滑降 ゼッケン12番から逆に

まず、全員でDコースの最上部へ移動。
まだ、ゴールのセッティングがあるので、一本小回りでフリーを行う。
D1にはジュニアがポールで滑った後が残っており、気をつけるよう注意した。

そして、検定開始。
今日はガスが立ち込める中の検定となり、
中間にいるはずの検定員も見えない状況である。

前走がスタート。
総合滑降はスピードが重視されるのはわかっているが、
今までに見たこともないぐらいに漕いで、クロウチング姿勢で棚まで、
そのままD2へものすごいスピードで消えていった。
それを見た、受験者は唖然。
とりあえず、見なかったことにして練習どおりに滑ることを心掛ける。

そして、自分の番になり緊張も最高潮に達したところでスタート。
つい練習以上にスケーティングを行ったが、予定通り2ターンで棚へ、
右側から検定員に向けて中ターンを2つほど入れて、D2へ落ちていく。
予定通りに大回り最後に中回りを3ターン程入れてゴール。

ミスも無く予定通りに滑れたことで、やっと気分が落ち着いた。

直ぐにペアに乗ってスタートへ。
今度は自分がトップの大回りである。
スタートへ到着すると、まだテクニカルの人たちが総合滑降の演技を行っていた。
しばらくすると終了。
ここで、閉鎖されていたDコースがオープンとなり、
一般の人たちがわらわらと斜面へ入っていく。
少し間をあけて前走の大回りスタート。
さっきよりはスピードが遅いが、やはり早い。

影響されない様に心掛け、スタート。
いきなり、左側からも一般の人たちが2人くらい出ている。
2,3回漕いで、2ターンぐらい浅回りで衝突を避け、
追い抜いた後は大きく1ターンで棚へ。
棚は1ターンと半分で通過。
D1の斜面では少し大き目に幅を取り3ターンでゴール。

まあ、失敗もなく、いつも通りの演技を見せることが出来た。

大回りは少し時間がかかりそうなので、その間にポールを一本滑る。
昨日とセットが変わっていて、かなり浅めのラインになっていた。
リフトで教えてもらったことを意識して滑ると確かに反動が強まり
切り替えが楽に行える。
スムーズに滑り降りることが出来て、とりあえず一安心。



スタートへ戻ると、テクニカルがまだ演技中だった。やはり霧が濃いのと
一般の人たちが増えたのが原因である。
一人滑らしては、一般の人たちを滑らす繰り返し。
ようやく、大回りが終了し、一番の課題である小回りが開始された。

前走の人は、これでもかっていうぐらい漕いでいって凄いスピードで
検定員の横を通過。
もう無謀もいいところだ。
通過するまで何回も外足がはずれて内足だけのターンになっていた。
その後は消えていったのでどうなったかはわからないが、
とにかく良い子の皆は真似をしない様にということで、
周りと話して落ち着いた。

結構、皆調子よく降りていったが、今一スピードが無いように思える。
そして自分のスタートとなった。

最初は浅めにスキード&カーブで。
5ターン目ぐらいから、昨日の夕方練習したカービングの小回りにチェンジ。
二つの軸ができる様に、弧は大きめに仕上げる。
切り替えも、前半で捉えやすくするために意識する。
そんな中でスピードだけは速くなり、そのまま棚を通過。
通過した後はさらにスピードが上がるのはわかっているが、
我慢してそのまま突っ込む。
とにかく、外足が弧を描くのを耐えるように、1ターンづつ仕上げてゴール。

今まで一番良い滑りを見せることが出来たと確信した。

次は大舞台の不整地小回りだ。早速クワッドに乗ってAコースの最上部へ移動。
コブは朝に比べるとかなり深くなっているはずである。
ここはかなりガスっていて、たぶん中盤までいかないと検定員が見えない状況である。
検定員がゴールに座ると、早速スタート。

自分の番になり、ガスも更に濃くなってくると、緊張もますます高ぶってくる。
そして、スタートの合図。

出だしはゆっくりとコブに当てていく。
予想通り、結構深くなっているので、しっかり吸収。
中盤でトップを下へ落としていき、縦気味にスピード感を出してみる。
まだ、検定員は見えない。
スピードに乗ったところで、かなり深いコブが出現。
コブの間隔が狭いので、吸収できないと判断し、自らジャンプしてコブの頭へ着地。
その瞬間、検定員が見えてきた。たぶん、下からは今の処置は見えていたに違いない。
最後のコブは更に短い間隔なので、早めのリズムで処理しゴール。
まあ、失敗はあったが無難に滑り降りることが出来た。




さあ、制限滑降を残すだけとなったが、ここまでくるのにかなり体力を使っている。
精神的にもいつでもフェードアウトできそうな状態。

とりあえず、制限滑降のスタートである、Fコースへ移動。
すると、一人がウェアを脱ぎだしワンピになる。それに影響されてか、何人かも
上だけ脱いでトレーナーなどになったりして、なかなか気合が入っている。
聞くところによると1秒くらい違うとのことだが、あまり経験が無いのでやめておいた。

制限滑降はさっき練習したセットのままで行うと聞き少し一安心。皆でインスペを行い
再度スタート地点へ。

とにかく緩斜面なので少しでも状態を低くし、クロウチング姿勢を多めに活用することにした。
そして、あっという間に自分のスタートとなる。
スタートの合図音の一番高い音の前に気持ちが高まり、スタートラインを切っていく。
最初の2本目まではスケーティングを利用してひたすら漕ぎまくる。
3本目ぐらいから4本連続で長めのストレートが入るので、ここで抱え込む。



ストレートの4本目を抜けると少し左に深く振ってあるので、
外から回り込む様にして外足に強く圧を掛ける。
2本ほど、深めのセットを抜けると最後はストレートが4本ほどあり、
とにかく抱え込みポールに引っかからない様にすることを考え、ゴール!!

他の皆も、同じように無難に降りてきて、全て終了!!

ゼッケンを回収し、時間を確認するともう2時前である。
発表は3時から4時の間とのことなので、とりあえず、車に戻って昼食。
やっと、気が抜けてもう放心状態。

今回の検定では大きなミスもなく、今までどおりの滑りが出来たので、
どのような結果になっても満足できるとこのとき実感した。

さて、3時に結果発表との放送が流れ、皆ぞろぞろとスクールの受付け前に集合。

まず、総評から。
「雪が柔らかい状態だったが、皆強く押しすぎているような感じがした。
 もっと、雪にマッチした滑りができる様に」
と、コメントを全員に行い。

合格者発表。
まず、テクニカルから。

「36番???さんっ!」
「・・・」
「いませんか?」
「・・・」
どうやら遅刻しているらしい。(^_^;)
(その後すぐに来て受け取ってました。おめでとう!!)

「えー今回のテクニカルは1名だけということで・・・」

次にクラウン。
「残念ながら合格者はいませんでした。」

その瞬間、頭の中では理解しているものの、とりあえず点数を見なければ納得できない
自分がいて、直ぐに張り出された結果を見る。

整地小回り 不整地小回 総合滑降 実戦種目 制限滑降 合計
80 79 79 80 79
(24.3?秒)
476
(マイナス4点)

であった。

まず、個人的な意見では、
大回りと総合滑降については、80を出している人に比べて体の移動幅が少なかったのが
頭によぎる。確かに霧がかかっていて斜面があまり見えなかったし、前の日に転倒した
こともあり、自然と前に行く動作が少なくなっていたらしい。これは、今後修正しつつ
もっと練習すればいけると思う。

整地小回りは、納得の行く数字だが、一番不安に思っていた種目だっただけに凄くうれしい。
これからは、更にスピードを上げてその中でできる様になろうと思う。

不整地小回りは、やはり縦に落とすだけの滑りでは駄目だということ。これからは最近の
滑りで回しこむ(カービングを生かして)要素も織り交ぜながら滑ることが必要。

実戦種目は全体的に甘くついているので、おまけかな?

制限滑降は、合格ラインと自分のタイムの差が0.6秒ぐらいなので
あと一押しどこかでやっていれば、行けたかも。
全体的に点差が接近しているので結構きびしい。
この種目は取りに行けない分、他で81以上をたたき出す種目が欲しいと思う。



11名の受験者の中で点数では3番目に入ったことから、まだまだ行けると確信しました。
結果としては不合格でしたが、以上のようなことを検定員の人からもコメントをもらっている
ので、来シーズンまでに調整してまた挑みたいと思っています。