11月29日   Golden Jubilee Day
 Golden Jubilee Day。競馬を見始めて8年目の秋。まだまだ短い。でも、ずっと見てきて良かった。

 競馬を見始めて、なーんにもない土日がなくなった。競馬を見ていない人は一体何をして過ごすっつうんだ、と余計なことをも思ってしまう。JRA100周年の年におれは幾つになるんだろう、と考える。笑いながら、そして真剣に競馬をしていたいものだ。

 JAPAN CUP DIRTを制した武豊。クールなガッツポーズに「武豊」を見せ付けられる。内をぴったりとついて、4角で馬群を割った直線。絶対王者を完封した内容には言葉も出ない。アドマイヤドンはいつもの凄みがなく、2着もやっとのように思えた。ただ、ゴールドアリュール引退後、1頭で日本ダート界を背負ってきたことを考えるとJAPANCUP DIRTの照合を彼に授けたかった感もある。そして敗北を喫した相手も、ドンの1つ年上のタイムパラドックス。世代交代という言葉も当てはまらない。せめてジンクライシスに負けていたなら納得がいくものの。ただ、そのジンクライシスは強い。来年のダートはアドマイヤドンが有馬の結果次第かどうかわからないが芝路線に行けば「王者不在」。パーソナルラッシュやピットファイターなど、新たなダート王者決定戦が繰り広げられる中で、頂点にたつ可能性もこのレースで見えた。

 JAPAN CUPの注目はコスモバルクでしかなかった。直線差し返しての2着。ルメールもバルクの折り合いをつけた。道中、4、5番手のレースが指示とは言え、100点に近い内容かもしれない。バルクファンがよくやった、有馬では巻き返せるというのもわかる。しかし、その満点に近い内容でロブロイにつけられた差は3馬身。決定的と思えてならない。最後の直線、あの差し返しは感動した。しかし、あれこそがバルクの魅力だと考えても、あれはバルク自身の根性で差し返しただけであり、バルクが「折り合えば」こその強さには見えない。そして、マスコミが口にする中山との相性。確かに数字を見ればそうかもしれない。しかし、はっきり言って距離が長い。春を振り返るなら、距離だろう。いまさらコース相性も何もないわけで、事実東京だってバルクが敗れたのはダービーだけ。見てみたいのはマイルだが、バルクの適距離は事実だけとらえれば1800〜2000。この秋、バルクは適距離で走らせてもらっていない。有馬記念でコスモバルクはゼンノロブロイには絶対に勝てない。ただ、それでもバルクは何かやってくれるという期待を抱かせてくれることもまた事実。形だけ見れば、大好きな馬ワンツーという最高のJAPAN CUPであったものの、その後に思うところありまくるJAPAN CUPであった。 

11月25日   デュランダルの可能性
 後方に位置する最強馬に勝つには、先手必勝あるのみ。しかし、それをあざ笑うかのようなデュランダルはいつも通りの位置からいつも通りの末脚を見せてまいちゃん連覇。鞍上が馬を完全に信じきっているような、そんなレースだった。

 ダンスに脱帽。彼女はやはり只者じゃない。だからこそ、なんとか勲章をとらしてやりたいもの。2着じゃだめなんだよ競馬は。この後は香港に向かうのかが注目だが、勢いのあるうちにG1を。競走馬の「格」としてはファインモーションより上と見る。

 デュランダルの次走も香港か? 有馬記念には出ねえよなあ。昔、タイキシャトルを有馬記念に使うべきと大川氏が言っていたが、そのときと状況(引退)は違うにせよ今年の有馬記念にデュラが出てくればめちゃくちゃ面白そうなのに。スローペースなんだから、距離は持つじゃんというのはあまりにも短絡的か。ただ、タップがいてロブロイがいてバルクがいてヒシがいて、そんでアドンがいて(!!!)、その後方に構えるデュランダル。超見てえ。ぜってえ面白え。香港なんてさあ・・・、行きゃあ勝つよ。ロッキンジSとかサセックスSを目指すっつうなら納得するんだけど、香港はもういいじゃん。有馬記念に投票するよ・・・見たいから。君は強いんだから。

11月17日   アドグは強かった。でも。
 今年のエリ女は豊がどの馬に乗るかだった。そして結果的に、我々ファンも含めて一番武豊にこだわったのが伊藤師であった。ジョッキー次第でレースを決めるのは当然だとしても、それが牝馬限定2200と牡牝混合1600。余りにも違い過ぎないだろうか。札幌記念を使った意味。ただ、G2を獲りにいっただけではない筈。それでいいのかよと疑問を抱かずにはいられなかった。

 ファインモーションもダンスインザムードもいなけりゃ、そりゃあアドグの独断場。面白味のないレースになってしまった。エリザベス女王杯で牝馬チャンピオンが決定しないなら、もはやレースの意味もG1の資格もない。強い牝馬は牡馬に当てる、ならばいっそ春にエリ女を開催したほうがいい。そして、牝馬限定のG2を秋に作ればいい。アゼリのように牡馬にぶつかっていかないことも寒いが、形だけのG1もまた寒い。