| 12月29日 おれたちの時代 |
| テンポイントとトウショウボーイの有馬記念。井崎氏がスタートした瞬間に「あ、この2頭、マッチレースをする気だな」と感じたという、世紀の名勝負。おれが生まれる前に行われたこの壮絶なレースは、今おれが見ても凄いレースである。しかし、2004有馬。昭和の競馬ファンの人たちよ、どうですか? この有馬もなかなかすげえっすよ。 ロブロイの秋3連覇など誰が想像できたか。春のふがいなさを見れば、ロブロイっ子のおれだって、まさかこんな大仕事をするなんて思っちゃいなかった。しかし、秋天で完全に馬が変わった。頼りなかったロブロイに、「信頼」という言葉を置けるようになった。ペリエの積極的な騎乗も馬を信じてのこと。4角回ったところではタップをまだ差があったが不思議なほどに安心して見てられた。「差せる」と信じた馬が「差した」瞬間。これほどたまらないものはない。 しかしタップは強い。陣営の「本調子であれば」というコメントも、頷ける部分はある。凱旋門帰りであれだけやれるんだから、そんな言葉も出てくるであろう。ロブロイファンとしては、秋いくら勝ったってタップがいなけりゃ意味ねえくらいに思えていたところはやはりあった。だから、有馬に強行軍であろうと出走してきたタップ陣営には感謝の念はある。フルパワーとタップのフルパワーのロブロイ。2005年、この2頭の決着付けが楽しみだ。そして、ロブロイには世界を。タップが「逃げ切れなかった」世界をロブロイが「差す」。そんなぞくぞくを持って、いざ2005年。 |