| 11月30日 JAPAN CUP&JAPAN CUP DIRT |
| 今年のアドマイヤドンは、というより夏からのアドマイヤドンは今までと見違えたように強靭さを兼ね備えているように見えた。まあ、日本の馬には負けねえだろう。外国産馬か、まああってもサイレントディールか。ディールは強いといえど、3歳。そしてダートのキャリアの浅さもあるし、アリュールでさえ成長途上の最中に挑んだ昨年は負けた。とはいえ、外国産馬もおれが知っているような、超有名な馬ではない。怖いけど、アドンの勝ちだろう。
朝から降り続く雨の中、駐車場で竹井と昼くらいまで時間をつぶして、いざ競馬場。雨降ってると本当にへこむ。 直線でアドマイヤドンが差した。勝ったなあ、強いなあ、と。すると、ざわめきと「差し返される」という言葉。は? という感じでターフビジョンを見る。差し返される。まじかよ。とにかく、まじかよだった。フリートストリートダンサーという名前を新聞で確認。騎手の名前を確認。プレザントリーパーフェクトと接戦をした馬。おれの知識は以上。まあ、強いんだろう。とはいえ、とはいえ、アドンが負けた、というより差し返された。逃げ切られたなら、まだ言い訳も納得も出来る。4角で脚を使った、勝ち馬のレースだった。様々な見解に頷くこともできるけど、あの異様に長い直線が目に焼きつく。レースは全体でとらえなければならないだろう。でもあの残り100メートル。これにつきる。ただ、勝ち馬のパフォーマンスはただただ凄い。何度見ても、興奮してしまう。ドバイの道は明るいか、暗いか。前途洋洋ではない気はするなあ。 シンボリクリスエスにとって雨がいいのか悪いのか。まあ、勝つだろう。負ける要素はないし。この時点でだめなおれ。 タップダンスシチーは去年の朝日CCの時に知った。調教師が盛んに「良馬場なら」発言をしていたこともよく覚えている。だから、開幕週の朝日CCを勝ったときに、タップ=良馬場イメージがついた。その後も、むちゃくちゃ好走しているんだからそんな言葉は忘れればいいのに、忘れられないものだ。京都大賞典をどうみるか。強かった。でも、いつものパターンではないヒシミラクルに僅差。ものすごいこじつけで、タップにケチをつけている。馬鹿だなあ、本当に。 レースパターンはザッツにちょっと似ている様に思うが、古馬の貫禄だろうか、重圧感というか威圧感というかそういうものが違う。力強さを感じるレースぶり。有馬記念でタップとザッツは再戦するだろうけど、ザッツはタップに勝てない気がする。ひと月の成長がどこまで変わるかだが、無理だろうな。 今年のジャパンカップは芝もダートもどっちも面白かったなあ。タイプの違うレースとはいえ、どちらも魅力的。世界的に注目されてなくても知ったこっちゃない。来年、フリートストリートダンサーで勝てるのなら…、ってもっとダート馬の来日があればまた良し。さあ、有馬記念。ペリエはどう乗るか、楽しみ。 |
| 11月24日 でゅらでゅらでゅらんだるイズべりーかっちょいい |
| スプリンターズSでデュランダルを買わなかった。強い、かなり強いと思った。マイルCSでもすげえ怖い存在だと思っていた。でも、スプリンターで買わずに、マイルで買って外れたら…。かっちょ悪い。いい格好しいのおれはそれだけの理由で本命に推さなかった。馬鹿すぎる。もう、馬券一生当たらないんじゃねえかなあ。外からぶっ飛んでくるデュランダルはカッコ良かった。むちゃくちゃに、相当に。おれはすげえカッコ悪かった。
スプリンターズSのとき、坂口調教師は池添騎手に「外をまわしてきてくれ」ということを言ったらしい。マイルのときにこれを言ったかどうかは知らないが、まるで同じレースを見ているかのようなもの凄い脚。ラスト50の脚なんかもう空を飛んでいるかのごとく。内が馬場悪いというのを考慮しても、4角あの位置から差すんだから、ホンモノでしょう。いやあ、カッコいい。池添も普段あまり好きじゃない騎手だけど、この思い切った、馬を信じきった乗り方には非常に魅力を感じた。ガッツポーズしすぎじゃん、とも思ったが、そりゃ嬉しいだろうよ。いいよ、あれで。 今後のデュランダルはどういう路線を歩むんだろう。まあ、高松や安田、そして海外のマイルを狙うんだろうが、2000頑張れねえかなあ。あの凄まじいキレ味を活かすには短距離が向いてるかもしれないけれど、今年のクラシック世代が古馬となる来年、デュランダルが絡んでくれば超盛り上がる。そんな思いもあり、敬意を表して有馬の投票をしておこう。 ファインモーション。惜しかったが、その惜しさも霞むほどのパフォーマンスをされてしまったからね。ただ、今後につながる新たな可能性が広がったというのは、調教師の見る目の正しさと挑戦した結果だろう。さすが。で、いいのかな。武はそれでも、マイルの馬じゃないと言っていた。どういうことか、と考えてしまうようなコメント。「引っかからなければ」ということなんだろうか。阪神牝馬は見物だ |
| 11月16日 名勝負物語りかな |
| この2頭の戦いをひと月に1度ずつこれから見れるものなら…。そして願わくばマッチレースを。そんな思いにさせられたエリザベス女王杯。差しきったアドマイヤグルーヴと差しかえさんとばかりに食い下がるスティルインラブ。この2頭はアツイ。アツすぎる。3冠馬に敬意を表したうえでも、この2頭は互角かな、と。久々に感じる2頭のライバル物語。こういうのって好きだなあ。これから牡馬と対戦していかざるを得ない2頭は、果たしていかなる結果を残すのかに非常に興味はある。しかし、もう牝馬限定戦しか出走しないで、ずっとこの2頭の対決を見てもいいかなと思ったりもするくらいに、ものすげえええ興味があるこの対決。こういうものが、一層競馬の魅力を引き立てるのではないかな。やべえ、早く春に牝馬限定G1作れよ。この2頭のためだけに。まあ、それが見たいおれのために。 |
| 11月12日 かみのやま競馬 |
| いろいろな競馬場に行くのが好き。別に大きなレースが行われていなくても、その競馬場ごとに持つ独特の雰囲気を感じることは最高の楽しみだ。かみのやま競馬場。次に行くとしたらここしかないという思いは今年の初めから感じていた。今年度で閉鎖というニュースを耳にしていたからだ。ただ、まさか閉鎖の日に訪れることになるとは思わなかった。地元の人は外部の人には来て欲しくなかったかな、とも少し思う。でも、かみのやま競馬が今後存在しないという事実が提示されている以上、一度は見なくては気がすまなかった。
かみのやま温泉駅からタクシーで約10分ほどのところの小高い土地にあるかみのやま競馬場。競馬場の周りには駐車場も多々あり、タクシー運転手の「この人たちの生活もね…」という言葉に閉鎖のリアルを一瞬感じた。さすがに最後というだけ会って、報道陣もちらほら。ただ、指定席や開場を待つファンは平日とあってか、さほど多くないようにも思えた。指定席の列に並びながら、この日行われるレース番組を見ると6レースくらいまでは全てダート1300。後ろのおっちゃんのいう「面白くない番組だろ」は全てのファンの思うところ。売れない競馬場、閉鎖を迎える競馬場の現実を垣間見た。 競馬場で買った新聞は「ヒント」。なんちゅう名前だ。うける。地方に行ったら、新聞売りのおばちゃんとコミュニケーションをとりながら新聞を買うのは楽しみのひとつ。すっげえ元気のいいおばちゃんだった。気持ちよく新聞を買うことができたが、どうしてもどうしても明日からどうするんだろうという、いらぬ心配をしてしまう。一生懸命最後の業務を行う競馬場の人々に対して失礼極まりないことだと思うが、この思いは最後まで頭から離れなかった。ただ、美味しくなかったすじ煮込みを売ってたおばちゃんも、こんにゃくを配ってたおばちゃんも、おいしいカレーの店のおばちゃんもみんなみんな明るくて、気持ち良かった。 ダート小回り。直線短い。イコール先行能力がある、かつそんなに大きくない馬が勝つ。。そんでもって、その日知ったかみのやまリーディング前野。これだけで、まあ馬券はそこそこ当たるだろうという甘い思い。もろくも崩れ去り、外れまくる。中央だろうが地方だから馬券センスのなさを露呈した。だって、2番手外に膨れるんだもん。 かみのやまはファン獲得のためにいろいろなことをやっているのは聞いたことがあったけど、実際に行って、素晴らしいほどに楽しかった。だって1レースが「ありゃま記念」って。ぜってえ忘れない。本馬場入場のときの騎手をニックネームで紹介するというのも面白かったなあ。もう、あんなの聞けないんだろうなあ。 この日行っただけでも前野騎手の人気がわかった。後ろの席のおっちゃんも馬券で並んでるおっちゃんも前野っていう言葉を盛んに話していた。その前野騎手がかみのやま最終レースで5番人気の馬できっちりと差す。右にいたおっちゃんの涙ぐんだ「まえのー」という叫び声。そして後ろの女の子たちは、泣いていた。かみのやまの競馬がいま終わりを告げた瞬間。なんとも言えなかった。確実に異空間。おれは部外者である。ただ、温かくて素晴らしい競馬場がなくなってしまう、そのことが辛い。その反面、こんなに良い競馬場で競馬を見れて、本当に良かったと思った。おれには「おれの」競馬場がない。船橋だって中山だって、到底おれの競馬場とは言い難い。彼らには「彼ら」の競馬場があった。羨ましいことである。「あいつはおれが育てた!」って言葉ってあり得るなあと思った。それだけ、競馬とファンの距離が近い。しかしそんな競馬場が、真っ当な理由であってもそうでなくても、奪われてしまったのである。その悲しみは、おれが量れるようなものじゃないだろう。 「おいしいカレーの店」と書かれた店長と思えるおばちゃんが「ここで25年間やってるんだよ、明日からどうするの」と話していた。おれは黙るしかなかった。そこのお茶の旨かったことといったらなかった。 |
| 11月5日 JBC |
| ダートの短距離馬に魅力を感じることが多い。思い返してみれば、ワシントンカラー、セレクトグリーン、ノボジャック、そしてブロードアピール。芝の短距離馬にももちろん魅力を感じるが、どちらかと言えば「泥臭い」感じがするダート短距離馬の方が好きだ。イメージとして1400はぎりぎり持ちそうで…っていうくらいがいい。スターリングローズも好きだが、あの馬は1600持っちゃうからこの点でちょっと生粋のダートスプリンターと違う感がある。
第3回JBC。日本国内唯一のダート千二G1。まだ3回目だが、過去2回も、そしてもちろん今回もむちゃくちゃ面白かった。去年、盛岡で見たスプリントにサウスヴィグラスは出走していない。走ってみなければわからないが、それまで現役の最強ダートスプリンターはサウスだと思っていたから、とても残念だった。競走馬が能力のピークを一年後も保っているというのは非常に難しいことだが、この馬にはこのタイトルが似合いすぎる。だから今年は絶対に獲って欲しかった。競馬は強い馬が勝つとは限らない。矛盾しているのようにも思うが、どう考えてもそう思う。でも、やはり強い馬がそれなりの勲章を得て欲しいもの。サウスのG1奪取には素直によろこびを感じる。 それにしても、マイネルセレクト。久々にかっちょいい馬に巡り合えた。勢いはあるなあと思ったが、あそこまで走るとは。来年のダート短距離のエースになる。なって欲しい。出来れば鞍上もそのままで。 クラシックはもうアドマイヤドンが強すぎ。以前はどこかしらひ弱さを感じたか、もうそんなことはない。この馬を誰が倒すか。完成されたアドマイヤとアリュールの対決が見たかったものだ。 |
| 11月2日 秋天 |
| 休み明けの2頭で決まった天皇賞。今後、世間がレベルどうこう言うターゲットになりそうだなあとも思いつつ。この2頭は強いね。さすがに。 シンボリクリスエス。大外の不利がありながらもさすがの一言。最後の直線は圧巻。弾んでいるような脚だった。この先JCも有馬もを制すような見ていてカッコ良い脚。強い。 ツルマルボーイ。大外跳んでくるっていうのは大多数が予想していたことなんじゃないだろうか。おれもそう。そしてその通り。自分のレースをしての2着だし、良かったんじゃないかと思う。クリスが綺麗に馬群を割って抜け出してしまったから仕方ないね。ただ、G1を勝つには絶好の舞台だったからなあ。でもこの馬の必ず伸びてくる脚。魅力ある。 アグネスデジタル。今年の秋はいつものデジタルとは違うってゆうのは感覚的にはわかってた。レースぶりが良くない。デジタルの良くない時の状態に近いなあという感じがしていた。今考えれば、その感覚は今年初戦かきつばた記念から抱いていたように思う。それなのに安田記念のあの勝ち方…。だからデジタルには期待してしまうのだろう。ただ、秋も今日で3戦。いいところ全くなし。それでも次走。次に期待してしまうところがこの馬を好きな理由かな。ただ、今日の敗北に何か決定的な気もする。嫌な感じが胸に残る。でも引退なんて言わないで欲しい。出走する限り、奇跡を期待できる馬だから。そんな奇跡をまた見てみたいから。がんばってくれ。 エイシンプレストン。最後はテンザンセイザの粘る脚に屈してしまった。本当に、最後に国内G1を勝たせてやりたかった。悔しいなあ、あの香港でのカッコ良さを日本の舞台で披露するところが見れない事が。ラストランでも見せてくれ、外からぶん回して勝つ、一気に差しきる閃光のような脚を! サンライズペガサス。競走能力の高さを今まで以上に感じた。普通の休み明けとはわけが違う。屈腱炎明けでこの走り。次はもっと良くなるのか、それとも…。当然期待は、状態良化。今後が非常に楽しみだ。 前に行った2頭に乗っていた2人。もし仮に騎手同士の意地、しかも仲がどうとかが絡んでいるとしたら、消えうせろ。プロとしておかしい。恥ずかしい。違うなら、後藤のみ消えうせろ。なにやってんだよ。力のある馬がするレースじゃない。最悪、2番手でもレースが出来たはず。力が劣るとされるゴーステディが譲らないのは当然。実力馬ローエンを楽にいかせたらローエンに勝たれてしまうのだから、勝つためには譲るわけにはいかない。結局、殿負けのゴーステディだが、やるだけやったのではないかとも思えるくらいだ。憶測だが、ローエンは瞬発力勝負になるのが嫌で、セーフティリードを持って直線を粘ろうと思っていたのだろう。「大逃げ」がゲート開く前から頭にあったんじゃねえか。だから、ゴーステディが来ても引くことはしなかった。これもひとつの勝つための作戦ともいえなくはない。だが、ひかなければどうなるか。あのペースでいけば共倒れになることくらいわからないものだろうか。散々マスコミでローエンの気持ちが解ると言っていたのに。玉砕覚悟のゴーステディを競り落としただけ。暴走して、直線は目を覆いたくなるような姿をさらけ出すローエン。海外で好走し、遂に完成期に入ってきていたと思えたローエンの悲惨な姿は見ていて、おまえに怒りを覚えた。騎手がレース前から作戦を決め乗りすることを別に悪いとも思わない。ただ、そのときそのときの対処法はある筈だ。レースも馬も生き物なのだから。久々にだっせえ、最低な騎乗を見た。何回見てもむかついてむかついて仕方ない。おまえは応援できない。明日のコメントおおいに期待してやる。 |