クラウン受験 大泉清里スキー場 2003/2/15  雪

検定当日。
朝起きるとまだ昨夜から降っている雪がしんしんと
降っているではないか。。
天気予報では昼頃にはやむらしいが、とにかくガスだけは
出ない事を祈りつつゲレンデへと足を運ぶ。



ゲレンデへ到着すると駐車場から頂上は見えないが、
中間地点位は見えるので何とか検定員までは見えそうだ。

早速ワックスを剥がし、ブーツを履いてゲレンデへと向かう。
前日と同じパターンで1本滑り、受付を済ます。
検定は10:00から始まる事を言われ、それまで
軽く足慣らしを行うことにした。



ところが、前日から降っている雪の影響で
まず、Aトップのコブがすっかりと無くなってしまっている。
試しに滑ってみると、すっかりパウダー状態でフワフワと小回り。
コブもたまに足に当たる感じがしたが、難なく滑ってしまった。
これは、コブが出るまで少し時間が掛かると思い、
しばらく、他の人に溝を再製してもらうまで保留とする。

さて、その間といえば、Dコースは検定が始まるまで
開かないのはちょっと気になる所だが、圧雪車が今も往復している
様子なので、平になっていることを祈るばかりである。
後は、先日から慣していないBコースはどうなっているかと
思い、行ってみると。
もう悲惨な状態。膝近くまで雪が積もっていて、
不整地大回りどころか、小回りすら検定で出来ないじゃん。
みたいな感じになってしまっている。
とりあえず、少し後傾にし小回りで下まで滑走。

というわけで、少しの間休憩を入れながら、少しマシになってきた
Aコースで大回りと中回りの確認をし15分前にレスト。。

そして、5分前になり集合場所へ向かう。
10:00になりスクールの方々が現われ、検定員の紹介並びに
種目の順番と場所の説明が行われた。

種目は以下の順番

1.不整地小回り  Aコーストップ
2.不整地大回り Bコース
3.整地小回り Dコース(上部から棚を過ぎた辺りまで)
4.整地大回り Dコース(上部から棚を過ぎて平になる辺りまで)
5.総合滑降 Dコース(上部からD1の先にある小屋の手前まで)
6.整地中回り Dコース(D1コース下部)

といった感じです。

ちなみに、クラウン受験者数は9名で
私のゼッケンは6番。
各種目のスタート順は上から
1番、3番、6番、1番、3番、6番となった。

したがって、整地小回り、整地中回りが1番スタートとなった。

まず、不整地小回り。
テクニカルからのスタートとなるので
実際には25番目位のスタートとなった。
雪が降っていて、結構風も強かったので、待っている間かなり
冷え込んでしまったが、足や手を振り回して何とか暖まっていた。
そして、スタート順がやって来て、
スタート位置にプルークで構える。
すぐ左にいつも挨拶を交わしている元デモの茂野さんが
見に来て応援してくれた。
これで、気持ちもリラックスできたのか、いつも通りの滑りで
下まで降りる事ができた。







次は不整地大回りだが、朝からの積雪でBコースが検定どころ
の状態では無いので、皆でデラパージュ。。
何とか普通にターン出来る様な状態になった。
この種目は、とにかく体が遅れない事と、左端の柔らかい雪に
足を取られない様にコース取りを考えて滑る事、後は
右外足の時に体を内向させて谷回りを行う事を意識した。







雪は結構柔らかく、後半は緩斜面になるがそこで減速してしまった。
全体出来にはいつも通りの滑りだが、強いて言えば、後半にスピード
を付ける為に、中盤からはもう少し浅回りで降りてくれば
良かったと思う。
この種目も何とか無難に出来たのでまずは一安心。
後は問題のDコースの種目を残すのみとなった。

Dコースのトップに移動し、まずは整地小回り。
検定員は棚の左端に3人並んでいる。
テクニカルの滑りを見ていると、どうやら棚の落ち込みから下
3ターン位から後は採点には関係ないようだ。
すぐ、次のスタートが始まるので、何とかあそこまでは
スピードに乗って行く事だけを考えた。
スタートすると、思ったよりぼこぼこしていて
足を取られやすい感じがしたので、つい板の振りを小さくしてしまい、
体があまり前に伸びれなかった。
その結果、ただ左右に早く振ってしまうような感じになってしまった。
棚の落ち込みは上手く体を落とし込んで合わせられたが、
全体的にはただ早いだけの滑りになってしまったような
気がする。







続いて、整地大回り。
この種目も検定員がDコースの分岐の部分に立っている。
スタートし、1ターン目までクラウチング姿勢で行き、
3ターン程で検定員の横を通過。
その後はゴールまで難なくターンし終了。









そして、問題の総合滑降はD1コースへ行くかD2コースへ
行くか解らない状況だったが、最終的にD1コースへ
まっすぐ滑り降りる事になり、更にゴールエリアが緩斜面の
遙か彼方まで伸びていた。
雪が柔らかい上に緩斜面で減速されることが予測できたので
なるべく小回りを入れたくない気持ちもあったのだが
リズム変化の事を考えていると棚と下の斜面から緩斜面
になるところでリズムを小さくする以外になさそうだったので
とにかく、最初の急斜面はクラウンチング姿勢で
下までターンし、棚で中回りぐらいの弧で調整しつつ
棚から下へ落ちる斜面変化でギルランデ。。
下の斜面では大回りから緩斜面への切り替わりで
中回りをクラウチング姿勢で行い、最後の緩斜面は
少し大きめのターンでゴール。という感じとなった。
実際に滑ってみると、これでも最後のスピードが
無かったので、中間地点のギルランデは余計だったと考える。
また、棚の中回りも多すぎて減速要素になっていたような気がする。
検定員はゴールよりも先で見ていたので、棚の部分はあまり
見られないので上手くごまかせたかもしれない。











最後は中回り。
スタートは棚の中盤で、スタートの場所に行った時には
テクニカルの受験者がどんどんスタートしていたのを
見ていたが、正直棚の先が見えずゴールしたのも
あまり解らない状況だったが、総合滑降や大回りで
どんな状況か解っていたので、他の受験者のターン弧の事は
考えずに自分なりの大きさで滑った。
たぶん、他の受験者よりは少し大きめのターン弧になっていて
ターン後半を上手く仕上げていけたと思う。











こんな感じで朝振っていた雪も終わり頃にはほとんど
振っていなかったので、終了後は2,3本次の滑りのテーマである
グラインドを意識した滑りを練習した。
また、少し大きめに開いて、内足の折り畳みも意識してみたが
すごくぎこちない気がし、折り畳みを意識すると外足が伸ばせなかった
りして、久しぶりに納得のいかない滑りを体験した。
今後練習が必要である。

というわけで、3時過ぎに合格発表が行われた。

まず、総評は「ほとんどの人がトップコントロールが出来ていない」
との事でした。

そして結果発表。。。
「クラウンは残念な事に合格者はいませんでした。。。。」
「テクニカルは??番と??番の2名です。。。」
と発表された。

その瞬間。かなりのショックを受けたが
その時、自分の不整地小回りがたまたまビデオで
流れていたが、正直ターンでは無くトップを下へ落としている
だけであった。足も閉じすぎていた。

リザルトを見に行くともっとショックな事に以下の結果となっていた。

不整地
小回り
不整地
大回り
整地
小回り
整地
大回り
総合
滑降
整地
中回り
合計
79 79 79 79 79 79 474

去年よりも2点も下がってしまった。
たぶん、種目の改正に合わせてSAJでレベルの見直しが
されたのかもしれない。
正直、整地小回り、不整地小回り、総合滑降は
仕方がない気はしたが、中回りと大回りで80が出なかったのは
ショックだった。
終了後、検定員の方に内容を聞いてみると、

不整地小回りは
足を閉じて、板を縦に落として来ているだけだとダメで
やはり、弧を描いてこないとダメらしい。

大回りはターン後半意識して脚を曲げていた事を
指摘され、トップコントロールをしていないと判定されたらしい。
でも、中回りでは80を出してくれた検定員の方もいたので
今後、その部分を修正していきたいと思う。

整地小回りは
カービングを意識して早い切り返しをしてしまっていた
事を指摘され、今後はひねりも意識した滑りをするように
言われた。
早さの中にスピードコントロールという意味で舵取りでの
トップコントロールをひねりを用いて行うのは少し難しい
気がするが、技術戦に参加している選手が最近やっている
技術であることは知っているので、本やビデオで研究していきたいと思う。

とすると、こんな結果になったのも納得行くが、
それぞれの課題を克服していく辛い訓練がこれからも
続くのかと思うとちょっと悲しい気がする。

とりあえず、後日送られてくるビデオで80を出している人と比較しながら
滑りの修正をし、3月にまた受験しようと考えています。