Gニュース 過去の記事


2/22
今度は河原がケガ

 長嶋監督の今年のV2構想にもちろん入っていたであろう河原が、21日の紅白戦の登板の際、宮崎のセンター返しの打球を避け切れず手に当たって骨折してしまった。診断によると全治4週間ということで、これで今年の開幕は絶望的となった。

 さてその長嶋監督の構想の中に思わぬ選手が。なんと「抑え候補」の中に岡島、鄭ミンテに次いで今年からサイドスローに転向した小野を抜擢したのだ。監督は2軍の視察にも行き小野をじっくり観察していたようで小野は「興味を持ってもらえるだけで嬉しい」とコメント。毎年期待されながらも裏切り続けてきた小野。今年は期待どおり活躍する事が出来るのだろうか。

2/21
清原奪回か!?松井危うし4番の座

 「まだ全然ピッチャーに対応できてない。いまは130キロの球でも150キロに見える」という松井は13日に発覚した左背筋痛でのリタイアから5日間バッティングが出来なかった影響を受け、17日紅白戦を欠場した後続けてフル出場だが2試合7打席無安打。対照的に清原は紅白戦で打率は.625、20日の紅白戦でも2打数2安打。四球を含めると8打席連続出塁中。「疲れはピーク」という清原はしかしシアトルでの肉体改造の結果が確実に表に出ている。
 長嶋監督も「松井?打ちこまなきゃダメだな。背筋を痛めてゴワゴワやってるね。コーチ会議でも話が出るでしょう」と心配顔だったが清原に話題が移ると「一番安定してる。(昨年まで)山あり谷ありだったけど、あのセンター中心の打撃を続ければね」と絶賛の嵐。
 22日と休養日明け24日に特打を行う事になった松井だが、ここで調子を戻しても、いきなり絶好調清原と肩を並べるというのは無理な話だ。昨年1年間4番を守り続けた松井にとって152試合ぶりに訪れる陥落の危機。逆に清原にとっては昨年3月のオープン戦が最後の4番。しかもこの試合で肉離れ、長期脱落のスタートとなった。それ以来となる4番奪回を、21世紀初戦という場で見事成し遂げる事ができるか。
 「松井はいつもスロースタートなんです」という長嶋監督。しかし本命・松井の出遅れで、巨人4番闘争、どうやら波乱が起こりそうだ。

2/20
工藤ブルペン入り

 キャンプ20日目にして、工藤が初のブルペン入り。昨季の疲労が肩に残っているため「体は動くけど、あえて抑えましょう」(工藤)とスローペース調整を続けてきたが、ついに本格的に始動した。70球に近づくころには「バテてきたぁ!」と大声を出すシーンもあったが、相変わらずの安定感を見せつけた。

2/19
昨日紅白戦で・・・

 左背筋痛を訴えてここ数日別メニューで練習、17日の紅白戦にも出なかった巨人・松井が昨日初めて紅白戦にフル出場。「もう大丈夫だよ。スイング時の違和感はない。」と、完全に大丈夫といったコメントを残した。昨日の紅白戦では「その前に2スイングしかしていないから、さすがに目がついていかなかった」と本人のコメント同様2打数無安打、1四球とあまり良くなかったが、明日20日の紅白戦にも出場する予定で、「これからだよ」と松井は闘志を燃やしていた。

 清原のバットが火を吹いた。白組の4番として出場した昨日の紅白戦、3打数3安打3打点、ホームラン2という成績。「初めて芯にあたってよかった。」とシアトルでの肉体改造の結果が出た形となったこと。しかし本人はまだ満足しておらず「でもまだ完璧じゃない。タマが速く見える」とコメントを残した。去年の大復活の続きが見られるか。

 左肩、ひじ痛で遅れていた工藤は昨日、前日に続いて大遠投を行い宮田コーチから「あれだけやれれば十分。次のクールでブルペンに入るかもしれない」と明日20日のブルペン入りを示唆。本人は体の状態に対してノーコメントを通したが、去年のチーム内最多投手の20年目のベテランは着実にペースアップしているようだ。

 昨日紅白戦で先発をしたが、3回7安打3失点と大乱調だった河原は、しかし「こんなものでしょう」と落胆した様子はなく、「僕の場合は投げた後が大事。明日、明後日が勝負」と自分のガラスのような右肩を気遣っていた。

 指のマメの状態、そして腰の状態がかんばしくなかった桑田が今キャンプ始めて2日連続でブルペンに入った。外角へのクロスファイヤーを中心に100球投げ込み、17日、5日ぶりに投球を再開したばかりだが、エンジン全開のムードだ。「好調? いつも通り、見ての通りですよ」と自らも認めるほど。先発ローテ入りへ着々と準備を進めている。

 昨日先発マスクをかぶり打撃面で素晴らしい初安打初ホームランを放った阿部。この日は全て前日とうって変わって全て初球打ち。結果は3打数ホームランのみ1安打だったもののネット裏で初めて阿部を偵察したヤクルトの福島スコアラーに「思い切りがいい。頭に入れておかないといけない」と警戒をさせた。この一発により長嶋監督の期待はかなり上がったと見られている。しかしこの日は白組の主力打線に連打を浴びるなど、リード面などでまだまだ課題は残っている。新人開幕マスクを握り締めることができるか。

 開幕投手候補の筆頭上原だが、この日右太もも肉離れでキャンプから離脱した。今までは自己流で極力ブルペンには入らず、遠投などで肩をつくってきていた上原は、去年の20勝から9勝への勝利数大幅減により今キャンプではいきなりブルペンで100球投げこみをさせられるなど、極端に練習方法を変更した。つい先日「張りはあるが良いときの張り」と答えていた上原だったが、やはりこの極端練習方法の変化の影響だったのではないだろうか。トレーナーの診断によると、「右大腿部後側肉離れ」ということで、10日間の安静が必要と診断。上原は「一生懸命練習してきてやってしまったことだから仕方ないです。気にしないで前向きに行きます」と残念そうにコメント。これで既に開幕投手を辞退している工藤など、開幕投手は一気に誰だかわからなくなってしまった。今はまだ上原だが、周囲では『上原開幕絶望説』などもささやかれており、ジャイアンツキャンプがますます危険な状況になってしまったことは確実である。

2/18
誠に勝手ながら本日の日刊☆巨人新聞はお休みさせていただきます。
2/17
巨人紅白戦

 宮崎キャンプ中盤17日、巨人紅白戦が行われ、高橋由、清原が主軸に座った白組がその高橋の2打点の活躍で勝利をおさめた。紅組のクリーンナップは江藤、マルティネス、先発バッテリーは平松−ドラフト1位ルーキー阿部、白組は條辺−吉永。気になる紅組先発捕手阿部は、4回に清水の盗塁を阻止するなどその強肩を存分にアピールした。

紅白戦(2月17日:サンマリンスタジアム)
紅0000100=1 H5
白0001010=2 H6

阿部にリポート指令

 巨人の杉山茂バッテリーコーチが、ドラフト1位の阿部に「慎之介リポート」という名のキャッチングリポートを17日から書かせる事が明らかになった。
 これは長嶋第1次政権で正捕手としてマスクをかぶった山倉和博氏(現野球評論家)が阿部と同じようにドラフト1位で指名され入団したとき、春季キャンプで連日リポートを書き、それがその後の成長につながったということからの実施で、すでにキャンプ前に決定したことである。
 しかし「プロの技を身につけるのが先」ということで、キャンプの前半はリポートを免除されていた。しかし紅白戦も開始される17日、とうとう書かされることが決まった。
 阿部は「今まではリポートを書かなくてもよかった。でも、実戦に入ればそうも言っていられない。書くことはあんまり得意じゃない。上の人にうまく読んでもらえるか」などとコメントを残している。「慎之介リポート」の先行きは不安である。

2/16
キャンプさらに赤信号?メイ怒り爆発!

 おととし在籍していた阪神に、野村監督と起用法でもめ解雇され、しかし去年は巨人でチーム最多の12勝を挙げて今年も期待がかかっていたダレル・メイだったが、キャンプ第4クール初日の14日、ベテラン投手陣に課せられた「地獄の118段階段駆け上り」に不満を爆発。7本のうち5本目を消化した時点で「やってられない」とばかりに斎藤雅や工藤など他の選手が汗を流しているのを尻目にさっさとキャンプをあとにした。
 当初の予定では7日にやる予定だったこの練習、10日合流のメイにはこのメニューが組まれるはずではなかったが、雨のためにこの日に延期となったことからの騒動だったと思われる。
 しかし他にも韓国人ピッチャーの中でただ一人2軍にいる鄭ミンチョルが5日、「長嶋監督は速球投手が好きなんだ。僕はゲームメークが身上。機会が無ければアメリカに行く。」と同じく不満を漏らしている。
 2つの枠を争って巨人のV2を支えてくれるはずだった外国人助っ人投手陣に、何やら異様なムードが漂い始めている。中でも今までいくつもの騒動を起こしてきたメイは、去年解雇されたガルベスと同じ進路をたどる可能性も見えてきた。引き続き、危うし巨人キャンプである。

 さて、その去年序盤6連敗して2軍に落とされたまま帰ってこなかったガルベスだが、「カリブの海賊」ならぬ「メジャーの海賊」パイレーツに入団することが決定的だという。現在アリゾナキャンプに参加中で、巨人関係者によると「テスト(招待選手)ではなく、契約が決まっているらしい」とのこと。

2/15
ジャイアンツキャンプ赤信号?

 松井が左背筋痛を訴えて巨人宮崎キャンプ第4クール初日の午後の練習を取りやめた。異常を訴えたのは外野ノックを受けたあと、本来ならこれから昼食に続いて打撃練習を行うはずだったが、「体をひねると痛い」と午後の練習をキャンセルし、12時40分に宿舎に向かうバンに乗りこんでしまった。
 球団側は「おととい(12日)の練習の特守で土が柔らかかったため、足をとられて痛めた」と説明している。その後13日はちょうど休みで、松井本人も「1日たてば治ると思っていた。入団2年目にも同じ個所を痛めてるけど、それとは違う筋肉的なものみたい」と、戸惑いを隠せない。今キャンプはこれまで順調だっただけに残念。

 おなじくこの日、新外国人投手として同じ外国人の趙ソンミンや鄭ミンチョルらとメイが一枠を取る事が確実となっている外国人枠の残りひとつを争っていた鄭ミンテが寝違えて首を痛めウォーミングアップのみで練習キャンセル、今年は先発一本と宣言して意気込んでいたが、右マメの影響でこの日はブルペンに入らない予定だった桑田までも背中と腰の張りで練習をキャンセルした。

 この「厄日」を受け長嶋監督は、「松井? 大丈夫、大丈夫。軽症、軽症。ここまで無理させてないから大丈夫です。ミンテは枕が合わなかったのかな? まぁケガのうちに入らんよ」と報道陣の前では強がって見せたものの、今日から本格化するはずだったキャンプは、明日16日を急遽自主練習、実質的な休日という形にするなど緊急事態に。

 原ヘッドも17日からの紅白戦について「松井のコンディションが悪ければ休ませることになる」と別メニューでの練習は必至の様子。去年の日本一、昨日までのキャンプと順風満帆だった航海に、今、嵐が忍び寄る。

監督「開幕投手は上原」

 昨年サッカー日本一の鹿島アントラーズが来ていることを知り、自らのランニングを終えてからうれしそうにイレブンと“日本一”対面した長嶋監督。監督室でイレブンをお茶で振舞っていたそのとき、日本代表候補のGK高柔が「開幕投手は誰なんですか」と聞いた。
 いつにもまして上機嫌だった長嶋監督は、ゲスト用の帽子にサインをしてやりながらつい「まだ決まってませんが、現状では上原がいいです」と誰でも知りたいだろうその本音をポロリ。
 その上原は監督の期待に答えるかのようにブルペンで77球。「左太もも裏の張りが出てきた」と体を心配しつつ「調子が良い時の張りなので大丈夫」とまだまだ余裕の表情。「開幕投手の話は来ていません」という上原だが、このまま順調にいけば2年連続の開幕投手は決まりだろう。

 また左肩、ひじに違和感を覚えて離脱していた工藤が6日ぶりにキャッチボールを再開した。第5クール初日の20日にも投球練習を開始する予定。

 昨日初めて夜間練習を辞退したドラフト1位阿部だが、30個のチョコレートをゲットしていた。「昨年までは義理チョコだけだった」と嬉しそうな阿部。疲れも吹っ飛んだ様子だ。

夢の紅白戦中継

 サンマリンスタジアム宮崎で午後1時から行われる18日の巨人紅白戦を全国生中継する日本テレビが、「ファンを飽きさせない為」の新しい試みとして『インタラクティブ(双方向)放送』を実施する。
 これは放送中に電子メールで視聴者にアンケートや激励メッセージを募集し、その反響をベンチで常にピンマイクとイヤホンを装着する予定の長嶋監督や巨人関係者へ番組中にぶつけるという画期的な試み。
 今年は初の生放送。「ファンの声を、試合中に生でベンチに届けたい。電子メールとテレビを連動させたいんです。」という日テレ関係者の声に考えたのが昨年12月、BSデジタル放送で初めて導入された、お茶の間の視聴者がテレビを通じて直接番組に参加できるこの『インタラクティブ放送』。
 この放送により、ファンが昨年の試合などで疑問に思った事や、紅白戦だからこそのファンの要望を長嶋監督に直接ぶつける大チャンスが生まれそうだ。
 今回は即座に番組参加できるBSと違い地上波の“擬似版”。番組中で「連覇できるか?」「開幕投手は誰?」などのアンケートを実施、その回答を電子メールで集計、試合中の監督に聞くシステムだ。
 「おもしろい放送になりそう」と長嶋監督も乗り気のようで、思わぬ回答が飛び出すこともあるかもしれない。昨年は近鉄が開幕オーダーを決めたことがあったが、今年は巨人にファンの声が届くかもしれない。

   日本テレビではこの放送を前に、ホームページで監督・選手への応援メッセージを募集している。また『今年のジャイアンツ分析』と題した視聴者アンケートも実施している。内容は「先発ローテーション入りする6人は?」「阿部慎之介は開幕スタメン?」など。

アドレスはhttp://www.ntv.co.jp/g-camp/

12/21

新世紀も巨人は『スピード&チャージ』

 スローガンは永久に不滅です! 巨人・長嶋茂雄監督(64)が20日、V旅行と名球会総会が行われていた米国 ハワイから帰国した。すでに頭を野球モードに切り替え、2001年のスローガンに平成5年以来、9年連続となる『スピード&チャージ』を掲げた。

 早くも2001年を見据えていた。成田空港の到着ロビーに現れた
長嶋監督は「スローガン? まだ決めてませんが、たぶん変わらない
でしょう。コロコロ変えてもダメですからね」と、あくまでも不変の
姿勢で臨む決意を固めていた。

 平成5年の第2次政権発足と同時に掲げた『スピード&チャージ』
のスローガン。今年までの8年間、これを最大テーマとしてチーム作
りをしてきたが、来るべき新世紀スタートの基本指針も、やはりスピ
ード&チャージとなる。

 理由は明確だ。その平成5年から、チーム盗塁数はリーグ下位を低
迷…。一時は浮上の兆しを見せたものの、結局は昨年、今年と2年連
続でリーグ6位に甘んじた。

 長嶋監督は「ウチにも走れる選手は多いんです。機動力が加われば
打線の幅が広がります」と強調してきたが、これが理想とかけ離れた
現実。今季の選手別を見ても仁志、清水の11盗塁がチーム最多とは、
確かに見過ごすことのできない問題点だ。

「昨年に比べたら、今年はマシだった気はするけどな。(監督を)や
ってる間は一貫していきます」。あの重量打線に機動力が加われば、
長嶋巨人の2年連続日本一は決まり?
(サンケイスポーツ 12月21日)

■ミニトピックス■

巨人・投手陣の起用法について完全白紙

 巨人・水野投手コーチが来季の投手陣の起用法について完全白紙を強調した。現状維持の2500万円で契約更改した同投手コーチは「投手の配置はすべて白紙。キャンプで適正を見たいし、そこまでにやり たいように調整してくれれば話を聞くことはする」と投手本人の意思を尊重する考えだ。先発転向を主張する桑田、槇原や、中継ぎ希望の岡島らにとって朗報となりそうだ。
(サンケイスポーツ 12月21日)


12/15

G・松井南の島で複数年思案…初保留も

 ハワイV旅行に参加している巨人・松井秀喜外野手(26)が、今月25日の契約交渉で、プロ8年目にして初めて「保留する」可能性を示唆した。球団側は長期複数年契約を提示することが確実だが、それに対し松井は「即答はできない」と発言。世紀を越えた交渉となることが濃厚となった。また松井はハワイ島観光局から、観光キャンペーン就任への熱烈ラブコールを送られた。

 今度ばかりは、勝手が違う。二つ返事は、できやしない。今月25日に控える契約交渉に向け、松井が複雑な胸中を明かした。

「球団から複数年契約を提示されれば、いろいろ考えなければいけないことはたくさんある。両親らにも相談しなければいけないし…。その場で、自分で決めることはできないよ」

 松井にしてみれば、衝撃的な発言だった。プロ入り8年。順風に乗った過去7度の契約交渉では、いずれも一発サイン。松井の交渉はいつもクリーンさが売り物だった。しかし、ハワイV旅行後に行われる交渉は、松井にとっては、かつてない“一大交渉”となることは間違いない。2年後の平成14年にもFA権を取得する。今オフにもイチローがマリナーズへ、新庄がメッツへと、球界のスター選手が相次いでメジャーに流出した。そんな状況に球団側は、巨人の、プロ球界の宝、松井の引き留めに5年以上の長期複数年契約を提示することが確実なのだ。

「複数年契約も含めて、松井には巨人に残ってもらうことを考えたい」とハワイV旅行にも参加している高山球団副代表。また渡辺恒雄オーナー(74)も、松井引き留めには、直接出馬も辞さない考えを明らかにしている。「40歳まで現役でプレーするとして、あと14年。これから、考え方も変わってくると思うからね」

 そんな周囲の状況に、松井も戸惑いを隠せない。現在はメジャー行きについては否定しているものの、2年後に初めて手にするFA権、そして目の前に迫った複数年契約。文字通り人生の岐路に立たされ、独断では決めかねているのが実情だ。

「まず親の意見を聞かないことには…」真っ先に思い浮かべるのが、父・昌雄さん(58)、母・さえ子さん(50)。特に昌雄さんは、松井が幼いころから野球の師匠となり、現在も打撃のアドバイスを仰ぐなど絶対的な信頼を寄せている。人生の大事な選択を、親の意見なしでは決められないのだ。

「25日の前に“下交渉”がなければ、初保留もあるんじゃないの」

 年の瀬も押し迫ったクリスマス交渉。「保留」となれば越年は必至だ。松井の一大契約交渉は、まさに世紀を越えての“ビッグイベント”となる可能性が大きくなってきた。

○…来るべき契約交渉をよそに、松井は快晴のハワイを満喫するよう に終始リラックス。午前中はホテル近くの「ビーチゴルフクラブ」で ラウンド。午後からはプールサイドで昼寝とのんびり過ごした。ハワ イ島へ到着以来、4日連続のゴルフに「4日も続けてゴルフしたのは、 初めてだよ」とおどけていた。
(サンケイスポーツ 12月15日)


12/14

長嶋監督早くも新世紀打線構想を披露

 【コナ(米ハワイ州)12日(日本時間13日)】 巨人・長嶋茂雄監督(64)がV旅行先の当地で、 連覇を狙う『2001年型新オーダー構想』を早くも披露した。 4番に松井を据え、その前後を3番・高橋由、5番・清原、6 番・江藤で固めるというもの。今季の“ミレニアム打線”を超 える球団史上最強の“新世紀打線”で21世紀の長嶋巨人は幕を開ける。

 日本一の余韻に浸ってばかりいられない。連覇を目指す来季の話題に なると、長嶋監督の瞳は輝く。南の島ハワイで、熱く頭に描く青写真 を披露した。

「4番? それは、松井でしょ。もう、安心して任せられますよ。3 番は(高橋)由伸、清原は5番がいいでしょう。そして、6番に江 藤。これがベストのオーダーじゃないかな」

 今季、他球団を圧倒した“ミレニアム打線”。球団史上初めてシーズ ン通算200本塁打を突破する203本塁打をマークしたが、打順に ついては試行錯誤の繰り返しだった。固定したのは、135試合全イ ニングにわたって4番に座った松井だけ。3番は前半戦は江藤が務め たが後半戦は高橋由に交代。また清原は故障で出遅れ、完全復帰は7 月にずれ込み、マルティネスとの併用だった。

 リベンジに燃える他球団の投手陣から、より一層マークが厳しくなる 来季。長嶋監督は球団史上最強のオーダーを組んで臨む腹積もりだ。 3番・高橋由、4番・松井、5番・清原、6番・江藤の中軸。そして 8番にはドラフト1位の中大・阿部を抜擢する。“ミレニアム打線” を上回る強力かつ新鮮な、まさに21世紀への船出を飾るにふさわし い“新世紀打線”だ。

「理想を言えば、ジグザグ打線だが、このメンバーなら左、右投手関  係ありません。私自身、V9の黄金期のオーダーより、強力だと思  っていますよ」

 長嶋監督が自信を持って編成した新オーダー。今季の203本塁打を 上回る250発目指し、ライバルチームを粉砕する。
(サンケイスポーツ 12月14日)


12/12

松井メジャー阻止へ8年56億円
巨人が大型複数年契約を提示

 巨人の主砲から球界の主砲に成長した松井秀喜外野手(26)が 「8年56億円」の大型複数年契約を提示されていることが12日、明らかになった。 これまで日本球界での複数年契約は97年、清原が巨人に移籍した際の5年18億円が 最長だったが、それを大幅に更新。前例のない8年の複数年で、単年の金額も年俸5億円 プラス出来高2億円の7億円。巨人は松井の野球人生のほぼ大半を保証する“終身雇用”の 提示で、2年後にも取得するFA権でのメジャー流出を防ぐことになった。

 “巨人ブランド“だけに、頼る訳にはいかなかった。2年後にも FA権を取得する松井のメジャー流出だけは何としても避けたい 気持ちが、球団に大きな決断をさせた。示した来季からの契約は 8年の複数年。しかもその金額は、半端なものではなかった。

 これまでの日本球界の常識を覆すような超大型の複数年契約に加え、 年俸は5億プラス2億円の出来高制。いくら松井がケガに強いといっ ても、故障とは背中合わせの勝負の世界にいる選手に、これだけの長 期契約は異例のこと。巨人は95年に趙成ミンと8年契約を結んでい るが、日本人選手としては球界初のことだ。

 下交渉に近い形で、すでに松井には「8年5億プラス2億円」の数字 だけは伝えられている。25日に予定されている契約更改の席で、細 かいインセンティブの内容や、松井に対しての今後の球団側の方針が 伝えられる。例のない破格の特別待遇で、他の選手の反感を買う可能 性もあるが、山室寛之代表は「これまでの松井君の実績、人気を考え れば、同じように扱ってくれという選手はいないだろう」と別格扱い を明言した。

 その背景には、2年後にもFA権を取得する松井のメジャー流出を避 ける狙いもあるが、それだけでは8年の超大型複数年は提示できない。 野球の成績だけでなく、私生活を通しての人格や、野球に対しての考 え方など、すべての面を考慮。マスコミから注目され、些細な不祥事 も大きく報道される人気球団で主砲を務める松井に対して、ケガとい うリスクを考えても、8年56億円という特別待遇は長くも、高くも なかった。

 佐々木、野茂といった日本球界を背負っていくはずの実力選手が、次 々とメジャーに移籍。これまでは投手だけだったが、来年からはイチ ロー、新庄と野手も後を追う。2年後に松井もいなくなれば、日本球 界の危機にも直結してしまう。“巨人ブランド“に憧れて入団、移籍 をしてくる選手も多いが、その人気ブランドを守るためにも、松井の 海外流出は避けなければならない。すでに渡辺恒雄オーナーの了承を 得ており、巨人が総力を挙げて、ゴジラの慰留に乗り出す。

■松井秀喜選手の話■ 「球団の誠意は十分に感じています。大切に考えてくれているという ことを痛感しました。複数年(を受ける)かどうかはまだ時間もある し、じっくり考えて決めたいと思います。」

◆56億円メモ
▼大卒16人分 
大卒のサラリーマンが38年間働いて3億5000万円との調査結果
も出ているが、56億円で16人の生涯賃金を支払うことができる。 

▼東京ドームは余裕 
国土庁の発表によると2000年の東京都の住宅地平均価格は1平方
メートル32万9000円。56億円あれば約1万7000平方メー
トルの土地購入が可能。ちなみに東京ドームのグラウンド面積は1万
3000平方メートル。 

▼距離は小田原をクリア 
1万円札を縦に並べると約90キロに。東京駅から東海道線に乗れば、
小田原までの84キロは楽に越す。  
(WEB報知 12月13日)


12/11

浮かれぬ巨人は二軍大改革に着手

 巨人が21世紀元年に、二軍の大改革を行うことが10日、明らかになった。 東京・稲城市のジャイアンツ球場を、観客席を設置するなどして改修し、主 催試合で無料飲食コーナーを設け、月刊誌を創刊・配布−。すべては、さら なるファン拡大を目指したサービスの大強化。スター揃いの一軍のみならず、 2001年は二軍だって面白い。ディス・イズ・ボールパークです!

 20世紀を締めくくった日本一奪回にも、あぐらをかいていられない。 一層のファン拡大を目指して、新世紀に向けて動き出す。たとえ二軍 戦でも、お客様は神様です。巨人が2001年に断行するのが、かつ てない二軍の大改革だ。

1.球場改修
目玉となるのは東京・稲城市にあるジャイアンツ球場のリニューアル。
これまでは観客席がなく、ファンは数少ない長いすを利用するか、立
ち見だったが、一塁側に600席の観客席を設置する。

これにあわせて、立ち入り禁止区域の中堅後方にあったブルペンも、
ファンが見学可能な右翼後方の芝生に大移転(屋根付き)。これらの
費用は「総額3億円を見込んでいます」(球団関係者)と、年明けに
も工事を開始する。

2.無料飲食コーナー
主催試合の中で、飲食物の無料提供を検討中。球場エリアに焼きそば
店、たこ焼店、焼きとうもろこし店など、お祭りムードいっぱいの露
店が進出することになりそうだ。

「ジャイアンツ球場なら何万人というわけではないですからね。可能
な限りで、と思ってます」と球団関係者。昨年の夏場、1試合ながら、
試験的にかき氷店をオープン。これが好評だったため、さらにサービ
スに力を入れる。

3.月刊誌配布
来年4月から『二軍観戦ガイド』が球団によって創刊される。1カ月
に1度の発行を目指すもので、二軍戦日程、二軍選手紹介などを掲載
し、主催試合の中でファンに無料でプレゼントしようというものだ。

すでに一軍では平成5年から、主催試合のカードごとに『ジャイアン
ツ観戦ガイド』(年25回前後)を発行。やはり、ファンに無料で提
供してきたが、いわゆる二軍版も出来上がることになる。

今年4月、球団内の新セクションとして『ファン対策振興室』が誕生
したばかり。二軍を支えてくれるファンへのサービスは、このほかに
も、さらに続々と登場しそうだ。
(サンケイスポーツ 12月11日)

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また、超☆巨人新聞社発行の「超☆巨人新聞」では来季も、2軍試合詳細など のファーム情報を詳しくお伝えする予定です。ぜひ来季の 超☆巨人新聞にもご期待ください!


12/08

巨人がドラフト8選手の入団発表

巨人が新人8選手の入団発表を、都内のホテルで行った。

 真新しい背番号「10」のユニホームに身を包んだ1位指名の阿部慎 之助捕手(中大)は「打てる捕手が理想。小さな子供たちから『キャ ッチャーをやるなら阿部みたいになりたい』と言われる選手になりた い」と抱負を語った。

 長嶋監督は「プロの世界は能力優先。野球選手として大きな夢を実現 するためには、練習あるのみです」と激励した。

2位以下の選手と背番号は次の通り。

2位 上野裕平 投手 (立大)     「29」
3位 三浦貴  投手 (東洋大)    「39」
4位 根市寛貴 投手 (光星学院高)  「43」
5位 川本大輔 投手 (広陵高)    「92」
6位 山下浩宜 内野手(九共大八幡西高)「65」
7位 小野剛  投手 (武蔵大)    「59」
8位 李景一  捕手 (敦賀気比高)  「69」
(毎日新聞12月8日)

契約金、年俸などの情報はこちら⇒ドラフト選手動向


12/04

高橋尚成、初契約更改で3倍増

 今年、先発ローテーションの一角として9勝をマークしたルーキー高橋尚成が4日、東京・神田錦町の球団事務所で人生初の契約更改を行った。1300万円から約3倍、2700万円増の4000万円で一発サインした。

 約1時間半の交渉を終えて会見場に現れた高橋尚は、「予想通りの金額」に満面の笑顔。「球団に来るときは緊張したけれど、言い分も言えたし、評価もしてくれたので、気負いはなかった。金額の交渉自体は30分くらい」

 昨年、1300万円から6600万円に昇給した上原の5倍増にはかなわなかったが、「2ケタ勝利と同じ評価をしてくれた」と満足した様子。

 ドラフト1位で東芝から入団した高橋尚は工藤やメイと並ぶ左腕3本柱として活躍、24試合に登板して9勝6敗、防御率3.18。日本シリーズでも、絶妙な投球でダイエー打線を2安打完封、6年ぶりの日本一に貢献した。

 リーグ優勝や日本一のビール掛けでの一面や、納会で長嶋監督や山室代表の目の前で割りばしを指揮棒に見立ててのパフォーマンスなど、高橋尚の意外な面も評価の対象になったようで、「雑談で“おまえはパワーがあるなあ”といわれた。たしなめられたようなニュアンスだった。宴会部長?まだ係長ですよ」と笑った。

 また、工藤や高橋尚の女房役として75試合にマスクをかぶった村田善則は同じ日の更改で1840万円から約63%アップの3000万円でサイン。来年はダイエーからトレードの吉永、ドラフト1位の阿部らと捕手戦争が激しくなる。村田善は「ファームからコツコツ積み上げてきた。そう簡単には譲れない」と気合を込めた。(金額は推定)

■ミニトピックス■

オリックスドラフト1位指名の内海哲也投手が入団拒否

 オリックスのドラフト1位指名を受けた福井・敦賀気比高の内海哲也投手(18)は3日、京都市内のホテルで、オリックスの矢野清・球団本部長兼編成部長らとの2回目の交渉に臨み、入団する意思のないことを伝え、今後、社会人の東京ガスに進み「3年後のドラフトを目指す」と話した。もともとファンだということと、同じ高校でバッテリーを組んだ李捕手がドラフトで指名、そして仮契約を済ませたことから、そのドラフトでは巨人入りを目指すものと見られている。

11/30

江藤が6千万増で更改 巨人の江藤智内野手(30)は30日、 東京・神田錦町の球団事務所で来季の契約更改交渉を行い、 6000万円増の2億4000万円プラス出来高(推定)でサインした。 フリーエージェント移籍1年目の今季は、 打率こそ2割5分6厘と振るわなかったが、 32本塁打91打点でリーグ優勝、日本一にも貢献。 リーグ優勝を決めた9月24日の中日戦の9回に、 同点満塁本塁打を放つなど、 印象度の強い働きも評価された。 金銭に関する話はわずか五分だったと言う江藤は 「アップ率は背番号(33)ぐらいのパーセンテージ。満足です。 打てずにつらい時期もあったが、それなりの数字を残せ、 日本一にもなれて良かった」と、 新天地での成功を喜んだ。 来季の目標は連覇以外にはない。 「(個人的には)今季は打率と出塁率が悪かったから頑張らなければ。 打点と本塁打も上を見たらたくさんいますからね」と、前向きに話していた。 (web報知)


11/25

巨人ドラフト2位・上野と仮契約 巨人のドラフト2位指名・上野裕平投手(21)=立大=が24日、 東京・千代田区の赤坂プリンスホテルで仮契約を結んだ。 契約金1億円(出来高5000万円)、年俸1300万円で、背番号は29。 長嶋監督の後輩として注目される右腕は「工藤サンのように息の長い投手になりたい」と宣言した。 目標は49歳まで現役を続けることだ。 長嶋監督と同じ立大から29年ぶりの巨人入りを決めた 上野の夢はとてつもなく大きかった。 「ピッチャーは寿命が短いと思いますが、ボクは投げられるだけ投げたい。 できるだけ長くやりたいと思っています」 日本プロ野球の最年長出場記録は浜崎真二(阪急)の48歳10カ月26日。 これは阪急監督だった浜崎が昭和25年11月5日の毎日戦で 自ら先発登板したもの。 消化試合のファンサービスだったが、 上野は「49歳ですか…。目標にします」と本気で更新を狙う。 そのための手本とするのが工藤だ。 「工藤サンがすごく息の長い投手ということで尊敬できるし、 勉強できることがたくさんあると思います。 いろいろと教えてもらいたいです」 37歳の工藤はプロ19年目の今季も21試合に先発、 12勝5敗の成績を挙げて巨人の日本一に貢献した。 専属トレーナーを雇って遠征にも帯同し、 夫人の雅子さん(33)の協力で食事にも気を遣う努力が 長い選手生活に結びついている。 一方、上野はプロのスカウトの目を気にした 秋季リーグ戦中に食事が細くなり、 体重がベストの80キロから8キロも落ちたほどで、 今は一日4食で体調を戻している段階。 工藤から学ぶことはたくさんありそうだ。 「開幕一軍スタートが目標です。 このオフは下半身を鍛えるため、走って走りまくります」 期待の本格派右腕はランニング漬けのオフで体力アップを図る。 夢は49歳で迎えるシーズン、すなわち2028年まで投げること。 それにはまず一軍定着が必要条件だ。(サンケイスポーツ)


11/24

R.ローズ 引退撤回、現役続行!? 今季終了後に引退を表明していた横浜のロバート・ローズ選手が、 実はまだ現役を続けたい意向を示しているらしいことが23日、明らかになった。 さらに、この情報をローズの代理人から聞いて知っていたらしい球団側が、 ローズを近日発表される「保留選手名簿」にのせ、 同選手が希望した自由契約選手にすることを撤回という事態にまで発展した。 このことの裏には、球団が他球団、特にセリーグ球団に 同選手を行かせたくないことや、「現役引退」を表明したあとも 阪神やヤクルトなどの球団から同選手に オファーがあったことなどが影響したと見られている。 さらに、西武などパリーグ数球団もローズ獲得への意思を表明しており、 今後のローズ争奪戦が注目される。


11/19

イチロー背番号51で、3年契約

 プロ野球、オリックスのイチロー外野手(27)=本名鈴木一朗=の米大リーグ、 シアトル・マリナーズ入りが19日、正式決定し、 マリナーズ筆頭オーナーの山内溥氏が社長を務める京都市南区の 任天堂の新本社で記者会見が行われた。  イチロー選手は日本人11人目の大リーガーで、野手としては初めて。 背番号はオリックス時代と同じ「51」、登録名も「ICHIRO」。 マリナーズは今季ア・リーグ新人王に輝いた佐々木主浩投手に次いで、 2人の日本人選手を擁することになった。  マリナーズは3年契約を発表したが、年俸などの具体的な契約内容は 明らかになっていない。米国での報道によると、 3年間の年俸総額は1500万ドル(約16億円)から 1800万ドル(約19億4000万円)の間で、 さらに出来高払いも含まれる。  イチロー選手は28日にもシアトルへ出発。 現地で契約のための身体検査を受ける。  マリナーズは日米間選手契約に基づくポスティングシステム(入札制度)で、 イチロー選手を約14億円で落札。 16日から3日間、神戸市内で交渉を続け18日に合意していた。  マリナーズのハワード・リンカーン最高経営責任者とともに会見した イチロー選手は「マリナーズの一員としてプレーできるのは光栄です」と、 さすがに緊張した表情。しかし「自信がなければこの場にいない。 プレッシャーがかかる選手であることは誇り」と言い切った。


11/16
■ミニトピックス■

松井に県民栄誉賞
 巨人・松井秀喜外野手が石川県の県民栄誉賞を受賞することが分かった。 MVPなど11冠を獲得したゴジラに、新たな勲章が加わることになった。


ダイエー巨人、初のONトレード

2000年11月16日(木)12時15分

ダイエー王監督と巨人長嶋監督との間で初のトレードが行われる。
ダイエーからは吉永幸一郎内野手(31)、巨人からは大野倫外野手(27)プラス金銭(推定1億円)。

ダイエーは吉永からの「放出志願」を受けて移籍先を探していたが、
阪神から自由契約での譲渡が申し入れられたほかは、交換要員を立てての商談は無かった。
一方巨人は豊富な戦力の中で唯一の泣き所であった「左の代打」を探していた。
こうしたことから、両者の思惑が一致しトレードに達した模様。

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吉永はプロ11年で150本塁打を記録した長打力を持ち、
長嶋監督は昨年も獲得に動いていた。

また、捕手として2度もベストナインに選出されている。
ドラフトでアマナンバーワン捕手の阿部(中央大)を獲得したとはいえ、
正捕手問題の解決には至ってない。阿部がレギュラーになったとしても、
吉永が阪神で活躍されるよりはベンチに置いておいた方がいい、という判断も働いた。

 交換要員の大野は、ダイエーに柴原ら数多くの選手を送り出している地元の九州共立大を卒業。
第2の故郷での開花が期待されるものの、プロ5年間で一軍実績は皆無に等しく、
本来なら吉永とはまったく均衡が取れない。それでもダイエーが動いたのは、巨人からの移籍金提示。
1億円以上とされるトレードマネーに、親会社の経営危機で資金不足のダイエーが飛びついた。

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日米野球日程表


左側チームが後攻

試合 日付 対戦 球場 開始 得点
第1戦 11月3日(金) 日−米 東京ドーム 19:00 5−8
第2戦 11月4日(土) 米−日 東京ドーム 18:30 7−5
第3戦 11月5日(日) 日−米 東京ドーム 18:30 14−2
  11月6日(月) 移動日      
第4戦 11月7日(火) 米−日 福岡ドーム 18:30 2−2
第5戦 11月8日(水) 日−米 大阪ドーム 18:30 1−5
第6戦 11月9日(木) 米−日 ナゴヤドーム 18:30 0−1
  11月10日(金) 移動日      
第7戦 11月11日(土) 日−米 西武ドーム 13:00 5−13
第8戦 11月12日(日) 米−日 東京ドーム 12:00 5−4

巨人−ダイエー「ON対決」まであと1日

2000年10月20日

日本シリーズ目前の今日。「巨人有利」と言われるON対決を、
ここで独断分析をしてみたいと思います。
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「ダイエーで要注意なのは、打者では松中、小久保、城島。投手では中継ぎ陣
 とぺドラザ。」(巨人・長嶋監督)

「中継ぎ投手陣の質はこちらが上だろう。巨人有利?それはマスコミの判断。
 去年もそういわれていたけど、うちが勝った。」(ダイエー・王監督)


共に長距離砲をもつ重量打線を揃える両チームだがその質は少し違うといって
いい。

今季巨人の本塁打は12球団最多の203本。
対するダイエーの129本に大きく差をつけている。
二けた本塁打を放った選手が8人いる巨人に対し、ダイエーは小久保と松中、
そしてニエベスを加えた3人しかいない。
これは、長期戦線離脱した城島と井口の存在が大きく響いているもので、今は
城島が完全復調してきている。井口の登場もあなどれない。
簡単にくらべられない原因のひとつに球場の広さもある。
巨人の本拠・東京ドームがホームランが比較的出やすいうえに、ダイエーの福
岡ドームは日本一の広さを誇る。
「200発打線」にそう惑わされてはいけない。

とはいえ巨人は、3〜5戦のDHにマルティネスを入れてくる。
いつもの重量打線にまたひとつ大砲。
こんな超重量打線を相手にするのだから、ダイエー投手陣には想像を絶する重
圧がかかる。特にシリーズでは1イニング投げることがシーズン中の3イニン
グの疲労に匹敵するといわれている。・・・脅威である。
ただ、懸念されているのが「経験」。
野手のレギュラーの中でのシリーズ経験数は、村田真の3度が最多で、松井は
2度、仁志、清水は1度、高橋由と二岡は初出場。移籍組でも、マルティネス
は西武時代に2度、江藤は広島時代に1度だけ。
こうした中、経験、実績ともに申し分ない選手がいる。清原だ。
西武時代に通産8度、50試合に出場し、188打数56安打、13本塁打、32打点。
オールスターやシリーズで何度も成績を挙げてきた「大舞台に強い男」。監督
や首脳陣からの評価も高い。

さて、ダイエー投手陣。今年は昨年のように工藤(現巨人)のような先発の柱
がいないため、シーズン中の戦い方も先発完投よりはやめに中継ぎを出してペ
ドラザにつなぐという形が多かった。
このため巨人が日本シリーズの主導権をにぎるためにはこの中継ぎ陣を打ちく
ずすことが不可欠となる。逆にダイエーは先発がどこまで粘れるか。
中継ぎ陣で要注意なのは篠原、吉田、渡辺正の左腕トリオ。2番清水から4番
松井までの左バッターにこれをぶつけてくることが十分考えられる。
しかし、今年は昨年まったく打てなかった阪神の遠山から松井が本塁打を放つ
など、左からも3割以上も打っていて、苦にはしていない。松井のバットに
「左攻略」がかかっているといっても過言ではない。

昨年までダイエーにいた工藤は古巣打線のクセを熟知している。しかし、同時
に、打線のほうも工藤の投球内容を知り抜いているため、この点は五分。工藤
にとって有利なのは登板予定の球場が東京ドームで、ダイエーファンからの激
しいやじがないことだろう。
メイは初のシリーズ。シーズン後半には、序盤飛ばしてきたせいか少し疲れが
見えたが、それでも最後の登板では見事に完封勝利を飾ってみせた。
上原は昨年よりもずいぶんと調子が不安定になり、勝利数も20勝から9勝へ
と半減してしまった。今季の悪いところが出てしまうかもと不安視されてい
るが、本人は「シリーズでばん回したい」と不安を吹き飛ばすほどの闘志を
かき立てている。
斎藤雅も、今シーズン、復帰がおくれただけに意気込みが違う。4度シリーズ
出場と経験も十分で、シーズン終盤と同様の投球ができれば、大きな魅力とな
る。

巨人の一番の課題は抑え。ダイエーのペドラザは昨年以上の成績をのこし、2
年連続Vの立役者になった。対する巨人はシーズン中、槙原、桑田、岡島らが
務めたがいずれもいまいち不安定だった。一時は上原、との考えもあったが、
やはり実績重視ということで黒潮リーグでも好投した槙原が締める可能性が高
くなった。福岡ドームでは、94年に完全試合を達成するなど、相性もいい。

最大で7試合の短期決戦。第1戦に照準を合わせてきた2チーム。
去年の中日を倒し、「経験」と「自信」をつけたダイエーナイン。
優勝請負人の工藤を筆頭に、破壊力と先発力でぶつかる巨人ナイン。
両チームとも十分研究しただけに、あとは実戦でどこまで応用できるか。
工藤に賭ける巨人と勝利の方程式に賭けるダイエーの頂上決戦。
初戦、天王山はいきなりやってくる。

巨人−ダイエー「ON対決」まであと6日

2000年10月15日

宮崎で行われていた巨人ミニキャンプは今日最終日を迎え、
終了後桑田、清原、松井ら選手たちが帰ってきた。

今日の練習ではシーズン終盤にふとももを痛めた工藤がブルペンに入り、
ストレート、カーブ、スライダーを交えた約40球を放った。
工藤は「あとはバント処理などができるかどうか」と、投げることに関しては問題無いことを語った。
投球をブルペンの後ろでじっと眺めていた長嶋監督は、「影響ないでしょう。大丈夫」と大黒柱がもどって
きたことに満足そうだった。

練習後、長嶋監督はキャンプを総括して「集中してやることができた。(宮崎での)成果はあった。」
とコメント。いよいよ6日後に迫った夢のON対決に向けて準備ははかどっている様子だ。
巨人はこのあと水曜日から本拠地東京ドームで練習を再開する。

一方の王ダイエーは、福岡ドームで練習を行った。
今日の練習はシリーズで打撃をするピッチャーのバッティング練習。いくら2連覇したとはいえ、
普段は打つことが無いだけに打球はカメラマン席に飛びこんだりとおぼつかなかった。

シリーズでのポイントを王監督は、「工藤。第1戦にすべてをかける。ここが
このシリーズのカギ。」
と、初戦で先発が予想される去年のチームのエース工藤に闘志を燃やしていた。

マルちゃん、連日の砲撃

 宮崎ミニキャンプは、14日も紅白戦が行われ、前日に続いてマルテ
ィネスに本塁打が飛び出すなどし、白組が6−2で勝った。観客数80
00人。天気は晴れ、最高気温24.4度。

 紅組 200 000=2
 白組 000 420=6

 試合は紅組が1回、斉藤宜の左前適時打などで2点を先制した。しかし、
白組が4回、江藤の中前適時打、マルティネスの3ランなどで逆転。白組は
5回にも松井の2点適時打で試合を決めた。(巨人軍広報部L沢有久) 

キヨ、ウルフ早出の特打ち

 宮崎キャンプ14日の練習は清原選手と高橋由選手が早出で打撃練習。全員
がそろったところでウオーミングアップとキャッチボールを行い、野手はフリ
ー打撃とシートノック、投手はランニングに汗を流した。紅白戦を挟んで松井選
手と村田真選手が居残りの特打を行った。(巨人軍広報部L沢有久) 

マキ、「予言の奪三振」

 宮崎14日、槙原投手が前日に続いてブルペンに入り、66球を投げた。途中、
長嶋監督から「槙原、三振を取れる球を投げてみろ」と声が飛ぶと、槙原投手は
「フォークで行きます」「インコース真っ直ぐ見逃し三振」などと応じ、言葉通
りの見事なピッチングを見せた。

 長嶋監督は「槙原は腕が振れてて、調子が良かった。東京ドーム(での日本シリ
ーズ直前の練習)でさらに調整してもらう」と期待をかけていた。(巨人軍広報部)

西武の松坂投手を書類送検=身代わり出頭、黒岩球団課長も

2000年10月13日(金)18時56分


 西武ライオンズの松坂大輔投手(20)が免許停止中に乗用車を運転した
上、駐車違反をし、球団の黒岩彰広報課長(39)が身代わりとなって警察署
に出頭していたとして、警視庁交通捜査課などは13日、松坂投手を道路交通
法違反(無免許運転、駐車違反)、黒岩課長を犯人隠避の疑いでそれぞれ東京
地検に書類送検した。                        
 調べによると、松坂投手は2カ月間の免許停止期間中だった今年9月13日
未明、東京都港区高輪付近で球団名義の乗用車を運転。同日午前10時ごろか
ら約1時間半にわたって、文京区内の女性アナウンサー宅があるマンション近
くの駐車禁止区域の路上に、車を止めた疑い。             
 黒岩課長は同日午後、大塚署がレッカー移動した車を引き取るために身代わ
りで同署へ出頭、駐車違反の反則切符に署名した疑い。署員が「違反したのは
あなたですね」と確認すると、黒岩課長は「わたしです」と語ったという。
 同課などは松坂投手が身代わり出頭を依頼していた場合は犯人隠避の教唆な
どに当たる可能性もあるとみて数回にわたって事情聴取したが、同投手は「駐
車違反したことは申し訳ない。黒岩さんが警察へ行ったことは後で知った」と
釈明した。                            
 黒岩課長は「松坂投手はシドニー五輪壮行会などのスケジュールがいっぱい
で、自分で管理している車なので独断で警察へ行った。松坂投手に頼まれたの
ではない」と話しているという。                   



巨人 リーグ優勝!!

(通産38度目)
優勝決定試合 5×−4
9回裏、0−4から江藤の満塁ホームランで同点。
そのあと間髪いれずに二岡が巨人今季通産201号目となる
サヨナラソロアーチを放ち逆転勝ち!
まさに「長嶋野球」といった勝ち方で優勝を決めた。

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