(Eddie)
7月8日にテキサス州アマリロで復活を遂げる、Unified
Shoot Wrestling
Federation (USWF)。そのヘビー級チャンピォンとして、この人も復活します。
ミスター・エヴァン・タナーです。やぁ、エヴァン、元気かい?
(Evan)
とってもいい調子だよ。ゲストに呼んでくれてありがとう。
(Eddie) パンクラス、UFC、USWFを休んでいた間、何をしていたんですか?
(Evan)
ハハ。別に普通の生活だよ。格闘技じゃない、普通の仕事をして、全てを忘れ
てリラックスしていたんだ。
(Eddie) 旅行したと聞いたけど。
(Evan)
サウス・ダコタに行ってたんだ。楽しかったよ。
(Eddie) USWFは、何が原因で休止していたんですか?
(Evan)
ボクシング・コミッションが認可してくれなかったし、前のプロモーターの
スティーブが教師とダンサーの仕事が忙しくて、続けられなくなった。
USWFは、アマリロの地域社会に根付いているものだ。だから、他の州のプロモーター
にまかせたりしたくなかった。それで、僕が引き継ぐことにしたんだ。
(Eddie)
前の会場が改修で使えなくなったこともあるよね。
新しいニュー・アマリロ・ナショナル・センターはいい会場だ。
(Evan) うん、9800席あるし、エアコン付きだ。これでUSWFがレベル・アップしてくれ
るといいね。
(Eddie)
会社のオーナーであり、プロモーターであり、選手も続けるのは難しくないですか?
(Evan)
ハ、ハ。僕は今までの人生で忙しかったことがないから、どうなるか見当がつかな
かった。朝の7時半から夕方4時まで仕事をして、その後9時までトレーニングだ。
その後、仕事に戻って、午前3時半まで仕事することがあるんだ。
(Eddie) どんな仕事があるんですか?
(Evan)
色々と細かい許可や使用料やら、びっくりするよ。
(Eddie)
テキサス州のスポーツ・コミッションがシュート・ファイトの興行を許可しましたよね?
(Evan)
そうだよ。興行をプロモートする許可が出たんだ。
(Eddie)
トレーニングについても聞かせてください。
(Evan)
アマリロ・ケンポー・カンフー・キックボクシング・センターでトレーニングしている。
変な名前だけど、色々教えているところなんだ。
オフィシャルUSWFファイト・スクールを開く許可ももらっているんだ。
(Eddie)
そうすると、会場だけではなく、去年の大会から関わっている人も違うんだね。
(Evan)
昔からのスタッフも関わっているよ。新しい人達もいるけど。
(Eddie) 対戦相手ANKBスーパーヘビー級キックボクシング王者ラウル・ロメロについて。
ANKBヴァーリ・トゥード王者でもあるんだね。
(Evan)
メキシコ・シティ出身の選手だ。ビデオで2試合見ただけで、他は知らない。
(Eddie) VTも経験しているけど、スタンドの選手なんだろうね。
(Evan)
うん。自分の知っている限りでは、基本的にはキック・ボクサーだと思う。
(Eddie) USWFのルールについて説明して下さい。シュート・レスリングというのは、
UFCなどのNHBとは違う物ですよね?
(Evan)
ルールは旧パンクラス・ルールと似通っているよ。掌底はOKだけど、拳とエルボー
は禁止だ。キックと膝での頭部への攻撃は許されている。
(Eddie) 膝での頭部への攻撃はいいんですか?
(Evan)
テキサス・コミッション・ルールの施行は、次の試合後だよ。そのルールでは、
頭部への膝は禁止、グラウンド打撃はOKだけど、オープン・ハンドに限られる。
(Eddie) イメージとしては、KOでなくサブミッションで勝負が決まると思っていいんですか?
(Evan) 熟達していなければ、掌底でKOを奪うのは難しい。流血も、めったにないし、
より多くの人に見てもらえると思っている。両親が子供を連れて見に来ることができると思うよ。
危険の少ないスポーツとして、これがいい面だ。
(Eddie)
スティーブは上手くオーガナイズしていたよね。選手のほとんどは、高校などの
レスリング・コーチが本職だけど、プロフェッショナルな選手として見ることができたし、
アマリロのマスコミも一般のスポーツと同じように報道していた。
(Evan) その通りだ。
(Eddie)
あなたも、高校時代はチャンピォンでしたね。ローカル新聞と連絡を取りましたか?
(Evan)
ポスターとかパネルに忙殺されて、まだメディアとの連絡はとっていない。
(Eddie) e-mailでの質問です。
UFC, パンクラス、PRIDEに出場の可能性はありますか?
(Evan)
うん、もちろん、これらのどの団体にも出場したいよ。僕の知っている限り、
パンクラスはルールを変更して、NHBをやるようになったんだろ?
(Eddie) うん、今やUFC、修斗、パンクラスは皆、似たようなルールだよ。
(Evan) パンクラスかPRIDEで戦ってみたいね。今は復帰第一戦に集中しているから、
全てはその後だけど。オファーをもらえたら日本で戦いたいよ。
(Eddie) USWFの復活第二回大会は10月に予定されていますが、その間はどうですか?
(Evan)
今までは、たくさんの試合に出過ぎたって反省している。これからは、試合間隔
を開けて一つ一つのファイトに十分な準備ができるようにしたい。
(Eddie) 現在のウェイトは?UFCでは200ポンドでヘビーとミドルを分けていますが、
今後カリフォルニア・コミッション・ルールを採用するかも知れません。
そうすると、+225ポンド(スーパー・ヘビー),
-225(ヘビー), -195(ライト・ヘビー),
-180(ミドル)と細かく分かれることになります。
(Evan) ふーん、今の体重は195ポンドだ。ヘビーとライト・ヘビーどちらのクラスにも行けるね。
(Eddie) どっちがいいですか?
(Evan)
もう少し体重を増やして筋肉をつけた方が、動きも早くできる。でも、わからないな。
(Eddie)
ヒース・ヒリングとの再戦は、どうですか?最初はUSWFで戦う予定だったとか?
(Evan) オファーしたよ。でも、出場に10,000ドル、勝ったら30,000ドルを要求してきた。
本心では、あまり戦いたくないようだ。
(Eddie) 30,000ドルといったら、フランク・シャムロックやバス・ルッテンがもらうような
金額じゃないか。USWFの総予算を超えているんじゃないの?
(Evan)
総予算の倍以上かもね。僕もヒースも、まだそれだけもらうレベルじゃない。
(Eddie)
ロープ・エスケープはどうなりますか?前の大会では3回のエスケープが許されていた。
(Evan)
僕はロープ・エスケープは好きじゃないんだ。技が極まってロープに逃げる
んならタップ・アウトしたのと同じじゃないか。できれば、エスケープなしにしたい。
(Eddie)
前にスティーブ・ネルソンと話した時は1エスケープにしたいと言ってました。
私もロープ・エスケープは嫌いなんだ。エスケープの起源を知ってますか?昔のUWF、
ここはシュート・スタイル・プロレスリングをやっていたけど、試合はワークでした。
チョークが極まりそうになった時に、やられている選手がなんとかロープに逃げるという
ようなシチュエーションでドラマチックなフェイク・ファイトを組み立てていたんですよ。
(Evan) ハハハ。
(Eddie)
でも本来、技が極まったら、ロープに近かろうが、遠かろうが関係ないですよ。
ロープに逃げられたらスタンドに戻って、技をかけたほうは、損をする。
(Evan)
その通りだ。僕としてはロープ・エスケープを完全に廃止して、プロレスやワーク・
ファイトの団体とは違った物にしたいね。
(Eddie)
いや、もちろん、パンクラスのようなリアル・ファイト団体もロープ・エスケープを
使ってましたけどね。さっきのは、起源の話です。ブラジルのVTもリングで行われることが
多かったけど、ロープ・エスケープはなかった。ロープを掴むのが禁止なんです。
その代わり、ロープ際まで行った選手を中央に引き戻す必要が生まれたんですが。
(別のスタッフ)
エディ。ケビン・ランデルマンから電話です。繋いで良いですか?
(Eddie) 繋いでくれ。
(Kevin)
俺はリングで2回戦ったことがあるけど、ありゃ、慣れてる奴に有利だな。
俺がエベンゼール・ブラガとブラジルで戦った時、落ちそうになったブラガをセコンドが
押さえて、その時に目を蹴られた。アメリカでは知らないが、ブラジルではそういうこと
があるんだ。金網を使えよー。
(Eddie) ケビン、USWFのビデオを見たことがあるかい?
(Kevin) ないぜ。
(Eddie) 一度、見てみるといい。UFCとは全く違う戦いになるんだよ。レスリングや
サブミッションが重要になる。リアル・プロフェッショナル・レスリングとも言うべき物だ。
普通のスポーツではプロとアマがあるだろう?でもプロレスはレスリングのプロじゃなくて
エンターテイメントじゃないか?
USWFはリアル・プロフェッショナル・レスリングのモデルになると思う。
(Kevin) 俺は、プロのNHBがいいなー。