ZX12R
zx12r
  • 少し前のスタイル
  • フルカウルの状態
  • カウルを外したスタイル
  • 外したカウル一式
  • 塗装したホイール
  • 交換したマフラー
  • パワーコマンダー
  • オールペン後のスタイル

     ZX12Rのことを知ったのは1999年の10月だ。噂には聞いていたがカワ サキの新たな世界最速のフラグシップが出るらしいとの事がだいぶ明確になってきた頃 のことだ。バイク雑誌に掲載されたそのスタイルを見ていつ納車になるかなんて考えも せずに予約してしまった。実際に納車までは5ヶ月以上も待つことになるがそれだけの ことは有った。ZX12Rとはそんなバイクだ。まずそのどこから見ても斬新で他の追 随を許さないスタイリングだ。ハヤブサとかの他のメーカのバイクもほんの少しだけ気 持ちが傾いたものだが、ZX12Rの実物を目の当たりにするとその気持ちは消え失せ た。格好良すぎる。それが最初の感想だった。新幹線のようなそのスタイルは子供に大 受けだ。特に突き出た口(エアーインテイク)はZX12Rのイメージを決定づけてい る。

     実際に12Rの性能は筆舌に尽くしがたいほどに飛び抜けている。アクセルを開け た時のその加速はおそらくこの世の地面を走る乗り物においてはトップクラスのものだ ろう。ジェット機と比較しても300kmまでは速いのではと思う。全開までエンジン を回すのはかなりの気合いが必要だ。なにしろ6速有るのに2速で180km以上出て しまう。富士スピードウエーでは300kmの少し手前まで確認することが出来た。ダ ントツの速さだ。普通ではない。素人が簡単に300kmの壁に近づいてしまう。全く のノーマルでだ。恐るべきZX12R。よく言われる。直線だけのバイクだと。でもそ れはそれで素晴らしいことだ。他の追随を許さないなんて事はなかなか出来ることでは ない。実際12Rはコーナーでも速い。ビッグバイクとは思えないような速度で駆け抜 けていく。そんな性能がいつでもどこでも得られてしまう。危ないことなのかもしれな い。でも12R乗りはそのスピードと加速の麻薬にどっぷりと浸かってしまう。まわり に存在するどんな乗り物よりも鋭く高密度に加速するその乗り物に。