コラム(第8回)

色々と思うことをコラムとしてまとめています。

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なぜ交通事故が多いのか..

 現在私の住んでいる北海道は交通事故が多いことで有名です。特に交通事故の死亡 者数はだんとつの全国一位を続けているようです。全く嬉しくも何ともないこの不名誉な 記録は何故生まれるのでしょうか。少し考えてみると何となく思い当たる節が有ります。

一番先に思い当たるのはスピードでしょうか。北海道は広いです。その為に道も広く真っ 直ぐで車やオートバイを運転するものにとってはこの上なくスピードを出すのにはいい環 境です。都会などに住むと道は狭く混んでいてスピードを出すどころかスムーズに走るこ とすらままなりません。 それに対して北海道はスピードを出そうとすればいくらでも出せてしまいます。勿論制限 速度もあり、事故は怖いという意識からスピードをなるべく出さないという自制心も働き ますが、いつでもスピードを出そうと思えば出せていまう環境ではいくら我慢しても自然 にスピードが上がってしまうのが人間としての心情です。スピードを出せば急には停まれ ないし、事故を起こした時の被害も当然大きいでしょう。

2番目に思い当たるのは雪でしょうか。。私はまだ北海道の冬をあまり経験したことがない のですが約半年近く雪が降っていれば当然車も滑りやすいわけで、滑りやすければ事故も多 くなるのが当然でしょう。雪国一般に言えることですが車は4WDが当たり前で必須とも言 えます。しかし本州の雪国と比べて決定的に違うのは気温が低いことで本当に道路が凍って ツルツルになります。4WDにスタッドレスタイヤでも少しアクセルを開けすぎると滑って 前に進まないくらいです。こんな状態ですので滑って事故を起こしてしまうのも多いのでし ょう。

3番目に思い当たるのはやはり自動車に乗っている時間も距離も長いことでしょうか。これ は交通機関の発達していない地域に言えることですが、自動車が無いとはっきり言ってどこ へも行けないし何もできません。買い物も通勤も観光もほとんど車で行きます。それは車で ないと行けないからです。電車やバスは一部の地域しか通って無く営業時間も驚くほど短い です。バスなど夜8時くらいまでやっていればいい方でしょうか。その為各家庭には1人一 台と言っていいほど車があります。車に乗る時間が長く、距離も長ければ当然それに比例し て事故も多くなるのは当然でしょう。

最後に思い当たる決定的なことは車に乗る資質に欠けている人が車に乗っていることでしょ う。これは車が無いと何もできないという事にも関連しているのですが、初めから車の運転 に向いて無く本来ならば車を運転してはいけない人々が多く車に乗っています。その人達も 多分自分は車に乗るのは向いていないので乗らないで済むなら車に乗りたくないのではと思 いるでしょう。交通機関が発達した都会なら移動手段を選ぶことが出来るので車の運転に向 いてない人は乗らないで済みます。でも車が無いとどうしようもない生活環境ならやむを得 ず乗ってしまうでしょう。

そういう人達というのは失礼かもしれませんが年をとった方々や奥様方に多いようです。自 分専用なのか小さい軽自動車などを運転しているのですが、一般的に考えると到底理解でき ないような不注意な車の扱いをしています。まず車が使い方によってはとても危険な道具で あると言う意識が無いです。車は単なる「足」で有り自転車の延長程度の意識しかないよう に思えます。

例えばスピードを出さないことは良いのですがとんでも無く遅いスピードで走っている車を 見かけます。そのスピードが制限速度などという常識的なレベルではなく時速20km位で かなり流れの速い道路を何の疑問も持たないで走っていたりします。農家の軽トラとかに多 いですね。尋常でないそのスピードのためにその車の後ろには延々と車がつながりイライラ したドライバーは無理に追い越しをしていきます。それでもスピードの遅い車は全く何の疑 問も感じないのか隣の奥さんや旦那さんとのんびりと話をしていたりします。多分スピード を出さない事は交通違反ではないので事故も起こりにくいのしょうが、その車が有るがため に交通に混乱が生じ、無理な追い越しなどのために事故が結構起きている気がします。これ は表面的には見えませんが。安全運転とは自分が危険な運転をしないことだけではなく、他 の車にも気持ちよくスムーズに走ってもらうように心がけることでもあると思うのですが。

それから安全確認が全く欠けているドライバーも居ます。交差点で曲がる際も道の脇から出 てくる時も、道路の脇に歩行者や自転車がいる時もほとんど注意してません。不注意と言う より見えてないようです。恐ろしいことです。子供をチャイルドシートも無しに前席に立た せたまま乗せた奥さんが、全く安全確認もなしにスーパーから自分の行く方向だけを見て平 気で出てきます。バックするときも前を向いたままだったりします。何を見ているのでしょ うか。制限スピードには妙にこだわる割には子供がたくさん歩いている横を全くスピードを 落とさないで平気で走り抜けたりします。スピードを何で落とす必要が有るのかを形式的に しか把握していないのでしょう。多分車のある生活に慣れすぎて車の危険性が分からなくな っているように思えます。分別のあるドライバーは慣れても危険性は常に意識しているはず ですので、それが薄れてしまうということは車を乗る資格は無しでしょう。

そんな車を運転する資格に欠けた不注意なドライバーの運転する車の危険行為を避けて事 故を起こしてしまいそうになることもたまにあります。もちろんスピード違反や暴走行為な ど絶対的に安全運転をしないことにより起こっている交通事故の方が当然の多いのでしょう が、このように本来車を運転するべきではない人々により引き起こされる潜在的な交通阻害 により間接的に起こっている交通事故も多いように思えます。オートバイに乗っているとも らい事故にあっても被害が大きいのは自分ですのでそんなことを考えます。まあ、人のこと ばかりでは無くまず自分の運転を見直して安全運転を心がけようと思いました。

つまらない話でした。