コラム(第2回)

色々と思うことをコラムとしてまとめています。

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自動販売機からのプレゼントか..

 やはりくだらない話ですが、先日私が自動販売機で缶コーヒーを買おうとし た時の出来事です。缶コーヒーはたかが120円くらいですが積み重なると結構の 出費になります。それで買おうかどうか少しためらいながらも、たまたまその商品 が110円であったのと、のどが渇いていたし、少し時間があり手持ちぶさただっ たのも手伝い買うことと相成りました。

110円を投入して目当てのボタンを押すとその事態は起こりました。ガラガラと 音がして取り出し口からどんどんコーヒーが溢れ出てきて詰まってしまっています。 最初は事態が飲み込めませんでしたが、どうやら機械の故障でたくさんの商品が止 まらないで出てきてしまっているのだということが分かりました。パチンコのフィ ーバーのように取り出し口に詰まっている缶コーヒーを取り出してみると、なんと 25缶位も有りました。当たりが出るともう一缶出てくる自動販売機はたまに見か けますが、買う人みんなにこんなにサービスしていたのでは商売にはならないでし ょう。当たった様子は無いので明らかに故障です。

そこで気がついたのですが、今までたった100円少しを惜しみながらもコーヒー を飲むのを楽しみにしていた自分ですが、溢れんばかりの商品を手にしたとたんに 何故か飲みたいという気持ちが失せ、たくさんの1缶1缶があまり魅力的なもので 無く、なんでも無い無機的な物体に見え始めました。今まではとても欲しかったの に。仮にいつも通りに1缶しか出てこなかったらありがたく大切に飲んでいただろ う缶コーヒーが、たまたま自分の意に反して飲みきれないくらいにたくさん手に入 ってしまっただけでそれがただの商品にしか見えなくなってしまう。大げさですが、 これは予期しないで宝くじで大金を手にしてしまったり、バブルで大金のあぶく銭 を手にしてしまったり、はたまた仕事などでたまたま大金を扱う機会が有って金銭 感覚が無くなり、公私混同をして手を出してしまったりする時の状態に似ているの ではと少し思いました。幸か不幸か私はどれも経験したことは有りませんが。

そして欲しいものはやはり努力見合いで適度に手に入るのが幸せなのだと思いまし た。でも出てきた缶コーヒーは天からの授かり物としてありがたく頂きましたが。

つまらないお話でした。