4月29日   エイシンプレストン
 香港でGT3勝、やったぜプレストン。安心して見てられた痛快なレースだった。3コーナーから4コーナーにかけて、前方の馬群が動いても、過去と同じく動かない。ワンテンポ遅らせたような感じであがって行って、毎度の通り直線は外々。直線であの位置なら絶対差す。そ期待通りに伸びてくれたねえ。まあ今回のメンバーなら余裕でしょう。ちょっと物足りな気もするくらいだった。やっぱねえ、骨太なやつらと戦って欲しかったってのはある。まあ、今回のような手薄なメンバーと戦って、取りこぼさずにきちっと結果をだせるということは素晴らしいこと。シンガポールが中止になったのは非常に残念だけれど、オーストラリアも考えているらしいし、夢が広がる。海外に行かなきゃ、海外で勝てないもんね。個人的には、欧州行って欲しいなあ。

 北橋調教師以下、プレストン陣営には競馬ファンとしてほんとに感謝したい。前走のフェブラリーSだってそう。まあプレストンクラスの馬なら使えるレースが少ないというのもあるけれど(これはかなり問題だとは思うけど)、砂の適正だって使わなければわからなかったわけだ。しかも、使ったことによってプレストンにマイナス点はまったくない。「この馬、ダートってどうなんだろう?」そんなドキドキ、楽しいんだよ。何でもやんなきゃわかならいんだから。

 プレストンの香港適正についてはこれだけ結果が出てるのだから間違いないと思う。でもこの事実から思ったことは、今の日本競馬は「レース選択」の幅が広くなったなあと思ったこと。日本も世界も関係ない、勝てるレースに、その馬に適したレースに出走することが出来るようになったんだなあと思った。こうやって世界で結果を出すことは馬にとっても良いことだと思うし。プレストンは当然日本でも種牡馬になれるだろうけど、海外のホースマンだって評価は高いでしょう。香港が馬産をやっていないのは残念だけれど、あれだけ注目の高い香港国際レースを3勝もしてるんだから。たとえ日本で種牡馬として滑ったって、他の国で活躍できるかもしれないし。これも「適正」だよね。子供にだって適正は出るんだから。その適正を見つけるには、より数多くの世界で産駒が走るに越したことはない。もし、日本だけのチャンピオンなら日本競馬の適正がない時点で種牡馬として失格とされかねない。そういった意味では、日本で数多くGTを勝った馬よりプレストンのほうが未来は開けている。やっぱね活躍の場所がないことには、種牡馬としての成績が出るはずはないんだから。オグリだって、ブルボンだって、ブライアンだって、もしかしたら、もしかしたら海外なら産駒は走ったかもしれない。可能性はある。ただ、その機会がなかった。所詮っていったら失礼だけれど、めちゃめちゃ失礼だけれど、日本のチャンピオンにすぎない。海外ではプレストンのほうが有名なんじゃなかろうか。馬の価値を上げる。海外の名誉を得ると同時に、その馬の一生をも変えてしまう海外遠征。今回の勝利が日本馬の海外GT1年ぶりの勝利でしょう。去年の日本競馬は海外からレベルが低いと判断されている。このことからもわかる。行かなきゃ、勝ちに。がんばれJAPAN。

4月12日   桜花賞
 明日は2003年クラシック第一弾の桜花賞。今年は桜の散りが遅いらしく、桜の花の下でレースが見れそうで嬉しい。
 さて、今年の注目はなんと言ってもアドマイヤグルーヴ。だねえ。母エアグルーヴはおれが競馬を見始めた年にチャンピオンとなった名馬。それだけにアドマイヤには期待もしているし、大好きだ。強いと思う。ただね。おれもローテーションが嫌だ。距離短縮は別にいいけど、初の千六っていうのがどうもひっかかる。本命には…。できねえよ。ヒーロー性十分なだけに勝ったら勝ったでいいんだけどさあ。

 自分を信じて予想をする。自分の強いと思った馬をあくまで信じて勝負する。それに沿って考えてみると。今年の牝馬クラシック戦線でおれがすげえ強えと思ったのは2頭。セイレーンズソングとマイネヌーヴェル。セイレーンズのほうはオークスの方にいくみたいだから残念。マイネはいろいろ言われてるけど、ここまで人気がないとはね。どう考えてもおれはアドマイヤよりは買えると思うけど。フラワーCの末脚の判断だけど、あれは素直にいい脚でしょう。35秒7がたいしたことないみたいに言われてるけど、最後きっちりおってねえもんなあ。残り50もがっつりおえばタイムはもう少し早くなったのではないか。そう思う。相手どうこうも言われるけど、とにかくあのレースはマイネは余裕勝ちだった。なんつうか、スケールがでかいような気がした。

 人気どころからスティルインラブ。まあ前走、前が壁になって「負けて強し」の内容とか言われてるねえ。確かにいい脚だった。騎手も絶対の自信らしい。ってゆーかちゃんとあのレースものにしろよ。前走、単勝買ってたやつはさぞむかついたことだろう。ああいうなんらかの原因によって、強引な末脚を繰り出した馬は強く見えるし、本当に強いんだろうと思う。そんなレースを今までも何度か見たけど、おれが見た中ではえてしてそういうレースでは凄い脚を使った馬はそのレースを勝ってる。負けたのはテイエムくらいだ。どうも最後に差しきれなかった2着というのがひっかかるなあ。あとは、ヤマカツ。微妙だ。結果も出てるし、アンカツだし、枠も良いし。前につけられるのも利点だよねえ。リンデンリリーの仔っていうのも良いよね。ただ、そんなに強く見えない。それがなあ。あくまで感覚だけれど。もしかしたらものすごく強いのかもしれないけど、チャンピオンには思えない。

 みんなはどういう風に考えてるんだろう。それぞれの見方があって、それぞれの感じ方があって。おもしれーなあ。スティル、ヤマカツからマイネ、アドマイヤへ3連複流しで。「いつも武豊じゃつまらないでしょ」名言? 残す横山に期待。今回もこれ言って欲しかったぜ。