全日本実業団自転車競技選手権トラックレース東日本大会

7/14 前半戦の大きな山場(全日本選手権)を終えて夏休み状態のトラックシーズン
そんな暑い時期によりによって山梨県は境川村という日本でも有数の暑さを誇る
場所での開催となった。全日本実業団自転車競技選手権東日本大会。
初日は39度、2日目もよくわからないが同じくらいになったのではないか?
思い出すのもいやな暑さでした。

種目はもちろんスプリント。一応昨年のディフェンディングチャンピオンなので
もちろん優勝しか考えていませんでした。
受付をしてプログラムを見ていたら今年からBMレーシングの小峰が妙なことを口走る。
「湯原さん選手宣誓やるんですね。」
えっ?何たちの悪い冗談言ってるんよ。
そうおもってプログラムを見る。
ホントでした。
やってくれるよ南さん。
とりあえず西日本大会に出場している丸山さんにアドバイスをもらおうと電話をした。
とはいえそこにまともな答えは求めていない。どうせあの人達のことだむちゃくちゃ言うに
決まっている。しかし丸山さんは「普通にやればええんちゃうん?」まともだ。あれ?
「受けねらいなら最初から自分を壊してキャラ作っていかなアカンで〜」
なんて的確なアドバイスなんだ。と思っていたら。また僕の車を売るという話になってしまい
そこで「あの車こないだ壊れました。」と言ったら
「せやからあん時売っとけば良かったんや。俺らの小遣いくらいにはなったのにな〜。」
などとおっしゃる。やっぱりこの人達は・・・。久しぶりに佐永田さんとも話が出来たし、
おもろかったので、まあいいかななどと思ってしまった。

とんでもない暑さの中エントリーリストを見ていると競輪選手が一名エントリーしていた。
飯田さんである。角さんに聞くとA級1班の先行選手だという。
それって強いんじゃないの?っていうのが正直な感想で
たぶん決勝は飯田さんとあたるんだろうなと思いつつ遅いスタート時間を待った。
スプリント予選 午後2時20分スタートなんでこんな一番暑い時間に走らせるんじゃ〜。
バンクの中にいるだけで脳みそがとろけて下手をすると流れ出ていってしまいそうだ。
僕はまだいいだろうが、どこからどうみても頭の弱そうなプロ玉たちは一体どうするんだ?
やばいんちゃうん!何も考えられんようになってまうで〜。。
予選のコースコンディションはバックが軽い向かい風暑さのせいでだいぶ重い。
結果の方は予想通りというか聞いたことのある選手がそれなりのタイムで走っていく。
僕の七、八人前に飯田さんが11”16を出す。さすがだなと思った。
僕の目標タイムも11”1だったので一番になれるかな?など思いながらスタートする。
上を回るスピードが思ったより上がらずかかりがイマイチ。バックでひたすら踏むがもう遅い。
トップスピードが上がらずそのままゴール。11”33予選二位。
スプリント一回戦 選11位三連勝レーシング高橋君との対戦。彼は普通にスプリントの技術をもっているので
安心して対戦を楽しめました。僕はアウトコース、レースは下バンクをそれなりのスピードで
進んでいく僕は後ろで間隔を1車身半ほど空けどこから仕掛けようか狙っていた。最終周回に入ったところでこれはバックからのスタンディング勝負だなと思い多少上下に振って、誘ってみる相手は冷静だ。1センターくらいからケツを上げ僕が仕掛けてくるのを待っている。2コーナー出口からかましてやれと思い踏み出した瞬間、彼は何を思ったのか座ってしまった。その状態からでは当然のように僕が出切りそのままゴール。最後まで踏んだので11”35でした。
7/15 今大会最初の山場「選手宣誓」が朝イチで僕を襲う。前夜これのために緊張して2時過ぎまで寝付けなかったなどという事実はこの際言い訳には出来ない。恥ずかしい限りである。
実際暑さと緊張のせいか「せんせい!」と言った後に言葉が少し出てこなくて頭が真白になった。まあ無事にやり終えてなぜか3試合分くらいの軽い疲れに襲われながらも気分はハイ
に。。
スプリント1/4決勝 昨日のレースでだいぶ調子は上がってきている。相手は日本シャクリー太刀川君との対戦。
このレースの20分くらい前に1kmTTを走っているとかそういうことはこの際関係ない。
勝だけさと思いスタートする。僕はインコース最初の一歩を少し緩く踏んだばっかりに彼は行ってしまった。全力で・・・。一体何に追われているんだかわからないくらいの勢いだ。
そうか僕が追っているんだ、落ち着けマサユキ。なんとかバックまでには捕まえる。しかし奴は若かったホームでペースが上がっていなかったのでまたスタンディングを仕掛けてきた。2コーナーまでには捕まえていたがこれ以上好き勝手にはさせんと思いそのままバックで抜き去る。レースはここまで。
とりあえず1kmTTを走ったかのような疲れに襲われる。たまらん。。
スプリント1/2決勝 ここではハープレーシング山下素直じゃない直くんとの対戦。彼は僕が苦しんで一回吐いている1/4をこともあろうか不戦勝で勝ち上がっている。要するにサラ足である。この時点で僕の負けず嫌いの血が騒ぐ。一本もやらん。ストレートで勝ってやる。そう最近の僕は走れば走るほど調子の上がる妙な体になっていて調子自体はまあまあ上がっている。彼はそんなことは知らないだろう。
一本目アウトコースで直くんの流し先行策をバックで一気に捲りきりそのままゴール。11”3
二本目インコースいつものようにバンク幅をいっぱいに使って相手を誘いながら良いペースで先行する。1コーナー入り口で彼は仕掛けてくる。僕は分かり切っていたかのように追走2センターから追い込み二本先取。11”5
スプリント決勝 やはり相手は競輪選手の飯田さん。見たところスプリンタータイプではないのでダッシュを生かした走り方で攻めるのがベストと思い相手のペースにさせないように走った。前に丸山さ
んにこういう競技会ではプロ、アマ関係ないし本来やったらお前らが勝たんとアカン。と言われているので気合いは十分。体は万全(このためだけに来てくれた早間さんありがとうございました。)
一本目アウトコース中バンクくらいを微妙なペースで先行される。1コーナー手前から飯田さんが先行体制。相手のスピードが乗る前に一気に前に出ようと2コーナー出口から一気に
捲る。出切ったあと後ろを見ずにとにかく踏む。最終コーナー回ってもう全開。やっぱり追い込んできていてなんとか逃げ切る。11”32予選より早い・・・。
二本目インコース例によって相手をバンクいっぱい使って牽制先行する。もちろん前は見ていない。飯田さんは意地でも先行なのか1コーナーから仕掛けてくる。ならば次は追い込みだと思い一車身空けて追走2センター手前くらいから追い込みに行く車間の開け方と追い込むタイミングが噛み合わずなかなか出きれない。飯田さんは全開で踏んでいる。さすがA級1班の先行選手だ差しきれず11”00
このあと飯田さんは倒れていた・・・。ぼくはロードでダウン早く軽く回す。まだまだイケルでと自分に言い聞かせる。
三本目再抽選はインコース。途中までは二本目とほぼ同じ展開に飯田さん意地でも先
行してくる。さすがだ。しかし同じ失敗をするわけにはいかない。もう半車身空け2センター過ぎから追い込む勢いでコーナー出口で一気に前に出る。11”37うれしさのあまりゴール前にガッツポーズをしてしまい。あとで審判長に警告します。と言われてしまいました。

とりあえずこの大会2連覇です。決勝でぶっ倒れるまで真剣に相手をしてくださった
飯田さんに心から感謝したいとおもいます。
またあんなレースができたらいいなと思います。
それでは。。



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