10月28日   シンボリクリスエス
 「3000メートルのレースを勝とうとしてる関係者なんていない」「3歳馬が天皇賞が出ることにいちいち騒いでいちゃいけない」その通りだと思って藤沢調教師の話を聞いていた。そして、シンボリが今日天皇賞を勝った。押し出された世代最強は現役最強の称号を手にした。ブリーダーズカップターフをハイシャパラルが勝利。この時期で3歳が不利なんていってるやつはナンセンス。そう思って見ていた。とはいえ、古馬に勝ったのは評価が高い。強い。タニノの秋が見たかった。
 外国産の馬が昨年に続いて天皇賞を勝った。生産牧場の、特に日高の生産者はどんな思いなのだろう。ましてやシンボリはダービー2着。菊を内国産が独占し、今後の生産会に良い風が吹くと思われた矢先。今に始まった問題ではないにしろ、これからも冷たい風が吹くであろうことが予想される。「強い馬を作る」JRAが打ち出した路線は海外進出という面では成果を出し始めたが、一方で甘やかされることに慣れてしまった生産者たちの首を絞めている。開放3年目にして2勝2着2回のマル外天皇賞。がんばれ日本。

10月25日   シンボリクリスエス
こいつは強えぞ。めちゃめちゃ強いぞ。

10月22日   武のいないレース
 レース中、どれほどの騎手が武豊の落馬に気づいただろうか。さすがに3,000bの長丁場だけにゴール前までにはすべての騎手が気づいただろうが…。
 距離が持たないとされていたノーリーズン。武のコメントも歯切れが悪かった。それだけにノーリーズンの位置取り、武の騎乗に興味があった。そして、あくまで仮定であるが、他の騎手もその点は注目していたのではないだろうか。もちろん自分の騎乗をベストにする、他の馬は気にしない、そんな騎乗が数々のレースでのジョッキーのコメントとして残されており、おれもそれは素直にそう思う。しかし、あくまで勝つため。勝つために武の位置取りを気にする騎手もいたのではないかと憶測ながらに思う。それはノーリーズンをマークする、武が動いたら動くなどさまざまだが、そんな騎手がいた可能性はある。これはあくまで過程の話としたが、もし本当にそうだとしたら…。
 1つのレースに一流のジョッキー、限定してしまえば、武と岡部。この2人がいるのといないのではレースが全く異なる、というのを読んだことがある。いわゆる、シマらないのだそうだ。緊張感というのだろうか、観客としての立場でもなんとなくだが分かる気がする。一流と呼ばれる人の邪魔をしないように騎乗するなんてことをいう騎手がいたらおれは大嫌いだけれど、実際にはいるかもしれない。菊花賞。武豊はいなかった。それをチャンスだと思った騎手もいるだろう。チャンスも何も関係ないと思った騎手もいるだろう。ただ、いつもの競馬とはやはり違う気がした。
 おれが競馬を見始めたとき、武豊はすでにスーパースターだった。実績、たたずまい、ガッツポーズ、コメント、騎乗フォーム。どれをとっても超一流だと思うし、大好きな騎手だ。競馬を見ていて、武のいないレースよりはいるレースの方が断然面白い。菊花賞に武はいなかった。レース自体はかなり見ごたえがあって、かなり面白かった。だけど…。武が落馬しなかったら、なんてことは言わない。ただ、今後競馬を見続けていくおれはいつまで武を見れるのだろうかと考えてしまった。武が50まで乗るとしてあと20年もない。なにを先のこと考えてるんだとも思ったが、その日が来るのが恐かった。武のいないレースはワンパンチたりない。

10月16日   シャイニンルビー
 ファインモーションが圧倒的な強さを見せ、伝説の始まりとされる秋華賞。そんな華々しい舞台で2番人気になったシャイニンルビーが、観衆の大歓声に驚き、外枠発走になったあげくまさかの殿負けを喫した。この件についての岡部騎手の怒りのコメントはさまざまな報道で知ったが、何ともいえない気持ちになってしまう。もし、あの場所におれがいたら、絶対おれも騒いでしまっただろう。馬が暴れるからしてはいけない行為(カメラのフラッシュなど)は許せない。自分の前でそんなことをするやつがいたら絶対注意する。しかし。GT前の大歓声の一端を担ったことは数え切れないほどある。競馬が好きでたまらなくて、それを傷つけるやつが許せなくてたまらないのに、おれ自身も競馬を傷つけている。情けない。シャイニンルビーの関係者はどういう思いだっただろう。今まで築き上げてきたものが、ファンの手で壊される。それを考えると、今までの自分が許せない。
 日本の競馬ファンは若者が多い。あの盛り上がりを生み出す一人一人が日本競馬を支えている。でも彼ら、そしておれに競馬を壊す権利など全くない。
 この問題はいつなくなるのか。岡部騎手がマスコミに発言したからといって、菊花賞からあの大歓声がなくなるとは到底思えない。もっとひどい事故でもおきない限り、シャイニンルビーも一過性の出来事として思い出話になってしまう。だとしたら、せめてスタンド前の発走は静かにするよう、JRAが取り締まる。JRA頼みなのがまた情けない。スタンド前での発走のレースは静かにする。そんな当たり前のことを今一度実践しようと思う。

10月5日   イーグルカフェ
明日、ってゆーか今日鞍上勝春のイーグルカフェが走るね。もちろんマンハッタン楽しみだけど、その前にイーグルだね。マンハッタンは紛れもなく日本のトップホース。だから、日本のチャンピオンVS欧州のチャンピオンとしてのレースとしてみてしまう。でもイーグルのレースは日本VS欧州っていう形で見れると思う。微妙な違いではあるけれど、やはり国際化が進んで日本の馬たちの評価が進んでる現在、トップの数頭たちだけでなくて、それに追随する馬たちの活躍こそが日本の競馬の評価が高まると思う。エアトゥーレやステイゴールドのように。今日の新聞で日本の国際レースに出走する外国馬の輸送費はJRAが負担することになったらしい。確かにエリ女やスプリンター、マイルCSなんてたぶん外国馬来たことないだろうし、JCも以前と比べればメンバーは寂しい。そんな中の策だろう。でも一方、どんどん日本の馬たちが海外で走って評価が高くなるにつれて、海外からは「日本の馬には勝てない」と、ますます出走がなくなってしまう可能性もある。でも、ドバイのモハメド殿下やクールモアは日本に興味を持ってるのは確かで、日本の馬が海外で勝つことによってその馬を負かしてやろうと来日するかもしれないし、何より日本の馬を買いに来てくれる可能性がある。事実、サンデー産駒を購入したこともあるくらいだから、当然日本競馬には注目していると思う。イーグルカフェは外国産馬である。しかし、もちろん調教は日本。そしてその馬は決して、日本のトップとは言えない。そういう馬が勝ってこそ、日本の競馬のレベルの高さを証明出来ると思う。欧州レースなら出遅れなんて当たり前。ゲートがうまい日本なら欠点になる出遅れも、欧州なら関係なし!期待するぜ!