ブライアン・カザウェイ ・インタビュー 

(2000.7.11 Eddie Goldman@eyadaより)


(Eddie) パンクラスのライト・ヘビー級トーナメントに参加する選手、
この人はしばらく表舞台から遠ざかっていましたが、最近またアクティブに
活動を始めました。
ブライアン・ガサウェイ選手です。ブライアン番組にようこそ。

(Brian) やぁ、元気ですか?(暗い感じで)

(Eddie) あなたの友人のショーニー・カーターが、あなたの事を「バッファロー」と
呼ぶように言ってましたが。何でなんですか?

(Brian) いや、僕は何でも試しに食べてみるんだが、バッファローも食べてみて・・・
ショーニーは、いつも、そんな風にニックネームを付けたがるんだよ。

(Eddie) そうですか、面白い話ですね(面白くなさそうな反応に困っている感じ)。
ところで、あなたは2年ほど前はたくさんの試合に出ていました。最近、また
アクティブに始めるまで、試合から遠ざかって何をしていたんですか?

(Brian) そうだね。僕は試合を始めるまで、ろくにトレーニングをしていなかった
んだ。IFCでデビューしたのはトレーニング開始5ヶ月だ。何回か戦っていくうちに
上達してきた。きちんと練習できる場所を探して、ボブのスクールでショーニー
に会った。そして練習を続けていたんだよ。

(Eddie) パンクラスはルールを変更してUFCやIFCのようなNHBルールに近くなり、
ミドル・ライトヘビー級を設けました。これはとても重要な大会になります。
あなたは、どの位の体重で戦いますか?

(Brian) 185ポンド(84kg)位で出るよ。多分、ライトヘビーでは軽いほうだろう。

(Eddie) ウエイト・コントロールに心配がないのはメリットにもなりますね?

(Brian) 僕は体重を増やせないたちで、今まで一番体重があった時も192ポンド
だった。

(Eddie) 現在の、あなたのファイト・スタイルを説明して下さい。

(Brian) スタンド・ファイトが好きだね。ボクシングとエディ吉村の松涛館
で練習していたから。グラウンドも上達してきたけど、スタンドで叩きのめす
ほうが好きだ。

(Eddie) パンクラスはグラウンド・テクニックで知られる団体です。彼らは
ボクシングやキックもやっていますが、選手のほとんどはグラップラーです。

(Brian) うん、日本人選手のビデオを見てみたけど、スタンドからすぐに
寝技に移行する感じだね。

(Eddie) まだ1回戦の対戦相手は決まらないんですか?

(Brian) いや、マネージャーに聞いたけど、最初に予定されていた選手が
出られなくなって、新しい選手を探しているようだ。

(Eddie) あと1週間半で試合です。対戦相手が決まらないのは練習に
影響しませんか?

(Brian) こういうことはよく起こるからね。大した影響はないよ。

(Eddie) 寝技は、どの位していますか?

(Brian) 毎日1時間半くらい練習している。自信はあるよ。

(Eddie) 自分のグラウンドを、どう評価しますか?パンクラスの選手は毎日
サブミッションの練習をしています。

(Brian) レッグ・ロックと膝十字には自信がある。そしてコントロールだ。
相手に隙があったら、レッグ・ロックをねらうよ。

(Eddie) 私が今手に入れている参加選手リストは5人です。日本人が4人。
アメリカ人は、あなたが一人だけです。こういう中で戦う事をどう思いますか?

(Brian) 別に、その事でプレッシャーはないよ。アメリカを代表して日本と
戦うわけでもないし。ただ戦いに行くだけだよ。彼らもキング・オブ・パン
クラスをアメリカ人に取られたくないとは思っているだろうけど。
いい競い合いができると思う。

(Eddie) そうだね。プロモーターは日本人対アメリカ人のようなアングルを
組みがちだけど、我々アメリカのファンだって日本選手に興味があるし、
選手は、そういう事を考えないで、良い選手の良い技術を学ぼうとするからね。
出場した選手に聞くと、パンクラスは選手にとても良くしてくれて、また参加
したいと思わせるところらしいけど?

(Brian) うん、ファースト・クラスだよ。パンクラスのようにしてくれる団体
は、あまりない。選手を王様のように扱ってくれるからね。

(Eddie) パンクラス・トーナメント以外には、どういう試合に出ますか?

(Brian) 8月にはK-1で戦うよ。多分、僕が一番小さいだろうね。選手の平均は
220ポンド(100kg)位だろうから。9月には松涛館トーナメントがある。
NHBでは、UFCとは話をしているけど。政治的なことがあるみたいで。

(Eddie) 今かかっているのはパンクラスのテーマ・ミュージックだよ。
聞いたことあるよね?

(Brian) うん。

(Eddie) T-シャツも格好いいんだ。おみやげに買ってくるといいよ。
高くないから。今まで日本には何度くらい行ったんですか?

(Brian) 今度が4回目だよ。

(Eddie) いつも、何をおみやげに買ってきますか?

(Brian) 妻への小物だね。選手達には雑誌だ。

(Eddie) うん、日本には色々な良い格闘技雑誌があるからね。
格闘技雑誌だけじゃなく、プロレス雑誌もパンクラスを取り上げているん
だよ。パンクラスは試合は真剣勝負だけどプロレスの一種として始まった
んだ。アメリカでは考えられないよね。プロレスといったらWWFみたいな
バラエティーを思い浮かべるだろ?
日本ではプロレスの客層と格闘技の客層が同じなんだ。
でも、熱心なファンに支えられている。

(Brian) それは感じるよ。アメリカでは、もっとポジティブな宣伝が必要だね。

(Eddie) 自分がやっている事を人に説明する時に、何と言ってますか?

(Brian) 一般の人にという意味?自分はNHBファイターだって言っている
けど、時間が無いときはキック・ボクサーみたいなものだと言うかな。
大抵の人はボクシングを思い浮かべるみたいだけど、「金網での戦いを見た
こと有る?」というと、「あー、あれか!クレイジーだ」っていう反応だね。
スーパー・ボウルみたいな大会が開かれるようになって欲しい。

(Eddie) うん、そうだね。でもNHBは歴史が浅いから。最も古いUFCとパンクラス
も7年の歴史しかないんだ。フット・ボールにスーパー・ボウルがなくて、
NFLが10個あって、それぞれチャンピォンを認定しているようなものだ。
ボクシングも団体が分裂して混乱している。
シカゴでは小さな大会には出ているんですか?

(Brian) 前は出ていた。金のためではないんだ。ファイトで貰える金なんて
たかが知れているし。野球のようにトップ・アスリートが莫大なマネーをも
らえる状況じゃないからね。

(Eddie) テレビ放映の問題がありますからね。UFCも財布がどんどん小さく
なっていく。ファイト以外の本業では何をしているんですか?

(Brian) シカゴの「ジェントルマン・クラブ」のマネージャーだよ。

(Eddie) ショーニーがいつも話しているやつですか?

(Brian) そうだよ。ショーニーは、そこのセキュリティをしている。

(Eddie) そこはUFCのPPVも放映しているという所ですね?

(Brian) そうだ。オーナーはとても理解を示してサポートくれるんだ。
ファイトをやりながら働ける仕事を見つけるのは難しいよ。

(Eddie) ストリップ・クラブと格闘技界の関係は深いんだよね。格闘技
ファン向けの商売ではないけど、ファンは、どこにでもいるから。
ボクシングもそうだ。これはマスコミでは語られてこなかった事だけど。

(Brian) そうだ。試合の打ち上げを女の子達とやったりね。
あぁ、僕は結婚したから関係ないよ。

(Eddie) でも、あなたはまだ働いているんでしょ?

(Brian) 僕の妻も、そこで働いているし、理解を示してくれるよ。

(Eddie) それは、いいことだ。結婚している女性や恋人がいる女性がダンサー
として働く事に偏見を持っている人もいるけど、彼女たちは普通の女性なんだからね。

(Brian) そうだ、きちんとした考えを持っていて学校に行く人もいるし。

(Eddie) きちんとした考えを持っている女性は、どこにでもいて、色々な
仕事をしているからね。
ところで、パンクラスでの対戦相手は何時決まるんでしょう?

(Brian) 上手くいけば、明日には分かるはずだ。大した違いはないよ。
誰に対してもゲーム・プランを変えるわけではないから。

(Eddie) 私は、このトーナメントを楽しみにしているんだ。新しい名前が
沢山いるし、彼らは大会を拡大していくようだ。
ブライアン、グッド・ラック。有り難う。


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