「99年オフ〜00年シーズン終了まで」



1999年
10月30日
石井浩朗(内野)⇔ロッテ 河本育之(投手)



ロッテの大砲補強と巨人のストッパーの補強で両者の意見が一致し成立した。石井自身がもっと試合に出たいということでトレード志願。パ・リーグなら守備に不安のある石井でもDH制度があるから思う存分働けると思う。

現在の巨人でも勝負強い打撃は貴重であるが、3年連続中継ぎ投手の崩壊で優勝を逃している為、河本は非常に大きな戦力である。河本は合計で93セーブ、97年には25セーブを上げた実績があり、99年はウォーレンの活躍で25試合に登板しただけ。それも巨人のほしい左腕で140キロオーバー。この2人の選手をこのまま飼い殺しにしておくのはもったいない。このトレードは非常に両選手にプラスになると思う。
*石井について詳しい事は元巨人軍で。



1999年
11月1日
金銭西武 田辺徳雄(内野)






田辺は西武の若返り政策の前に入らなくなった選手である。新谷も一緒に解雇された。この2人は西武黄金時代のメンバーである。その事を考慮して西武が移籍先を探してくれたらしいが、最悪な結果となってしまった。その先は飼い殺しで有名な巨人であった。

石井の抜けた為に代打の強化をしたのかな?それとも守備強化?田辺は器用な選手で内野ならどこでも守れるらしい。ゴールデングラブも89、92年と取っている。年もまだ34歳でそこそこ使えそう。私にはよく意味のわからないトレードである。

これで巨人には一時の西武黄金期メンバーがそろう。3番マルチネス、4番清原、6番田辺、もしかしたら工藤も入るかもね。



12月7日から巨人のFAメークドラマが始まった。
完璧に不利と言われていた補強戦争に
こんな結末が待っていたとは。



1999年
12月7日
FA移籍(金銭)←広島 江藤智(内野)











T
3年連続V逸の為に2000年は絶対優勝しなければならない為に即戦力のFA補強に力を入れた。そこで目を付けたのが広島江藤。一時は横浜有利、巨人不利と伝えられた。江藤の「毎試合でれるチームに行きたい」との発言でサードの進藤がオリックスにFA移籍しそうだった横浜に行くと思われたが、まさかの進藤の残留でわからなくなった。長島茂雄の一言「せっかくのFA、荒波をかぶれ」の逆転ホームランで巨人入り。同僚の広島選手も巨人入りにはビックリしていた。でもやっぱりプロ野球選手は一回は巨人で野球をしたいらしい。毎試合満員なのは巨人だけだからね。しかしこれを聞いた広島松田オーナー代行は「チャンスに打てないからね。もう四番としては使えない」とばっさり切り捨てた。逆転負けをした横浜権藤監督は「来年は江藤だけには絶対打たせない」と宣言。

年俸1億8千万の4年契約。契約金9千万。

長年広島の四番を勤めてきた江藤。7年連続で本塁打25本以上、93年に本塁打王、95年には本塁打王と打点王の2冠で右の強打者である。しかし何年前かにサードの守備の最中に打球を目に当ててしまってから、すこし打撃がおかしくなったような気がする。

巨人の打線はなぜか強打者が左打者に偏っている。松井、高橋の間に挟む右打者が欲しかったらしい。それと毎年サードの守備がなかなか固定できないのが問題になっていた。99年は期待された元木の不調。後半戦にサードに回された清原だが守備に不安が。経験不足の後藤などで固定することができなかった。江藤は打撃だけでなく守備の面でも平均的な力を持っているので両方期待できそうである。いや働いてもらは無くてはならない。まだ29歳だから頑張れるはず。あとはどう巨人というブランドに慣れるかですね。広沢の二の舞だけは避けたい。

しかし江藤の加入で他の選手が腐らないといいが。毎年このような補強をしていたら巨人の二軍は意味がなくなってしまう。来年あたり後藤、元木などがトレードに出される可能性が大。でもまず最初に清原だな。



1999年
12月11日
FA移籍(金銭)←ダイエー 工藤公康(投手)











U
また書くが3年連続V逸の為に2000年は絶対優勝しなければならない為に即戦力のFA補強に力を入れた。そこで目を付けたのが工藤。ダイエーの優勝の立役者。パ・リーグのMVP、最優秀防御率を獲得。99年オフの契約更改でダイエーと喧嘩別れで突如のFA宣言。争奪戦はまだ投手が欲しいのか中日、左腕が欲しい巨人、そして勢いで獲得に動いた大リーグの三つ巴の戦いになった。これもまた途中までは工藤の地元中日有利の状態。星野監督との笑顔の会談がそれを象徴していた。大リーグはただアメリカに気分転換の旅行に行ったのがマスコミが勝手に騒いだだけで信憑性なし。さすがに工藤は中日かなと思った瞬間、長島監督の工藤邸訪問である。この時の長島監督の「ジャイアンツに来て男の花道を飾って欲しい」の一言でこれまた中日に逆転勝利。本当に99年のFA騒動は長島監督の一人舞台だった。

契約の席では巨人側では4年契約を提示したが、自ら1年契約を希望。1年契約で年俸1億5千万
、契約金7千5百万。その他にもコミッショナーに頼んで本当はダイエーが払うはずのMVP、最優秀防御率のタイトル料も払ってくれた。さすが巨人ですね。

工藤はエースとして西武黄金期を築いた。95年にFAでダイエーに移籍。今季は4度目の最優秀防御率、2度目の奪三振王のタイトルを獲得し、2度目の最優秀選手(MVP)にも選出され、ダイエーのリーグ初制覇、初の日本一に貢献した。通算18年間で162勝89敗。この負け数の少なさにも驚かされる。ダイエーの優勝の立役者。パ・リーグのMVP、最優秀防御率を獲得。工藤はプロ生活の半分が優勝しています。なんてうらやましい選手なのだろう。

しかし工藤の移籍については巨人軍投手陣の中からはあまり歓迎されていない。専属トレーナー、代理人交渉、高年俸などで問題になっている。せっかく何かの縁で巨人に来るのだから、みんなで仲良く優勝してほしい。

工藤にもっとも期待するのが、ダイエーで城島を育てたように巨人の捕手を一人前に育てて欲しい。



1999年
12月16日
横浜との争奪戦の末巨人へ←元阪神 メイ(投手)











V
99年シーズン中に謹慎処分、野村監督との起用法の衝突によって球団、監督批判によってシーズン終了後自由契約になる。

巨人は新外人を取るのが下手なので日本での経験があり、それなりの成績を残しているメイ獲得に動いていた。横浜も先発投手不足を解消する為に獲得を表明。しかし巨人は昨年まで3200万の年俸を2億まで吊り上げて獲得。まさかここまで年俸を上げるとは。横浜には考えられないだろう。こんな事を出来るのは巨人しかいないだろう。

阪神での2年間で10勝16敗ながら、微妙に変化するストレートとスライダーを武器に、242イニングで207奪三振、通算防御率3・83を残した。三振を多く取れる投手である。阪神の打線だから10勝しか出来なかったが、巨人打線なら勝ちと負けが反対になるだろう。16勝10敗ぐらいに。そして私がもっともお得だと思ったのが、年齢がまだ28歳です。これなら上手く行けば4、5年働けるかも。しかし球団批判でクビになるような選手ですから巨人で問題を起こす事も考えられる。

そして巨人のほしい左投手だから。今年は河本、工藤、メイ、高橋と4枚の補強。これで来年は急に左投手王国。しかし本当に働くかは未知数。



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