カナダとの交流の記録


カナダ親善訪問旅行(35周年記念行事)


昭和60年8月11日より8月18日まで


昭和58,59年と日本を訪れ,津島にも、宿泊し親善の輪を広げた、カナダ柔道協会のヨシ・センダ先生から「カナダヘ来て下さい」との招待が我が津島柔道会へ届いた。
津島柔道会も暁道場の発足から,はや35年を迎え,何か行事をと思っていた矢先のこと「是非伺おう」と,いうことになり,名古屋柔道協会の大矢先生が団長となり、水谷会長以下津島柔道会役員有志が,カナダ・アルバータ州レスブリッジ市へ向うことになった。
カナダでは,合同練習のほか,投の形,固の形,極の形を披露する日程がある。
カナダヘの訪問が決ってからは,大矢先生をはじめ多くの人々の協力のもと、形の特訓を行うなど準備に追われた。
以後は,日程を追ってつづってみることにしよう。

<第1日 8/11>
訪問団の全員は,まず,錬成館へ集合,役員の家族、柔道後援会の父母,津島市の職員等の皆さんに見送られ,名古屋空港へ向かった。
名古屋空港では,愛知県柔道連盟の方々が見送りにこられ、やがてソウルに向けて機上の人となった。
出発は午後1時15分。
午後3時にソウル着後,4時間の待ちあわせの後,午後7時ジャンボ機に乗り替えて,アメリカはロスアンゼルスヘ向けて離陸した。
10時間の長い長い空の旅だった。
ただこの長い空の旅の間に,日本では航空史上,最大の事故が起きていた。
ロスアンゼルス空港では,また,5時間40分の待ち合わせが有り,ウェスタン航空で、カナダはカルガリ-空港へ着陸したのは、夜12時だった。
この時飛行機の窓から見たカルガリ-の市街地の夜景は,おとぎの国を見る思いがした。
カルガリ-空港の税関で通関手続を済ませ外へ出るとき,思わず身振るいをした。
いよいよカナダヘ来たんだなという緊張感のせいか・‥と思ったら,実はこの時の気温
がなんと済氏7度であった。
ここは北緯51度,樺太中部(サハリン)と同じ緯度にある。
そして,大陸気候である。
後で聞いた話だが,この3日前に,霜が降りたということだった。
「たしかにこの夏は涼しいですよ」と云っていたが涼しいってもんじゃないよという気がした。
それはともかく,空港へは,ヨシ・センダ先生をはじめ,この後我々をお世話して下さる人々が大勢出迎えに来てくれていた。
そして,その夜はカルガリ−市内のホテルに泊まることとなった。


<第2日8/12>
朝8時30分起床
ホテルの一階で,軽い朗食をすませると,カナダのみなさんの車に分乗し,一路国道ハイウェイをレスブリッジヘ向った。
途中,フォートマックロードで騎兵隊の砦を見学。
各々,ホームステイ先に落ち着いた後,ニッカ親善ジャパンガーデンを訪問,夕方レスブリッジ大学で合同練習を行った。
投の形,囲めの形,乱取り稽古をし終ったのが8時過であったが,あたりは,まだ薄明るく,ここでも北の国であることを,思い知らされた。
それと標高1,000mでの稽古は,いかにも空気が希薄だと思った。
夜タムラ氏宅の庭でバーベキューパーティーによる歓迎会が行われ終ったのは,深夜も11時を過ぎていた。
パーティ終了後ホームステイ先に帰ったが,ホームステイ先は各地に散らばり,一番遠い所では,レスブリッジから60Kmも離れた,テーバータウンに宿泊したものもあった。


<第3日 8/13>
午前10時30分頃レスブリッジ市役所前に集合。
市長を表敬訪問,津島市長の親書を手渡す。
つづいてレスブリッジ大学の学長に会見する。
午後は,アメリカとの国境に近いストンパークへドライブする。
地図の上でカナダを見れば広いことはわかるが,実際道路を走るとまさしく広いと実感する。
市街地を一歩出ると,見波すかぎりの麦畑。
背の高い木がはとんどないために360度の地平線が見える。
ゆるやかなウェーブの麦畑のかなたにロッキー山脈が青く見えるのみである。
夕方,6時30分より,レスブリッジ大学で合同練習。
極の形を披露し,つづいて大矢先生の熱心な技のご指導があり,夜9時よりOZレストランで我が柔道会主催の返礼,パーティを行う。


<第4日 8/14>
午前中自由行動,今日でホームステイを終り.バンフヘ移動するため,各々,ホームステイ先の方々と歓談したり,おみやげを買に街へ出たりと思い思いに,半日を過ごした。
正午レスブリッジ大に集合し,別れを借しんだ後,2台のマイクロバスに分乗し,ロッキー山脈の名勝バンフ国立公園へ向った。途中,ロッキー山脈の山々や,美しい湖を眺めつつ,夕方7時半バンフへ到着した。
夜宿舎のペットに入る頃雨が降り出した。


<第5日 8/15>
朝7時30分起床
昨夜の雨がまだ降っている。
8時半よりバンフの中心街へ出て,買い物をする。
驚いたことには,日本語の通じる店の多いこと,毛皮が安いこと,そして食べ物の盛りが多いことだった。
昼食後,コロンビアアイスフィールドへ出かけた。
これは,何万年もの昔に出来た氷河に登り,直接,手に触れることのできる場所である。
この氷原の広さは,400平方Km近いそうである。
ちなみに津島市の面積は,約25平方Kmである。
この夜は,部屋ごとに思い思いの食事をっくって,カナダ最後の夜を楽しんだ。


<第6日 8/16>
楽しいカナダ旅行も,最終日サルフアマウンテンのゴンドラで展望台へ登った。
そこはなんと昨夜,雪が降り棲もっていた。
時ならぬ雪合戦をしたり,眼下に広がる大自怨を楽しんだ。
カナダ柔道協会の皆さんの見送りを受ながら,午後3時30分,カルガリ空港を出発した。
そして,ロスアンゼルス,アンカレッジソウル経由で日本時間 8/18午後0時25分,名古屋空港へ到着した。
第一印象は,実に暑い!!であった。
我々は,一週間駆け足でカナダを親善訪問した。
その間数多くのカナダの方々の厚いもてなしを受け,そして,その熱い心に触れることができた。
しかし,このふれあいは,はじまったばかりである。
柔道を志し柔道を愛する心が,我々の友情を今後も深めることができるであろう。



カナダ親善柔道チーム来訪  

   
昭和62年8月19日より24日まで


カナダの親善柔道チームは,過去にも時折訪日し,短時日,当地を訪れたことはあったが,今回のように1週間あまりも滞在したことはなかった。
この訪問団は,我々が以前訪問したアルバータ州の選手を中心に構成され,団長は,ヨシ・センダ先生である。


<8/19>
夕方,4時30分 一行は,バスで錬成館に到着し,各ホームステイ先へと落ち着いた。
ホームステイは,水谷会長宅をはじめ津島柔道会の役員宅があてられた。
<8/20>
午前中,愛知県スポーツ会館にて練習
午後,津島市役所を表敬訪問,市長と歓談した
夜は錬成館で練習


<8/21>
午前中,愛知県スポーツ会館にて練習
午後は自由行動
20日,21日は,津島柔道会の会員が,ホームステイ先を訪問し,2年前に我々が,カナダを訪れた際の旧交を温めたりし,夜おそくまで談笑した。


<8/22>
午前中,愛知県スポーツ会館にて練習
午後,長島温泉スパーランドで遊ぶ,日中は,流水プールや数10mの高さから・すベり降りるウォータースライダー,チューブの中をすべるすべり台,波をおこすプールで,はしゃぎまわって遊んだ。
夕方から,遊園地でジェット・コースターなどに興じたのち、夜は、仕掛花火のショーを楽しんだ。


<8/23>
この日の朝,三日問の宿と別れ・バスで京都へ向う。
打ち上げ花火,三十三間堂,平安神宮,御所等を見物。
京都パレスサイドホテルに宿泊した。


<8/24>
京都見物のあと,津島へ帰着。
名古屋で宿泊のあと8月26日カナダヘ帰国した。
ホームステイを受け持った会員諸氏及び家族の皆さん、大変御苦労様でした。

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