そう、私はやってしまったのです。その日は雪がちらついており、とても寒い日でした。私はいつも通り玉拾いをしていました。夕方の5時に始まった正規練習も終盤に差し掛かり、いつも通り1セットマッチが始まりました。私は6番コートの玉拾いをしに行きました。試合をするのは、三輪・佐々木組と鈴木(伸)・川瀬組でした。その時私は審判台の前に立ちながら、「何で7番コートが空いてるのに俺ら(例えばO田君やK藤君)は練習させてくれんのかなぁ」などと考えていました。
佐々木さんが6番コートに来て、私に「ネットゆるいから張ってくれ」と(いうニュアンスのことを)言いました。その当時、6番コートのネットは壊れていて、どれだけハンドルを回してもネットはあまり硬くなりませんでした。そこで、私は「無理ですよ」と(いうニュアンスのことを)言いました。その時はこのやり取りがあんな大事件の伏線になるなんて思ってもいませんでした。