フランク・シャムロック・インタビュー 

(2000.6.16 Eddie Goldman@eyadaより)



6月16日(金)の放送。
Dave Meltzer のレスリング・オブザーバー・ライブ。
放送開始、1時間23分後にフランク・シャムロック登場。

(Dave) やぁ、元気かいフランク。
(Frank) とっても、いい調子さ。ここに来ようと思って、車がない事に気付いた。
どうやって、来ようかと思ったよ。タクシーをひろうのに40分かかって。
ようやくたどり着いた(笑)。
(Dave) ここで、週末を過ごすの?
(Frank) うん、明日、クレージー・ボブとエキジビションをやるんだ。

(Dave) 一番の質問は、これからも戦うのかってことだけど?
(Frank) 桜庭との試合は交渉中だよ。あと一週間くらいで決まるよ。
(Dave) DSEは、その試合を8月27日の西武ドームでやりたいんだろ?
(Frank) そうだよ。
(Dave) 状況は?試合することになりそう?
(Frank) 今現在は・・・・。多分、8月には組まれないだろう。
理由は色々あるけど。ピーナッツ(小銭)のために戦う気はないし、
最後の瞬間まで契約を待つ気はないよ。
(Dave) 理解できるよ。トレーニング不十分で戦いたくないものね。
(Frank) そうだ。そして、この試合が8月に行わなければ、11月に
サンノゼで戦いたい。
(Dave) エエッ、本当かい!
(Frank) そうだよ。だから桜庭の契約内容を調べている。

(Dave) サンノゼ・アリーナで行われるの?
(Frank) そうだ。サンノゼ・アリーナで行われるストライク・フォース
のイベントで他にはキック・ボクシングの試合が行われる。
11月4日の「チャンピォン・オブ・チャンピォンズ」という
ショーの良い対戦相手を探しているんだ。
桜庭との試合が8月に行われなかったら、11月に戦いたい。
どっちにしろ、桜庭とは戦って僕が倒すんだから(笑)、できれば
サンノゼでやりたい。
(Dave) カリフォルニアでの総合格闘技合法化の話は、どうなっているの?
(Frank) 今みたいなダーティビジネス(笑)じゃなくて、正式にコミッション
が認可して、ルールを決めた試合ができるようになるといいね。
定期的に試合が行われて、十分なファイトマネーが支払われて。
まぁ、どうなるかわからないよ。ケーブルTVでPPVされるようになると
いいね。
(Dave) PRIDEは7月にもPPVを行うよ。前回も、よくやったね。何人くらい
見たか知ってる?
(Frank) うーん。未確認情報によると(笑)、1万人が見たらしい。
(Dave) DirecTV加入者の380万で割ると、0.2%の視聴率かな?計算できない。
誰かe-mailで教えてくれ。(0.26%が正解)

(Dave) e-mailでの質問。
桜庭戦について、これはさっき答えてくれたか。
サンノゼの試合でのルールはどうなりますか?
(Frank) アスレチック・コミッションで公認されたルールで、
後頭部へのパンチ禁止。脊柱へのエルボー禁止。顔面へのエルボー禁止。
グラウンドでの膝も禁止。これらは確実だ。
何であれ、カリフォルニアのアスレチック・コミッションが公認した
ルールが我々のルールになるよ。
(Dave) ルールの違いは、どのくらいファイトに影響するんですか?
アレックス・アンドラデがUFCで反則負け(靴をはいてキック)
になりましたが?
プロレスラーがNHBに出た場合は、きちんと切り替えられると思うんですよ。
プロレスに戻ってきて、いきなり顔面パンチの癖がでる奴はいないでしょう。
(Frank) 僕は、色々なプロモーションで色々なルールで戦ってきたよ。
パンクラス、リングス、VT、UFC。準備なんかしなかったよ。
僕はアレックスは好きだけど。ルールは把握しておかなくちゃね。
プロのアスリートなんだから。

(Dave) ヒクソンと船木の試合を見ましたか?どう思いましたか?
(Frank) 信じられないよ。船木があんな負け方をするなんて。今までの
彼にはなかったことだ。
(Dave) あなたは何度も船木とグラウンドで戦いましたよね?
(Frank) 船木はインクレディブル(信じられないほど素晴らしい)だよ。
インクレディブルなサブミッションだ。何が起こったのかわからない。
だけど、つまり・・・・。わからない、わからない。
本当に「ウワァー」って感じだ。
(Dave) 僕も試合を見たけど、何かおかしいみたいだった。
(Frank) うん、何かがおかしかったんだろう。
誰が何をして、何が起こったのかわからない。
ヒクソンはグレートだよ。でも、あれは自分の知ってる船木の戦いじゃなかった。
つまり、確かにヒクソンは勝った。だけど・・・・・、いや、わからないや。
(Dave) ハハハハ。
(Frank) つまり、僕は本当に「ウワァー」って感じなんだ。

(Dave) どのくらい闘いとコーチを続けますか?
(Frank) 予定としては、35になったら、もう戦いたくないよ。
コーチは一生続けるさ。でも、ファイトは33,34,35かな?
これ以上身体を壊したくないよ。
(Dave) ダン・サバーンが42歳にもなって、毎月のように戦っているのを
どう思いますか?
(Frank) うん。彼は、僕よりタフなんだよ、きっと。凄いと思う。
でも自分の身体を、そんなふうに酷使したくないよ。

(Dave) カリフォルニアでの生活はどう?
(Frank) ビーチも近いし、いい所だよ。でも桜庭との交渉や、船木ヒクソン
戦のトラウマが頭を悩ませているんだ。
(Dave) なんで、ヒクソン船木が頭を悩ませてるんですか?
(Frank) ヒクソンはペーパー・チャンピォンだよ。確かに素晴らしい柔術家
だ。でもメデエィアが創り上げたペーパー・チャンピォンなんだ。
ヒクソン自身も分かっているだろう。自分や本物の格闘家は、みんな
知っていることだ。船木は本物だ。
それなのに、あんな負け方をしてしまい、ヒクソンが名声を上げた。
困ったことだ。
(Dave) ホイス桜庭は?ホイスには勝てる見込みはなかったと思うけど。
(Frank) ホイスが桜庭に勝つのは無理だよ。
(Dave) 時間無制限だったから、ずっとあのまま続くのかと思ったけど。
(Frank) ひどいよね。
(Dave) でも、いくらやってもホイスに勝つ見込みはなかった。
(Frank) その通りだ。ホイスのスタイルは時代遅れだよ。

(Dave) 桜庭は、あなたと共にミドル級最強ですか。
(Frank) その通り、とても印象的なファイターだよ。
(Dave) 他のファイターを、どうランクしますか?
(Frank) 自分と桜庭がトップで、次がテイトとヒクソンが同じくらい
のレベルかな?それ以外は、大勢いるね。トップ4は、こんなものだ。

(Dave) ブラガとかは?
(Frank) そのレベルの選手はストライカーだったりグラップラー
だったり、単機能の選手だよ。判断を難しくするのは、その日に
よって、調子が変わることだ。
(Dave) ヴァンダレイ・シウバあたりとは、どう戦いますか?
(Frank) グッド・ストライカーだね。僕も今はストライカーなんだ。
いや、ストライキングもできるグラップラーか。
シウバはやりにくいタイプだよ。グラップラー相手なら心配しない。
打撃でKOしてきたからね。
でもシウバやビトー・ベウフォートのようなストライカー相手だと・・・。
(Dave) ビトーは柔術もできるでしょ?
ビトーの試合、ビデオで見たけどグッド・パンチャーだね。
(Frank) グレート・パンチャーだよ。彼は一時試合を離れていたけど
デンジャラスなファイターとして戻ってきた。彼と試合できたら
いい試合になるよ。
とにかく、僕が恐れるのはストライカーだけだよ。
(Dave) でも、そういう相手にはグラウンドで行けばいいんじゃないですか?
(Frank) キックしたいんだよ。今や、レスリングとボクシングがファイト
の主流になっていて、サブミッションは誰も使わない。
キックは、まだ主流になっていないから重要な武器なんだ。
そこがヴァンダレイ・シウバのアドバンテージにもなっている。
彼は僕よりもキックが上手い。ティト戦でもわかるように、
キックは僕の武器なんだ。ベウフォートがパンチで来るならキック
で倒すよ。

(Dave) WCWやWWFには興味がある?
(Frank) うん、WCWとECWからはオファーが来たよ。でも、あんな大変なロード
を続けるのは嫌だよ。あんなハード・ワークは嫌だ。



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